Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2015 夏の道東釣り遠征⑧【最後の「北斗星」 終着】

2015年08月20日 22時03分00秒 | 鉄道旅

2015年8月11日

 

 

 


昨日乗車した臨時上り「北斗星」。気が付くとどこかの駅に停車中。ブラインドの外は明るい。仙台か?朝が苦手な自分は引き続き就寝。

 

また気が付くとどこかに停車中。福島と思われる。
眠っていたせいか、仙台から福島がすぐだった。


やがて「ハイケンスのセレナーデ」に続きおはよう放送が流れる。
「おはようございます。『北斗星』ただ今定時運行中です。次は宇都宮です。」


宇都宮?うわっ、完全にボケてた。停まってたのは仙台・福島ではなく福島・郡山だったのか。
仙台の記憶まったく無し。「北斗星」では過去最強に熟睡していた。

 

 

 

 

 

ブラインドを上げるとまぶしい緑。寝台列車の朝はいつも清々しい。

 

 

 

 

 

何か秋の気配が漂っている。

 

 

 

 

 

白河付近。この辺りのどかな景色が続く。

 

 

 

 

 

それにしても、沿線にたくさんの撮り鉄さん。「北斗星」のラストが近いことを実感。

 

 

 

 

 

7時51分、列車は宇都宮に到着。
「戻ってきたか」毎度おなじみの感覚。しかしこの感覚もこれが最後。

 

 

 

 

 

烏山線のキハ40。北海道のキハ40とは全く違う車両に見える。
色の違い?いや、味も素っ気も無いロングシートのせいか。

 

 

 

 

 

宇都宮-大宮間にも大勢の撮り鉄さん。
運転士さんも撮り鉄さんがいると汽笛を鳴らして応えていて、頻繁に汽笛が鳴る。微笑ましい光景。

 

 

 

 

 

 

撮影名所だろうか。すごい撮り鉄さんの数。
この区間でこれ程多くの撮り鉄さんを見るのは初めて。ラストランはもっとすごそう。

 

 

 

 

 

9時ちょうど、大宮到着。

札幌を出てから約17時間。いつものことながら、あっと言う間だった。

 

 

 

 

 

大宮を出てからも至る所に撮り鉄さん。


やがて「ハイケンスのセレナーデ」に続き終着放送。北斗星で「ハイケンス」を聞くのも最後。
それどころか「ハイケンス」も絶滅寸前。「はまなす」で聞けるのが最後かも。


そして定刻の9時25分、ついに終点上野到着。

 

 

 

 

 

「うえの~うえの~」おなじみの到着放送。恐らくこれを聞くのもこれが最後。
推進入線同様、上野駅の伝統芸能がもうすぐ途絶えてしまいそう。「カシオペア」の運行終了までか。

 

 

 

 

 

例により、EF510周辺は大撮影会。

 

 

 

 

 

 

EF510青釜。
EF81に代わるEF510配備は「北斗星」安泰のサインかと思ってたけど、まさかこんなすぐにこの日が来ようとは。また涙腺が緩む。

 

 

 

 

 

EF510周辺の喧騒を避け、ラスト乗車を共にした3号車の前で回送を待つ。
自分はラストランの日は見送りも出迎えもできないので、本当にこれが最後の「北斗星」の雄姿。「あけぼの」と並び、学生時代から幾度となく眺めてきたこの姿も本当にこれが最後。


やがて発車メロディの「あゝ上野駅」が流れる。これ聞いたら、みっともないのは承知ながら、やっぱり涙出てきた…。


9時41分、「北斗星」推進回送。今までの思い出が走馬灯のように駆け巡る。
24系に続き、最後に自分の前を通り過ぎていくEF510。

 

 

 

 

 

さようなら、「北斗星」。

 

 

 

 

コメント
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