今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

赤ちゃん一時避難プロジェクト・越後湯沢(仮)が立ち上がりました。

2011-03-21 23:57:57 | 商店会長のコメント
昨日(3月20日)午後5時から大崎の地域活性化交流機構の事務所をお借りして、
(一応私は顧問をさせていただいています)募金活動の打ち合わせ会を開きました。

内閣府の災害ボランティアの会議を終えたNPO法人日本ファーストエイドソサェティの
岡野谷理事長にも同席していただき、3月19日の厚生労働省から出された「被災者の
避難等に関わる経費はすべて国庫で負担する」という声明に対応した活動について
打ち合わせを行いました。

その中で、新生児の母子を新潟県の越後湯沢町に疎開してもらおう、家族単位では
遠距離に行ける選択肢を用意すれば良いという話が出ました。新生児母子を近くに
集まっていただく事で医療も効率良く対応が出来るというお話しでした。

今日になり、小児科の先生1名、保健師さん5名が1ヶ月間、越後湯沢町に一緒に
住んでいただけるという飛び上りたくなるような嬉しいお申し出をいただきました。

受入れ先の新潟県越後湯沢町の上村町長、送り出し先の宮城県南三陸町の佐藤町長の
御協力とNPO法人日本ファーストエイドソサエティの岡野谷理事長のお力添えの賜物
です、心より感謝申し上げます。

詳細は広報ブログにアップしましたのでどうぞ御覧下さい。
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「まるで戦場のようだ」と言われました。

2011-03-20 09:10:09 | 商店会長のコメント
震災発生直後に被災地に入り、その取材から帰って来た新聞記者さんの「まるで
戦場のようだ」というコメントをお聞きしました。

「電信柱や電線の上、大きな木の上などにまだ御遺体が有り、収容されていない」
「車の中で亡くなっている人が大勢いるが、この御遺体も収容出来ていない」
「避難所に棺が入りきれない。棺に入れられず毛布をかけたままの御遺体も有る」

「安井さん、こんな所に子供を置いておいたらもっと心に傷が付きます」と言われ
ましたし、子供や女性、高齢者のケアをされているNPOの方から「被災地では産後
三日で退院させられています。退院しても帰る所は避難所ですよ産後三日目で」と
いう電話をいただきました。

「我々は民間なのだから慌てずに安全を第一に考えて、出来ることだけをやろう」と
言い続けて来ましたし、間違ってはいないと思っていますが、反面、そんな悠長な
事を言っている時期なのか!と、思えてなりません。
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岩手宮古の佐香さんと連絡が取れました。

2011-03-20 08:34:46 | 商店会長のコメント
精神の障害を持った方の就職をサポートする「宮古障害者就労支援センター」の
開所式で懇意になり、もう10年近くお付き合いさせていただき、昨年の参議院
選挙でもお力添えを賜った岩手県宮古市の商店街理事長、佐香さんと昨日電話で
お話しが出来ました。

「大変だったですねえ」と申し上げたら、「大変なのはこれからだよ」と言われ
ました。商店街の皆さんは無事だそうですが、まだ電気は通じていないそうです。

「お年寄り、女性、子供さんを受け入れるという地域や自治体がありますから
どうぞ声を出して下さい。詳細はブログにアップしましたから」と言ったら、
「今日からやっと携帯電話だけが通じるようになったんだ、まだパソコンは見え
ないよ!」と言われました。元気なのがなによりです。
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自治体の費用を厚生労働省が負担

2011-03-20 06:56:24 | 商店会長のコメント
19日、厚生労働省は自治体の避難民受け入れ費用を全額国庫で負担する事を
決定しました。詳細は朝日新聞の記事を御覧下さい。
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広報ブログがリニューアル

2011-03-19 06:29:11 | 商店会長のコメント
「こども達を救おう・震災疎開」活動の広報ブログをボランティアスタッフの
皆さんがリニューアルしてくれました。 http://sokai.wiez.net/
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「震災疎開」広報ブログを開設

2011-03-17 12:31:46 | 商店会長のコメント
こども達を救おう・震災疎開」の募金活動の広報ブログを開設しました。

何処から、いくらの募金が送金されたか、どのプロジェクトにいくら寄付を
させていただいたか等々をリアルタイムにお知らせします。
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「こども達を救おう・震災疎開」の2

2011-03-16 12:55:14 | 商店会長のコメント
山形県庁の方からいただいた御質問に対してのお答えを御報告。

①来る子供は何歳ぐらいか?
小学校4年生から中学校3年生までを考えています。低学年、幼稚園、
幼児でも保護者が一緒ならば良いと思っています。

②付添いの大人は来るのか?来るのであれば大人一人に子供何人ぐらい?
被災先のJCを母体にしてPTAと話し合っていただき、決めます。

③子供たちは日中はどうするのか?市の学童保育のようなものはあるのか?
受入れ先JC、商工会、商店街を母体にして学童クラブ担当者と話し合い決めます。

④各家にホームスティのような形で受け入れるということは考えているか?
⑤民宿などでの対応も考えてるのでしょうか?
この2点については受け入れ先から要望として上げていただきたいと思い
ます。疎開する方も、受け入れる方も、もちろん希望する方達だけです。

