ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

すももは3通、言葉は20通

2007-09-05 15:07:09 | アニメ
前クールは狭く深くでしたが、今クールは広く浅くのアニメ感想の巻。

・ななついろ
とりあえず、展開が圧縮されてるっぽいのは感じた。
ひみつの場所でキスするところなんか、今回はジャマ入ると思ってたし。
その後のすももとユキちゃんはデレデレしすぎな。
とくにユキちゃんはあんなにしまりのない顔をするとは思ってなかった。
つわぶきくんの顔で想像すると笑える。

後半はアスパラさんとの対決だったけど、ちょっと才能発揮しすぎだったような。
これについては、如月先生が「魔法は心のありようが反映される」と言ってたから、
「つわぶきくんとラブラブで絶好調」のすももがパワー全開というのも納得はできるけど、
アスパラさんが突如ヤムチャ化したみたいで、ちょっとさびしい(笑)。

で、こないだ1話を見直したら、8話のキスシーンとかが使われてたんだな、と。

・ゼロ魔
アニエス復讐編完結。
コルベール先生はかっこよかったけど、原作で見せてくれた必殺の魔法はなかったことにされてた。
キュルケに対して、炎の魔法は君の言うとおり破壊を司ってるんだよみたいなことを言って、温厚な教師の仮面を捨てるところとかも見たかったなあ。
なんか、普通にいいひとで終わっちゃった感じ。

・もえたん
前回がカオスすぎて、今回も構図とか透けでがんばっていたにも関わらず物足りなく感じたのは何かがおかしい。
まあ、いんくとすみのちょっといい話みたいなのがメインで、ギャグパートが少なかったせいもあるかな。
話の本筋も動き出したけど、たぶんしょうもないオチをつけてくれるのだと期待(それは期待なのか?)。

・スクイズ
すももの同じメール3通は微笑ましいのに、言葉の20通はうすら寒いのはどうしてなんだろうね(笑)。

世界が誠とフォークダンスを踊って、ふたりの関係を確定させたがっているのに、
それをしぶっている誠は、結婚ときくと二の足を踏む遊びたい盛りの男みたい。
一方の世界も、既成事実を作らせて関係をしばる女に思える。
ぼちぼち、誠は世界のことも言葉と同じように「面倒くさい」と感じはじめているかも。

そういや、誠は「世界がいい」という言い方をするんだよね。
まるで、いくつかのおもちゃを比較して選んでいるかのように。
それに対して、世界は「好き」という言葉をほしがっている。
「好き」というのは、「君が大切だから気持ちを尊重する」という誓いだから。
実際、「私、あなたがいい」と告白されたら、「私のことモノかペット扱いしてるな、こいつ」って思うわ。

そんな誠でも、心みたいに疑いのない目で見られるのは辛いんだなあ、と。
いや、正論をはける人間にそれ(=誠と言葉は別れてないんだから恋人だよ)をぶつけられたから困ってただけか。
言葉からの20通のメールを見て、誠が教室を飛び出したのは、心のセリフが胸に残ってた効果だと思うのだけど、
そこでまた乙女という目先の誘惑に負けてしまう誠は予想を裏切ってくださらない。

あらためて思うのは、スクイズって「地獄少女」の1話を1クールに引き伸ばしてるような作品だなってこと。
登場人物はほとんどみんな「憎しみ・恨み・妬み」といった負の感情に突き動かされて行動しており、視聴者もそれにつられるように登場人物に負の感情を抱かされている。
この作品に望まれている結末って、「○○に幸せになってほしい」よりも「○○は死ねばいいのに」とかのほうが多いはず。
そういう意味で、原作では唯一の良心とされているらしい刹那がどんな子なのかちょっと興味があるよ。彼女なら、幸せになってほしいと思えるのかって。
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幼なじみは天才ですから

2007-09-05 01:30:43 | ゲーム
法務だけど理系女子の綴るblog: ビアンカとフローラ

私はフローラ派でございます。
ビアンカって、シナリオ側から「選んであげてね~」という贔屓をされているのが見えて、アテウマ扱いされているフローラがなんか不憫に思えてしまうのです。
「どうせみんなビアンカ選ぶんだから、せめて自分はフローラ選ぶね」と。

幼なじみというのは天才だと思うんです。
主人公を愛し、愛されるという点において。
幼なじみキャラって、一部の完璧超人をのぞけば平凡な子が多いと思います。
ただ、主人公を一途に思い続けているという点がアドバンテージで、これを武器にして幼なじみキャラはその他の個性派キャラと同等以上の人気を集めています。
もっとも、幼なじみにもいろいろバリエーションはありまして、「口やかましい世話焼き女房」「手間のかかるポンコツさん」「事情があって思いを秘めていないといけない子」「典型的ツンデレ」などが挙げられるかと。

で、そういう観点からすれば、フローラというのは「天才にはどうあがいても勝てない秀才キャラ」だということです。
最近では、ななついろのアスパラさんがそういう感じでちょっと涙誘いました。
こういうのも、判官びいきって言うんでしょうね。
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MSA弱いよ!

