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INVITATION/JACO PASTORIUS

2024-01-05 | Jazz

 ご機嫌なベースラインを『ウォーキングベース』と呼ぶ事があるが彼の場合2歩3歩も先に行っていて『ハイジャンプベース』とか『トリップベース』とでも形容したくなるプレイだ(冗談です)。アドリブメロディを弾きながらビッグバンドを牽引してしまうベーシストは他に居ない。

JACO PASTORIUSこの名前を聴くと心が洗われる気持ちと同時に物哀しい気持ちになる。フレットレスエレキベースを駆使し、ベースで「ジャコ~」と喋り、80年代フュージョン・ジャズシーンを駆け抜けた天才ベーシスト。又彼はアメリカ音楽業界の犠牲者でもある。ピュアな彼の音楽は大手レコード会社に莫大な利益をもたらしそれは現在も続いているが、JACOの手元には1セントたりとも残りはしなかった。同じく天才だったCHARLIE PARKERと同じ、バードの音楽もピュアだった(両人とも身から出た錆と言う者も居るだろうが)。奇しくも同じ35歳程で天に召された2人がオーバーラップして仕方ないファンも多いと思う。

 Jaco

https://en.wikipedia.org/wiki/Invitation_(Jaco_Pastorius_album)

 


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