今朝ね、亜美先輩が吸血鬼化する夢を見てとても怖かったんだ……。
これがボイス有りの夢だったら十分萌えられたのに……。
というわけでアイマスの感想とか。
一言でいえば、伊織様の伊織様による伊織様のための回でした。
アバンタイトルで、伊織様とネーブラが初めて出会ったときのことが描かれています。
7年前、森の中でかくれんぼをしていた伊織様は、
みんなを探しているうちにネーブラと偶然出会ったのです。
そのとき、ネーブラは伊織様のことを見つめてから、ひとりで飛び去っていったのですが、
7年後の今、伊織様はネーブラとともに発信するところでした。
伊織様の口ぶりからして、この日はふたりにとって大切な日だったようです。
普通に考えれば、はじめてやった逢った日ですけど(笑)。
Aパート。
響とあずささんとジョセフさんが集まって、
伊織様がネーブラのマスターとして適正かどうかの最終試験をやろうという話になっています。
そのために、早期警戒衛星を打ち上げる計画が持ち上がりますが、
ジョセフさんは「今わざわざする必要があるか」と首を傾げています。
このへんから見ても、「今やりたいのは、水瀬伊織の試験のほうじゃない」ということがうかがえます。
実際、響は「ネーブラにはジュネーブから取り寄せた新装備を取り付ける」と言ったました。
名称は「マスターユニゾン」。それを聞いて、あずささんははっとします。
ジョセフさんがそれは何かとたずねると、響は「データロガーのようなものと思っていただければ」とあいまいなことを言います。
あずささんは、それの正体がわかっていながらも、立場上それを口にすることができないようです。
そうと知って、わざわざあずささんをつつく響はいやらしいな(笑)。
そして、アバンタイトルの続きでミッションがはじまります。
響は、伊織様に「これが最後の機会だ」ということを強調してましたが、
伊織様が不合格になれば、「後釜」を早急に用意しなければならないわけで、
ということは、今回の件は「結果に関わらず不合格にする気などない」か「すでに後釜は用意してある」かのどちらかですね。
さて、トゥリアビータのほうでは今日もリファがお風呂に入ってます(笑)。
リファから、データを量産型エピメテウスに転送しているようです。
これが完成したら、モンデンキントの本部を強襲するのだと千早は言ってます。
そして、カラスは5体のプロメテウスが揃えば「アウリンが開く」と言ってました。
たとえば舞HiMEみたいに、バトルロイヤルになるとか?
伊織様のミッションは順調に進んでいます。
「謹慎中の努力が報われたな」と、千佳子さんやりっちゃんは嬉しそうです。
雪歩は、春香が伊織様のことを真剣に応援しているのに気づきました。
ここで、ミッション前の春香と伊織様の回想シーン。
「今日は記念日なのよ……私とネーブラの」と気合を入れてるところを、
春香は見ちゃったんですね。
伊織様は、春香の存在を失念してついつい言っちゃったみたいですけど(笑)。
結局、ミッションは「何の問題もなく」完了。
予備の衛星が余っちゃったくらいです。
……「ハヤテのごとく!」のシラヌイ風に言えば、「計画通り!」なんですが(笑)。
響は、ことさら大仰に伊織のオペレーションをほめ、
あずささんにもそれを認めるように水を向けます。
そして、あずささんの口から、
「水瀬伊織。あなたをプロメテウス2ネーブラにもっともふさわしいマスターであると判断します。よって現時点より、あなたをあらためてネーブラのマスターに任命します」
という言葉が出たとき、みんなが大喜びしてました。
ジョセフさんなんか、涙をハンカチでぬぐったりして。
伊織様の真面目さは、みんなちゃんと評価してたんですね。
今なら、かりに美希が新人として入ってきて、
伊織様がきつくあたったとしても、
春香が「伊織ちゃんは本当は優しいんだよ」って言ってフォローするんじゃないかな。
まあ、響にとってはそんなことはどうでもよくて、ここから真打登場とか言い出します。
そして、ネーブラに取り付けられていた装備の青ランプが赤ランプに切り替わります。
この瞬間、ネーブラのシステムはロックされ、ディスプレイに「MASTER-UNISON-ACTIVE」と表示されたところでBパートへ。
すると、ネーブラは勝手に予備の衛星の射出をはじめました。
