2017年5月4日
朝起きると徳島の街は晴れ。今日は早くも遠征最終日。
午前9時40分、「ビジネスホテルコスモス徳島」をチェックアウト。大浴場は無いけど隣に銭湯があり、夜遅くまで営業しているスーパーも近くにあって便利。
阿波富田駅へ。「むろと1号」が高速で通過。
9時57分発の徳島行きに乗車。今日も学生で満員。
徳島で鳴門行きに乗り換え。徳島駅には国鉄時代のキハ40・47から最新の1500型まで色々な車両が停まっていて思わず見入ってしまう。
全長1km近い長大な吉野川橋梁を渡る。
10時11分、今日も吉成で下車。
そして今切川へ。今日も風ビュービュー。そして高水位。土手の下には下りれない。長期出張中に1本だけ持ってきていたシーバス用8フィートロッドにPE2号+ナイロン20lbで、ゲーリー4incグラブのノーシンカーをやむなく土手の上からテトラに向けてキャスト。しかしやはり風に流されてしまいルアー操作がままならない。根掛かりが怖いけど、シンカーを付けてスプリットショットにする。
キャストすると、う~ん、いくらかやりやすいか、何て思っていたらそこへバイト!ラインを送り込んでフッキング!
ブチッ!
はあ、何で~。ラインを見るとPEが切れてる。風に流されてテトラにこすれまくってたか。ガックリ。
ショックリーダーを1m→1.5mに延長して再開。下流に向かって移動していく。シンカーを付けたとは言えやはりラインは風に流される。テトラにこすれないようになんて無理。こすれに強く比重も重いフロロカーボンの偉大さがわかる。
水位下がらないか~、と、そこへ再びバイト!今度は頼む。
ブチッ!
マジか?また合わせ切れ。ピーカン&定水位の悪条件下で貴重な2バイトだったのに。終わったか。
気分転換に休憩して水分補給。依然高水位のまま。今日はずっとこのままっぽい。
時刻は13時30分。気を取り直して釣り再開。残り3時間。今度は2投に1回ラインをチェックする。再開して30分、ロッドに「クックッ」の感触。ときめきバイトきた!3度目の正直を願ってフッキング。今度はのった!川バスらしい力強い引きだけど大きくはなさそう。「どりゃー」と一気にブッコ抜き。
ふ~釣れた~。手尺27cmの小型ながら何とかデコ回避。これでうなだれて帰らずに済む。
魚に感謝してリリース。やっぱりラインチェックは重要。その後バイトはなく16時30分ストップフィッシング。
初の今切川釣行終了。今回初めて来たけど、魚影が濃くサイズもいいし景色もきれい。いいフィールドだった。きっと地元の方の懸命な努力で維持されているはず。「釣れた釣れた」と浮かれてばかりではなく、釣る側もわきまえて行動したいもの。夏休みも来たいけど、阿波踊りと重なるので宿泊確保がなかなかの難関。
吉成駅に戻ると「うずしお22号」が高速通過。
これから帰路に着く。まずは17時2分発の普通列車に乗車し徳島に戻る。
徳島から「うずしお24号」で高松へ。定刻に発車。
高松から「サンライズ瀬戸」に乗り継ぐので本来は乗継割引が使えるけど、出張のエンドがなかなか確定せず四国の行程がギリギリまで決められなかったので「うずしお」をあとから購入。なので割引なしの正規料金。
旧吉野川を渡る。今回は今切川のみだったけど、旧吉野川もぜひチャレンジしてみたい。
瀬戸内海を右手に見ながら列車は爆走。
18時32分、高松到着。ここから「サンライズ」で東京へ。やっぱり旅の終わりは寝台特急。