ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

帰ったら3時だね

2007-09-20 02:01:48 | 雑記
……実はまだ会社で仕事してます。
1時くらいまで、やけに注文が細かくて刷るのに時間がかかるインクジェット出力を42メートルほど仕上げ、それから今日までに準備しなければならないターポリンにかかりました。
ところが、どの仕事もいらん手間をかけさせてくれまして。

・42メートルのやつ:45メートルの材料を預かっていたが、3メートル+42メートルという仕様になっていたので、つなぎ目のところでエラー発生。結果的に材料が足りなくなった。
・ターポリン:夕方までに仕上げたら、デザインミスで作り直しになった。そのとき「ちゃんと広げて長さ確認したから、きっちり足りてるはず」と言われていた材料を使ったら、巻き直しがいいかげんでゴミがかんでおり、そこでプリントミス。やり直したら、ギリギリ材料が足りなくて現在再やり直し中。

グダグダすぎる……。
今日は家に帰ってロミジュリのあらすじをまとめるはずだったのに……(死亡フラグ)。
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なぜラムちゃんがヤキモチやきな女の子でなければいけないか

2007-09-20 00:00:34 | 雑記
ストック・キャラクターとしてのヒロインのひとつに、
浮気者の(もしくはモテモテの)主人公にくっついてる、攻撃的なヤキモチ焼きキャラというのがあります。
古いところではラムちゃんや槇村香。最近ではようこやルイズあたりが当てはまるでしょう。
昔から、確かにかわいらしいから使いまわされるのは当然と思っていましたが、
この間「SHUFFLE!」を見たときにわかりました。
ラムたちは「主人公が嫌われないようにするため」に必要なキャラなのだと。

たとえば、「School Days」の伊藤誠は、その節操のなさによって視聴者から総スカンをくらっていますけど、
この作品において、言葉が誠にヤキモチをやく性格で、
誠が誰かと一線を越えそうになるたびに、言葉がノコギリを持ち出して浮気を阻止するのがお約束の展開だったら、
誠はお色気ラブコメディの主人公として、「あいつはしょうがないやつだな」程度で許されていたと思うのです。
まあ、スクイズはそういうのからは反対側に向かっていった作品なので、
誠は嫌われざるをえないのですがね。

どうも、物語のモテモテ主人公は、何らかの形でひどい目に遭わないと、物語の受け取り手に嫌われるようです。
コメディのパターンとしては、ヒロインのおしおきを受けるか、あるいはヒロインの暴走に巻き込まれるか(「To LOVEる」なんかはこっちですね)。
「SHUFFLE!」の場合は、ヤキモチやきのおしおきキャラが最初現れなかったので、暴走型で帳尻を合わせるのかと思っていたところで、終盤になって楓がヤキモチやきキャラとして降臨しちゃいました。
が、実際にひどい目に遭ったのは稟じゃなくて楓自身。
にもかかわらず、楓は何も手に入れることはできず、
稟はしっかりと亜沙先輩を手に入れてしまってます。
私が感じたのは、この収支のバランスの悪さからくる苛立ちだったのでしょう。
「亜沙先輩を手に入れるための代償を、稟は楓に払わせやがった」みたいな、そういう感覚。

そういえば、二次創作で「メアリー・スー」と呼ばれるタイプのキャラがいるんですけど、
これなんかも、幸せすぎて嫌われる主人公像です。
より正確には「ババを引こうとしないので嫌われる主人公」ですか。
現実でも、おいしいところは独り占めで、めんどくさいことは他人に押し付ける人は嫌われるんですから、フィクションでも同じことがいえましょう。

まとめると、物語の主人公というのは、苦労と幸運とを均等に手に入れることを望まれていて、ラムちゃんというのは、さえない主人公が女の子にもてるという幸運と引き換えに与えられた苦労の種なのだと。
もっとも、そうやってヤキモチをやかれることが快感という人にとっては、ひとつぶで2度おいしいキャラだということになるんですが(笑)。
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