山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆アッコさん、辛いですね

2013年04月12日 | 日記
アッコさん、1年前の記事を見つけていただき
コメントをありがとうございました。

毎日辛い思いをしていらっしゃるのですよね。
その気持ちは、私も想像することしかできないので申し訳ないとしか
言えないのですが・・・

コメント欄では情報が伝えきれないと思いましたので
こちらに投稿させていただくことにしました。

まだまだ他の障がいと比べると支援が整っていないのかもしれませんし、
アッコさんがどちらにお住まいなのかも判りませんでしたので
こちらのサイトをご紹介したいと思います。

発達障害情報・支援センター←HPへリンクします

全国の相談窓口←全国の発達支援センターが判ります

こちらならきっとアッコさんの事を理解して下さる方がいて
どうすればアッコさんが生きやすくなるのかを一緒に考えて
支援してくれるのではないかと思います。

そして、アッコさんと同じ思いをしていらっしゃる仲間も
たくさん利用しているのではないかと思います。

どうぞ、勇気をもって電話し、思っている事、感じている事
胸につっかえているものすべてを吐き出してください。
ちゃんと聞いてくださるのではないでしょうか。

アッコさんが1日でも早く心から笑える日が来ることを祈っています(F)


交流及び共同学習の推進

2013年04月12日 | 特別支援教育
 インクルーシブ教育システム(包容する教育制度)構築にかかる報告書が、
 文部科学省「初等中等教育分科会」より平成24年7月23日付けで発表された。
 その報告概要を項目ごと続けて紹介している。

 その第17回目。

 交流及び共同学習の推進によって、障害のある子ども、障害のない子どもにとって、多様な価値観を育むことができる。
 そのためには、計画的・組織的な推進が必要だ。
 推進のあり方について、次のように述べている。  

*******************************************************

【引用始め】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm

共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための
特別支援教育の推進(報告) 概要

4.多様な学びの場の整備と学校間連携等の推進

(3)交流及び共同学習の推進

•特別支援学校と幼・小・中・高等学校等との間、
 また、特別支援学級と通常の学級との間で
 それぞれ行われる交流及び共同学習は、
 特別支援学校や特別支援学級に在籍する
 障害のある児童生徒等にとっても、
 障害のない児童生徒等にとっても、
 共生社会の形成に向けて、経験を広め、社会性を養い、
 豊かな人間性を育てる上で、大きな意義を有するとともに、
 多様性を尊重する心を育むことができる。

•特別支援学校と幼・小・中・高等学校等との間で行われる
 交流及び共同学習については、
 双方の学校における教育課程に位置付けたり、
 年間指導計画を作成したりするなど
 交流及び共同学習の更なる計画的・組織的な推進が必要である。
 その際、関係する都道府県教育委員会、
 市町村教育委員会等との連携が重要である。
 また、特別支援学級と通常の学級との間で行われる
 交流及び共同学習についても、
 各学校において、ねらいを明確にし、教育課程に位置付けたり、
 年間指導計画を作成したりするなど計画的・組織的な推進が必要である。

【引用終わり】

*******************************************************

 学校における交流及び共同学習は、共生社会の形成に向けて大いに寄与するものである。世の中に関する多様性の尊重を育む基礎となる。
 そのためにも、学校関係者は計画的・組織的に交流及び共同学習を運営する必要がある。
 (ケー)

◆無念です・・・

2013年04月11日 | 日記
昨日、悲しいお知らせが入りました。
支部育成会で会長の経験もあり、現在は後進に道を譲り
副会長をしておられたMさんが亡くなられたとの事でした。

私が事務局に入ったときには、現役の会長さんでした。
その前の会長は亡くなったご主人だったそうで、
それをそのまま引き継いで会長を引き受けたようでした。

Mさんは「作業所は作ったから、こんどはグループホームを
作りたい、とお父さんが死ぬまで言い続けてたから、私がそれを
なんとかして作りたいんだ」と、いつもおっしゃっていました。

ご自分も研修会に出向かれたり、地元育成会の研修会に
グループホームの経営者を講師に招いて講演をしてもらったり
していたようですが、周りの方々の反応が鈍く
なかなか前に進むことができずにいたようでした。

「親がいなくなっても、安心して暮らせる所ができないと
 こちらも安心して死ねないのよね」
といつもおっしゃっていました。

会長を退いた後も、グループホーム設立の夢は抱き続けておりましたが
昨年あたりから、弱音を吐くようになっておりました。

「お父さんに、グループホーム作ったよ!
 と、お土産をもってあちらの世界に行きたいのだけれど、
 なんだか手ぶらで行がんなねみだいだちゃ~」
というような事をおっしゃるようになっていました。

