ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

誠があんなキャラだから物語を楽しめたんだよな

2007-09-29 00:48:10 | アニメ
今週末は、ひさびさに2日続けて自分の都合で時間を使えると思っていたんですよ。
ところが、18時前に仕事あがって、ちょいと離れた場所でマジカルハロウィン打ってたら、電話がかかってきましてね。

「さっき電話があって、明日までに用意しなければならないインクジェット出力ができた」

で、現在「今日の」休みを取るために仕事してます。
仕事場が家から5分のところにあるというのはこういうとき便利です(あえて前向きに)。

さて、「School Days」の最終話がAT-Xで放映されたそうで、
いろいろなところであらすじが紹介されていました。
まさか、本当にNice boat.だったというオチがつくとは(笑)。

反応を見ると「これは、事件とか関係なく地上波には乗せられないだろ」というのが多数派みたいです。
「これはすでに『対岸の火事』というレベルを越えているだろ」ということでもあるのかな。
個人的には、こういう「人間の醜悪さ」を表現したい作品では、
どぎつい描写も視聴者自身の心をえぐるために必要だと思っています。
心の闇というのは、自分自身も持っているのだということを、直接的な痛みによって認識させるために。
そして、「ヤンデレ萌え」というのは、ひとの弱い心を愛するということで、
それは「弱い自分を認識し、そんな自分をまっすぐ見据える」ことにつながっていると思います。

それに、誠は言葉とか世界とかにはひどいことをしましたけど、
我々に対してそれなりの楽しみを与えてくれたのも事実です。
だから、誠ひとりに罪をひっかぶせず、
我々も多少なりとも苦痛を受けないといけないのかなとも思ってみたり。
あれで「誠殺されてざまあwww」とか言ってるようだと、
スクイズの登場人物とレベル変わらないだろ、と。

まあ、この作品については非常によくできたアニメだったと思います。
「登場人物が視聴者に好かれる必要がない」という前提なら、
やりたいようにできる分だけ物語は破綻しにくくなるんですね。
普通のハーレムギャルゲーのアニメ化だと、
それぞれの女の子が好かれるようにしないといけないから、
結果として主人公の性格にしわ寄せがきたりするものですけど、
スクイズは、そもそも主人公の性格にはじめから問題があったので(笑)。
コメント (2)
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