山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆きょうだい向け・本人向けワークショップへ山形県からも参加します!

2013年01月31日 | 研修会
先日、このブログでもお知らせしておりますが
「きょうだい向けワークショップ2」
宮城県手をつなぐ育成会主催
開催期日:平成25年2月3日(日)

「みんなで知る・見るプログラム ファシリテーター養成講座」
全日本手をつなぐ育成会主催
開催期日:平成25年2月9日(土)~2月10日(日)

どちらも宮城県仙台市で行われます。

「みんなで知る・見るプログラム」は障がいのある本人向けの
ワークショップで、各地でワークショップを開いた時に
進行役をやっていただける方を養成するための講座となります。

山形県手をつなぐ育成会では、本人会を持っていないため
山形県知的障害者福祉協会へ、この研修会へ参加できる方を
探していただき、参加を促していただけないかと
大変なことをお願いしておりました。
ありがたいことに、3名のご本人さんと支援者の方お1人に
参加していただくことができるようになりました。
本当にありがとうございました。

全日本育成会の担当者によりますと、山形県からの参加者さんは
平均年齢が支援者も含め、一番若く、
いろいろな本人サークルからの参加者さんのようなので
「とても興味がある」とおっしゃっていました。
県育成会事務局からも9日は私が、10日は局長が
見学もかねて参加させていただく事にしております。
参加者のみなさんどうぞよろしくお願いします。
私と局長が参加すると山形県の平均年齢がグッと上がりますね

      


本人向けワークショップの前、今週の日曜日の3日に開かれます
「きょうだい向けワークショップ2」の方へも
昨年参加した方とは別に、お1人参加してくださる方を見つけました。

今回も大学生ですが、今回は男性です
”きょうだい”としてのホンネを同じ立場の仲間たちと
語り合って来ていただきたいと思います。
参加した後は参加してみてどうだったかの感想を
サラッとで良いので教えて下さいね

こちらのワークショップも個人的にとっても興味があるのですが
いくら事務局とはいえ、親の立場では参加はできませんし
参加者のみなさんも親の立場の人がいたら本音は語って
くれなくなりますものね

たっぷり雪が積もっている山形から
雪の少ない仙台へ行って、たくさん楽しんで来て下さいね(F)





2012ロンドンパラリンピック日本代表 土田和歌子選手講演4回目

2013年01月31日 | 障害者スポーツ
 ロンドンパラリンピック日本代表 土田和歌子選手講演会(山形国際ホテル6階・平成25年1月27日(日)10時半~12時)を聴いた。
 本講演会の内容の報告である。
 講演タイトル「今を受け入れ、今を越える~出会い、そして挑戦~」その第4回目。

 土田選手(ニックネーム=ワコ)は、高2の時、交通事故で脊髄損傷によって車いす生活になった。

 ワコは、リレハンメル冬季パラリンピック(1994年=19歳)アイススレッジ日本代表選手として初出場。惨敗だった。
 しかし、4年後、日本で開催された長野冬季パラリンピック(1998年=23歳)アイススレッジ競技4種目に出場。
 アイススレッジ100メートル 銀メダル
   同    500メートル 銀メダル
        1000メートル 金メダル
        1500メートル 金メダル(世界記録樹立)
長野では輝かしい成績を残すことができた。

 また、転機が訪れた。
 冬季から夏季競技へ転向することになった。
 陸上競技のすばらしい指導者との出会いがあった。
 さらに、陸上競技に打ち込んでいる仲間がいた。
 冬季競技の練習環境が限られていて、東京で続けることの難しさがあった。
 そして、一番の問題は、参加選手も少ないといった理由で、アイススレッジの種目がパラリンピックからなくなった。

 シドニーパラリンピック(2000年=25歳)では、陸上種目に出場することを目標に定めた。
 しかし、陸上は選手層が厚く、標準記録が高い。
 関西には強い選手がいた。
 その人たちに混じって練習をすることになった。仕事を終えて、週末に東京から夜行バスで通い続けた。
 その結果、シドニーパラリンピック(2000年=25歳)マラソンで銅メダルをとった。
 当時、43㎏の体重があり、マラソンが終わると39㎏になった。
 これでは世界で戦えないと思った。
 肉体改造が必要だし、練習環境も改善しないとだめだと感じた。
 橋下聖子氏の経営するスポーツマネジメント会社へ世話になることができた。
 そのお陰で、アテネパラリンピック(2004年=29歳)では、念願の金メダル(陸上競技5000メートル)をとることができた。
 日本人では初めて、夏・冬パラリンピックにおける金メダリストとなることができた。
 アテネではマラソン競技銀メダル。
 マラソンで金メダルが欲しかった。
 今度は、北京パラリンピックに向けての練習が始まった。