私は「ダメだ、ちゃんとお土産もってがらでないと
 お父さんに怒られるべ、グループホームできるまで死んじゃダメなんだ」
などと言って、笑いあっておりました。

障がいのある息子さんと2人暮らしをしていらっしゃいましたが、
先月に開いた支部会長の研修会にも、会長の代わりに
参加していただいており、その時も
「息子が最近『お母さん骨にならないでね、僕を1人にしないでね』と言うのよ」
というような事をおっしゃっておりました。

そのあたりには、お身体の具合も良くなかったのかもしれないな・・・
と今になって思います。

息子さんは今後どうするのか・・・
独立している娘さんがお2人いらっしゃるようですので
これからご検討されるのか、すでに決まっているのかは
こちらに連絡は来ておりませんが、いずれにしろ
これまでと全く違う環境で生活することになりますよね。

Mさんのご冥福をお祈りするとともに
息子さんのこれからの生活が穏やかでありますようにと
願うだけです(F)


学校間連携の推進

2013年04月11日 | 特別支援教育
 インクルーシブ教育システム(包容する教育制度)構築にかかる報告書が、
 文部科学省「初等中等教育分科会」より平成24年7月23日付けで発表された。
 その報告概要を項目ごと続けて紹介している。

 その第16回目。
 インクルーシブ教育システムの構築にあたっては、学校単独でできることに限界がある。域内にある教育資源の組み合わせをうまく活用することである。
 その問題を以下に取り上げている。  

*******************************************************

【引用始め】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm

共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための
特別支援教育の推進(報告) 概要

4.多様な学びの場の整備と学校間連携等の推進

(2)学校間連携の推進

•域内の教育資源の組合せ(スクールクラスター)により、
 域内のすべての子ども一人一人の教育的ニーズに応え、
 各地域におけるインクルーシブ教育システムを構築することが必要である。

•特別支援学校は、小・中学校等の教員への支援機能、
 特別支援教育に関する相談・情報提供機能、
 障害のある児童生徒等への指導・支援機能、
 関係機関等との連絡・調整機能、
 小・中学校等の教員に対する研修協力機能、
 障害のある児童生徒等への施設設備等の提供機能といった
 センター的機能を有している。
 今後、域内の教育資源の組合せ(スクールクラスター)の中で
 コーディネーター機能を発揮し、
 通級による指導など発達障害をはじめとする
 障害のある児童生徒等への指導・支援機能を拡充するなど、
 インクルーシブ教育システムの中で重要な役割を果たすことが求められる。
 そのため、センター的機能の一層の充実を図るとともに、
 専門性の向上にも取り組む必要がある。

•域内の教育資源の組合せ(スクールクラスター)や
 特別支援学校のセンター的機能を効果的に発揮するため、
 各特別支援学校の役割分担を、地域別や機能別といった形で、
 明確化しておくことが望ましく、
 そのための特別支援学校ネットワークを構築することが必要である。

【引用終わり】

*******************************************************

 インクルーシブ教育システム構築において、特別支援学校の役割は大きい。
 特別支援学校は次のような機能が期待されている。
 ① 相談・情報提供機能
 ② 指導・支援機能
 ③ 連絡・調整機能
 ④ 研修協力機能
 ⑤ 施設設備等の提供機能
 以上のように、特別支援学校はセンター的機能、コーディネーター機能が域内において求められている。
 特別支援学校の力量が試されているといってもいい。
(ケー)

◆パソコンボランティア養成講座(身障協)

2013年04月10日 | 研修会
山形県身体障害者福祉協会さんより
平成25年度山形県パソコンボランティア養成講座開催の
ご案内と受講生募集のお願いがきました。



今回は開催場所が庄内地区産業振興センターです。

内容は、障がいへの理解について、
キーボードによるパソコン操作の基礎、使いやすい設定
音声ブラウザによる文書作成と読み取りの実技指導法
web閲覧と電子メールの実技習得及び指導法
実際の指導体験 など

定員は10名 参加料は無料です。



申込は平成25年6月10日(月)迄

お問合せ・連絡先
社会福祉法人山形県身体障害者福祉協会
山形市大字大森385番地
TEL:023-686-3690 FAX:023-686-3723
メール:y-sinsyokyo@orange.plala.or.jp
   (担当:國井)


