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今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

なぜ南三陸町なのか

2011-03-27 05:33:21 | 商店会長のコメント
赤ちゃん一時避難プロジェクト」も着々と進み、本日(3月27日)被災地の
宮城県南三陸町に小児科の先生に入っていただき、今日、明日の二日間、
避難所で子供達の診察、チェックをした後、29日(火)の午前中に先生にも
同乗していただき、新潟県の湯沢町に向けて一時避難のバスを走らせます。

「何故、南三陸町なのか?」という質問をよく受けます。

我々早稲田の商店会は1996年から「環境」を商店街活性化対策の柱として
活動を始めて来ました。空き店舗対策にもつながると言われた空き缶回収機、
ペットボトル回収機を設置したエコステーション事業は1998年9月から始め、
一番ピークの頃は全国で95ヶ所を数えるまでに広がりました。

「環境を切り口に商店街の活性化」を標榜した全国の商店街のお仲間が
集まる「全国リサイクル商店街サミット」も1999年から始まり、早稲田、
新宿の都庁ホール、熊本市、神戸市と続き第8回大会は2005年9月に
合併前の宮城県志津川町、現在の南三陸町で開催されました。

過去、県庁所在地もしくは地方の大きな都市での開催は有りましたが「町」
での開催は初めてで、皆さん「志津川で出来るのか」と心配をしていましたが、
それ以上に開催地の実行委員会の皆さんの御苦労は大変だったと思います。

第8回全国リサイクル商店街サミット志津川大会は大成功でした。跡形も
無くなってしまった港の市場での海鮮バーベキューパーティーは、いまだに
参加したメンバーが集まると楽しい昔話として出て来ます。

その第8回志津川大会の実行委員長だった昆野慶弥さんが津波の被害を受け
家を流され、御家族とともに行方不明なのです。

「南三陸をあんなに大事にして頑張っていた昆野さんが」と思うと悔しく、商店街
メンバーを主体にした我々のNPO、全国商店街まちづくり実行委員会の活動は
当然のように南三陸町支援として動き始めました。

「赤ちゃん一時避難」の活動は南三陸町だけが対象ではありませんし、赤ちゃんと
お母さんだけを一時避難の対象にしてはいません。余震も続きお母さんの精神面も
厳しい状況になっている現地から一刻も早く避難していただきたいと考えています。
その時に無理やり御家族を引き離す事など考えていません。

そんな事は昆野が望みません。