ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

やっぱりろくなことしない

2007-09-04 21:49:23 | 雑記
今日は仕事でPETのメディアにプリントを行っていました。
はじめて使う材料でしたが、それなりにきれいなものができました。
……そう思ってたんですがね。

「あれ、この黄色いシミみたいなのなに?」

先方にできたものを見ていただいたとき、そういう指摘を受けました。
確かに、ところどころに汚れのようなものが見えます。
アルコールで拭くと落ちたので、インクであることは間違いありません。
しかし、なぜインクがそんなふうに散ってしまったのか。

「あー、それは静電気ですねー」

メーカーに問い合わせると、そういう答えが返ってきました。
ロール状になったPETが引っ張られていくうちにこすられて電気が発生し、
インクの粒を散らしていたというのです。
そんなの対処しようがないよ……。

というわけで、今回のメディアはよほどの事情がない限り使わないことになりそうです。
まったく、静電気はいらんことばっかりしてくれる……。
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地震があった回が伏線ね

2007-09-04 00:26:32 | アニメ
今日はとっとと家に帰ってきて真面目に晩御飯を作ったのですが、21時現在、外はけっこうな雨が降っています。わざわざ出かけなくてよかったよ……。
というわけで「ロミ×ジュリ」のあらすじ感想。

Aパート。
ロミオがおじいさんからもらってきた種は、芽は出たものの枯れてしまいました。
みんな不安がっていますが、ロミオが「一からやり直そう!」とはっぱをかけると、ロミオからハンカチ取ってた兄ちゃんが「ロミオの言うとおりだ。落ち込んでるヒマなんかねえ!」と乗ってくれたので、みんな作業に戻ってくれました。
そのころ、鉱山長が原因を調べてくれていたのですが(もうすっかりいい人だな……)、「土に力がないような気がする」と感じたそうです。
そこで、ロミオはまたおじいさんに会いに行きます。

以前出会った場所の近くで、ロミオはおじいさんと再会しました。
事情を話すと、おじいさんは「大地の終焉が近づいているのかもしれん」と言います。さらに、昔から伝わるというエスカラスの歌を教えてくれます。

「女神の涙、大地の嘆き。翼をたたみ、とどろく叱責。保たれし調和、永劫に受け継ぐべく摂理」

オフィーリアも同じ歌を口にしていましたね。地震が発生した回のことです。
そして、おじいさんは人間の犯した罪は消えないから、大地とともに死んでいくのがさだめと言います。
「あきらめろというのですか!」と返すロミオに、
おじいさんは「抗うか。ならば、あの娘の運命を背負ってやれ」と、この時点ではよくわからないことを言います。

ロミオが村に戻ると、ジョバンニが「ネオ・ヴェローナがキャピュレットの反乱軍に占拠されたらしい」と教えてくれます。
鉱山長たちは、ロミオにネオ・ヴェローナに戻ることをすすめてくれますが、
ロミオは自分の勝手で帰っていいものか悩みます。
すると、ジョバンニが男前なことを言うんですよ。

「お前なんかいなくたって、俺たちは平気だ。行けよ、ロミオ。俺たちは家族を呼び寄せるためにがんばる。お前は誰のためだ。呼ぶ相手がいなきゃ、意味ないだろ」

こういうセリフって、何かの機会に一度使ってみたいものです。
でも、微妙に似てても「ここは俺が守る! その間にお前は行け!」みたいな死亡フラグセリフは勘弁ね(笑)。
ロミオは、ペトルーキオが遺した色つきの小石を持ってネオ・ヴェローナへ向かいました。私はちゃんと覚えていませんでしたが、ロミオはちゃんと友達との約束を覚えていたのですね。

ネオ・ヴェローナのほうでは、戦況はじょじょにキャピュレット家よりになってきていました。憲兵も投降をはじめ、貴族の中にも協力者が現れたのです。
さらに、ジュリエットたちのもとへ元市長夫妻が姿を現しました。
「これからのネオ・ヴェローナには欠かせないお方ですからね」とフランシスコは言います。
とすると、今後は共和制に移行しようとでも考えているのかな。