チラシが数枚届いておりますので
興味のある方は、県育成会事務局までご連絡ください(F)

多様な学びの場の整備

2013年04月10日 | 特別支援教育
 インクルーシブ教育システム(包容する教育制度)構築にかかる報告書が、
 文部科学省「初等中等教育分科会」より平成24年7月23日付けで発表された。
 その報告概要を項目ごと続けて紹介している。

 その第15回目。
 特別支援教育では多様な子どものニーズに応える必要がある。
 そのためには、教員だけでなく、様々な専門家と連携を図ることである。
 以下にその説明がある。  

*******************************************************

【引用始め】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm

共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための
特別支援教育の推進(報告) 概要

4.多様な学びの場の整備と学校間連携等の推進

(1)多様な学びの場の整備と教職員の確保

•多様な学びの場として、
 通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校
 それぞれの環境整備の充実を図っていくことが必要である。

•通常の学級においては、
 少人数学級の実現に向けた取組や複数教員による指導など
 指導方法の工夫改善を進めるべきである。

•特別支援教育により多様な子どものニーズに的確に応えていくためには、
 教員だけの対応では限界がある。
 校長のリーダーシップの下、校内支援体制を確立し、
 学校全体で対応する必要があることは言うまでもないが、
 その上で、例えば、公立義務教育諸学校の学級編制
 及び教職員定数の標準に関する法律に定める教職員に加えて、
 特別支援教育支援員の充実、
 さらには、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、
 ST(言語聴覚士)、OT(作業療法士)、PT(理学療法士)等の
 専門家の活用を図ることにより、
 障害のある子どもへの支援を充実させることが必要である。

•医療的ケアの観点からの看護師等の専門家についても、
 必要に応じ確保していく必要がある。

•通級による指導を行うための教職員体制の充実が必要である。

•幼稚園、高等学校における環境整備の充実のため、
 特別支援学校のセンター的機能の活用等により教員の研修を行うなど、
 各都道府県教育委員会が環境を整えていくことが重要である。

【引用終わり】

*******************************************************

 以上、障がいのある子どもの特別支援教育は、多様な学びの場がある。
 通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校、さらには、幼稚園、高等学校において、多様なニーズに的確に応えることができるシステムが必要だ。
 それぞれの場において、「合理的配慮」「基礎的環境整備」を行うことが求められている。
 (ケー)

◆モンテ ホームゲーム招待券

2013年04月09日 | 日記
昨晩、何気なく携帯電話をみたら、
着信アリの点滅誰からかと思ったら、
県育成会団体会員の「きらり」さんからでした。

どうしたのかと連絡をいれましたら・・・
モンテディオのホームゲームのチケットを
県社会福祉協議会から4枚いただけるから、
代わりにもらって来てもらえないかなぁ
それで、帰りに「きらり」に届けてくれないかなぁ
という内容でした。

ハイハイ分りましたとも
ほかならぬ「きらり」さんの頼みならば
3階の育成会事務局から2階の県社協さんの事務所まで
下りていけば済むことですしね

で、いただいてきましたよ


パンフレットとチケット


パンフレットにはスタッフと選手の紹介
12番目には「サポーター」の写真
12番目の選手として共に戦いましょう!
く~っ心にくい演出!
でも、これは以前からそう言っていましたもんね


4月14日(日)13:00キックオフ
モンテディオ山形VSガンバ大阪


先日の試合で連勝が4でストップしてしまっていますが
今回のガンバ戦からまた連勝を開始して欲しいものです

っとこれは育成会のブログでした
天童ひまわり園ときらりの利用者さんが応援に行くのでしょうね
デーゲームなのでTさんも行くのかな?
頑張って応援してきてくださいね

では、今日の帰りに「きらり」までお届けにまいりま~す(F)

新概念としての「合理的配慮」

2013年04月09日 | 特別支援教育
 インクルーシブ教育システム(包容する教育制度)構築にかかる報告書が、
 文部科学省「初等中等教育分科会」より平成24年7月23日付けで発表された。
 その報告概要を項目ごと続けて紹介している。