 それとともに、プライベートの予期せぬ幸せが訪れた。
 
 (ケー)=次に続く

◆第2回全日本育成会事業所協議会全国研修会(ご案内)

2013年01月30日 | 研修会
平成25年3月2日~3日
和歌山県西牟婁郡白浜町 コガノイベイホテルに於いて
第2回全日本手をつなぐ育成会 事業所協議会全国研修大会
併催:近畿ブロック事業所協議会・魅力ある事業所づくり研修会

が開催されます。

開催テーマ
「本人、家族、スタッフ一体となった事業所活動を充実させ
 誰もが働きやすく、住みよい豊かな地域を作ろう!」

開催趣旨
障害者総合支援法の施行を目前にし、改めて
全日本育成会とともに歩みを進める事業所の皆さまがたと
地域福祉の方向性について情報を共有しながら今後のあり方について
知識と理解を深めて参りたいと思います。
多くの市民が生きづらさを感じるこの世の中。
知的障害者やその家族発信で提案する地域づくりは
そんな世の中を切り開く提案になるかもしれません。
それが全日本手をつなぐ育成会が提唱する事業とともに進める
「地域づくり」です。
制度や法律の改変の中で事業所としてのあり方を
迫られている私たちも、この際、
自らの地域における役割をしっかり確信していくことで
制度の荒波を乗り切っていきましょう。

全日本育成会HP本大会掲載ページクリックしてください

どんな講座があるのかな?と見てみましたら
第1講座 理念
「親御さんの思いを知ろう(対談)」
第2講座 制度
「どうなる?事業所を取り巻く法律、制度」
第3講座 制度と事業
「事業所の側から法律を見つめると?」
第4講座 事業
「全国の仲間の声を集めました」
第5講座 事業
「共生社会の一翼を担うこれからの事業所協議会
   いろいろな事業所のあり方をつかもう」
第6講座 事業
「事業所成功の秘訣教えます・・・
   事業に必要な研修と多機能な事業展開の提案」

以上のような研修が受けられます。

その他、特別講座として ナイトセッション も設けられています。
会員ではない事業所さんも参加は可能になっております。

障がいのある本人を中心に置いて考えた時、
親の思いと本人が利用する事業所さんの思いがバラバラでは
真ん中にいる本人にとって、とてもバランスが悪く
居心地の悪いものになってしまいます。
車の両輪のごとく安定した生活を送らせてあげるため
この研修会のご案内をさせていただきます。

資料が必要な方は、全日本育成会のHPからもダウンロードできますが
県育成会事務局へご連絡いただければお送りさせていただきます(F)

2012ロンドンパラリンピック日本代表 土田和歌子選手講演3回目

2013年01月30日 | 障害者スポーツ
 ロンドンパラリンピック日本代表 土田和歌子選手講演会(山形国際ホテル6階・平成25年1月27日(日)10時半~12時)を聴いた。
 本講演会の内容の報告である。
 講演タイトル「今を受け入れ、今を越える~出会い、そして挑戦~」その第3回目。

 土田選手(ニックネーム=ワコ)は、高2の時、交通事故で脊髄損傷によって車いす生活になった。

 ワコは、わずか3か月間のトレーニングで、リレハンメル冬季パラリンピック(1994年)アイススレッジ日本代表選手として出場。
 しかし、思うような結果が出せなかった。他国の選手とは比べようのない力の差を見せつけられた。そこであきらめないのが、ワコである。  
 生来の負けず嫌いがむらむらとわき起こった。
 
