山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

剣ヶ峰ダイヤモンド富士ならず 富士本栖リゾート  平成30年12月31日

2018年12月31日 | ダイヤモンド富士
 今年もこの日で終わりである。最終日くらい良い写真を撮りたかったがなかなかそうは行かないものである。

 富士山の剣ヶ峰は北側に回り込むほど尖って見え、剣ヶ峰で割れるダイヤを撮るにはできるだけ北側に回り込み、かつ少し距離を離したほうが有利である。そのうちの1ヶ所が冬至の頃の竜ヶ岳山頂、そしてもうひとつが今回訪れる富士本栖リゾートである。標高が低い分だけ竜ヶ岳よりも北側に回り込めるので撮影には有利であろうと見ているのだが、残念ながら冬至の頃にはこの場所は営業していないために入れない。この場所から剣ヶ峰ダイヤが狙えるのは12月27日から1月1日まで、かつ池のほとりからの剣ヶ峰ダイヤが狙えるのは28日から30日までの3日間となる。予定では29日と30日の2日間だったのだが29日は起きられず30日は空気が澄んだので距離の遠い富士川町林道を選択した。元日は混雑するので避けたいので、本日がこの場所から狙う剣ヶ峰ダイヤの最終日となる。

 精進湖のあたりで雲が朝焼けに染まり始め本栖湖ではかなり赤く焼けていた。急いで本栖湖湖畔の展望地に向かったのだが駐車場は車があふれ返りとてもではないが止められない。車が止められそうな場所を探して移動しているうちに朝焼けの雲は終わってしまった。折角の空だったのに残念、完全に出鼻をくじかれた感じで富士本栖リゾートに向かう。


    少しだけ残っていた朝焼けの空。富士本栖リゾート駐車場から。


    この雲では湖面に映るダブルダイヤは難しいだろう。ましてや剣ヶ峰で割れるダイヤは絶望的。湖畔は止めて後ろ側にある展望台でカメラを構える。


    本日の剣ヶ峰ダイヤはこの展望台あたりで撮れるはずだったが・・・


    まあ無理でしょう。


    70㎜レンズ。


    剣ヶ峰が輝き出す。


    たぶんもう日が出ている。


    もう完全に昇っている。


    200㎜望遠レンズ。剣ヶ峰の左が光っているように見える。


    さらに右も?


    やはりこの雲で割れるダイヤは無理がある。

 次の機会に備えて位置情報のデータだけでも取れればと思ったのだがそれもままならず。園内のコースをちょっとだけ散歩してGPS軌道の軌道だけは記録してきた。


    手前の富士山と向こうの富士山でダブル富士ダイヤになるかと思ったのだが・・・光度の差があり過ぎて不可。

 ここから南側にある敷地や草むらの中からは何度か割れるダイヤの撮影を試みているが一度も成功したことが無い。太陽の大きさと剣ヶ峰の大きさのマッチングが悪いのではないかと思っており可能性があるとすればこの富士本栖リゾートだろうと思っている。また来年挑戦である。

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