役所の方には申し上げにくいのですが(笑)、被災先地域の行政に頼むのは
酷だと思います。個人としてなら動いていただけても、ことに子供の移動に
ついては学校でさえ初めての事にはネガティブな対応を取らざるをえません。

陳腐な言い方ですが初めての事で、この活動がケーススタディ、今後の
災害時のお手本になると思っています。アトム通貨事業で一緒に活動して
お仲間の商店街の皆さんも募金活動に協力を申し出てくれました。

今後は問題点1点ごとに当事者の皆さんで話し合い、お手本の充実を図り
たいと思いますので、「やらない選択肢は無い」をテーマに御協力いただけ
ますよう、お願い申し上げます。

尚、募金の口座は私たちの地元の東京三協信用金庫早稲田支店に開設します。
開設が済みましたらお知らせいたします。
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「こども達を救おう!・震災疎開」の1

2011-03-16 11:14:01 | 商店会長のコメント
「こども達を救おう!・震災疎開」ご協力のお願い

拝啓 春寒の候、日頃は大変お世話になっております。さて、この度の
「東日本大震災」におきまして、被災地の方々と連絡を取り合っています。

その中で、すぐに対応できることと致しまして、「震災対策、アトム通貨
事業、環境活動」で連携している全国の商店街のお仲間と、各地域の行政、
観光物産協会、青年会議所が力を合わせて、甚大な被害を受けた子供達を
近隣地域に「疎開」の場を作ってお迎えする活動を始めます。

具体的には、道路が通じるようになったら一刻も早く被災地域の子供達を
バスで迎えに行き、山形県内または新潟県内の温泉施設にお連れしたいと
思います。

疎開期間は1週間程度を基準に考えています。人数等は現地との連絡で
決めたいと思いますが、そのためにも受け入れ先としていくつの地域が、
何名受入れが可能かを調査し、かかる費用も計算し、それを目標に
アトム通貨実行委員会の募金箱を連携している全国の商店街にお渡し
するか、作っていただき募金活動を始めます。

告知のポスターはアトム通貨実行委員会本部で作成します。
募金していただいた方には平成22年度のアトム通貨をお礼とする事も
考えています。その他、行政からの補助、企業からの寄付等もお願い
したいと思っております。

受け入れ先の自治体の皆様、温泉旅館の皆様、商店街の皆様、青年
会議所の皆様、この趣旨をご理解いただき支援いただける皆様、大勢の
皆様のお力添えと御協力を切にお願い申し上げます。 敬具

NPO法人全国商店街まちづくり実行委員会
アトム通貨実行委員会本部  
アトム通貨実行委員会仙台支部・NPO法人学割ネット

<連絡先>
NPO法人全国商店街まちづくり実行委員会・事務局
〒169-0051東京都新宿区西早稲田1-9-13-102
理事長 安井潤一郎
E-mail : yasui@mps.ne.jp
ツイッター: @yasui219
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ベトナム研修旅行中止

2011-03-14 22:29:32 | 商店会長のコメント
環境活動、エコステーション事業で御一緒していた南三陸町の佐藤町長が
涙をためて「水と食料が無い、支援を」とテレビの報道番組で言われている
のを見ると居ても立ってもいられません。

直ぐにでも出向きたい思いでいっぱいですが、「『震災あんぜんパック』に
関わるすべての情報は安井の所に集まるのだから動かないで」と言われ
都内にいます。

やっと電気が通じるようになって携帯電話の基地局が復旧し始めましたが、
それに連れて集まる情報は聞きながら悔しくて、悲しくて涙が出て来るような
お話が多い。

2005年の全国リサイクル商店街サミットの志津川大会で実行委員長を
務めていただいた昆野慶弥さん、去年7月の参議院選挙で大変お世話に
なった石巻かほく商工会長さんの安否もまだ分かりません。

今週の土曜日、3月19日から三泊四日の予定だった東京都食肉組合本部
役員有志のベトナム研修旅行は中止になりました。残念ですが動けません。
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震災疎開第1号

2011-03-14 20:31:13 | 商店会長のコメント
「震災あんぜんパック」の疎開サービスを御利用いただく第一号の方が
出ました。宮城県仙台市太白区の75歳の方です。

携帯電話でお話しましたが「食べる物が近所で売っていないので本当に
助かった」とおっしゃっていました。

疎開される日時は決まっていませんが、山形県東根市のさくらんぼ東根
温泉に御家族で「疎開」されます。
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