 次は、長野冬季パラリンピック(1998年)への挑戦が始まった。
 今までは自己流でやっていた練習だった。
 今度は、国の強化選手として選ばれた。トレーナーが導入され、栄養指導も行われるようになった。強化体制が整えられた。
 海外遠征も行えるようになった。
 本来、氷上でやるアイススレッジを積雪の中、屋外で練習しなくてはならないこともあった。アイススレッジの練習はストックでアイスリンクの氷を割ってしまう。
 アイスリンクを整備する側にとって、スピードスケートなどは傷一つない状態を造る必要がある。アイススレッジとは真逆の対応である。そうしたことで、アイスリンクを利用するにしても遠慮しがちな練習とならざるを得なかった。
 ノルウェーにも遠征して練習を積んだが、福祉が進んでいるとはいえ、不便な生活を強いられることも多かった。
 その当時、東京都の職員として練習に打ち込むことができた。
 
 そして、長野冬季パラリンピック・アイススレッジ競技4種目に出場。
 金メダル2個、銀メダル2個獲得することができた。
 山形県出身の奥山京子選手は、共に競い合った戦友と言ってもいい。
 
(ケー)=次に続く

◆「手をつなぐ」2月号

2013年01月29日 | 日記
全日本手をつなぐ育成会発行
元気が出る情報・交流誌「手をつなぐ」2月号が届きました。



今月の特集は、手をつなぐ育成会全国大会高知大会報告です。
第1分科会から第6分科会、本人大会の報告や
本人大会インタビューなどが掲載されています。

その他、「わたしたちも言いたい」P2には
けっこんについて という題で神奈川県希望の会の男性が
原稿を書いています。

10年前に山形県のコロニーとの交流会をし、
7年後の神奈川県本人の会シンポジウムの前日に名刺交換をした女性と
県を越えて結婚したことが書かれてありました。

この男性は、結婚を反対するお父さんを説得し
彼女を山形県から神奈川県に連れて来たのだそうです。

あ、詳しくは「手をつなぐ」2月号をご覧くださいね

今月の「ひびき」は、新生児仮死で生まれ
その後遺症で脳性まひとなった男性が
東京大学医学部を卒業し小児科医として活動しながら
バリアフリー分野の研究を行っている方です。
「依存すること、自立すること」という題名で書かれています。

今月号も興味ある記事が満載です。

平成25年度から「手をつなぐ」を購読してみたい方は
山形県手をつなぐ育成会事務局へご連絡ください。

県内には、準備ができ次第発送しますので
しばらくお待ちください。(F)

2012ロンドンパラリンピック日本代表 土田和歌子選手講演2回目

2013年01月29日 | 障害者スポーツ
 ロンドンパラリンピック日本代表 土田和歌子選手講演会(山形国際ホテル6階・平成25年1月27日(日)10時半~12時)を聴いた。
 本講演会の内容の報告である。
 講演タイトル「今を受け入れ、今を越える~出会い、そして挑戦~」その第2回目。

 土田選手(ニックネーム=ワコ)は、高2の時、交通事故で脊髄損傷によって車いす生活になった。

 ワコが車いすに初めて乗った。そのとき、まっすぐ進めなかった。
 利き腕とは反対の方向に自然と曲がってしまう。左右バランス良く操作できない。
 どうしても、利き腕の力が強く働くため利き腕の反対方向に曲がってしまう。まっすぐ進むことさえ難しい。
 車いすを操作するにも車いすの訓練が必要なことがわかった。

 リハビリを兼ねて車いすバスケをやってみた。
 小学生時代、ミニバスケに打ち込んでいた。バスケットだと経験があり、すぐできるのでないかと考えた。
 実際やってみると健常だった時とは勝手が違う。
 車いすより先に体が勝手に動く。
 車いすから落っこちることもしょっちゅう。
 車いすバスケの難しさを知った。

 また、高校に復学して高校卒業を目標にした。
 実際の年齢より1学年下に編入することができた。
 通学しながらスポーツを始める。そこで、陸上、バスケ、水泳といろいろやってみた。

