こんにちは。つどい業務責任者の新福(しんぷく)です。
昨年11月29日に都塚北町会及び都塚南町会でポスティングを実施させていただきました
映画「ともる」上映会が、プリズムホール小ホールで開催され、取材にお伺いしました。
主催は、つどい登録団体「茶吉庵プロジェクト」です。
映画の内容がわかる映像を撮影するのは、さすがに控えました。ご了承くださいね。
映画上映は2本立て
開催の挨拶の前に、映画館さながらの映画上映前のコマーシャルが上映され、リフォームのMIMAが上映されました。
上映後、出演していた美馬社長が登場し、司会進行をされました。
ユニークな演出でしたね(*^_^*)
その後は、主催者の「茶吉庵プロジェクト」萩原代表が登壇され、皆様にご挨拶をされました。
美馬社長、いつもより、ところどころ噛まれていたのが印象的でした💦
珍しく緊張をしておられたのでしょうか。
八尾市倫理法人会「経営者モーニングセミナー」後の朝食会での感想タイムでスピーチをしている頃を思い出しました(*^_^*)
その時は噛んでいませんでしたよ(^O^)/懐かしいですね(*^_^*)
主催者の萩原代表は反対に噛むことなく、スラスラとお話をされました。
落語調でお話される雰囲気があり、はんなりしてはります。
映画監督の日浦さんとは、今回の映画に出演している「辻 笙(しょう)」さんが茶吉庵に出展されており、辻笙さんを通じて、お知り合いになったそうです。
辻笙さんは、3月にテレビ出演され、天満天神繁盛亭にも上がられているそうですよ。
あと、確かここやったと思うのですが、「八尾市フィルムコミッション」について、ご紹介しておりました。
豆知識:八尾市フィルムコミッション
「八尾市フィルムコミッション」では、「映画のまち・やお」づくりに向けた取り組みを市民のみなさまに知っていただき、八尾市全体で盛り上げていけるような取り組みを実施されています。
撮影事業者に映画やドラマのロケ地の誘致活動、撮影場所や機材等の提供・貸出が行われています。
今回の映画「ともる」は、「八尾市フィルムコミッション」として、全ロケ地を八尾市内で撮影された初作品として上映されました。
「八尾市フィルムコミッション」の紹介もあり、その後、2本の映画が上映されました。
インターネット:「八尾市フィルムコミッション」
プログラムは、こんな感じでしたよ(^O^)/
① 1本目上映:短編映画「大きな木になりたい」
② 1本目の映画に関するトークショー(監督と関係者)
③ 2本目上映:映画「ともる」
④ 2本目の映画に関するトークショー(監督と出演者)
⑤ 抽選会
⑥ ロケ地紹介、広報協力先紹介 → 終了
会場ではTシャツやパンフレットも提供(*^_^*)
映画館さながらですね。
昔、映画を見に行くと、パンフレットとか販売してましたよね。
現在のシネマコンプレックスになっても一緒なんでしょうかね。
映画館の自販機は高かったので、外で買うたのを、リュックサックに入れて、映画館で飲んでいた頃を思い出します。小学生・中学生の思い出です(@_@。
プログラム① 短編映画「大きな木になりたい」
その前に「大きな木になりたい」の映画の内容なのですが、30分程度の短編映画でして、臓器移植をテーマにした映画です。
簡単にご紹介すると・・・
スイミングスクールに通う小学生たち。
ひとりは選手コースで頑張る小学生。
もうひとりは、水中歩行でリハビリをしている小学生。
リハビリをする小学生は心臓が悪く、心臓移植をするためにドナーが現れるのを待っていました。
互いの事情を知り、互いを認めるようになる中で、選手コースで頑張る小学生も、ドナーの重要性に気付きます。
これ以上、書くと全てがわかってしまうので、続きはホームページや映画上映会にご参加くださいね。
インターネット:短編映画『大きな木になりたい』(株式会社 花夢威)
プログラム②「大きな木になりたい」のトークショー
臓器移植をテーマにした映画です。
特定非営利活動法人日本移植支援協会 高橋和子理事長と日浦明大監督による映画にまつわるトークショーが開催されました。
「特定非営利活動法人日本移植支援協会」は、レシピエント(移植を受ける人)の臓器の機能回復・社会復帰を図るため、日本国内での移植を推進する周知啓発活動を中心とした臓器移植支援に関する事業を行い、一人でも多くの国民の健康で幸せな生活に寄与することを目的とされておられます。
インターネット:「特定非営利活動法人日本移植支援協会」
また、こちらのサイトも臓器移植について詳しく掲載しております。
インターネット:「公益社団法人日本臓器移植ネットワーク」
インターネット:「いちから学ぼう。親子で話そう。みんなのための臓器移植」
年間、およそ10,000人を超える人々が臓器を必要としていること。
年間、およそ500人ほどが静かに息を引き取っているというこの国の現状を教えてくださいました。
