ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

若さゆえのまっすぐさと危うさがよい

2007-07-10 00:01:44 | アニメ
さあ、今週も「ロミ×ジュリ」からはじめてみましょうか。

前回、ふたりだけで結婚式を挙げたふたりはさらに旅を続け、誰も住んでいない村を発見します。
そこでふたりは新婚生活っぽいプレイ(プレイゆーな)をはじめます。
とりあえず、寝るときくらいもうちょっと楽なかっこうしようや、ふたりとも。
全裸でうれしはずかしとかは許してやるから(笑)。

次の日から、ふたりは生活をはじめます。
最初は食べ物探しからだったんですが、ジャガイモを石ころだと思っていたロミオに不安を覚えました。
コーディリアがいたら、「これだから貴族のおぼっちゃまは……」とぶつぶつ言いながら面倒を見てくれたの違いありません(笑)。
それから、川へ水汲みにいったのですが、
川まで着いたあと、ジュリエットは誰かに呼ばれたような気になります。
それが気にかかったジュリエットは帰りに寄り道をします。
その先で発見したのは、大公が見たのと同じエスカラス。
さらに、先週ふたりのことを見ていたじいさんがいて、
これが世界を支えている樹であり、もうすぐ寿命がくるであろうことを教えてくれます。
ジュリエットはエスカラスから何かを感じ取ったようで、
薪を取り落としておびえ、ロミオに帰りましょうと促しました。
まあ、わかりやすい伏線として、のちに回収されるのを待ちましょう。

街のほうでは、娘狩りが激しくなっています。
そのようすを、アントニオがこっそりと見ています。
キュリオは、野菜を売ってる露天商にかくまわれていました。
露天商、憲兵に脅されていましたけど、ちゃんとキュリオを守ってくれましたよ。
アントニオは劇場に戻って、コーディリアとペンヴォーリオに街のようすを説明します。
まだジュリエットとティボルトの行方はわかっていないこと。
コンラッドの具合はぼちぼちよくなっていること。
フランシスコの行方はわかっていないことなどなど。
ただ、フランシスコについては
「街のご婦人方が味方だもの」と言って、コーディリアは心配してません。

さて、劇場にエミリアが戻ってきました。
ウィリアムから貴族証を貸してもらったおかげで彼女は逃げてこられましたが、
隣に住んでいる子は憲兵に連れて行かれたそうです。
そこでエミリアは「キャピュレットの娘なんか、とっとと捕まってほしいわ」とウィリアムに言います。
まあ、彼女はキャピュレット家が悪者と思ってますし、
ましてやオーディーンが女の子でキャピュレット家の娘だなんて知りませんから当然の反応。
ウィリアムは「言うことが乙ね」と軽口をたたいたあと、
「確かにこの物語をまるく収めるのは至難の業だけど、
私なら、もう少し引っ張って……劇的なクライマックスを用意するわ」
と言ってのけました。

そのころ、モンタギュー大公のもとに、白い竜馬に乗った男女が発見されたという情報が入ってきます。
直前まで、捜索は進展していなかったので、
報告者は責任を取らされることにガクブルしていたのですが、
いいタイミングで新情報が入ってきたので、これ幸いと逃げるように去っていきました。
そんなことよりも、大公はロミオが女と一緒にいるということを気にしています。
そして、ロミオがキャピュレットの娘を救おうと提案していたこと、
夜中にロミオが母親のところへ出かけたことを思い出していました。

ひさびさ登場のハーマイオニは、マキューシオに、
「あなたのようなかわいらしい人を悲しませるなんて、ロミオはいけない男だ」
とかいうキザなセリフを言われてました。
マキューシオは、いちいち言うことが芝居がかってるから(笑)。
しかし、ハーマイオニはいけないのはロミオではなく、
ロミオを悲しませている人だと言います。

「ロミオ様には、他に好きな方がいらっしゃるんです。
……私なら、一時だってロミオ様を悲しませたりしませんのに

このときのハーマイオニの目がちょっと怖くてね、
そりゃ、マキューシオがちょっと引いちゃうくらい。
アリシアさんの目がつり上がったところを想像していただければ、
わかる人には目安になるでしょう(笑)。

さて、大公はロミオママのところを訪ねていましたよ。
このとき、ロミオママは引き出しにジュリエットの剣をしまっていましたが、
これがのちのちどういう仕事をしてくれるのかな。
大公とママは、おおよそこういう会話を交わします。

