錦滝のユキワリソウを見に行くのはずいぶん久しぶりな気がする。林道の途中が崩落してもう3年くらい経つであろうが、その前から訪れていない。他にも見たい花や探し物の植物などがあり、探索に出かけてみる。
ヤマツツジの赤い花
白いヒメウツギの花
たぶんアイヅシモツケ
林道の周辺で圧倒的に多いのがこのスゲ、ヒゴクサ。
たまに生えているテキリスゲ。珍しいものでは無い。
たくさん生えているこのスゲ。
ヒナスゲ。このこげ茶色をしているほうが雄小穂。
果胞になっているこっちが雌小穂。雌雄異株のスゲ。
良く似ているがこれは別のスゲ。
上に茶色い雄小穂、下に雌小穂がある。おそらくこれはイトスゲと思われる。
林道の崩落地。ロープが張られているが危険な場所で、慎重に通過する。
クリンソウが満開。
錦滝に到着。
滝の脇の岩壁にユキワリソウが咲いている。
しかし訪問時期がやや遅く、花はもう痛み始めている。
ヒメレンゲはまだ5分咲きくらいだった。
期待していたユキワリソウは少し時期が遅く花はもう痛んでいた。林道のもっと先にはクモイコザクラが咲いている場所があるらしいのだが、私はまだ見たことが無い。教えてもらった場所に行ってみたが花が見当たらない。もう終わってしまっているのかもかも知れない。ならば、何年も前にクモイコザクラを見た尾白川上流のほうに見に行ってみることにしよう。
イワガラミが付いている。
もうすぐ咲きそうな蕾
クワガタソウが満開
オオヤマフスマが咲いていた。
途中の岩壁にピンク色の花が咲いている。
望遠レンズで覗き込んでみる。葉っぱがサジ状である。これはユキワリソウだ。
林道終点
林道終点から河原への下降はほとんど崖下りである。ロープが張られている急峻な斜面を下りる。
この渓谷に下り立つのは何年ぶりだろうか。なつかしい感じがする。
深い谷と向こうには鞍掛山の急峻な岩壁が立ちはだかる。
岩壁を見るとピンク色の花が咲いている。クモイコザクラだろうと思ったのだが・・・
近くで見ると感じが違う。
葉の形がサジ型をしている。これはユキワリソウではないか。
尾白川上流で以前に見たのは間違い無くクモイコザクラだったはずだ。しかし今回の訪問で咲いていたのはユキワリソウである。見間違えたのか、それとも別に咲いていたのか?岩壁を良く見直してみると、既に咲き終えたクモイコザクラが生えていた。
ギザギザした葉があり、茎には毛が生えている。花はもう散ってしまっているが、やはりクモイコザクラがこの谷には生えていた。
左が咲き残りのクモイコザクラ、右がユキワリソウ。この場所には2種類のサクラソウ科の植物が生育している。
岩壁に咲いたユキワリソウ
たくさん咲いている。たぶんもっと上流まで咲いているのだろう。
ここから先は膝のあたりまで浸からないと遡上できない。ここまでで撤退する。
久しぶりに下りた谷にはクモイコザクラの他にユキワリソウが生育していることが分かった。しかもかなりたくさん生育している新しい発見である。
以前にこの谷から林道に登り返す時に、下りてきた時に使ったロープが見当たらず、そのまま上の稜線まで登り上げてしまい遭難寸前のところまで行ってしまったことがあった。今回はGPSを頼りに登り返すのだがまたしてもロープが見つからない。以前は左方向にトラバースして失敗したので今回は右方向にトラバースしつつ登って行ったが、とうとうロープが見つからないままに林道に登り上げてしまった。無事に林道に出たから良かったものの、一歩間違ったらまたしても遭難寸前の状況になったかも知れない。谷の中なのでGPSの位置が必ずしも正しいとは限らず、結構危ない谷だと思う。また行くかどうかは微妙であるが、目印のテープでも付けておかないと帰りは危なそうである。(続く)
ヤマツツジの赤い花
白いヒメウツギの花
たぶんアイヅシモツケ
林道の周辺で圧倒的に多いのがこのスゲ、ヒゴクサ。
たまに生えているテキリスゲ。珍しいものでは無い。
たくさん生えているこのスゲ。
ヒナスゲ。このこげ茶色をしているほうが雄小穂。
果胞になっているこっちが雌小穂。雌雄異株のスゲ。
良く似ているがこれは別のスゲ。
上に茶色い雄小穂、下に雌小穂がある。おそらくこれはイトスゲと思われる。
林道の崩落地。ロープが張られているが危険な場所で、慎重に通過する。
クリンソウが満開。
錦滝に到着。
滝の脇の岩壁にユキワリソウが咲いている。
しかし訪問時期がやや遅く、花はもう痛み始めている。
ヒメレンゲはまだ5分咲きくらいだった。
期待していたユキワリソウは少し時期が遅く花はもう痛んでいた。林道のもっと先にはクモイコザクラが咲いている場所があるらしいのだが、私はまだ見たことが無い。教えてもらった場所に行ってみたが花が見当たらない。もう終わってしまっているのかもかも知れない。ならば、何年も前にクモイコザクラを見た尾白川上流のほうに見に行ってみることにしよう。
イワガラミが付いている。
もうすぐ咲きそうな蕾
クワガタソウが満開
オオヤマフスマが咲いていた。
途中の岩壁にピンク色の花が咲いている。
望遠レンズで覗き込んでみる。葉っぱがサジ状である。これはユキワリソウだ。
林道終点
林道終点から河原への下降はほとんど崖下りである。ロープが張られている急峻な斜面を下りる。
この渓谷に下り立つのは何年ぶりだろうか。なつかしい感じがする。
深い谷と向こうには鞍掛山の急峻な岩壁が立ちはだかる。
岩壁を見るとピンク色の花が咲いている。クモイコザクラだろうと思ったのだが・・・
近くで見ると感じが違う。
葉の形がサジ型をしている。これはユキワリソウではないか。
尾白川上流で以前に見たのは間違い無くクモイコザクラだったはずだ。しかし今回の訪問で咲いていたのはユキワリソウである。見間違えたのか、それとも別に咲いていたのか?岩壁を良く見直してみると、既に咲き終えたクモイコザクラが生えていた。
ギザギザした葉があり、茎には毛が生えている。花はもう散ってしまっているが、やはりクモイコザクラがこの谷には生えていた。
左が咲き残りのクモイコザクラ、右がユキワリソウ。この場所には2種類のサクラソウ科の植物が生育している。
岩壁に咲いたユキワリソウ
たくさん咲いている。たぶんもっと上流まで咲いているのだろう。
ここから先は膝のあたりまで浸からないと遡上できない。ここまでで撤退する。
久しぶりに下りた谷にはクモイコザクラの他にユキワリソウが生育していることが分かった。しかもかなりたくさん生育している新しい発見である。
以前にこの谷から林道に登り返す時に、下りてきた時に使ったロープが見当たらず、そのまま上の稜線まで登り上げてしまい遭難寸前のところまで行ってしまったことがあった。今回はGPSを頼りに登り返すのだがまたしてもロープが見つからない。以前は左方向にトラバースして失敗したので今回は右方向にトラバースしつつ登って行ったが、とうとうロープが見つからないままに林道に登り上げてしまった。無事に林道に出たから良かったものの、一歩間違ったらまたしても遭難寸前の状況になったかも知れない。谷の中なのでGPSの位置が必ずしも正しいとは限らず、結構危ない谷だと思う。また行くかどうかは微妙であるが、目印のテープでも付けておかないと帰りは危なそうである。(続く)