日浦監督は、この映画で、臓器移植カードを小学生が持っていたこと、そして事故で脳死になった時に、両親は小学生の息子が臓器移植カードを持っていたことを始めて知ったことを映画で伝えています。
日浦監督としては、亡くなる前に、臓器移植カードを持ち、本人が臓器を提供する意思を示したのかを知る機会があったのに、亡くなったことでその意思を知る機会を失ったことを表現したかったと言うお話が印象に残りました。
死の教育・死のドネーション(ドネーション:一般的には寄附・寄贈。ここでは臓器の提供の意味と捉えています)も言葉に残りました。
高橋和子理事長は、大阪府は実は臓器移植をする環境が整っており、遠くは九州や沖縄からも臓器移植を行うため大阪の病院に入るケースがあるとお聴きしました。
九州の場合は九州大学らしいですね。福島県の患者さんも大阪に臓器移植でお越しになられたそうですよ。知らなかったですね。
写真は、大松市長が飛込みでお越しいただきました。
大松市長は日浦監督と同じ地元の中学校出身で1つ上の先輩になります。
大松市長から、八尾市でも職員が骨髄移植の提供で休暇をする際は、生活保証を行う福利厚生をしているとお聞きしました。
映画出演者も登壇され、撮影時のお話をされていました。
映画上映されているのは、大阪市中央区にある
「Movie's cafe MATERIAL tanimachi(マテリアル谷町)」で上映されます。
最後に、この映画の撮影地は大阪市大正区です。
千鳥公園にある昭和山などで撮影されています。
私は、昭和山に上がったことがあり、すぐにわかりました。
ちなみに昭和山は人口の山で、地下鉄工事の際に出た土が積まれて出来た山です。
標高は33メートルですから、結構な土が出て来たんですね。追加豆知識でしたm(_ _)m
あと映画にお母さん役として出演していた川上麻衣子さんが、懐かしかったですね。
息子さんが亡くなるシーンはプロだと思わせていただきました。
プログラム③ 映画「ともる」
チラシに掲載している内容を転載しますね。
“わたし”はひとりだった。父が自殺して1年、残された寂しさと疑問を受け容れられず、街を彷徨う少女の物語。八尾オールロケの初作品です。
山際瑠凪(やまぎわ るな)は探していた。何を探しているか自分にもわからない。
クラスメイトの岸本凪沙(きしもと なぎさ)に誘われてパパ活をしてみても何も見つからなかった。
わからないまま街を歩く瑠凪に1年前、遺書も残さず自殺した父・孝司(たかし)との思い出が降りかかる。
そんな瑠凪を心配する幼馴染の嶋田春翔(しまだ はると)や共に暮らす叔母の山際菜緒実(やわぎわ なおみ)たち。
瑠凪の行動が周囲の心に静かに何かを灯していく。
上映前に監督から仰っていたのは、オール八尾で撮影した作品ですが、本来の舞台は東京の街を想定していることから、出演者全員が東京弁で話していますと言う断りを入れられました。
たしかに映画を拝見すると皆さん、東京弁でした💦まぁそれでも八尾のまちにそれなりにマッチはしていましたね。
あと個人的には、お父さんが自殺をしたシーンは、遺体が衝撃的でちょっとしんどかったですが、なんとか見ることが出来ました。
プログラム④「ともる」のトークショー
トークショーでは、ロケ地探しについて話題に挙がりました。
中々、自殺した後の、血のりがついたシーンを取るのに、
「うちの建物や敷地を撮影地に使ってください。」と言う方は中々いないそうです。
そりゃぁそうですわなぁ。
しかし、東京の方では、そんなシーンでも撮影地が見つかるそうです。
ゲン担ぎや縁起などをあまり気にせず、割り切った感覚がおありなのでしょうか。
八尾の場合は、簡単には見つからない際は、八尾市長から「市役所の庁舎や公共施設を
お使いくださいね。」と仰ってくれていたそうです。
そこで、山本出張所や山本図書館がある山本コミュニティセンターで撮影が出来たとお聞きしました。
当日は雨だったので、自殺した役の方に血のりをつけたかったそうですが、雨で流れてしまったそうです。
また八尾の撮影地がわかったかを参加者に手を挙げてもらいながら、話を進めておりました。
ファーストショットは、本町第2公園でした。
香留檀には、撮影時には大変お世話になったそうです。
また、大正コミュニティセンター前の大和川河川敷の撮影をされたあと、後日、もう一回撮影をしたかったそうです。
再度、撮影のお願いをした際に、時期が経っており、1回目の撮影の時より河川敷の草が伸びていたため、草刈りをして撮影したいと監督が言われたそうです。
そうすると、刈った草は、産業廃棄物になるため、処分費用に40万円かかると言われ即断即決で「撮影はやめます( ̄▽ ̄)」となりました😃
最後のシーンでは、「瑠凪(ルナ)好きなコロッケをみんなで食べよ」っと言って映画が終わるのですが、実は監督は映画のタイトルを「コロッケ」に変えようと本気で思い、スタッフ全員が止めに入ったそうです。
