2018年9月19日
阿南の街は今日も晴れ。今日は今回のメインリバー、桑野川に向かう。
初めて訪れた桑野川。まずは夜の部に備えて下流域のポイントを探索。こうして明るい時に見ると、昨日一撃根掛かりしたポイントがいかに無謀な場所だったかわかる。それにしてもきれいな景色。
牟岐線の普通列車が川を渡る。
空にはトンビ。
河原にはトノサマバッタ。歩いているだけで楽しい。
徳島は台風21号が直撃して川の濁りが心配だったけど、見たところステインという感じ。いつもどうなのか不明ながら、ドチャ濁りは避けられた。
下流域ポイント探索を終えて、今度は昼の部の桑野川中流域に向かう為、列車に乗る。
15分程で桑野に到着。ここで下車。
徒歩で桑野川へ。四国の川らしく水がクリアできれい。でもバスはおろか魚が全く見えない。嫌な予感。とにかくルアー投入。
しかし、予想通りなーんも起こらず。これはちょっとヤバいな。このエリアを見切りさらに上流を目指す。
桑野駅から再び列車に乗る。
東京からの乗車券は桑野までしか買ってなかったので、この区間は新たにきっぷを購入。
隣駅の新野で下車。空腹感に襲われ飲食店を探すも何も無し。自販機でジュースを買い空腹をしのぐ。
延々歩き桑野川に出る。川を覗くとデカい魚の姿!何だ?スリムな魚体でバスではなさそうだけど、まさかシーバス?
桑野川は堰がいくつかあるけど、魚道が付いてるからシーバスが上がってくる可能性はゼロではない。ドキドキしながら4incグラブを投入。すると、速攻バイト!マジか?本当に喰ってきた。猛烈に引く。デカいのは間違いない。
やがて観念したのか抵抗が弱まり足元まで寄ってきた。さあ魚の正体は?シーバスなら目標達成。
なんと、その魚は、ニゴイ!?
手尺で60cmあるこの魚はニゴイだった。ニゴイってこんなにデカくなるのか。自分が釣ったニゴイの新記録。桑野川初フィッシュが釣れて嬉しいけど、ちょっと複雑な気分。
その後も歩き回って魚を探すものの、結局追加できず昼の部は15時ストップフィッシング。また延々歩き新野駅へ。
学生で満員の列車に乗り阿南へ戻る。
16時過ぎに阿南到着。しかしお腹空いた。いったんホテルに戻り遅い昼食。そして夜の部へ。
17時30分、桑野川下流域の今朝探索したポイントで夜の部スタート。昨晩の一撃根掛かりとは異なり、今日は夜釣りが成立している。なんとかシーバス1匹釣りたい。
しかし期待と裏腹に川に生命感は無し。たまにボラっぽいライズがあるのみ。
結局何も起こらず、心も体も疲れ果てた20時30分ストップフィッシング。
今日の釣果は中流域で釣れたデカニゴイ1匹のみ。やはり桑野川、手強かった…。