後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「写真で見る絶滅寸前のヨーロッパの少数民族」

2024年04月06日 | 日記
趣味として私は世界の民族についてあれやこれやと調べています。
そんな趣味で集めたヨーロッパに住んでいる少数民族の写真をお送りいたします。今回は北方の少数民族に限ります。

1番目の写真はマンシ族の住居の夏の風景です。マンシ族はロシアのハンティ・マンシ自治管区の先住民です。ハントィとは近い親戚の意味で現在、およそ12,000人がロシアで暮らしています。写真の出典は、『マンシ、コリャーク、ンガナサヌィ… ロシアの絶滅しそうな少数民族』http://osoroshian.com/archives/37793045.html です。
2番目の写真は街に出て来たマンシ族の家族の写真です。
3番目の写真は昔のサーミ民族の家と民族衣装を着た家族の写真です。このような家には住んでいましたが現在は近代的な家に住んでいます。テントは夏だけ使うトナカイの放牧地の休憩用で、中で焚火をして弁当を食べたりコーヒーを淹れます。このような民族は北欧からロシアの西北部のかけて住んでいます。サーミ民族はラップ人とも呼ばれています。
4番目の写真はコリャーク族です。
犬ぞりのマッシャー(乗りて)はイルピリ村の住人です。
カムチャッカの北部に暮らすこの民族は現在6,000人しかいません。世界で最も北に住む民族の一つです。写真の出典は、『マンシ、コリャーク、ンガナサヌィ… ロシアの絶滅しそうな少数民族』http://osoroshian.com/archives/37793045.html です。
5番目の写真はンガナサヌィ族です。
この民族はロシアのクラスノヤルスク州のタイミル地方に住んでいます。ユーラシアの一番北で暮らす民族です。860人です。自称は「ニャ」(友という意味)です。
6番目の写真はロシアのドルガヌィ族です。
テュルク諸語を話す民族の中で世界で一番北に住む民族です。ロシア正教を伝えたコサックたちはドルガヌィ人に自分達の苗字を与えたのです。クドゥリャコフ、ジャルコフ、チュプリン、ポロトフ等でその苗字は今でも残っている。
現在8000人以下でクラスノヤルスク州とサハ共和国で暮らしています。
7番目の写真はイテリメン族です。カムチャッカ半島の先住民です。「イテンメン」(「ここに住んでいる」)という名前の発音が変化しこの様な呼び方になったそうです。



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