今日、今年度最後の運営委員会がありました。
今までいろいろあったのですが、書ききれなくてすみません。そんななか、今日仕事を始める前にどうしても一つだけ書きたいことがあって投稿します。
運営委員会の後、PTAについてちょっとだけお話した方がいらっしゃいました。温かくて、「おかあさん」という感じの方。小学校の時、私の後任の本部役員書記を務めた方でもあります。私が小学校PTAで問題提起をしたとき、本部役員として話に付き合ってくれた方なので、私の考え方をよく御存じです。
私が、去年の春、PTA委員決めの司会をして、やりたくない人に委員を拝み倒して押し付けてしまったことを覚えておいででしょうか。
学級PTA司会の顛末2 ― 立候補したうえにやりたくない人に役を押し付けてしまった。こんなの変!
その後、こんな事実が判明しました。
「おかあさん」という感じの方と、役を押し付けてしまった人は、同じ委員会です。つい2週間前ぐらいのこと、道で「おかあさん」という感じの方に出会いました。
その方曰く、私が役を押し付けてしまった方は、連絡がとれず、活動にも参加されなかったとのこと。何度も、活動報告とお誘いのメールを、文面考えながらしたのに、ほぼ一切返事がこなかったんだそうです。詳しいことは覚えていないのですが、なぜメールアドレスを知ったのかは、謎です。一度くらいは連絡取れたのかなあとは思うのですが…
学年ごとにチームを組んで活動したその委員会は、1人欠けた状態で、悶々としながら一年活動されたそうです。
その方に、強引に押し付けてしまったのは、私。
連絡をよこさなかったのは、その方。
悪いのは誰?
それとも何?
と、道端で「おかあさん」という感じの方と話した日は、悶々としてしまいました。
だって、「弱者の代弁をしている猫紫紺さんが、まさかそんなことをするなんて。一本筋を通してほしかったな。」と言われてしまったんですもの。
つっ…辛い。それを言われると。一度も会ったことのない方にいきなり電話して、ものを頼むのに、どんな方なのかスクリーニングできるわけないよ~・・。事情のある方を無理やり巻き込むいまのPTAに関わっていると、役目によっては、悪者になってしまう!!理想と違うことをさせられる。人間って、生きるって難しい。
ホント、苦い出来事でした。
で、その、活動なさらなかった方のことが今日の運営委員会で共有されました。その方が問題、というわけではなくて、「委員の決め方が問題では?」という文脈でした。その委員会の方、あっぱれだと思います。
運営委員会が終わった後、「おかあさん」という感じの方と手を握り合いながら、こういう意味のことを申し上げました。
排除する、という意味ではなく、事情のある方が一本線を引けるように、PTAには「入会届」と「退会届」が必要だと思うんだ。それで、単P研修(※)とかの時には、会員でない人にも「どうぞどうぞ、いらっしゃい」というのが、理想のPTAの姿なの。
と。
※単P研修 : 世田谷区の公立校に、世田谷区から予算が下りて(中学は15,000円)、教師・保護者対象の研修をPTAが主催するものです。1年に1回やればOKです。
もちろん、上記のセリフの中で会員でない人というのは保護者のことですが、私は児童生徒のことも含めて考えています。そして、ぶっちゃけ話ですが、やる気のない人と一緒にやらなければならない、というのも、お互いにとって不幸なことだと考えます。
皆さんはどう思われますか?