ヘリ空母、日向と大隅

ツイッターでもつぶやきましたが、何故、海上自衛隊のヘリコプター空母の
日向（ひゅうが）と大隅（おおすみ）を出動させないのでしょうか？

アメリカ政府は空母ロナルドレーガンを日本に向けて出動させているのに、
何故、日本政府は陸路では行く事の出来ない、孤立した被災地が何よりも
望んでいる物資や負傷者の輸送や移送に一番力を発揮するヘリコプターの、
その大量導入を可能にするヘリ空母を横須賀から動かさないのでしょうか？

何か動かせない理由が有るのでしょうか、聞いてみたいのですが、こういう
時に議員でない今の立場が残念です。

グーグルパーソンの情報

グーグルパーソンの検索機能で南三陸町の山内水産の山内さんの安否に
関しての情報がアップされていました。

山内さんのお嬢さんから「3/11 21:20に母より『全員無事。』という
メールが私に届いたので、おそらく大丈夫かと思われます。私は大丈夫
だと信じています。 」という書き込みが有りました。

リサイクル商店街サミット志津川大会の実行委員長をお務めになった
昆野慶弥さんの消息は書き込まれていませんでした。

南三陸のお仲間が心配です。

日帰りの予定だった鹿児島から昨日（３月１２日）午前９時５５分発のANA機で
東京に戻って来ました。しかし大変な状況です。想定をはるかに越えた４００㌔
という震源地域の広さは、私が議員になる前にメンバーだった中央防災会議の
専門委員会では一度も出た事は無かったと思います。

昨晩、宮城県南三陸町では１万人を超える方と連絡が取れないというテレビの
ニュースを見ました。南三陸町は人口１７８００人、避難場所で安否の確認の
出来る方は７５００人だそうです。

南三陸町は志津川町、歌津町等の地域が合併して出来た町ですが、志津川商工会の
皆さんが中心になって御地元で始められた環境活動、エコステーション事業から
御一緒している、１０年前からの大事なお仲間です。

環境活動を地域活性化の柱にしようと思い具体的な活動をしている全国のお仲間が
集まる「全国リサイクル商店街サミット」の第８回を主催していただきました。
あの時に皆で楽しんだ海鮮バーベキューの会場だった魚市場がどこにも見当たらない
写真を見ると胸がいっぱいになります。

携帯もパソコンも通じません、情報の枯渇です。遠く離れた東京でも余震で不安感を
感じるならば岩手、宮城、福島の皆さんはどんなに心細いのだろうと感じています。

ただ、山形酒田の商店街のお仲間から「被災者の受け入れを地元行政と話をしま
すから形が出来たら安井さんから被災地にお伝えください」とか神戸長田大正筋の
商店街理事長さんから「明日からの商店街イベントに『地震チャリティ』と銘打つ
から志津川のお仲間に届けようよ」という嬉しい御連絡をいただきました。

２００５年の第８回全国リサイクル商店街サミット志津川大会の詳細は左記を
クリックしていただき、ここから内容を御覧いただけます。