元市長夫妻は、アントニオやジュリエットとともにたくましくなったと聞いたペンヴォーリオのもとをたずねました。
そこではコーディリアとペンヴォーリオが仲良く夕食の用意をしていました。
……お取り込み中とかだったら笑ってやったのに(酷)。
お母さんは「最近ちっとも顔を見せないから」とか言ってましたが、
そのときの手つきがいかにも噂大好きおばさんのアレで、
絶対コーディリアとの仲を疑ってやがるなと(笑)。

さて、自室に戻って着替えていたジュリエットは、自分の胸元に不思議な形のアザができていることに気づきました。本人が気づいてなかったということは、最近出来たもののようです。
この場は、コーディリアがやってきて談笑ムードになってしまったので、アザの件はうやむやになってしまいました。

ネオ・ヴェローナに帰ってきたロミオは、門の前で名乗り、大公に無条件降伏をすすめるために戻ってきたと説明します。
市民から「ふざけるな!」と言われたとおり、信用されるかどうかあやしいものだったのですが、それでも何もごまかそうとしなかったロミオは立派になったものです。昔のロミオでも同じことをしたでしょうけど、そのときは自分を信じてもらえると疑わなかったところでしょう。
それをキュリオから聞いたジュリエットは門へと急いで向かいます。
そして、ここでロミオとジュリエット再会。
ロミオは、これ以上無益な戦いを行わせないため、父を説得したいと頼み、ジュリエットはそれをのみます。

Bパート。
議会で憲兵隊長が窮状を訴えています。物資の調達もままならず、孤立していると。
ならば撃って出よと唱えるものもいましたが、それも正気の沙汰ではないと答えます。
一応、勝てる戦かどうかくらいの判断力は持ち合わせているのですね。
すると、モンタギューが立ち上がっていいました。

「反乱軍に協力する市民がいなくなればよいのであろう? 焼き払え」

モンタギューは簡単なことだと言いますが、これにはさすがにみんなドン引きです。
そりゃ、平民あっての貴族なのであって、貴族だけになってしまえば、全員平民に落ちるのと変わりません。むしろ、人数が減る分大変です。
実際、決を取っても最初に立ち上がったのはマキューシオだけでした。
マキューシオ、頼りにしていたモンタギューがみんなから総スカンくらって大ピンチ。
しかし、その状況を斬り開いたのはモンタギュー。
モンタギューは議長たちを惨殺し、自分が議長となって決を取り直しました。
今度は全会一致で可決です。
まあ、任務はマキューシオに投げつけられたので、
みんな適当なところで逃げるつもりだと思われますが(笑)。

と、議場から退場してきたところで、ロミオはモンタギューを発見します。
服に返り血がついていることに、ロミオは衝撃を受けました。
モンタギューはそんなことおかまいなしですが。
一方、その後ろを歩いていたマキューシオは、モンタギューの威を借りて大威張りです。
「大公の息子は僕一人で十分だ!」
とか言ってましたが、ロミオは今さら大公の息子であることなんかにこだわっていないので無意味な空威張りですね(笑)。
そして、モンタギューに「お前は与えられた任務を果たせ」とひとにらみされて、びびって駆け出していくマキューシオヘタレ。

そんなヘタレをよそに、ロミオはモンタギューに「大公の座を退いてください」と正面きって言います。

「あなたには、もう誰もいない。貴族たちは逃げ、市民からは憎まれ見捨てられ、兵士すらあなたを守ろうとはしていない。すべてを失ったのです。いや、はじめから何も手に入れてはいなかった。今あなたは、何を手にしているのですか。剣を持ち、血で手を汚さなければ地位を守れないように人に、大公となる資格があるとは思えない!」

そこでモンタギューは「何も知らぬ青二才が!」と血に汚れた剣を向けますが、ロミオは身じろぎひとつしません。
もっとも、モンタギューの行為も追い詰められてのものではなかったらしく、
ロミオの態度を見ると、冷静さを取り戻して「ついてくるがいい。この世界の真実を見せてやる」と言ってロミオを導きます。