「こんな粗末なところに……。お前にはすべてを与えたはずだ」
「いいえ、私が望んだものはただひとつ。決して大公からは頂けぬもの」
「お前の機嫌をうかがうために来たのではない。ロミオがここに……」
「……ロミオは知ったのです。私たちが得られなかった真実を。あなたがおかした過ちを」

このへんのやりとりは、いたく大公のプライドを傷つけたものと思われますが、
それでも大公はママには手を出さないんですね。
私はこれを見て「北斗の拳」のシンとユリアの関係を思い出しました。
キャピュレットは、さしずめケンシロウね。
大公が手に入れたかったものも、きっとママだけだったんです。
そのママを喜ばせるために、大公はすべてを手に入れようとしたのですが、それが過ちだったと。
結局、大公は部屋に飾っていたアイリスを指して「モンタギュー家の跡取りに、粗末な花は似合わん!」と言い残して部屋を去っていきます。
「ロミオに」とは言わずに「モンタギュー家の跡取りに」と言ったところがミソだと思います。
あらゆるものを自分の所有物とみなしているということで。
大公が去ったあと、ママは「……哀れな方」と一言もらします。

ロミオとジュリエットの逃避行ですが、
さっそくジュリエットが夕食の準備に失敗しちゃってます。
まあ、心ここにあらずといった感じだったので、おおかたコンラッドたちのことを思っていたのでしょう。
それを予測していたかのように、家まで食べられるものを持ってきてくれたじいさんはマジいい人。いったい何者よ。

そんなふたりのそばに、捜索の手は近づいていました。
捜索隊は、ロミオたちが立ち寄った街に降り立ち、
さんざん街を荒らしまわった挙句に、ロミオがパンと交換した宝石を手に入れます。
手がかりを残していくなんてアホだなと思いますが、
もともと計画性のなかったことなのでしょうがないですね。
その情報を、ロミオたちは旅をしている人から聞き、
憲兵たちがいるという街に向かいます。

そして、街はロミオ狩りのために焼かれていきました。
ロミオが見つからないと、責任を取らされる(おそらくは死をもって)隊長は超必死なのです。
そのようすを遠くから見ていたロミオは、
連中が探しているのは自分だからといって、ジュリエットを残してひとり名乗り出ようとします。
が、それを受け入れるジュリエットではありません。

「教会での誓い、忘れた? 生きるときも死ぬときも」
「永遠にふたりはともにあることを」

この言葉を胸に抱き、ロミオとジュリエットは「ふたりなら何とかなる」と信じて街に向かいます。
理性では、無理だとわかってたとは思いますよ。
それでも、ふたりは理想に殉じることを選んだのでしょう。

で、実際憲兵たちと戦って、ふたりは善戦しつつも追い詰められちゃうんですね。
スパルタ軍じゃないから、盾で押し込まれたら吹っ飛ばせないし(笑)。
そこで、最後の手段としてロミオは自分がモンタギュー大公の息子であることを明かすのです。
もちろんロミオはジュリエットを逃がすつもりでそうしたのですが、
ここでもジュリエットは逃げません。

「生きるときも死ぬときも、永遠にふたりは……」

このセリフを言ってる状況は先ほどとは違います。
さっきは「生きること」を前提にしていましたが、今度は「死ぬこと」を前提にしています。
その比較があるからこそ、重みを感じる言葉であります。
そして、ジュリエットは自分の正体を明かします。

「手柄がほしくば我こそ捕らえよ! 我が名は、ジュリエット・フィアンマータ・アースト・キャピュレット!」

このときの表情がなかなかりりしくて魅力的でした。
やっぱり、やるときはやってくれるなと。
まあ、結局はふたりとも捕らえられてしまうのですけど……。


ロミオとジュリエットの選択は、決して賢いものとは思いませんけど、
若さゆえの正直さと危うさを感じることはできました。
「エマ」の最終話で、ウィリアムを応援してくれた人が同じようなことを言ってましたね。
「ハチクロ」の野宮は、そういう真山を見て「青春スーツを着ている」って言ってました(笑)。
まっすぐバカ正直に突っ込むことは、勝利を目指すためには愚かかもしれないけど、それでも勝利してもらいたいと思ってしまうものなのです。
たとえば「ONE OUTS」で渡久地が児島に力を貸したのもそういうことだと思います。
だから、ロミオとジュリエットには、最後までバカで正直なままでいてほしいと私は思います。
人によっては「理想を抱いて溺死しろ」とか言うのかもしれませんが(笑)。

で、さっきWikipedia見てから、ペンヴォーリオの名前を全部いじったよ、ハハハ。
コメント
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