こんにちは つどいの新人スタッフ山﨑です。
9月も後半に入り、ますます秋らしくなってきましたね
さて、9月16日㈯に八尾商工会議所大ホールで行われた「第1回八尾地域クラウド交流会」を取材してきました
このイベントでは「クラウド」について勉強したり実際に使って交流をするのですが、そもそも「クラウド」をご存知でしょうか?
少し前に話題になった「クラウドファンディング」もその考えを元に作られた取り組みですが、聞いたことはあっても詳しくは知らない方も大勢いると思います。
簡単にですが「クラウド」について説明していきます!
「クラウド」とは「雲」ではなく「クラウドコンピューティング」のことで、コンピュータの利用形態の一つだそうです。
どんな利用形態か一言でまとめると、写真や資料などのデータを、自分のパソコンやスマホではなくネットワーク上で利用できるサービスの事です。
例えば、みなさんも一度は使ったことがあるであろう「Gmail」や「Yahoo!メール」もクラウドサービスの一つです。
「Outlook」でメールを使うためには、まずソフトウェアが必要ですし、そのためのメールサーバーが必要になりますよね。
それに比べて「Gmail」や「Yahoo!メール」はインターネット上でいつでもどこでも見ることができ、またそれ自体のソフトウェアやサーバーを知らなくても使うことができます。
ソフトウェアやサーバーは「どこか」にあるけれど、その「どこか」は知らなくても誰でもアカウントさえあれば使うことができる。
そのネット上の「どこか」にあるサービスのこと全般を「クラウド」と言います。
少し難しい説明になりましたが、先ほどのメールのように誰もが一度は無意識に使っているサービスなのです。
クラウドにはネットワーク上であれば誰でも見ることができ、また誰でも編集することができる、というメリットがあります。
そんな誰でも使えるサービスをネットワーク上ではなく、実際の会社や地域社会にも取り入れて、人と人が「繋がっていこう」という考えのもと行われたのが、今回の「地域クラウド交流会」です。
今回の参加者は八尾の起業家の方や、それを支援したいと考えている方が中心でした。
まずは、このサービスを実際に取り入れて会社経営に役立てている、サイボウズ(株)の野水克也さんによる「クラウド勉強会」が行われました。
野水さんの話であった、みんなで長く自分らしく、サスティナブル(持続可能な)会社や社会を作っていこうという話は、これからの地域社会をよりよくするために必要な考え方だなと思いました。
次に実際の交流会が行われました
まずは5名の起業家による事業プレゼンテーションを聴き、その中から「応援したい!」と感じたプレゼンターに投票します。
そして今回の参加費1000円が実際にプレゼンターの方への支援金となります。
今回の交流会では、参加者の1000円がどこにいくか「見える」交流型クラウドファンディングとなるのです
プレゼンターの方々です。プレゼンは1人3分という短い時間で行います。
みなさん少し緊張されてる様子です…。
プレゼンが終わったら参加者による投票と交流タイムです。
みなさん名刺を交換して積極的に交流をしています
投票所で並んでいる時も前後はもちろん、中には列をへだてて左右でも交換している様子も見受けられました
投票の様子はこのように前のプロジェクターでリアルタイムで見ることができ、これも「見える」クラウドの一つです。
そして投票の結果、「おかえり処 お結びころりん」の小鹿千秋さんが優勝しました!
こちらが実際のプレゼンの様子です
生まれも育ちも八尾の小鹿さんとそのお母さんが店主の”はるばぁ”が営む、みんなのお茶の間のような地域食堂の「おかえり処 お結びころりん」のことを詳しく知りたいと思った方はぜひ下記のURLから覗いてみてください
http://www.picbear.com/b.chiakiii
プレゼンテーションの結果発表後、最後は参加者全員、笑顔でパシャリ
この地域クラウド交流会、実は大阪初開催なのです
まだまだあまり馴染みのないこの交流会ですが、ここがきっかけとなり会社同士がつながって、更に地域の活性化に繋がればいいですね
(主催:近畿大阪銀行 共催:八尾市・八尾商工会議所 他多数)
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