山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

ヤシャビシャク(スグリ科)

2021年02月16日 | その他の絶滅危惧種
 温帯林の老木に着生する落葉小低木である。花期は4~5月。良く枝分かれし、葉は短い枝先に互生し、5角形を帯びた腎円形で掌状に3~5浅裂し、両面に短毛が生える。萼は淡緑白色、深く5裂し、花弁は5枚でヘラ状、萼筒の上縁に付き、萼裂片より短い。緑色に熟し、全面に針状の毛が生える。山梨県では主に富士山周辺で生育が確認されている。


    ヤシャビシャク 平成28年5月 富士山麓で撮影


    同上 黄緑色の花のように見えるのは萼片


    平成30年5月 北岳広河原で撮影


    ブナの木に着生したヤシャビシャク 令和2年6月 御坂山系黒岳で撮影。


    同上 落花しており、毛の生えた実になりつつある。

 ⇒その他の山梨県の絶滅危惧の植物

 ➡山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~

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