2007-09-05 00:03:22 | アニメ
ぼちぼち大詰めも近づいてきた「アイマスゼノグラシア」の感想いってみましょう。

Aパート。
インベルが飛び去る姿を見た春香は、海辺でひとり何かを考えていました。
ていうか、最初にインベルと出会ったあたりでいいのかな。
やがて、春香は決意でもあったのか、ゆっくりと立ち上がります。

ジョセフさんは、響からアイドルチームの今後について説明されています。
だいたいの人は転属ですが、
亜美真美はiDOLを封印する手伝いをするため、蛍さんはふたりの体調管理をするために残されます。
ジョセフさんは、それはアウリンの解放を防ぐためだろうと言い、
なぜモンデンキント最上部に位置する「グランドロッジの猫」までがそれを恐れるのかを問います。
が、そこにあずささんがやってきて「それは課長が知らなくてもいいことです」と冷たく言い放ちました。
それでも、去り際のジョセフさんはあずささんのことを気遣っていました。
「くれぐれも、命を粗末にしてはいけませんよ」という言葉は、最後まで言うことができませんでしたが。

さて、春香は十六夜寮に戻ってきていました。
ちょうどそのとき、伊織様が寮を飛び出そうとしていて、りっちゃんに制止されていたところでした。
伊織様、ネーブラを奪還する気まんまんです。
亜美先輩を助けに行こうとしたときもそうでしたが、伊織様は正面突撃が大好きですね(笑)。
りっちゃんは、戻ってきた春香に「何とか持ち出せた」アイを手渡します。
亜美先輩が、春香が持っていたほうがいいといってくれたものですよ。
そして、このシーンは「絶対このままじゃすまさないんだから!」という伊織様のお言葉でシメ。

ここで、トゥリアビータへシーンが移ります。
千早がインベルにベタベタしてます。
インベルがそっけなく見えるのは気のせいかな、うん(笑)。
そこへ、「千早さん!」と雪歩の声。
雪歩は、お疲れ様ということで千早にタオルを持ってきたのですが、
そのときにインベルに手をやったものだから、千早さんお怒り。
このときのセリフがヤンデレくさくていかしてます。

「だめよ、さわっちゃ。汚れるじゃない……。ほら、インベル。今きれいにしてあげるわ」

雪歩、どんだけ汚いもの扱いなんだ(笑)。
まあ、このへんで雪歩再裏切りフラグが立ったのではないかと。
千早から春香にインベルを返したところで、雪歩死亡ってところが王道。
で、千早はインベルをきれいきれいしはじめたのですが、
インベルは千早がいるほうでない眼を光らせていました。
この瞬間、春香がもっていたアイが輝きます。
春香は、それを見て「インベル……」と呼びかけました。
これは、インベルがまだ春香のことを見ているということでいいんだよね?

続いて、囚われのリファ。
リファはもうぴくりともしていませんでしたが、
突然リファを閉じ込めていた部屋が開きます。
誰が開けたのか、それは謎。

転属のほうは、うまいこといっています……表面上。
とくに、MSAに高校を占拠されたときに泣いてたすずななんか、4面のディスプレイ見ながら何か作業していました。
確かに、みんな優秀な人材だったんだな~と。
もちろん、本心としては名瀬さんが思っていたように「何やってるんだろ……」といったところなんでしょうが、そこへ課長が何かをたくらんでいるようすで姿を見せます。

同じころ、伊織様が引きこもり続行中の春香の部屋へ押しかけます。
入るなり、春香のことを罵倒してます。

「いつまでそんなもの(アイのこと)ながめてんの。ながめてりゃ何か変わんの?
こんな汚い部屋で、いつまでもいつまでもウジウジしてさ。
服も着替えないで、バカリボンがリボンしなかったら、ただのバカでしょ。
この、バカバカバカ……」

すると、ついに春香のハートに火がついて、伊織様の頬にビンタ一閃。
しかし、これこそまさに伊織様の思う壺です。

「何よ……。けっこう元気じゃない。そんなに体力が余ってんなら、あんたにはまだやれることがあるでしょ」
「え?」
「それと、これでこないだのはチャラだからね」

と言いながら、涙目とはれた頬を見せる伊織様男前。
わざわざ身体はって春香のやる気を引き出してみせたあたりがかっこいいです。

で、一同は喫茶ムッシュに終結します。
何かジョセフさんがコーヒー入れてます。
さすが、茶道で本を出すだけのお方、コーヒーもお手の物なのですね。
ここで、空羽がモンデンキントの情報を仕入れています。
モンデンキントの各支部が表向きは事故で壊滅状態ということになっているものの、実態はトゥリアビータに襲われていたという機密情報です。
トゥリアビータの要求は、ネーブラとテンペスタースの引渡しですが、
ジュネーブ本部はそれを受け入れるつもりがありません。
そこで、一同は「虚数領域にiDOLを隠すつもりなのだろう」という推測に至ります。そこへiDOLを隠してしまえば、自分たちも含めて人間には手出しができなくなります。
ここで、いつも通り直情径行の伊織様が「そんなこと!」と声を荒らげますが、
そのあとをついだのは、ジョセフさんの落ち着いた声でした。
「そう、許せませんな。理由はどうあれ、このまま事態を放っておくのは、とても気分が悪い」

