Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2012-2013 道北温泉紀行⑨【「あけぼの」で帰京】

2013年01月21日 20時37分00秒 | 鉄道旅

2013年1月6日

 


突然「ハイケンスのセレナーデ」が聞こえてきた!何事だ?まだ夜中なのに。トラブルでもあったのか?
しかし続けて車内放送「あと約20分で大宮到着です」。何と、これは本物のおはよう放送だった。
もう朝だったとは…。いつもは何度も目が覚める寝台車の夜も、今回は完全熟睡。
やはり昨日の稚内→青森サドンデス戦が効いていたらしい。湯檜曽ループは見たかったのに。
ブラインドを開けると間もなく列車は大宮に到着。今日も寒い中カメラマンの姿が見える。


大宮を出ると朝焼けの街並みが広がる。雪がない風景は久々。

さいたまスーパーアリーナ。
いつものことだけど、「戻ってきてしまった」という感覚。
昨日の今頃はまだ稚内だったのに、一気に現実に引き戻されてしまった感じ。
「あけぼの」の夜は楽しかったけど、やっぱり大宮を過ぎるとブルーになってくるな~。


尾久の車両基地を過ぎると再び「ハイケンスのセレナーデ」が流れて「間もなく終点上野です」の車内放送。
「寝台特急『あけぼの』をご利用頂きまして有難うございました。またのご乗車をお待ちしています」。
いつもの定型放送だけど、特に上りでこの放送を聞くと無性に寂しくなる。
旅が終わることや「あけぼの」の行く末など、色々な想いがこみ上げてくる。


やがて地平ホームに入り定刻6時58分、終点上野13番線に到着。
「うえの~うえの~」のおなじみの構内放送が流れる中、寂しさMAXで下車。
多くの乗客が降りてきて、あちこちで記念撮影。やはり寝台列車を降りる時はみんな名残惜しくなるのか。

 

雪国激走のあと。
これで夢のような9日間は終わり。明日からまたサラリーマンか。早くまた上野駅13番線に来たい。

また乗れますように…。

 

 

 

 

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