ネーブラは伊織様の言うことをまったく聞きません。
これについて、あずささんが事情を説明します。
ネーブラはマスターユニゾンの制御下にあるのだと。
ようするに、iDOLの無人運用のテストが今回のミッションの本題だったわけです。
ジョセフさんは「聞いてませんよ!」と言いますが、
響は「連絡が遅れていたようですねえ」とシラを切ります。
春香や伊織様は、それじゃあ何のためにマスターがいるのかとたずねますが、
あずささんは「エピメテウスに対抗するための措置で、決定事項になっている」と説明し、
響も「マスターを危険な目に遭わせないためだ」と軽く言ってのけます。
でも、これまでの例どおりにiDOLとマスターの関係を恋愛関係と見立てるなら、
iDOLにラブドール使わせるようなものですよね、これ。
恋人としてのプライドが傷つくわ(笑)。
というわけで、恋路を邪魔するマスターユニゾンに、いおりんパンチ炸裂。
すると、ちょうどいいタイミングでマスターユニゾンの調子がおかしくなりました。
伊織様はめちゃくちゃ焦りますが、別にパンチのせいではなく、システムがフリーズしたせいでした。
亜美先輩は「ネーブラが嫌がってる! ユニゾンはイヤだ、嫌いだって!」と表現しています。
響は「そんなバカな……」と状況を信じられないようすでしたが、
ネーブラがマスターユニゾンの言うことを聞いていないのは事実です。
あずささんは、制御系を伊織様のほうに戻すよう指示をしますが、
コマンドがロックされていて、ネーブラをコントロールできません。
そのうちに、ネーブラの内部コアの温度が急上昇をはじめます。
千佳子さんは、これを「アレルギーを起こしている」と言ってます。
あずささんは、狼狽する響の意向を無視してマスターユニゾンを強制的に切り離そうとしますが、そのコマンドもネーブラは受け付けません。
そうこうしているうちに、コアの温度はさらに上昇。
名瀬さんは「このまま上昇が続くと、シリコンデンドライトのパーソナライズドアイデンティティパターニングストラクチャーが消失するおそれがあります!」と、長嶋さんみたいなことを言います。
そりゃ、伊織様も「日本語で言って!」と言うわ(笑)。
まあ、簡単に言うと、ネーブラの人格が失われるということで、
そうとわかった伊織様は、
「冗談じゃない! 私のこと忘れちゃうなんて、そんなこと許さないわ!」
と言って、宇宙服を着こんでネーブラの外へ出ます。
あずささんは、EVA(船外活動)の資格を持っていないからと言って伊織様を止めようとしますが、
りっちゃんや亜美先輩の嘆願を受けて、あずささんも伊織様にすべてを任せることにします。
伊織様は船外活動をしながらネーブラに呼びかけます。
「私もがんばってるんだから、あんたも根性みせなさい、ネーブラ! 私たちの記念日を命日にするなんてありええないわよ! 今日はね、私とあなたが初めて出会った日なの。あなたは覚えてないかも知れないけど……ね!」
そして、伊織様は「オデコで電波でも受信したんだろう」とバカにされながらも、
ネーブラの存在を信じ続け、モンデンキントにスカウトされて再びめぐり合ったのです。
このとき、伊織様は「あの日、霧の中から現れたネーブラが自分を導くためにやってきたのだと本気で思った」とのこと。
ちなみに、ネーブラはラテン語で「霧」という意味らしいですが、関係あるのかな。
(その他「インベル:雨 ヌービアム:雲 テンペスタース:嵐 ヒエムス:冬」です)
伊織様の告白はまだまだ続きますよ~。
「あなたが私の前に現れたのは偶然だった。でも、あの日の出会いがなかったら、今の私はここにいないの。これが運命じゃなくて、何だって言うの! 私はあなたのことを忘れない。だから、あなたにも、絶対に私のことは忘れさせない!」
そして、爆発プラグを押し込もうとする伊織様。
しかし、プラグはびくともしません。
すると、伊織様ははじめは掌底打ち、やがてゲンコツパンチとかはじめましたよ。涙流しながら。
「離れろ、こいつ! やっとネーブラのマスターになれたのに、やっと一緒にいられるのに! お前なんかに私たちのじゃまはさせない! 私たちの未来をじゃまさせない! だから、私のネーブラから、離れろぉ!」
すると、「めきっ」という音とともに(笑)、やっとプラグが点火されたのですよ。愛の力っすよね!
