2021年11月21日(日)
富山県の魚津で迎える朝。
やがて山から日の出。昨日より雲が少ない。
なので日が高くなると、おっ、今日は山が見える。逆光なのでコントラストは出ず。
午前10時40分、スカイホテル魚津アネックスをチェックアウト。
設備的には年代を感じるものの、その分安く泊まれてコスパは良好。
今日は魚津11時ちょうどの高岡行きに乗り、氷見線に乗り換えて氷見に向かう。
3セク化された魚津駅は長大なホームを持て余し、もうこの先使用される見込みの無い末端部は柵でふさがれている。
2両編成がメインの普通列車が長いホームの中央付近にポツンと停車。
11時ちょうど発の普通 高岡行き到着。車内は満員で立ち。
富山で乗客が入れ替わり、ようやく着席。
神が通る川、神通川。釣りでも有名。
11時46分、高岡到着。ここで氷見線に乗り換え。
12時3分の氷見行きは7番線から。
初の氷見線。車両は自分の好きなキハ47。国鉄時代の車両は本当にかっこいい。
2両編成のボックス席が全て埋まる程の盛況ぶりで高岡を発車。
あいの風とやま鉄道と分岐。
能町で列車交換。あちらの列車も満員御礼。「べるもんた」という観光列車も走ってるし、氷見線は活気がある。
しばらくすると海に出て、釣りしてる人がいて気になる。
そして有名な雨晴海岸へ。これが男岩でしょうか。
こちらが女岩。
雨晴海岸の象徴ともいうべき、女岩と男岩。その背後には雄大な立山連峰が聳えているはずが、雲に覆われて全く見えず。
昨日からこんなのばっか(*_*)
きれいな富山の海を眺めていると、間もなく氷見。
12時30分、終点 氷見に到着。
距離は短いものの、雨晴海岸の絶景か見れる氷見線。城端線と共にJR西日本の飛び地になってしまったけど、乗客が多くまだまだ元気。
氷見駅をあとにして昼食タイムへ。
やって来たのは、氷見漁港近くの みきさんというお店。こちらで氷見うどんを頂く。
とりあえずビール。旅先で、しかも昼間に飲むビールは格別!
元気なご主人にカニ味噌をサービスして頂く。ねっとり濃厚で、メチャウマッ。
そして初めて食べる氷見うどん。手延べの麺はツルツルモチモチでノド越しがすごくいい。それをだし汁につけて食べると、こちらもウンマッ。
食後にコーヒーまで頂いて、いい店だった。とにかくご主人が元気。また来たくなる店。
食後は氷見漁港へ。もちろん釣り。ポイントを探して歩く。
海の向こうに雄大な立山連峰が見えるはずなのに、全然見えませんな〜。
めぼしい場所を見つくろって、エサを垂らし釣りスタート。しかし全然釣れず。
港内を歩いてポイントを変えていくものの、アタリは無し。
トンビが飛ぶ空の向こうに、おっ?かすかに山のシルエットが見えてきた。
ようやく薄っすらと立山連峰が姿を現す。お〜すごい迫力。しかしこれ以上よく見えることはなかった。
そして魚も全く釣れず。16時45分ストップフィッシング。ガックリ。
トボトボ歩いて、今夜の宿の送迎車待ち合わせ場所に向かう。
送迎車に揺られること約15分。今宵の宿、割烹民宿 潮の美(しおのみ)に到着。
海のほとりに建つこちらの宿は全室オーシャンビュー。まるで船に乗ってるかのような景色が見れるという。
前から気になっていた宿。やっと泊まれる。
部屋に入ると、おおっ!すごいオーシャンビュー。本当に船の上みたい。晴れれば海の向こうに立山連峰。なんとか明日見れますように。
夕食前に人工温泉のお風呂へ。貸し切りできるので気兼ねなく入れて、気持ちいい〜♨
入浴後はいよいよ夕食タイム。こちらの宿は朝夕とも部屋食。
まずはファミマ限定のビアサプライズで喉を潤す。カァ〜最高!このビール美味い。
そして夕食。氷見の海の幸を中心にてんこ盛り。
うひょー、食べきれませーん(@_@)
お造りで目を引くのは、タラの昆布じめタラコまぶし。初めて食べた。メッチャ美味い。
茹で紅ズワイガニ。定番のカニ酢で頂く。ズワイガニほど高値にならない紅ズワイガニだけど、それが不思議に思える美味さ。一心不乱に食べる。
和牛陶板焼き。ご飯が欲しい〜。
と思ったら、ご飯と味噌汁が追加された。悲鳴(^o^)
最後はデザートを頂いて〆。なんだかんだ言って、美味しいので全部食べてしまった。でももう本当に何も入らない。
美味しい料理を堪能し、部屋から夜の海を眺めて就寝。
波の音が聞こえる。すごい宿だ。zzz…。