 運命的な出会いをすることになる。
 ノールウェイのトールクレッペ講師からアイススレッジを教えてもらった。
 アイススレッジは、ソリの上に乗ってストックを使って上半身の力だけ使って競う競技。
 アイススレッジは日本に歴史がない。
 乗ったらとても楽しい。
 トールクレッペはあなたは若いし、素質があるから、リレハンメル冬季パラリンピック(1994年)に出てみないかと誘われた。
 選手人口も少ない。競技レベルもまだまだ。
 そうしたこともあって、19歳の時、考えることもなく参加を決意した。
 アイススレッジを体験して、わずか3か月後に冬季パラリンピックに出場することになった。
 しかし、甘いものでなかった。
 結局、ころんで成績も散々な結果に終わった。
 他の選手たちの鍛え方が違う。筋力不足、競技力だって不十分ということを目の当たりにすることになった。
 他の選手とのレベルは歴然としていた。 
 生来の負けず嫌いがむらむらとわき起こった。

(ケー)=次に続く

◆きょうだい向けワークショップ2開催のお知らせ(宮城県育成会)

2013年01月28日 | 研修会
1月28日(月)寒~いですが快晴です


山形市は快晴です


出勤時の天童市は霧がでていましたが
今は晴れたでしょうか・・・


宮城県手をつなぐ育成会の事務局さんから連絡いただきました。
昨年、一度開催した「きょうだい向けワークショップ」ですが
この度「きょうだい向けワークショップ2」を開催するようです。

昨年のワークショップには、山形県からもお1人の”きょうだい”が
参加されましたので、また参加を呼び掛けて欲しいとの事でした。

「きょうだい向けワークショップ2」

8月に仙台で開催した「きょうだい向けワークショップ1」では
自らが”きょうだい”だと言えるまでには、親とは異なる葛藤があり
このワークショップに参加することもかなり勇気がいることだったと
思います。参加された方々は、きょうだいとしての苦悩、
きょうだいだからこそ親に言えなかったことなど、
同じ立場のきょうだいたちが本音で語り合い、同じ思いを
共有できる良い機会になったと思います。

今回も、明星大学教授で、ご本人も同じ障害をもつきょうだいがいる
吉川かおり先生をお迎えし、「きょうだい向けワークショップ2」を
開催いたします。

「なぜ自分だけがしっかりしなくちゃいけないの?」
「もっと自分をみてほしかった。」
「いつか自分も、”親代わり”になるのかなぁ・・・?」
など、
きょうだいゆえの悩みを抱えている方は、
日頃言えない悩みを語り合える場にしたいと考えておりますので
ぜひ奮ってご参加ください。


講 師:吉川 かおり 氏
    (明星大学教授 全日本手をつなぐ育成会 理事)
日 時:平成25年2月3日(日)9:30~11:30
会 場:仙台市シルバーセンター 5F会議室
    〒981-3133 仙台市青葉区花京院1丁目3番2号
     TEL:022-215-3191 FAX:022-215-4140
定 員:20名
参加費:無料


申込締切は、平成25年1月28日(月)となっておりますが
定員になっていないようですので、山形県手をつなぐ育成会
事務局 古澤までご連絡をいただければ、宮城県育成会の担当者さんへ
取り次ぎをいたします。

前回、山形県から参加された”きょうだい”の方は
参加して良かったとおっしゃっていました。

お隣の県での開催ですので、本音を語ってみたい
”きょうだい”の方はぜひ、参加をしてみてください(F)

昨年ワークショップへ参加してくれた方の感想を載せた
記事があります。リンクしますのでご覧ください。

きょうだい向けワークショップクリックしてください。

2012ロンドンパラリンピック日本代表 土田和歌子選手講演会

2013年01月28日 | 障害者スポーツ
 「障害者白書」(平成24年概要版)をずっと紹介してきて、昨日(平成25年1月27日(日))で50回を数えた。

 ところで、昨日、ロンドンパラリンピック日本代表 土田和歌子選手講演会(山形国際ホテル6階・平成25年1月27日(日)10時半~12時)を聴いた。
 それで、「障害者白書」の紹介を中断して、本講演会の内容を数回に分けて紹介したい。その第1回目。

 土田選手の話は、今までの辛さや苦労を跳ね返す、体からあふれ出る前向きさに脱帽だった。

 その一端を本ブログでどの程度伝えられるか。

 さて、本題。
 講演のタイトルは、「今を受け入れ、今を越える~出会い、そして挑戦~」

 障がい者スポーツを応援してほしいというのが第一声だった。
 ニックネームは「ワコ」。世界中の選手仲間からそう呼ばれて慕われている。
 ガッツある生き方にみんな共感してしまう。

