Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2012-2013 道北温泉紀行①【「あけぼの81号」狂騒曲】

2013年01月06日 15時18分00秒 | 鉄道旅

2012年12月29日

 

 

 

 


今日から冬休み。今夜から毎年恒例の冬休み北海道温泉旅行へ出発。
旅立ちを飾るのは、初日にして今回のハイライト、583系「あけぼの81号」。
苦難の末にゲットしたプラチナチケットを携えて16時に出発。

まずはJTBに出向き「札幌・道北ゾーン」の周遊きっぷを購入。
このきっぷを発券することはあまり無いようで、かなり手間取ってた。


その後銭湯に寄り道しさっぱりしたところで、18時50分に上野駅到着。まずは駅弁の「膳まい」さんへ。
個人的定番の「鶏そぼろ二段弁当」をゲット。今日は売り切れてなかった。


そしていよいよ「あけぼの81号」が発車する14番線へ行くと、予想通りの異様な光景が。

 

 

 

 

 

お隣り13番線に停車中の「北斗星」を尻目に、何も停まっていない14番線にカメラマンが大挙。
発車までまだ1時間30分位あるというのに、早くもこの状況か。

 

 

 

 

 

 

時間と共にこの「鉄人」は増え続け、まさに「583系狂騒曲」の様相を呈してきた。

 

 

 

 

 

混乱を避ける為か、表示機の問題か、ホームの発車案内表示は空欄のまま。何とも味気ない。

 

 

 

 

 

20時06分、構内放送が流れ「間もなく14番線に特急あけぼの81号弘前行きがまいります」。


臨時なのにこの放送があるとは意外。しかしこの放送があるんなら発車案内表示もしてほしいところ。
何はともあれ、この放送のおかげで気分が高まってきた。


そして時刻は20時07分、ついに583系「あけぼの81号」が入線!

 

 

 

 

 

しかし583系の雄姿がちらっと見えただけで、人でほとんど見えず。
同時に先頭車付近はあっと言う間に人だかり。これは写真も無理か。

 

 

 

 

 

今回583系はシールながら「あけぼの」のヘッドマークを掲げてくれていて一安心だけど、行き先方向幕は「臨時」。

 

 

 

 

 

「あけぼの 弘前」の幕は無いのか、混乱を避ける為なのか?いずれにしても残念。
しかも先頭6号車右側だけなぜか「団体」になっている。

 

混乱が続く中、早くも発車5分前。この状況でまともな写真を撮るのは無理だった。

 

 

 

 

 

これが精一杯…。
自分はビールとつまみを購入して、本日の宿 5号車下段に乗り込む。
結局写真は撮れずじまい。途中駅にかける。

 

 

 

 

 

そして20時35分、低いモーター音を響かせて「あけぼの81号」上野を定刻発車。


とにかく無事に運行されて良かった。駅ほどではないけど車内もドタバタ気味。
さっそくビールを開けて車窓を眺めながら乾杯。583系で東北へ出発できるのはもう何度も無いだろう。
そして国鉄時代車特有の低いモーター音が何とも心地いい。乗れるだけでも嬉しいけど、モハネの5号車で良かった。

それにしても、途中のどの通過駅にもカメラマンがいる。やはり583系の人気はすごい。
感慨に浸っていると大宮に到着。やはりここも「鉄人」の皆さんが大挙押し寄せている。

 

 

 

 

 

しかしトラブルは無く、無事に大宮を発車。高崎線に入るとさすがに通過駅のカメラマンは減少。
22時頃、列車は高崎に到着。確かここでは数分停車するので、今度こそとばかりに583系撮影に出撃。

 

 

 

 

 

上野・大宮程ではないけど、やはりここにも大勢のカメラマン。

 

 

 

 

 

115系湘南色と583系が並んでいて、まさに国鉄時代の古き良き風景。
そして悪戦苦闘の末、やっと撮れた~。きっぷをとるのも大変だったけど、写真を撮るのも大変だ。

 

 

 

 

 

ようやくまもとに583系の姿が見れたけど、やっぱりかっこいい~。
一安心して車内に戻ると高崎を発車。翌朝の鶴岡までドアは開かないので車内に静寂が訪れる。

 

 

 

 

 

しかし、通路の両側に壁のようにそびえ立つ583系の寝台は何度見ても壮観。

ようやく気分が落ち着き、浴衣に替えて弁当タイム。

 

 

 

 

 

下段は大きな窓を占有できて景色が良く見える。沼田を過ぎると雪が出現。

画像

 

 

 

 


23時頃、列車は水上に運転停車。いつものことだけど、ここは完全に雪の中。
そんな雪のホームに、ここにもカメラマンの姿。この寒い中すごいな。

画像

 

 

 

 


水上を発車するといよいよ上越国境超え。583系に乗って初めて新清水トンネルに突入!
すると、何とトンネル内にある湯檜曽駅ホームにもカメラマンの姿!
トンネル内の方がかえって寒くないのかもしれないけど。これはどこまで行ってもカメラマンはいそうだな。
新清水トンネルを抜けると…やはり雪国。雪の夜景は息を呑む美しさ。

列車は越後湯沢に運転停車。確か以前は「あけぼの」も運転停車していたような気がする。
今は通過してしまうけど。ちょっと新鮮な気分。


雪深い上越線のきれいな夜景を眺めていると睡魔が襲ってきた。
小出を通過したあたりで窓のカーテンを閉めてこの日は就寝。zzz…。

 

 

 

 


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