20:21年7月22日〈3〉
高知に到着し、ここからは釣り。まずはレンタカーを借りに。
高知駅から徒歩約15分、ニコニコレンタカー高知北本町店に到着。
軽の三菱アイを2日間レンタル。
2日間でも1万円しないので、最近の格安レンタカーは本当に助かる。
続いてホテルにチェックイン。
今日から2泊お世話になるのは、南国市のアールビジネスホテル。田園風景の中に佇んで、ロケーションはなかなか。コロナ対策もしっかりしていて安心。
一休みして日が傾いてきた17時、いよいよ出陣。
今旅のテーマソングはJUJUさんのYOUR STORY Disc1。移動中はずっとこれをリピート。高知の緑と海に馴染んで心地いい響き。
そして今回のメインフィールド、浦戸湾に到着。
初めて来たこの湾、南側にある太平洋との接点に控えるのは、あの有名な桂浜。たくさん釣って「釣りはもういい、桂浜行こう」の展開希望。
なる訳ないけど(ーー;)
この地で狙うのはもちろん、日本三大怪魚の一つ、アカメ。
といきたいところですが、いきなり来てそうそう釣れる魚でないのはわかってるので、メインはシーバス。あわよくばアカメ。
そんな感じだけど、釣れれば何でもいいのでとにかく1匹。
ちなみに日本三大怪魚とは、ビワコオオナマズ・イトウ・アカメ。どれもデカいのは体長1mを超えてくる日本固有の在来種。残念ながら3種とも個体数が減少していて、「絶滅危惧」というワードが聞こえてきてる…。
細かいポイントはよくわからず、それならばとやって来たのはメジャーポイントの種崎エリア。中でも海に突き出た突堤が一級ポイントとのこと。
しかしその突堤は見えるものの、アクセスルートがわからなくて困った。ひとまず種崎突堤を目前に据えるポイントで18時15分スタートフィッシング。
ふと空を見上げると、珍しい雲。階段みたいな形してる。
そしてボラがライズしたり、何かが小魚を追って水面に波紋が出たり、生命感は満点。
しかし、取っ換え引っ換えルアーを投入するもバイトは無し。
やがて浦戸湾に日没が訪れる。今日は中潮で満潮は17時30分頃。そろそろ下げが効いてくる絶好のタイミング。
しかしバイトは無し。
そしてもう一つ問題発生。蚊の攻撃がすごいΣ(゚Д゚)
手だけ動かしてリール巻いてたら足と顔に攻撃を受ける。これはたまらない。虫よけ塗ったのに。
仕方ないので不必要に足と顔を動かしながらリーリング。釣りに集中できない。
そんな中、空には夕焼けが。
うお〜、めっちゃきれい。こういう風景に出会えるのは釣り人の特権かも。
時間と共に刻々とその色を変える夕焼け。
ブラボーヽ(^o^)丿 と思わず呟く美しさ。蚊の攻撃がなければもっとじっくり見れるのに。
夕焼けタイムが終わり辺りが暗くなってもバイトは無し。ここで意を決してポイント移動。ランガンであちこち周る。
それでもノーバイトなまま、辿り着いたのはとある波止場。
水面浮遊物が大量に漂う中、その下には何やら黒い魚の群れが。そして静寂の中、時折バシャッと小魚を追う音が響く。何だコレ?まさかアカメ?
慌ててルアーを投げるも、水面浮遊物がネックでまともに引けない。クソッ、スピナーベイト持ってくればよかった。
このチャンスもものにできず時間だけが過ぎていく。
結局何も起きないまま時刻は21時30分となり、暑さでバテバテなこともあって、ここでストップフィッシング。
初日夜の部はノーフィッシュで終了。覚悟はしてたけど、やっぱり凹む。しかも蚊にボコボコにされて、あちこち痒い。
ホテルに戻り、ようやくビールタイム。くう〜、美味い。
そして夕食は地元のスーパー、エースワン。ここならではの鶏ハラミ丼とカツオタタキ。
特に地元高知産カツオタタキはただのスーパーお惣菜ではないレベル。超ウマ。
こうして高知遠征の初日終了。
3日間の行程でフルに釣りできるのは明日のみ。早くも正念場…。