 誕生日は昭和49年。東京都清瀬市出身。
 医療機関が多い場所。小学校の隣が病院で常にアルコールのにおいがしていた記憶がある。
 父は、高1の時、病気で寝込む。父から厳しく育てられた。今ではそれに感謝している。着物の職人で頑固一徹。何人もの人を雇っていた。

 小学校では地域にあったクラブチームのミニバスケに所属。
 もっとうまくなりたい、強くなりたいと一生懸命取り組んだ。
 中学校の思春期には、生意気盛りで、少々反抗期を過ごした。
 高校に進学。
 バイトで体を動かすことが好きだった。トイレ掃除など率先してやった。
 ところが、高2で交通事故に遭い、脊髄損傷。
 車いす生活になった。
 山梨の病院に運ばれて入院。でもうちに近い東村山病院に転院。
 そこで、患者がカラフルな車いすに乗って動きまわる人たちをみた。
 あんな風にアクティブに動くことができることがわかった。
 そうした環境などもあって、障がいを受け入れるきっかけとなった。
 さらに、リハビリの一貫としてスポーツを勧められた。
 残存機能を伸ばすということで、筋トレにも取り組むようになった。
 負けず嫌いだったので、リハビリにも精出した。
 しかし、リハビリは厳しくつらいものがあった。逃げだしたいと思ったことも何度かあった。
 9ヵ月入院した。

 (ケー)=次に続く
  

◆台風のような風でした

2013年01月27日 | 日記
昨日は1日中雪が降り、夜からは風も強くなってましたので
今朝は起きたらとんでもない雪の量になっているだろうと
覚悟していたのですが、降ったことは降りましたが
覚悟していたほどでもなくホッとしました。

こんなことを書いていると、かなりの大雪になっている
最上地区や置賜地区、花笠音頭の歌詞にまでなっている尾花沢市などからは
何をいっているんだと怒られそうですね。


このあたりにしては降りました


今日は日曜日だからまだいいですが、明日は月曜日
歩道の除雪をしてあげないと小中学生が登校するのに大変です


夜中に除雪車が通って行ったので、
家の前に置かれた雪の塊を片付けなくては
外へ出たら、ご近所の方々も同じように雪かきをしています。

「昨夜は風がすごかったね」
「昨日より重くない雪だね」
「いや~毎日嫌になるよね」

などと声を掛けあいながらそれぞれ、家の周りの雪を片付けています。

ご近所とはいえ、普段生活時間がずれていると
そうそう顔を合わせる事も少ないのですが
この時期はみなさんの顔を見る事ができます。

このようなささやかなつながりでも持っていれば
孤立死などという悲しい出来事も防げるのかもしれません。

大変な雪かきですが、前向きな気持ちでやりましょうか(F)





障がい者の理解促進を図る啓発・広報活動

2013年01月27日 | 障害者施策
 「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
 本日、平成25年(2013年)1月27日(日)もその続き。
 その第50回目となる。

 様々な現場において、障がい者に関する理解を推進するための啓発・広報を図る施策が行われている。
 具体的な内容が、次のとおり報告されている。  

****************************************************

【引用始め】

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html

平成23年度を中心とした障害者施策の取組

第2章 相互の理解と交流

1 啓発・広報等

 ◦大阪では、内閣府の後援により
 公益社団法人関西経済連合会等の関西経済3団体並びに
 障害者支援に取り組む地元民間団体の主催により、
 「誰もが共に生きる社会を目指して~3・11を経て、これからの課題~」を
 テーマとしたシンポジウムを開催。
 このほか、国、地方公共団体、民間の関係団体等において、
 NHK ハート展、地方運輸局等におけるバリアフリー教室等をはじめとして、
 それぞれ独自の行事や啓発・広報活動を積極的に実施。

 ◦「障害者雇用支援月間」(9月1日から30日)、
 「精神保健福祉普及運動」(10月24日から30日)、
 「人権週間」(12月4日から10日)において、
 障害のある人への理解を深めるための啓発・広報活動を展開。

 ◦毎年4月2日は、「世界自閉症啓発デー」であるが、
 平成23年は東日本大震災の影響で
 6月18日に厚生労働省及び日本自閉症協会の主催による、
 自閉症をはじめとする発達障害に関する
 正しい知識の浸透を図るためのシンポジウムを開催。