 その第14回目。
 「合理的配慮」は、新概念として学校においてとらえ、その充実を図るべく新たな取組が必要だ。
 そのあり方が次に提示されている。 

*******************************************************

【引用始め】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm

共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための
特別支援教育の推進(報告) 概要

3.障害のある子どもが十分に教育を受けられるための合理的配慮及びその基礎となる環境整備

(4)「合理的配慮」の充実

•これまで学校においては、
 障害のある児童生徒等への配慮は行われてきたものの、
 「合理的配慮」は新しい概念であり、
 現在、その確保についての理解は不十分であり、
 学校・教育委員会、本人・保護者の双方で情報が不足していると考えられる。
 そのため、早急に「合理的配慮」の充実に向けた調査研究事業を行い、
 それに基づく国としての「合理的配慮」のデータベースを整備し、
 各教育委員会の参考に供することが必要である。
 また、中長期的には、それらを踏まえて、
 「合理的配慮」、「基礎的環境整備」を充実させていくことが重要であり、
 必要に応じて、学校における「合理的配慮」の観点や
 代表的なものと考えられる例を見直していくことが考えられる。

【引用終わり】

*******************************************************

 「合理的配慮」の充実に向けた取組が早急に行わなければならない。
 そのための手立ては次のとおりである。
 ① 学校関係者に対する「合理的配慮」の概念への理解啓発
 ② 国として「合理的配慮」のデータベースの整備
 ③ 中長期的に、「合理的配慮」、「基礎的環境整備」の充実
 以上により、学校において「合理的配慮」の充実を図っていく必要がある。
 (ケー)

◆コーヒー豆自家焙煎始めました(天童ひまわり園)

2013年04月08日 | 日記
先日このブログでもご紹介しましたが
県育成会の団体会員でもある天童ひまわり園の
新しい取扱商品「自家焙煎のコーヒー豆」の
パンフレットが届きましたのでご紹介します。


注文表になっていますね


取扱い商品は5種類 100g 350円

ブラジル・サントス
   (広がりのある酸味、コクのある苦味)
グァテマラ
   (広がりのある酸味、やわらかな苦み)
コロンビア
   (広がりのある酸味、厚みのある苦味)
キリマンジャロ
   (切れのある酸味、やわらかな苦み)
ひまわりブレンド
   (さわやかな酸味とやわらかな苦み)

ご注文・お問合せ
社会福祉法人天童まいづる会
障害福祉サービス事業所 天童ひまわり園
TEL:023-654-6560 FAX:023-654-6631

先日、来局してくれた東海林施設長は
「スーパーで売っているコーヒー豆よりは絶対に
美味しい自信があります
と力強くおっしゃっていました。

コーヒー通の方は素通りできませんね
是非、ご賞味ください(F)

学校における「合理的配慮」の観点

2013年04月08日 | 特別支援教育
 インクルーシブ教育システム(包容する教育制度)構築にかかる報告書が、
 文部科学省「初等中等教育分科会」より平成24年7月23日付けで発表された。
 その報告概要を項目ごと続けて紹介している。

 その第13回目。
 障がい種別の「合理的配慮」も共通項は例示できる。
 しかし、一人一人の障がいの実情をふまえてさらにその決定を図ることが望ましいのはもちろんである。
 学校における「合理的配慮」の観点は次のとおり。 

*******************************************************

【引用始め】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm

共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための
特別支援教育の推進(報告) 概要

3.障害のある子どもが十分に教育を受けられるための合理的配慮及びその基礎となる環境整備

(3)学校における「合理的配慮」の観点

•「合理的配慮」の観点について整理するとともに、
 障害種別の「合理的配慮」は、
 その代表的なものと考えられるものを例示している。
 示されているもの以外は提供する必要がないということではなく、
 一人一人の障害の状態や教育的ニーズ等に応じて決定されることが望ましい。

•現在必要とされている「合理的配慮」は何か、
 何を優先して提供するかなどについて、
 関係者間で共通理解を図る必要がある。

•複数の種類の障害を併せ有する場合には、
 各障害種別の「合理的配慮」を柔軟に組み合わせることが適当である。

【引用終わり】

*******************************************************

 学校において、「合理的配慮」を推進するには、以上の3点が重要である。
 ① 「合理的配慮」の例示
 ② 「合理的配慮」の優先順の共通理解を図る。
 ③ 複数障がいには、「合理的配慮」を柔軟に組み合わせる。
 以上のように、3つの観点から考えられることは、代表的な「合理的配慮」をただ型どおりに、障がいのある子どもに行って満足というわけにいかないのだ。
 一人一人の障がいのある子どもの実態や教育的ニーズにあった、「合理的配慮」がなされることが一番の肝といったいい。
 (ケー)