「今日ここに集まってもらったのは、みなさんに提案をするためです。仕事としてではなく、あくまでiDOLを愛する個人の意志としてうかがいたい。基地の奪還に賛成の方は?」

もちろん、この提案は全会一致で可決されます。
名無しの整備員に至るまで全員集まってました(笑)。
さらに、真打春香も登場したところでBパートへ。

Bパートのはじまりは、ちょっと意外にやよい式ラジオから。
やよいの前には、ペンギンシールで封をされた春香のお便りが用意されています。
これ、亜美真美にメッセージを届けるための作戦で、
真美はやよいのラジオが大好きだから、絶対聴いているはずというのが春香の読みです。
伊織様は「相変わらず無駄にテンション高いわねえ。本当に聴いてるのかしら?」と半信半疑でしたが、真美は亜美先輩に「よそ見しちゃダメでしょ」と言われながらちゃんと聴いていました。
ここで、やよいにちゃんと意味のある役目を渡したのはグッジョブ。
やよいは春香からの「2時に地下鉄から侵入するから、裏口を開けておいてね~」という暗号メッセージを読み上げ、亜美先輩たちはそれを正しく理解して行動を開始します。

「基本はセンター返し……」

とりあえず、部屋の前の見張り役2人は、蛍さんが粉砕バットではっ倒しました。
あんた、どこの鳥坂先輩ですか(笑)。
その後も蛍さんは順次MSAを倒していき、裏口を開けるためにコンピュータにアクセスをかけていました。その姿を見て、
「いいのかな、本当にこれでいいのかな……」
とびびっている亜美先輩の常識人っぷりには萌え。
光画部でいうと、しーちゃんあたりのポジション?
こうして、アイドルチームの一同は玉兎高校へ侵入することに成功しました。
伊織様の「もう少し、もう少しだけ待っててね、ネーブラ」という心のつぶやきにラブを感じます。

iDOLの封印作業は難航していました。
「ハーレムを土足で踏み荒らされたんだ、機嫌も悪くなるか」と響は笑っていましたが、そこへ外部から通信が入ります。相手はカラスです。
カラスはネーブラたちの引渡しを催促しますが、響はそれを拒否します。
もうじきiDOLには手を出すことも出来なくなるとも言いますが、
虚数領域のことはカラスには見通されていました。
コアを封印すること以外には方法がないだろうと。

そうこうしているうちに、アイドルチーム一同は基地奪還の作業を進めていました。
まず、空羽たちが基地のコントロールを奪おうとします。
そこへ、MSAがやってくるのですが、楢馬がここで男の意地というものを発揮し、盾になろうとしました。
……実際には、そこまでしなくても蛍さんがやっつけてくれましたが(笑)。
このおかげで、アイドルチーム側はMSAを分断することに成功します。
あとは、天才バッター蛍さんと、ボクサー紳士ジョセフさんの独壇場。
ここで、楢馬くんはちゃんと盾として活躍してました(笑)。
このへん、いくらアイドルチームがエリート集団であるとはいえ、
ちょっとMSAが弱すぎかな、と。
なお、この時点で響は基地に固執するのをやめました。
基地を占拠したのはコアを虚数領域に隠すためであり、
それができないのならもう基地にいても仕方ないと。
また、侵入者の目星はついているので、あとは連中にケツをふかせようとでも思ったのでしょう。
最後に「次の手を打つまでさ」とかかっこつけてましたし。
いつもかっこつけるだけで、どこか抜けてるのがこのおっさんでもありますが(笑)。

で、ジョセフさんが響の前に現れ、そのあきらめの良さにツッコミを入れます。
そこで、響がアウリンについて説明をはじめます。

「アウリンとは、すべてのiDOLが揃うと現れ、中に詰まった災いで世界を滅ぼす。5体のiDOLはそのアウリンを解放するためのキーなんですよ」

そして、響は「あなた方は自らパンドラの箱に手をかけてしまったのだから、もう後戻りできませんよ」と言い残して去っていきます。

さて、春香は伊織様とネーブラが再会できたことを喜びました。
すると、伊織様は「今度はあんたの番ね」と春香を励ましてくれました。
それを聞いて春香は「私にはまだやれることが……ううん、やらなくちゃいけないことがあるんだもんね」と決意を確かにしたのでした。


ちょっとMSAがヘタレすぎたような気がしましたが、
アイドルチームが超人オールスターズだということは前半で示されていたので、
こういうのも一応ありということにしておきましょう。
こうなると、アイドルチーム対トゥリアビータの全面対決になるのでしょうけど、
どの段階でインベルが春香のところへ戻ってくるのかが見所ではないかと。
先に書いたとおり、雪歩が命をかけて春香にインベルを返してくれるんだろうと期待してるんですがね……。
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