 ◦障害のある人を含むすべての人が
 安全で快適な社会生活を送ることができるよう、
 ハード、ソフト両面のバリアフリー・ユニバーサルデザインを
 効果的かつ総合的に推進する観点から、
 その推進について顕著な功績又は功労のあった個人・団体に対して、
 内閣総理大臣表彰等を実施。
 平成23年度においては、7団体を表彰。

 ◦「障がい者制度改革推進会議」の状況について、
 内閣府ホームページから動画と音声を配信し、
 同時に手話通訳と要約筆記の画面についても配信。
 会議資料も開始前に掲載。

 ◦内閣府では、「共生社会」を築いていくための
 リーダーを養成するための「青年社会活動コアリーダー育成プログラム」を実施。
 平成23年度は、障害者関連分野において、
 日本青年9名をニュージーランドへ派遣するとともに、
 デンマーク、ニュージーランド及びドイツの青年リーダー計13名を日本に招へい。

 ◦警察では、警察学校や警察署等の職場において、
 新たに採用された警察職員に対する採用時教育の段階から、
 障害者施設への訪問実習、有識者による講話等、
 障害のある人の特性や障害に配慮した
 コミュニケーション等への理解を深めるための研修を実施。

 ◦刑務所等矯正施設職員に勤務する職員に対しては、
 矯正研修所及び全国8か所の矯正研修所支所において、
 各種研修を行っているが、
 その中では、人権擁護、手話、精神医学などの科目を設けて
 適切な対応の仕方について講義しているほか、
 社会福祉施設における介護等体験実習を実施するなどし、
 障害のある人に対する理解を促進。

【引用終わり】

*****************************************************

 警察、刑務所職員が、障がい者の特性を理解し、適切な対応の仕方について研修がなされている。
 障がい者が犯罪に巻きこまれるケースも多い。
 その場合、直接障がい者に接することになる警察等の職員は、障がい者の特性を十分理解した対応が求められる。
 対応しだいでは大きな誤解を生み出しかねない場合があるからである。
 (ケー)


◆第5回やまがた市民活動まつり(ご案内)

2013年01月26日 | 日記
昨晩から強い冬型の天気になっており
今朝からずっと雪が降り続いています。


鉛色の空です




自宅に送られてきた「はとぽっぽ通信」に書いてありました
イベントをご紹介します。

~第5回やまがた市民活動まつり~

日時:2月17日(日)12:30~3:30
場所:霞城セントラル1階アトリウム(山形駅西口)

第5回やまがた市民活動まつりクリックをどうぞ。

サポートスクエアぱおぱお も出店してお豆腐の販売をするそうですし
みちのくこんにゃく道場なども出店するようです。

たくさんの出会いがまっています。
是非、お出かけになってみてはいかがでしょうか(F)

共生社会を目指した啓発・広報活動の推進

2013年01月26日 | 障害者施策
 「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
 本日、平成25年(2013年)1月26日(土)もその続き。
 その第49回目となる。

 「共生社会の実現を目指して、幅広い国民参加による啓発・広報活動を強力に推進している。」
 こうした現状について、次のとおり報告されている。  

****************************************************

【引用始め】

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html

平成23年度を中心とした障害者施策の取組

第2章 相互の理解と交流

1 啓発・広報等

 「共生社会」の実現を図るためには、
 幅広い国民の参加による啓発・広報活動を強力に推進することが重要である。

 「障害者基本法」等を踏まえ、
 「障害者週間」(12月3日から9日)の期間を中心に、
 全国で、官民にわたって多彩な行事を集中的に開催するなど、
 積極的に啓発・広報活動を実施している。

 学校教育における福祉についての理解を深める指導や、
 障害のある子どもと障害のない子どもの「交流及び共同学習」の推進、
 地域住民への啓発・広報、
 公共サービス従事者等に対する障害者理解の促進、
 及びボランティア活動の推進等を通じ、
 障害のある人に対する国民の理解促進を図っている。

