仁義なき麺喰戦争(現在、休戦中)

埼玉・都内+東北の麺類食べ歩きの記録
お店の情報は最新のものではないので悪しからず

讃岐うどん 喜多一(1)@航空公園

2010年05月20日 | 埼玉県・うどん




■店舗情報

住所 埼玉県所沢市喜多町11-13
電話 04-2928-8190
営業時間 [火・水・日]11:30~14:00
     [木・金・土]11:30~14:00/17:00~19:30
定休日 月曜・第2第4火曜
最寄駅 西武新宿線・航空公園駅

■感想

(お店の感想の前に・・・)

個人的に一番好きな麺類は「ラーメン」になりますが
夏という季節にその順位を脅かしかねないものがあります。
今まであえて載せていなかった事もありますが
夏という季節に個人的に消費量がグッと増すのが
実は「饂飩」であり、その次に「蕎麦」であったりします。
(基本的に冷たい饂飩が特に多いです。)
有難い事に現在住んでいる西武沿線エリアには「武蔵野うどん」を始め
関東にある「讃岐饂飩」店としてもレベルの高い名だたる名店が
犇いています。(もちろん「蕎麦」屋さんもありますが)
せっかく訪麺しているのに載せないのは勿体ない部分もあるし
「季節柄ラーメンの記事が減る=更新も減る」状況の打開策としても
更には当初の麺類全般というコンセプトに従っていくという点も含めて
考えた結果、新たに「うどん」カテゴリーを追加する事にしました。
(「蕎麦」は今後の状況次第で検討します。)

(前置きが大変長くなって、すいません・・・本題に入ります~)

航空公園駅からほど近く、線路沿いの道にあるこちらのお店。
お店の中に入ると「古民家」をイメージしたとされるとおり
やや落とした照明で落ち着いた和の空間になっています。
ご主人は香川の大和製作所の運営する「大和うどん学校」出身で
更にご子息も同会社運営のうどん店『亀城庵@坂出』で研修の経験があるとの事。
屋号はお店がある住所に因み「喜多町でホッと一息つける処にしたい」
という願いを込めてつけられたそうだ。
健康に配慮したいという想いから化学調味料は一切使用せず
天然素材のみを使用し、更に野菜に関しては「地産地消」をコンセプトに
自家農園や地元で採れた旬の食材を選んでいるとの事。


開店時間後すぐに伺いましたが当初半分ほどの客入りも
すぐに店内に待ち客の列が出来ました。
主な客層は主婦が多く次いでサラリーマンで年齢は中年より
やや高めの少し落ち着いた感じ。
その他、自分を含め2、3割が20、30代の客層でした。
(あくまでこの日・この時間の状況です。)
味にこだわる年配の層にも常連客が根付いていることが伺えます。

入店して着席するとすぐに麺の量を聞かれます。
「大と小どちらになさいますか?」
以前、「大」でもスルッと完食したので
今回も「大」でお願いしました。
その後、メニューに目をやりこちらをオーダー。
約10分ほどで着丼となりました。

◎ 季節の野菜を盛り込んだ天ぷらぶっかけ  
    夏野菜天ぷら 900円

どんぶりが大きい陶器なので麺が少なく感じますが
一般的に少なくはないですよ~
個人的には「大」ですごい丁度良い量かなぁ~
もっと多くてもぜんぜん食べれますねぇ。
うどんの上の貝割れがヘルシー感を出しています。

薬味は大根おろしに生姜、白胡麻。
汁は昆布とイリコ出汁が優しく効いたものです。



天ぷらの具材は海老は一年中固定で、その他が四季で異なります。
夏野菜としてはゴーヤ、ズッキーニ、ミョウガ、オクラ、インゲン。



当然の揚げたてのサクサクでした。
やや苦味があるゴーヤ、ミョウガ等が夏野菜という味わいを特に感じます。

天ぷら・・衣が美味い!

このサクカリ感がけっこう持続してるのが嬉しいねぇ



四角く角ばった麺は艶やかで実に美味しそうです!



食感はかなりモッチリとして噛むと結構グイ~ッと伸びもあります。

美味い!!

