Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2017 夏の四国釣り遠征①【初乗車 琴平行き「サンライズ瀬戸」で出発】

2017年08月16日 22時27分00秒 | 鉄道旅

2017年8月11日・12日

 

 

 


今日から夏休み。毎年恒例の釣り遠征に出発。行き先は昨年と同じ四国の高知県。本当は10日発の「サンライズ瀬戸」に乗りたかったけど10時打ち失敗。再挑戦して何とか確保した11日出発分の指定券を携え東京駅に向かう。

21時に東京駅到着。グランスタで夕食をどれにしようかと悩む。夜行列車乗車前の至福のひと時。その後9番線に上がると「高松・琴平」の電光表示。初めて見る。新鮮な感覚。台風5号の影響で打ち切りや運休もあったのでまずは一安心。

 

 

 

 

 

21時34分、「サンライズ瀬戸・出雲」入線。多くの人がカメラを向ける。

 

 

 

 

 

「回送」から行き先幕が回転して「高松・琴平」がついに登場。ここも多くの人がシャッターを切る。幕回転中に「サンライズ瀬戸 松山」や「サンライズ出雲 米子」も出てきて、「瀬戸 松山」はかつて繁忙期に延長運転していたの知ってるけど、「出雲 米子」は使われたことあっただろうか?

 

 

 

 

 

今日もかっこいい「サンライズ」。ヘッドライトが点灯し間もなく発車時刻。

 

 

 

 

 

1号車のシングル2階に乗車。大きな荷物抱えている時はやはりシングルの荷物スペースが助かる。

 

 

 

 

 

発車前に車掌さんの検札。これで発車後は気兼ねなくビール飲める。

 

 

 

 

 

今日は「サンライズ出雲91号」が運行されるせいか8番線も賑わってる。

そして22時「サンライズ」東京を定刻発車。入れ替わりで8番線に「出雲91号」が入線してきた。

 

 

 

 

 

東京のネオン街を抜けていく。今日からお盆休みという人は多いようで途中駅にスーツ姿の人は少なめ。

 

 

 

 

 

さっそくビールタイム。グランスタで買ってきた鳥徳さんの「鳥モダン弁当(定価1080円)」と、かわもさんの「アボガドとハーブチキンサラダ(定価432円)」。どちらもあの時間3割引き。それでもスーパーやコンビニに比べると割高感はあるけど、やっぱり美味い。値段の価値あり。まあサラリーマンのささやかな楽しみということで。


今日の朝は高速道路も大渋滞だったけど、やっぱり寝台列車でこうしてビール飲みながらのんびり旅に出れるというのはこの上ない喜び。しかしそれもあと何年続いてくれるか?285系が寿命を迎える時が自分の鉄旅も終焉となりそう。

 

 

 

 

 

22時23分、横浜。雨が降っている。そう言えば今日の東京はずいぶん涼しかった。これから向かう四国は暑そうだけど。

 

 

 

 

 

横浜を出ると相鉄線が並走。先日の台風5号襲来時は列車内に水が入り込んだ映像がニュースで流れていた相鉄線。日本は本当に亜熱帯のような気候になってしまった。

 

 

 

 

 

23時21分、雨が強く降る熱海。あんまり降ると抑止が心配になる。

 

 

 

 

 

日付が変わった0時19分、静岡。雨は小降りになって一安心。ここで眠気が限界となりブラインドを下して就寝。

やっぱり寝台列車は寝るのも楽しみ。ビールを大量に飲んでぐっすり眠るのが寝台列車での自分の過ごし方。二日酔いと紙一重ながら、慣れてきたせいか最近は起きて頭ズキズキが無くなった。





翌朝、ブラインドの外が明るくなっているのに気付きプチ起床。列車はちょうど姫路に到着。時刻は5時26分、定刻。外はいい天気。これなら遅延での高松打ち切りは無さそう。安心して再び就寝。この二度寝が気持ちいい~。

 

 

 

 

 

おはよう放送が聞こえてきて定刻6時27分、岡山に到着。恒例の「瀬戸・出雲」切り離し儀式の為に数分停車。やがて「瀬戸」が先行して発車。

 

 

 

 

 

6時52分、「JEANS STATION」児島。ここでJR四国の乗務員さんに交代。そして列車は瀬戸大橋へ。

 

 

 

 

 

眼下にきれいな瀬戸内海が広がる。やっぱりこの瀬戸大橋が最も非日常を感じさせてくれる瞬間。鉄橋を渡る独特の走行音がたまらない。

 

 

 

 

 