そんな、こぼれ話を出演者の方とお話をされておられました(*^▽^*)
黄色のスタッフTシャツを着ている司会進行の美馬社長と日浦監督。
そして、出演者の皆様。
瑠凪(ルナ)さん役をされた「さくら若菜」さんからの御手紙を読まれました。
当日は、出演予定でしたが、撮影が入ったため、参加叶わずでした。
最後の方に、ロケ地を八尾市の地図と共にお見せいただきました。
こう見ると、比較的近鉄沿線が多かったんですね。
その中で、大正コミュニティセンターと大和川は貴重でしたね。
監督は東京の荒川をイメージされておられたそうです。
ドラマ「金八先生」での荒川の土手・河川敷に近い雰囲気をリクエストされました。
探されたのが大和川の土手・河川敷でした。確かに似ているかもしれないですね。
東京の荒川の様な大きな河川に匹敵すると言えば、八尾では大和川になるのでしょうね。
プログラム⑤ 抽選会
参加された方へ参加のお礼として、下の写真の様な品物を用意されましたよ。
撮影地の提供でご協力された香留檀さん、サカイミートさん(コロッケ)が印象的ですね。
また、1作目の絵本『大きな木』や「マテリアル谷町」の鑑賞券も印象的ですね。
そして司会進行役の株式会社MIMAからは「mimarche3,000円券」(商品券)も大奮発!
この写真は、抽選の商品とは別で、辻笙さんが紙切りを披露され、参加者からリクエストをもらい、龍を即興でハサミで切り、皆さまへお披露目している様子です。
豆知識「紙切り」とは
観客の目の前で、1枚の紙からハサミを使って動物や風景、人物の姿など、
さまざまな形を作り上げる芸。
観客から注文を取り、1、2分でその形を切り抜き、注文をした観客に渡します。
優れた演者になると、どんな注文にも応じます。
出典:インターネット:文化デジタルライブラリー「寄席の芸能」→「その他の芸能」から
サカイミートさんのコロッケを親子で食べる映画「ともる」のワンシーンが流れました。
プログラム⑥ ロケ地紹介、広報協力先紹介
最後は、もう一度、ロケ地の紹介に加え、広報協力先紹介をされました。
「つどい」も、ちらし配架・ポスター掲示と都塚北町会・都塚南町会へのポスティング実施でご協力させていただきました。参加者の様子を見ると、都塚北町会や都塚南町会の参加者はいらっしゃらない様子でした。それでも今後も根気良く、希望団体が居れば、ポスティング実施をさせていただきます。
上の写真の左下から2番目が「つどい」です。外観のポスター掲示の様子です。
八尾は映画のまち、吹奏楽のまち、身近な里山があるまちと多彩なまちですね。
今回は、映画のまちとして、取り組まれた内容を広報と取材をさせていただきました。
主催者の「茶吉庵プロジェクト」もつどい登録団体ですが、近年は八尾市の芸術文化の振興に向けて「やおうえるかむコモンズ」の一環も兼ねておられると思います。
最後に「やおうえるかむコモンズ」のホームページも掲載しておきます。
インターネット:「やおうえるかむコモンズ」
こぼれ話 つなぎ役の田辺寛さん
田辺さんと私(新福)とは、「つどい登録団体」である「一般社団法人倫理研究所 八尾市倫理法人会」で共に数年間活動をしていた同志のおひとりです。
「ジュニアエコノミーカレッジ」の取組みなど「八尾商工会議所青年部」としても含め、経営者団体として数々の社会貢献活動に携わっておられます。
日浦監督を美馬社長に紹介したことで、今回の映画上映会にまで至った、ひとつの要因として、紹介をしたつなぎ役が田辺さんでした。自称、本人が仰られるのでその通りだと思います。
また、田辺さんは山本高校卒業で、美馬社長も山本高校卒業で、つながりがあります。
さらに、日浦監督は先ほどご紹介した通り、大松市長と中学校の先輩後輩です。
大松市長の同級生では同じく八尾市倫理法人会に所属の文字さんともつながっておられます。
先に、文字さんのご自宅で、大松市長と文字さんと、文字さんの同級生でもある東大阪新聞の小野社主と奥様の小野あきさんともつながり、先に上映会をされたとか。
また、日浦監督は出演者の辻笙さんを通じて「茶吉庵プロジェクト」の萩原さんともつながり、今回の映画上映会につながっています。
世間は狭い分、つなぎ役がいることで、どんどんとつながるのですね。
つながって、つながって、つながるのですね(*^▽^*)
「つながることで、公益が生まれる」とそう信じる方が、ひとりでも増えますよう、これからも「つどい」は、つなぎ役としてご支援させていただきます。
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました(*^▽^*)
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