卓上のメニューのブックレットの中には
「イカ刺しのような透明感のある腰の強いうどん」と説明書がありましたが
個人的にはコシについては強いというよりは少しやさしめなレベルと感じました。
コシよりモッチリ感と伸びを強く感じましたね。

このグィ~ッと伸びる感覚はなかなかクセになりそうだなぁ~

個人的にはもう少し噛んだ時のコシが欲しいですがこれはこれで好きなタイプです。
子供からお年寄りまで食べ易さを考慮した麺なのかもしれません。



薬味を投入して適度に混ぜたらあとはズルズルッと吸い込んで
一心不乱に飲むようにして食べます~
当然のことながらスルスルと入っていって
あっという間に平らげてしまいました(笑)
確かにこの写真で見るとイカ刺しのようだね~



前回と同様に満足のいく美味しさでした~
食べ終えてもう1杯食べたくなりました(笑)
暑い季節になると冷たい饂飩がほんとに美味しく感じます。
他にも季節限定のトマトとお豆腐を使ったメニュー等創作風な饂飩も
何種類かあるようなのでまた夏季のうちに伺いたいですね。



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雫deいつ樹(1)@福生

2010年05月20日 | 東京都・ラーメン




■店舗情報

住所 〒197-0011 東京都福生市福生1043-1
営業時間 11:30~14:30,17:30~21:00 土日祝11:30~21:00
(手打ち麺の為、売り切れの場合は早じまい)
定休日 月曜日
座席数 カウンター8席
喫煙 不可
最寄り駅 JR青梅線「福生駅」
駐車場 なし(近隣にCPが多数有り)

■感想

大変不幸なことに店舗が火災になってしまって休業されていたのだが
先日、雫@福生(紅蓮@早稲田の出店により休業中)の店舗を借りて
仮営業だけど営業を再開されたとの事。
厨房設備の関係で鮮魚系看板メニューの「鯛塩」は出来ないそうだが
代わりに「煮干し中華」をやっているらしいので
自称ニボラー的には伺うしかないなと。

メニュー表はこちら(↓)



◎ 煮干し中華そば 700円

鶏がら+豚骨の動物系に片口煮干と鯵煮干の魚介系を合わせた
あっさりとした醤油スープらしいが・・

動物系のコクが感じられる中にビシビシ煮干効いてますね~
粘度はそれほどない上に煮干粉のザラつきもなくサラッとしていますが
煮干の主張が割と強いのでそれなりにインパクトあります!
「青樹」に比べると当然粘度と荒々しさがないですが
一般的には十分な煮干濃度があるレベルだと思います。

やっぱり煮干は好きだなぁ~俺(笑)




三角メンマ出ましたね~
これこそ「いつ樹」というイメージの具
食べ応えもあり丁度良い適度な歯応え好きですねぇ



摩り下ろした生姜がのっていますねぇ
食べ進むとこれが良いアクセントになりそうです!

チャーシューは結構歯応えのあるタイプ
味付けは少し濃い目でインパクトのあるスープに
埋没してませんね




そして今回特に期待していたのが自家製手打ち麺
火災により製麺機が水没し使用不可となった為
自家製手打ち麺にチャレンジしたらしい
さらに羽村店でのものとは粉も形状も異なるとの事




手打ちらしいフルフル感良いですよ~
太さも多少マチマチなので口に入れた時の食感が独特
無論スープの持ち上げは良いです

この麺 すげぇ・・うめぇぇ~!

麺と関係ないけど・・この竹箸すごい使いやすいぞっ
(最近のエコ箸・・けっこう滑ったりするんでね)



予想したとおり食べ進むと
生姜がスープに溶けていき
サッパリとした爽快感も出てきますね!
煮干の角が取れてマイルドなスープに変化してますよ



いやぁ~予想以上に美味しかったなぁ~
スープのコクとキレ具合は流石
具の仕込みも実に丁寧な仕事ぶり
特筆すべきはやはり自家製の手打ち麺だねぇ
表現悪いかもしれないけども・・
転んでもただでは起きないあたり流石の実力店
といった感じかなぁ
大変不幸なことですが火災が起きなければ
ひょっとしたらこの麺は作られなかったかもしれないわけで
ピンチをチャンスに変えるんじゃないけど・・臨機応変に対応できるあたり
ラーメン職人としてのただならぬ気概と力量を感じた
そんな記憶に残る珠玉の1杯になりました。

次回はぶっとい自家製手打ち麺が堪能できる
「濃厚海老つけ麺」是非食べてみたいです!

《注》
「すず樹」も合わせると「いつ樹」は今回で3回目の訪問だが
あくまで仮営業という事なのでタイトルは1回目のカウントにしました。

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