個室寝台から眺める瀬戸内海。でもこの橋を渡るとすぐ終点になってしまう「瀬戸」。しかし今日は違う。あと2時間近く乗っていられる。

 

 

 

 

 

定刻7時27分、高松到着。高松では30分近く停車。迷うこと無く高松での儀式、駅構内の「連絡船うどん」に向かう。同じ考えの人は多いようで、「サンライズ」到着と同時に店内は満員。

 

 

 

 

 

「漢は黙ってかけうどん」のはずが、あら?メニュー変わった?かけうどんが無い。何てこった。予定変更できつねうどんを注文。400円。大きな油揚げが麺を覆い尽くす。やはり朝はこの素朴なやさしい味わいが体に染み入る。

 

 

 

 

 

うどんを食べ終え、駅構内のセブンイレブンでビールを買い個室で朝ビー。涼しかった東京と違い高松はやっぱり暑いからビールが美味い。同時に列車は琴平に向けて出発。

かつては松山まで延長運転されていた「瀬戸」。また松山行ってほしいけど、さすがにもう無いか。琴平まで行ってくれるだけで有難い。

 

 

 

 

 

列車は宇多津デルタ線へ。いつもは上り「サンライズ」が瀬戸大橋へ向かうけど、ここを宇多津へ。

 

 

 

 

 

多度津を出て土讃線へ。初めて「サンライズ」で行く土讃線。低速運転で進む。

 

 

 

 

 

善通寺を出ると眼下にことでんの線路。

 

 

 

 

 

そして定刻8時52分、終点 琴平に到着。

 

 

 

 

 

琴平に「サンライズ」がいる。不思議な感覚。しかしこのご時世に延長運転は本当に有難い。ダイヤのやりくりも当然あるはずだし。

 

 

 

 

 

途中下車して駅の外に出る。次に乗るのは約1時間後の「南風3号」。それまで琴平を散策。

 

 

 

 

 

ドアが閉められ高松へ回送態勢の「サンライズ」。次に乗るのは15日の上り。

 

 

 

 

 

駅を離れこんぴらさんに向かう。人が多くてかなりの賑わい。登れる所まで登ろうと思うも、人混み苦手な自分は早々にギブアップ。

 

 

 

 

 

そそくさと駅に戻って来た。

 

 

 

 

 

次は「南風3号」で中村に向かう。電光表示はアンパンマンのマーク付き。

 

 

 

 

 

「南風3号アンパンマン列車」約4分遅れで到着。指定席の2号車に乗車。自由席は立ち客多数の模様。指定席は満席ながら平穏。

 

 

 

 

 

検札時に土佐くろしお鉄道 窪川‐平田の乗車券を購入。琴平駅で買おうと思ったら発券不可だった。特急券と同時購入なら発券できそうな感じだったけど。

 

 

 

 

 

振り子で車体を傾けながら大歩危峡を爆走で進む。かなりの断崖絶壁上を行く土讃線の景色は本当にきれい。よくぞここに鉄道を通してくれたという感じ。

 

 

 

 

 

数分遅れたまま11時37分、路面電車が走る街、高知に到着。2号車の乗車率は70%程に。

 

 

 

 

 

窪川を過ぎて土佐くろしお鉄道へ。若井を過ぎると眼下にチラッとレールが見えるループ線。ループ大好き人間の自分にはたまらない。

 

 

 

 

 

土佐入野付近ではきれいな南国の海が車窓に広がる。琴平からここまで振り子で爆走しながら約3時間経過。「南風3号」なかなかの乗り堪え。

 

 

 

 

 

やがて左手にきれいな後川が見えてくると中村はもうすぐ。

 

 

 

 

 

そして13時27分、終点中村に到着。琴平から約3時間半。岡山からだと4時間半くらいか。「南風3号」はかなりの長距離便。

 

ここからさらに普通宿毛行きに乗り換え。お盆休みの真っ只中、単行の車内は満員御礼。

 

 

 

 

 

13時50分頃、長旅の末に平田到着。ここで下車。昨年に続き今年もこの地に来た。相変わらずきれいな景色。ここから目指すのは中筋川。

 

 

 

 

 

まずは駅近くのスワロー会館でビールと昼食を…と思ったら、何と「予約の準備中」という掛札。なにーっ?「南風」の車内では飲まず食わずで我慢してたら、あてが外れた。

 

 

 

 

 

代わりにローソンでビールとおにぎりを買いベンチで昼食。それにしても暑い。昨年同様今年もバテそう。


昼食を終え、ここからは「鉄」を離れアングラーとなりフィールドへ。歩き始めると、早くもビールもう1本飲みたくなってきた…。

 

 

 

 


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