【主な施策等】

 ◦後期5か年計画では、若者への啓発・広報が重要であることから、
 20代の若者の共生社会の周知度を世代全体に係る周知度(50%)と同様に設定。

 ◦全国の小・中学生等から、
 障害のある人とのふれあい体験をつづった
 「心の輪を広げる体験作文」及び
 「障害者週間のポスター」の募集・表彰を行う
 「心の輪を広げる障害者理解促進事業」を実施。
 入賞作品集を作成し、全国の小・中・高等学校等に配布等して、
 障害のある人への国民の理解促進を図っているところ。

 ◦平成23年度における「障害者週間」行事においては、
 東京で、12月2日に「障害者フォーラム2011」を開催。
 「心の輪を広げる体験作文」
 及び「障害者週間のポスター」の最優秀賞の表彰式と
 受賞者による作文の朗読等を実施、
 また、この「障害者週間のポスター」
 の各受賞作品や都道府県等推薦作品の原画展を東京で開催。
 また、「障害者基本法の改正で何が変わるのか」をテーマとしたシンポジウムを開催。 さらに、障害のある人に関する
 様々なテーマ(震災と障害者関係を含む。)について
 関係団体等が交替で連続して行う「障害者週間連続セミナー」を開催。

【引用終わり】

*****************************************************

 山形県手をつなぐ育成会では、毎年、「山形県知的しょうがい者福祉大会」「山形県障害者スポーツ大会・知的しょうがい者レクリエーション大会」等、全県下の当時者及びその関係者を集めた大がかりな行事を開催している。
 知的レクリエーション大会には千人以上が毎回参加している。
 山形県・関係自治体・関係団体・マスコミ等にも後援を得ている。
 テレビ・新聞にも取り上げてもらっている。
 ただ、実際の参加者は関係者が大半で、一般の参加が少なく広がりにかける。
 関係者内に限られている。
 スタッフとしてボランティアをいかに増やすかが、今後の課題である。
 今まで、一般参加を増やす工夫・努力が足りなかった。
 地道な啓発・広報活動を継続に実施していく必要がある。
 (ケー)


◆アートツリーやまがた(フォト報告)

2013年01月25日 | 本人活動
先日、近藤さまよりご紹介いただいた
「アートツリーやまがた」に行ってきました。

先日のブログへリンクしますクリックをどうぞ

係の方がいらっしゃらなかったので
入り口にいた守衛さんのような方に
「写真を撮らせてもらっても良いのでしょうか?」とお聞きしましたら

「大丈夫だと思いますよ」との事でしたので写真を撮ってきました。
真正面から撮影したものはフラッシュの光と天井の灯りが写ってしまい
見にくくなってしまっており申し訳ありません。

全部は載せきれませんが、どうぞごらんください。


これはワォ!展にもあったような
何で出来ているのかと思ったら割り箸でした






あったか~いやきいもが目に浮かびます








ちいさな文字・・・
なにげないつぶやきさえもアートになります


すごい!障がい特性と言われればそれまでですが
なんと繊細な作業の積み重ね






まさにアートです


折り鶴が舞っています
幻想的で素敵でした


思わず、きれ~いと・・・




ゆたかな表情です


今さら私が言わなくてもわかる事ですが
どの作品も人柄が現れていて、心がほんわかしてきます。
外は雪もようですが、ギャラリーの中は温かくゆっくりとした時間が流れていました。

期間は来月2月12日までとなっております。
みなさまも是非足を運んでみてはいかがでしょう(F)




東日本大震災における障がい者の死亡率

2013年01月25日 | 障害者施策
 「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
 本日、平成25年(2013年)1月25日(金)もその続き。
 その第48回目となる。

東日本大震災における障がい者の死亡率は、被災地全体の死亡率と比較して高い。
 それは、以下の統計からもわかる。  

****************************************************

【引用始め】

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html

平成23年度を中心とした障害者施策の取組

第1章 「施策の総合的取組と障害者の状況」

コラム「震災と障害者」

<4> 東日本大震災における障害者の死亡率

 死者15,858名、行方不明者3,057名、負傷者6,077名
 (いずれも、平成24年5月1日緊急災害対策本部による。)
 という甚大な人的被害があった東日本大震災ですが、
 障害者の死亡者率が被災地全体の死亡率に比して高いと言われています。

 ここでは、障害者の死亡率について
 地方公共団体から出されているデータについていくつかをご参考に紹介します。

【岩手県宮古市】(障がい者制度改革推進会議構成員実地調査(平成23年12月15日)における宮古市提供資料より)