そのころジュリエットは、両親の墓参りに来ていました。
そして、自分の今の思いを告げます。

「お父様、お母様。私は、仇討ちでも復讐でもなく、ネオ・ヴェローナの人々のため、みんなが幸せに暮らせる世界を作りたいのです。そのためには、たとえモンタギューであろうとも犠牲にはしたくない。モンタギュー家もキャピュレット家もなく、憎しみや悲しみもない世界。そんなネオ・ヴェローナを、ロミオとともに作ってみたいのです」

……いい心がけだと思います。理想論だと笑う人もいるかもしれませんが、理想を抱かなければ、そこに届くことは決してありえません。そして、今のジュリエットにはそれを口にするだけの資格はあると思っています。

で、ロミオはモンタギューによってエスカラスのもとへ連れてこられました。
扉にはモンタギューとキャピュレットの紋章が両方描かれていたので、
本来どちらかがどうこうするというものではなかったのでしょう。
となると、キャピュレット家にも恨まれるだけの要素がやっぱりあったということになるんですかね。

ロミオは、エスカラスについて説明を受けます。
これが、ネオ・ヴェローナの繁栄をもたらしているのだと。
そして、自分のやってきた行いは、すべてはエスカラスを守るためだったとモンタギューは言いました。
それを息子であるロミオに受け継がせるのが愛なのだとも。
……マキューシオはどうでもいいんですね(笑)。
しかし、ロミオは繁栄とかそんなことに興味を示さず、モンタギューのことを「哀れな人だ」と言い切ります。
そこでモンタギューは「それが父を見る目か!」とジャギ様っぽく言ってしまうのですが(笑)、ちょうどこのタイミングで地震がまた発生します。
ロミオは逃げようとすすめたのですが、モンタギューはそれを無視して「何が起こった!」とオフィーリアを探して走っていきました。

もちろん、地上も大混乱です。
コーディリアはちゃっかりペンヴォーリオに守られています。
もうこのふたりはさっさと結婚しちゃえばいいと思います。
おじいさんのいた泉のほうではエスカラスの根っこがいっぺんに枯れていきました。それを見たおじいさんが「終焉は近いか」と言ってました。

そして、墓場にいたジュリエットは、胸のあざを光らせながら苦しんでいました。
そこに、オフィーリアが姿を現します。

「女神の頬濡れるとき、選ばれし汝、赤き産毛をもって拭うべし」

エスカラスの脈動が終わろうとしていると告げるオフィーリアに対して、ジュリエットが樹の正体をたずねたとき、オフィーリアはネオ・ヴェローナの秘密を語り始めます。
ネオ・ヴェローナは双子の大樹によって支えられてきたが、人間の強欲さが大樹の一方を朽ち果てさせたのです。
そして、エスカラスが朽ち果てると、世界も滅びてしまうと。
それから、オフィーリアは声の調子を変えてジュリエットに言います。
差し出した手は、ぼろぼろになってしまっていました。

「罪を浄化し、命の胎動を宿す運命を負いしものよ。大地の調和のため、その身を捧げよ。その身体に植えられし、エスカラスの種を芽吹かせ、挿し木となりて世界を救え……」

……えっと、つまりオフィーリアは限界なので交代しろということかな(笑)。


なるほど、ここからは世界とジュリエットとどっちをとるかという二者択一が問題になるのですね。
ベタなところでは、ロミオも一緒にネオ・ヴェローナを支える存在になって結ばれるなんてオチが考えられますが、直球過ぎるのでもうちょっとひねってくるかも。
ティボルトが何かやらかしてきそうな気もしますし。
まあ、ふたりが現実に結ばれなかった場合は、ペンヴォーリオとコーディリアが、新しいネオ・ヴェローナの象徴として、ロミオとジュリエットの代わりに結ばれてくれるんじゃないかと。
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