インクルーシブ教育システムの構築に向けた「基礎的環境整備」の充実

2013年04月07日 | 特別支援教育
 インクルーシブ教育システム(包容する教育制度)構築にかかる報告書が、
 文部科学省「初等中等教育分科会」より平成24年7月23日付けで発表された。
 その報告概要を項目ごと続けて紹介している。

 その第12回目。
インクルーシブ教育システムの構築では、財源を確保することが重要である。
 そして、各自治体において「基礎的環境整備」がなされなければならない。
 以下にその必要性が述べられている。 

*******************************************************

【引用始め】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm

共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための
特別支援教育の推進(報告) 概要

3.障害のある子どもが十分に教育を受けられるための合理的配慮及びその基礎となる環境整備

(2)「基礎的環境整備」について

•「合理的配慮」の充実を図る上で、
 「基礎的環境整備」の充実は欠かせない。
 そのため、必要な財源を確保し、
 国、都道府県、市町村は、
 インクルーシブ教育システムの構築に向けた取組として、
 「基礎的環境整備」の充実を図っていく必要がある。

•共生社会の形成に向けた国民の共通理解を一層進め、
 インクルーシブ教育システム構築のための
 施策の優先順位を上げていくことが必要である。

【引用終わり】

*******************************************************

 インクルーシブ教育システムを構築するには、いろんな条件整備が必要になってくる。
 ① 財源の確保
 ② 「基礎的環境整備」
 ③ 共生社会に対する国民の共通理解の推進
 ④ インクルーシブ教育システム構築施策の優先順位を上げる
 多くの人が納得する手立てが求められている。
 多くの課題を抱える日本社会にあって、インクルーシブ教育システム構築によって、より良い社会が創造できるはずである。
 こうした考えがコンセンサスになるよう努力するのが育成会の運動の一つである。
 それが一人一人の会員にも見える運動にしていく必要がある。
 (ケー)

「合理的配慮」の支援計画への明記

2013年04月06日 | 特別支援教育
 インクルーシブ教育システム(包容する教育制度)構築にかかる報告書が、
 文部科学省「初等中等教育分科会」より平成24年7月23日付けで発表された。
 その報告概要を項目ごと続けて紹介している。

 その第11回目。
 学校における「合理的配慮」を個別の教育支援計画に明記する。
 一人一人の障がいに応じた配慮がなされるためにも、具体的な取り組みが明記されることは重要である。
 そのことについて、次に引用する。

*******************************************************

【引用始め】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm

共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための
特別支援教育の推進(報告) 概要

3.障害のある子どもが十分に教育を受けられるための合理的配慮及びその基礎となる環境整備

(1)「合理的配慮」について

•「合理的配慮」は、
 一人一人の障害の状態や教育的ニーズ等に応じて決定されるものであり、
 設置者・学校と本人・保護者により、発達の段階を考慮しつつ、
 「合理的配慮」の観点を踏まえ、
 「合理的配慮」について可能な限り合意形成を図った上で決定し、
 提供されることが望ましく、
 その内容を個別の教育支援計画に明記することが望ましい。
 なお、設置者・学校と本人・保護者の意見が一致しない場合には、
 「教育支援委員会」(仮称)の助言等により、
 その解決を図ることが望ましい。
 また、学校・家庭・地域社会における教育が十分に連携し、
 相互に補完しつつ、
 一体となって営まれることが重要であることを共通理解とすることが重要である。
 さらに、「合理的配慮」の決定後も、
 幼児児童生徒一人一人の発達の程度、
 適応の状況等を勘案しながら柔軟に見直しができることを
 共通理解とすることが重要である。

•移行時における情報の引継ぎを行い、
 途切れることのない支援を提供することが必要である。

【引用終わり】

*******************************************************

 以上、障がいのある子どもについて学校における教育のあり方を、関係者間で十分調整することである。
 そうすることで、教育的効果を上げることができる。
 そのためにも、個別の「合理的配慮」を教育支援計画にぜひ明記する必要がある。
 (ケー)

◆おいしいコーヒーはいかがですか?( ^^) _U~~

2013年04月05日 | 日記
新年度になり、県の障がい福祉課の課長をはじめ
関係団体のみなさまがたが、新任の挨拶で来局してくださいました。
みなさまご丁寧にありがとうございました。

そして先日、天童まいづる会の安喰理事長、
県育成会の団体会員「きらり」の細矢施設長と一緒に、
同じく県育成会団体会員の「天童ひまわり園」の新しい施設長になった
東海林ひで子さんが来局してくださいました。