このとき、急速にコアの温度を下げていくネーブラから蒸気が出ていたんですけど、これが霧を想起させるようにできていていい演出でした。
ではエピローグ。
伊織様はやっぱり骨折してました。
まあ、ネーブラの大切なものを守るための代償としては適当かな。
こうして寮ではやよいまで招かれて「伊織ちゃんおめでとうパーティ」が開かれました。
伊織様はいつものようにやよいとケンカしてましたが、
それを見たみんなは心から大笑いしていました。
……あれですね、今後鬱展開が続くから、ここらで息抜きしろということですね(笑)。
で、ネーブラのほうはというと、
7年前に初めて出会ったときの伊織様のことをちゃんとメモリーに残していましたよ、と。
伊織様は「あたなは覚えてないかもしれないけど」って言ってましたが、
両思いでよかったよかった。
この作品は、持ち上げるだけ持ち上げておいて、最後に突き落とすというパターンが多かったので、
今回も最後までうまくいくのか不安になれたところが面白かったです。
そうでなかったら、「どうせ最後は愛が勝つんでしょ?」と思ってしらけてたかも。
何にせよ、伊織様の今までの苦労が花開くときが来て、私は大満足でした。
そんな私の気持ちとシンクロするように、みんなも一緒に喜んでくれたこともね。
もっとも、雪歩は途中なんか微妙な表情見せてましたけど。
さて、前回のときに「真は埋伏の毒だったらいいな」と書きましたが、
今回「アウリン」がどうこうという話が出たので、
あるいは、ヒエムスのマスターが真になりさえすれば、
別に陣営はどっちでもいいという判断がなされた結果かもしれないとか思いました。
いずれにせよ、あずささんからみれば真がトゥリアビータに属したのは既定路線ということになりますが。
これがボイス有りの夢だったら十分萌えられたのに……。
というわけでアイマスの感想とか。
一言でいえば、伊織様の伊織様による伊織様のための回でした。
アバンタイトルで、伊織様とネーブラが初めて出会ったときのことが描かれています。
7年前、森の中でかくれんぼをしていた伊織様は、
みんなを探しているうちにネーブラと偶然出会ったのです。
そのとき、ネーブラは伊織様のことを見つめてから、ひとりで飛び去っていったのですが、
7年後の今、伊織様はネーブラとともに発信するところでした。
伊織様の口ぶりからして、この日はふたりにとって大切な日だったようです。
普通に考えれば、はじめて
Aパート。
響とあずささんとジョセフさんが集まって、
伊織様がネーブラのマスターとして適正かどうかの最終試験をやろうという話になっています。
そのために、早期警戒衛星を打ち上げる計画が持ち上がりますが、
ジョセフさんは「今わざわざする必要があるか」と首を傾げています。
このへんから見ても、「今やりたいのは、水瀬伊織の試験のほうじゃない」ということがうかがえます。
実際、響は「ネーブラにはジュネーブから取り寄せた新装備を取り付ける」と言ったました。
名称は「マスターユニゾン」。それを聞いて、あずささんははっとします。
ジョセフさんがそれは何かとたずねると、響は「データロガーのようなものと思っていただければ」とあいまいなことを言います。
あずささんは、それの正体がわかっていながらも、立場上それを口にすることができないようです。
そうと知って、わざわざあずささんをつつく響はいやらしいな(笑)。
そして、アバンタイトルの続きでミッションがはじまります。
響は、伊織様に「これが最後の機会だ」ということを強調してましたが、
伊織様が不合格になれば、「後釜」を早急に用意しなければならないわけで、
ということは、今回の件は「結果に関わらず不合格にする気などない」か「すでに後釜は用意してある」かのどちらかですね。
さて、トゥリアビータのほうでは今日もリファがお風呂に入ってます(笑)。
リファから、データを量産型エピメテウスに転送しているようです。
これが完成したら、モンデンキントの本部を強襲するのだと千早は言ってます。
そして、カラスは5体のプロメテウスが揃えば「アウリンが開く」と言ってました。
たとえば舞HiMEみたいに、バトルロイヤルになるとか?