 宮古市の全人口 59,636人 うち障害者の人口 3,371人 障害者手帳所持者数
 宮古市の全死亡者数(対宮古市全人口比) 525人(0.9%) 平成23年8月26日まで  (以後変更無し)
 うち障害者の死亡者数 36人(対宮古市障害者人口比)(1.1%)
 内訳:身体障害28人、知的障害2人、精神障害7人、身体・知的の重複障害1人

【宮城県】宮城県主催・障害福祉団体等の意見交換会(平成24年3月29日)配布資料(※)より内閣府作成(宮城県の全人口・障害者数は、公表資料より)

宮城県の全人口 234万6,853人 宮城県の推計(平成23年3月1日)
宮城県の障害者数(3市町も含む。) 10万7,150人
障害者手帳所持者(平成23年3月31日)、身体80,457人、
療育A7,066人、療育B8,822人、精神保健福祉10,805人
宮城県の全死亡者数(対宮城県の全人口比)9,471人(0.4%)平成24年2月29日現在
宮城県の障害者の死亡者数(対宮城県の障害者数(3市町を除く。)の比) 1,028人
(1.7%)
平成24年2月29日現在。仙台市、亘理町、大和町は障害者の死亡者数を
把握していない。(3市町を除いた宮城県の障害者数は61,724人。)

※http://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/20120323_miyagi/index.html

(表中の「3市町」とは、仙台市、亘理町、大和町)

【宮城県南三陸町】(障がい者制度改革推進会議構成員実地調査(平成23年12月22日)などにおける南三陸町提供資料より)

南三陸町の全人口 17,666人 うち障害者の人口 940人
南三陸町の全死亡者数(対南三陸町全人口比) 798人(4.5%)
うち障害者の死亡者数(対南三陸町障害者人口比) 125人(13%)
身体113名、知的5名、精神7名。公立志津川病院で74名、
特別養護老人ホームで40名が亡くなっていることが大きな要因と思われる。

【福島県南相馬市】(障がい者制度改革推進会議構成員実地調査(平成23年12月16日)における南相馬市提供資料より)

南相馬市の全人口 71,556人 うち障害者の人口 4,280人
南相馬市の全死亡者数(対南相馬市全人口比) 1,249人(1.75%)
うち障害者の死亡者数(対南相馬市障害者人口比) 19人(0.44%)
11月までに手帳を返還した人。内訳:身体障害18人、精神障害1人

内閣府(防災担当)では、
平成24年度「災害時要援護者対策の検討に関する調査」を実施し、
東日本大震災において障害者など災害時要援護者がどのように被災し、
避難したか実態把握を行い、
災害時要援護者対策の見直しの必要性や対策の考え方を
検討することとなっています。

【引用終わり】

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 以上のことから、災害時要援護者対策はどこの行政でも、しっかりしたものを策定する必要がある。
 さらに、障がい者福祉事業所及び各地域において、障がい者一人ひとりの実情に応じた災害時対策がなされなければならない。
 (ケー)


◆映画「普通に生きる」上映実行委員会準備会

2013年01月24日 | 日記
1月24日(木)朝は快晴です


薄っすらと霧がでています


地面から建物の屋根の下あたりまで
低い所で霧が発生しています
ちょっと幻想的ですね


ドキュメンタリー映画「普通に生きる~自立をめざして~」の
上映実行委員会準備会が昨晩、向陽園会議室で開かれました。

呼びかけ人である山形県知的障害者福祉協会会長で
愛泉会 向陽園の井上園長より挨拶のあと
出席者の自己紹介があり、協議へと進んでいきました。

まだなにも決定してはおりませんので、
ここでお知らせすることはまだありませんが
当事者だけではなく、多くの方にこの映画を知ってもらい
見ていただくにはどうすれば良いのかなどを話し合いました。

上映は6月頃にするという事だけが決まりましたので
それに向けて今後動いていくこととなると思います。

詳しい事が決まって来ましたら、このブログでも
お知らせいたしますので、お楽しみにお待ちください(F)

「普通に生きる~自立をめざして~」HPにリンクします
下の方へ画面をスクロールすると予告編を見る事ができます。