印象と幸せの種蒔き。

【印象は相手と自分の化学反応なのか】

「あなたって○○な人だと思ってたけど、実際は××な人だった」

という、印象にまつわる話。

幼い頃は

「えっ、私ってそう見えるの？！」

っていちいち大げさにショック受けてグルグル考えたり落ち込んだりしていました。

でも大人になり、自信がついたり、あきらめたり、余裕ができたり、視野が広がったことで今はそういうことを聞くと面白くて仕方ないですね。

私という人間はもちろん一人なんだけど、人によって感じる印象はさまざまなのは、記号や言葉やしぐさに相手が感じるイメージが全然違うからでしょう。

というわけで、人によって全然違う印象なのです。

「もっとビッグママ！みたいな人だと思ってたけれど、ふつうのおねーさんですね」

「ピンク！リボン！花柄！ってのを想像していたんですが、上品な感じなんですね」

「大人しそうに見えるけど、しゃべると妹系だね」

「若いのに、落ち着いてて立派ね～」

「甘ったれたタイプだと思ったのに、意外なほどサバサバしてるね。

　男前やわ～」

「ごくふつうの外見なのに、中身は個性的だねー会ったことがない人だわ」

これ、全部私に言ってくれた言葉。

同じ人間のことを話してるとは思えないですよね。

そう、人の心というものは本当に色彩豊かなユニークなもの。

似通ってるようで、まったく同じなのものはなかなかない。

楽しいぞ～。

【善行は幸せのカルマを作ることだと思う】

自分の負担になりすぎない程度に、善行は積もうと心がけています。

功徳を積んでいくとめぐりめぐって自分に還ってくる…そう信じてもいます。

私がひとつポイントだな～と考えているのは、

「誰かを助ける、という善行をするとき、その相手から見返りを求めないこと」

です。

いいことしたことを覚えてるのはかまわないけど、誰にやったかは忘れちゃう。

よく言うじゃない？

「見返り求めるのは汚い！」

「頼んでませーん、勝手にやって勝手に失望しないでくださあ～い」

ってやつ（笑）

この言葉たちに賛成するわけではないんだけど、でも期待はしないほうが軽くて相手も負担なく受け取ってくれますし、上手くいくよ。

「ありがとう！」

ってわかりやすくお礼を言ってもらえるのはそりゃ～嬉しいですけど、文化やコンディションでできない人もいるしね。

ブラック企業でやられまくってストレスで胃腸がぶっ壊れた経験があるんですが、ある日電車で本当に倒れたんですよ、私。

そのとき助けていただいた恩は忘れられない。

「ありがとうございます」

ってっ必死に喋ろうとしたけど、力が全く入らなくて気持ち悪いもんだからきちんとした言葉にならなくてね…。

何も返せないのに、助けてくれた人たちがいる。

本当にありがたいですよね…私は善行を積むことであの時の恩返しをしているのかもしれないな、とも思います。

もちろんばったり

「あの時の！」

ってわかることがあったら全力でお礼をしたいですけどね。

今ここでやった善行が、どこかまったく違うところで還ってくる。

利己を手放すことは難しい。

でも利他も実践して、せめて利己に偏りすぎないようにする。

そういうことが、私ごときが言うなって感じだけど良い世の中作りのエネルギーになる気がするのです。

負担になって倒れちゃったら仕方ないので、できる範囲で！

幸せの種蒔きだよ～。

「蒔く」

って漢字素敵ですね、くさかんむりに時。

いいわ～。





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