山代中ブログ~伊万里市立山代中学校~

学校の日常の様子や山代の行事・歴史や自然等について、いろいろな記事を掲載しています。

ピア・カウンセリングに挑戦②

2009年12月13日 22時59分29秒 | 学年行事

 ・・・前回の続きです。

<事例2>
悩み・・・今行きたい高校を親に相談したら、意見が違って正直迷っている。最終的には自分で決めていいと言われたけれど、どうしたらいいか迷っている。

回答・・・親の意見も大切だけれど、自分の将来だから自分の意見を優先していいと思います。自分で選んだ方が悔いが残らないんじゃないかと私は思います。志望校目指して頑張ってください。

感想・・・アドバイスを受けてすごく安心しました。なにかすごく勇気をもらえたし自信を持てました。私の人生なので、後悔しないように、今の自分としっかり向きあって、いろんな人からアドバイスをもらって、自分の進路を決めていこうと思いました。真剣に回答してくれた友達にすごく感謝しています。ありがとう。

<事例3>
悩み・・・勉強するのが面倒くさい。する気にならないし、勉強の仕方がわからない。それから高校にいけるのか不安になる。

回答・・・勉強は面倒くさくても後々の自分の人生に大切だから、そこは我慢してやらなきゃいけないと思う。やり方は先生に相談したり家族に相談したりして、自分がやりやすいやり方をやればいい。高校は、自分が今から受験まで積み重ねたものを精一杯出されば、必ず合格できる。ファイト!!

感想・・・自分が書いたのは少しだったのに、これについてたくさんアドバイスが書いてあったし、真面目に書いてくれていたので嬉しかった。親や先生に言いにくいことを友達には言えることがあるので、書いてよかった。これからも頑張ってやりたいです。

 ほとんどの回答に「ファイト・頑張って・応援しています」などのメッセージが入っていて、読んでジーンとくるものでした。この温かさを大切にしたいなと思います。(担任談)

※関連記事:ピア・カウンセリングに挑戦①

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ピア・カウンセリングに挑戦①

2009年12月13日 22時13分08秒 | 学年行事

 中学の時期、子どもたちは、様々な悩みを抱くようになります。勉強や進路、人間関係の悩み、自己嫌悪を感じたりや厭世観にとらわれたり・・・、複雑な思いを抱くこともあります。

 そこで、2年生の学活の時間にピア・カウンセリングに挑戦しました。
 ピアとは仲間、カウンセリングとは相談という意味で、文字通り仲間同士で相談をする人(クライエント)になったり、相談を受ける人(カウンセラー)になったりする活動です。

◎ピア・カウンセリングの方法~真剣に・秘密を守る・詮索しない~
①クライエントになって紙に悩みを書く。(裏に自分だけにわかるマークを付ける)
②紙をシャッフル後、紙を配られた人がカウンセラーになり、アドバイス(回答)を書く。
③マークを手がかりに、クライエントに紙を戻し、感想を書き入れる。

 その結果をいくつか紹介します。

<事例1>
悩み・・・自分の性格だと、いつか友達に嫌われてしまうのではと思い不安で仕方がない。

回答・・・あなたの悩みはだれにでもあると思う。でも、今まであなたの性格が気に入って友達になった人もいるんだから、性格を変えないで、友達との付き合い方を変えてもいいと思う。君が友達で良かったと思う人が必ずいる。これからもファイト!

感想・・・アドバイスを読んで、心の中で泣きそうになりました悩みで不安なときは、アドバイスしてもらったことを思い出し、元気で明るくやっていきたいです。アドバイスをしてくれた人、本当にアリガトウ。ピア・カウンセリングをしてよかった。

・・・あと2つ事例を、次回に紹介したいと思います。つづく・・・。

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