昨年10月に訪れた某山で発見したが正体が何だか全くわからなかった花。偶然私のブログを見てくれた某自然学校の先生が正体をつきとめるために調査に行ってくれた。そして判明したのがこの花、シラゲヒメジソ。シソ科の植物である。私の持っている植物図鑑数冊にはその名前は出て来ないが、3巻に分かれている厚い図鑑「日本の野生植物」の第Ⅲ巻には収められている。しかし、現在持っているのはⅠ巻とⅡ巻だけで、書店に購入に行ってみたが品切れだった。ネット上で検索するとあまり記録は多く無いのだが載せられている。それを見る限りでは、私の見たものよりもかなり背が高くて葉の色も緑色で、若干違うようにも見受けられる。
昨年10月、山中湖界隈の某山で見つけたが何だか全く分からなかった花。
トリーミングして拡大すると萼と花の部分を中心に白い毛が生えている。
別の場所ではもう花期が過ぎているものの、これでもかというくらいにたくさん生えていた。
ここでは葉が赤い。
少しだけ咲き残ったものがあるが、全体的に赤く背丈が低い。
自然学校の先生の話では、砂礫の土壌による変化と、背丈が小さいのは鹿の食害で上部が食べられているためだそうだ。3年後に書き換えられる予定である山梨県のレッドデータブックでは絶滅危惧種になる可能性もあるという。確かに他の場所ではあまり見かけたことが無い。
咲き残っていたシラゲヒメジソ。
周辺には鹿の踏み跡が多数ある。
図鑑では調べ切れない正体不明の花は多々あり、もっとレベルアップしなければとつくづく感じさせられる。
わざわざ調査に出向いてくださり、報告していただいた自然学校の先生には感謝である。
昨年10月、山中湖界隈の某山で見つけたが何だか全く分からなかった花。
トリーミングして拡大すると萼と花の部分を中心に白い毛が生えている。
別の場所ではもう花期が過ぎているものの、これでもかというくらいにたくさん生えていた。
ここでは葉が赤い。
少しだけ咲き残ったものがあるが、全体的に赤く背丈が低い。
自然学校の先生の話では、砂礫の土壌による変化と、背丈が小さいのは鹿の食害で上部が食べられているためだそうだ。3年後に書き換えられる予定である山梨県のレッドデータブックでは絶滅危惧種になる可能性もあるという。確かに他の場所ではあまり見かけたことが無い。
咲き残っていたシラゲヒメジソ。
周辺には鹿の踏み跡が多数ある。
図鑑では調べ切れない正体不明の花は多々あり、もっとレベルアップしなければとつくづく感じさせられる。
わざわざ調査に出向いてくださり、報告していただいた自然学校の先生には感謝である。