ネットサーフィンしていたら、ある方の、2011年のブログ記事に行きあたりました。
PTAを楽しく活動なさっている方が、PTA問題を取り上げている人について疑問を呈している内容です。私は、その記事の内容ではなく、2番目のコメント(ブログ主さんのもの)にひっかかりを覚えました。
以下、引用します。
***(赤字、引用者)***
子育ての孤独化は母も子も追い詰めます。核家族化、少子化が進む現代こそ、「地域で子育て」が重要かと。その基盤としてPTAを活用するのはよい方法だと思っています。だから私はPTAをぶっ壊すのではなく、PTAを親たちにとって参加しやすく、居心地のいい組織に変えるという方向性で動いています。その中には「強制しない」ということももちろん含んで。
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実は、赤字部分は、私的にはまるっと賛成です。家族支援士の視点から、そういえます。ただし条件があって、PTAがまともに機能するならば、です。
しかし、ブログ主さんが、なにをもって「PTAをぶっ壊す」としたかが疑問です。古い記事なので訊くことは遠慮したいと思います。
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実は、去年の4月、中学校のPTA学年委員会&運営委員会で「PTAに入会届をつくりたい」と提案したことがあります。その時に、
「PTAをぶっ壊せ!」
と面罵されたことがありました。過去記事にはこのこと、書き損ねています。
それ以来、心の奥底に
「PTAに入会届を整備する」=「PTAをぶっ壊す」ことになるか?
という命題が潜んでいたように思います。
私は、 原則論で言えば、
「PTAに入会届を整備する」=「PTAをぶっ壊す」ことにはならない
とはっきり答えます。
ですが、現実論で行くとどうでしょうか?
一見上手く回っているPTAでも、強制加入制のところでは、何らかの歪みが見えづらい所で山積みだと考えます。PTAを任意加入制にすると、運営面での矛盾が、一気に噴き出してくるのではないでしょうか。それを一つ一つ対処して、つぶしていくことが必要と考えます。
矛盾が一気に噴き出すことをもって、「PTAをぶっ壊す」と表現する人が居そうだなと思いました。
それとも、「PTAに入る人、入らない人のあつれき」が生じることをもって、「ぶっ壊す」と表現するのでしょうか?
私にとって明快な答えは、まだでません。