伊織様のミッションは順調に進んでいます。
「謹慎中の努力が報われたな」と、千佳子さんやりっちゃんは嬉しそうです。
雪歩は、春香が伊織様のことを真剣に応援しているのに気づきました。
ここで、ミッション前の春香と伊織様の回想シーン。
「今日は記念日なのよ……私とネーブラの」と気合を入れてるところを、
春香は見ちゃったんですね。
伊織様は、春香の存在を失念してついつい言っちゃったみたいですけど(笑)。
結局、ミッションは「何の問題もなく」完了。
予備の衛星が余っちゃったくらいです。
……「ハヤテのごとく!」のシラヌイ風に言えば、「計画通り!」なんですが(笑)。
響は、ことさら大仰に伊織のオペレーションをほめ、
あずささんにもそれを認めるように水を向けます。
そして、あずささんの口から、
「水瀬伊織。あなたをプロメテウス2ネーブラにもっともふさわしいマスターであると判断します。よって現時点より、あなたをあらためてネーブラのマスターに任命します」
という言葉が出たとき、みんなが大喜びしてました。
ジョセフさんなんか、涙をハンカチでぬぐったりして。
伊織様の真面目さは、みんなちゃんと評価してたんですね。
今なら、かりに美希が新人として入ってきて、
伊織様がきつくあたったとしても、
春香が「伊織ちゃんは本当は優しいんだよ」って言ってフォローするんじゃないかな。
まあ、響にとってはそんなことはどうでもよくて、ここから真打登場とか言い出します。
そして、ネーブラに取り付けられていた装備の青ランプが赤ランプに切り替わります。
この瞬間、ネーブラのシステムはロックされ、ディスプレイに「MASTER-UNISON-ACTIVE」と表示されたところでBパートへ。
すると、ネーブラは勝手に予備の衛星の射出をはじめました。
ネーブラは伊織様の言うことをまったく聞きません。
これについて、あずささんが事情を説明します。
ネーブラはマスターユニゾンの制御下にあるのだと。
ようするに、iDOLの無人運用のテストが今回のミッションの本題だったわけです。
ジョセフさんは「聞いてませんよ!」と言いますが、
響は「連絡が遅れていたようですねえ」とシラを切ります。
春香や伊織様は、それじゃあ何のためにマスターがいるのかとたずねますが、
あずささんは「エピメテウスに対抗するための措置で、決定事項になっている」と説明し、
響も「マスターを危険な目に遭わせないためだ」と軽く言ってのけます。
でも、これまでの例どおりにiDOLとマスターの関係を恋愛関係と見立てるなら、
iDOLにラブドール使わせるようなものですよね、これ。
恋人としてのプライドが傷つくわ(笑)。
というわけで、恋路を邪魔するマスターユニゾンに、いおりんパンチ炸裂。
すると、ちょうどいいタイミングでマスターユニゾンの調子がおかしくなりました。
伊織様はめちゃくちゃ焦りますが、別にパンチのせいではなく、システムがフリーズしたせいでした。
亜美先輩は「ネーブラが嫌がってる! ユニゾンはイヤだ、嫌いだって!」と表現しています。
響は「そんなバカな……」と状況を信じられないようすでしたが、
ネーブラがマスターユニゾンの言うことを聞いていないのは事実です。
あずささんは、制御系を伊織様のほうに戻すよう指示をしますが、
コマンドがロックされていて、ネーブラをコントロールできません。
そのうちに、ネーブラの内部コアの温度が急上昇をはじめます。
千佳子さんは、これを「アレルギーを起こしている」と言ってます。
あずささんは、狼狽する響の意向を無視してマスターユニゾンを強制的に切り離そうとしますが、そのコマンドもネーブラは受け付けません。
そうこうしているうちに、コアの温度はさらに上昇。
名瀬さんは「このまま上昇が続くと、シリコンデンドライトのパーソナライズドアイデンティティパターニングストラクチャーが消失するおそれがあります!」と、長嶋さんみたいなことを言います。