そこで新しい情報が1つありました
天童ひまわり園では、こんど新しくコーヒー豆の販売を
始めたという事でした


お土産にいただいちゃいました


天童ひまわり園では、これまでは木工製品やお花の鉢植え
布製品などを制作販売しておりましたが、
今回あらたにコーヒーの販売も始めたという事でした。

写真のコーヒーは「コロンビア」ですが、
他にも5種類くらいのコーヒーを扱うようです。

今度、パンフレットをいただくことにしましたので
その時にまた詳しい情報をお知らせしたいと思います。

コーヒー豆は東京の専門店から仕入れているそうです。
その豆をひまわり園でローストするので、ひまわり園内が
コーヒーの良い香りで包まれているそうですよ

パッケージラベルも、今は福祉サービス事業所で作っていますよ!的な
感じですが、今後は一般のお店で普通に売っているような
ラベルと2種類にし、2パターンで売り出していく事も考えているそうです。

コーヒーって、良いところに目を付けましたよね
リピーターを狙うには、食べ物関係は良いですが、
最近は、パンやケーキ、クッキーなどを扱う福祉サービス事業所はたくさんありますものね。
コーヒーを扱うというのは、私は今まで聞いたことがないかもしれません



お問い合わせ先
天童市大字矢野目129番地2
  天童ひまわり園
TEL:023-654-6560
FAX:023-654-6631


コーヒーお好きな方は是非お問い合わせしてみてはいかがでしょうか(F)

「合理的配慮」決定で検討すべき観点

2013年04月05日 | 特別支援教育
 インクルーシブ教育システム(包容する教育制度)構築にかかる報告書が、
 文部科学省「初等中等教育分科会」より平成24年7月23日付けで発表された。
 その報告概要を項目ごと続けて紹介している。

 その第10回目。
 以下には、「合理的配慮」の決定には、どんな観点を検討すべきか述べている。

**********************************************************

【引用始め】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm

共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための
特別支援教育の推進(報告) 概要

3.障害のある子どもが十分に教育を受けられるための合理的配慮及びその基礎となる環境整備

(1)「合理的配慮」について

•「合理的配慮」の決定に当たっては、
 障害者の権利に関する条約第24条第1項にある、
 人間の多様性の尊重等の強化、
 障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、
 自由な社会に効果的に参加することを可能とする
 といった目的に合致するかどうかの観点から検討が行われることが重要である。

【引用終わり】

*******************************************************

 以上、「合理的配慮」決定の観点は、次の3つである。
 ① 人間の多様性の尊重
 ② 障がい者の能力を最大限に発達させる
 ③ 社会への効果的な参加
 
 要は、障がいがあろうがなかろうが誰もが尊重され、障がい者の能力を発揮できるようし、積極的に社会参加できるようにする。
 これが「合理的配慮」決定の観点である。
 (ケー)

◆「わっしょい!」開所(村山市)

2013年04月04日 | 地域福祉
村山市に多機能型事業所「わっしょい!」と
放課後などのデイサービス機能を備えた
「総合福祉支援センター」が4月2日火曜日に
村山市の旧村山保健所にオープンしました。

村山市社会福祉協議会が設置、運営をします。


昨日の山形新聞にも掲載されていました


初年度は30人を受け入れ、2015年度には
定員を50人に拡大するとのことです。

この施設は、村山市社会福祉協議会が県から無償で借り受け
延べ床面積1303平方メートル。
訓練・作業室、生活介護室、多目的室、相談室など
11部屋があるということです。

村山市には、学校を卒業してから受け入れてくれる事業所が
なかったので、ほとんどの方は市外の事業所に通っていました。
ほんとうに良かったですよね。  

村山市手をつなぐ育成会の事務局は社会福祉協議会さんが
やってくださっておりますので、先月(3月14日)開催した
支部会長と事務担当者合同研修会の時に参加してくれた担当者の方に
「4月から開所ですね。すごいですね~頑張りましたよね~
と声をかけたのですが
「ありがとうございます。でも、元々は
  育成会の会員さんが声をあげたから動いたんですよ」
とおっしゃっていました。

最近の育成会は動きが停滞しているようなイメージがありますが
なかには、地域の育成会が発信したことで、こんなに素晴らしい
成果が出ている所もあるじゃないですか

ずっと昔に聴いた講演会で、講師の先生が
「ひとりだけの要望はわがままだと言われるが
それがたくさん集まればニーズになる」
とおっしゃっていました。
やっぱり、集団・人数の力は大きいものだということでしょうね(F)