そりゃ、伊織様も「日本語で言って!」と言うわ(笑)。
まあ、簡単に言うと、ネーブラの人格が失われるということで、
そうとわかった伊織様は、
「冗談じゃない! 私のこと忘れちゃうなんて、そんなこと許さないわ!」
と言って、宇宙服を着こんでネーブラの外へ出ます。
あずささんは、EVA(船外活動)の資格を持っていないからと言って伊織様を止めようとしますが、
りっちゃんや亜美先輩の嘆願を受けて、あずささんも伊織様にすべてを任せることにします。
伊織様は船外活動をしながらネーブラに呼びかけます。
「私もがんばってるんだから、あんたも根性みせなさい、ネーブラ! 私たちの記念日を命日にするなんてありええないわよ! 今日はね、私とあなたが初めて出会った日なの。あなたは覚えてないかも知れないけど……ね!」
そして、伊織様は「オデコで電波でも受信したんだろう」とバカにされながらも、
ネーブラの存在を信じ続け、モンデンキントにスカウトされて再びめぐり合ったのです。
このとき、伊織様は「あの日、霧の中から現れたネーブラが自分を導くためにやってきたのだと本気で思った」とのこと。
ちなみに、ネーブラはラテン語で「霧」という意味らしいですが、関係あるのかな。
(その他「インベル:雨 ヌービアム:雲 テンペスタース:嵐 ヒエムス:冬」です)
伊織様の告白はまだまだ続きますよ~。
「あなたが私の前に現れたのは偶然だった。でも、あの日の出会いがなかったら、今の私はここにいないの。これが運命じゃなくて、何だって言うの! 私はあなたのことを忘れない。だから、あなたにも、絶対に私のことは忘れさせない!」
そして、爆発プラグを押し込もうとする伊織様。
しかし、プラグはびくともしません。
すると、伊織様ははじめは掌底打ち、やがてゲンコツパンチとかはじめましたよ。涙流しながら。
「離れろ、こいつ! やっとネーブラのマスターになれたのに、やっと一緒にいられるのに! お前なんかに私たちのじゃまはさせない! 私たちの未来をじゃまさせない! だから、私のネーブラから、離れろぉ!」
すると、「めきっ」という音とともに(笑)、やっとプラグが点火されたのですよ。愛の力っすよね!
このとき、急速にコアの温度を下げていくネーブラから蒸気が出ていたんですけど、これが霧を想起させるようにできていていい演出でした。
ではエピローグ。
伊織様はやっぱり骨折してました。
まあ、ネーブラの大切なものを守るための代償としては適当かな。
こうして寮ではやよいまで招かれて「伊織ちゃんおめでとうパーティ」が開かれました。
伊織様はいつものようにやよいとケンカしてましたが、
それを見たみんなは心から大笑いしていました。
……あれですね、今後鬱展開が続くから、ここらで息抜きしろということですね(笑)。
で、ネーブラのほうはというと、
7年前に初めて出会ったときの伊織様のことをちゃんとメモリーに残していましたよ、と。
伊織様は「あたなは覚えてないかもしれないけど」って言ってましたが、
両思いでよかったよかった。
この作品は、持ち上げるだけ持ち上げておいて、最後に突き落とすというパターンが多かったので、
今回も最後までうまくいくのか不安になれたところが面白かったです。
そうでなかったら、「どうせ最後は愛が勝つんでしょ?」と思ってしらけてたかも。
何にせよ、伊織様の今までの苦労が花開くときが来て、私は大満足でした。
そんな私の気持ちとシンクロするように、みんなも一緒に喜んでくれたこともね。
もっとも、雪歩は途中なんか微妙な表情見せてましたけど。
さて、前回のときに「真は埋伏の毒だったらいいな」と書きましたが、
今回「アウリン」がどうこうという話が出たので、
あるいは、ヒエムスのマスターが真になりさえすれば、
別に陣営はどっちでもいいという判断がなされた結果かもしれないとか思いました。
いずれにせよ、あずささんからみれば真がトゥリアビータに属したのは既定路線ということになりますが。