山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆茶話会そして地震(-.-)

2013年04月18日 | 日記
事務局前の公園の桜がずいぶん咲きました。


お天気が曇りなのであまり綺麗にみえませんが・・・


昨晩は天童市育成会の茶話会がありました。
今回は久しぶりに顔を出してくれた方もいて
大変盛り上がりました。

昨日の話題はお子さんの近況についてや旦那さんとの関係など
とっても身近な話題が多かったです。

自閉症のお子さんをもつ親御さん、
お子さんは30歳を迎えたそうですが、そのあたりから
ちょっとしたことで不安定になる事が多くなったそうで
通所している事業所のスタッフと相談しながら
試行錯誤しているというような話もありました。

30歳あたりから落ち着いてくると聞いていたのに
そうではない方もいるのだなぁ
やっぱり、ひとそれぞれなのだなぁと感じました。

あとは、昨年からお子さんが入所施設に入られたお母さん、
「いや~いなくなって、初めて○○のありがたみがわかった」
というので、みなさん「なんで、なんで?」と聞きましたら・・・
「家計が大変な時にちょっと年金から借りることができなくなったから」
とか言うので、
「おいおい、そりゃ本来まずいことでしょーが
 でもまあ、食費をもらうぐらいなら全然普通のことか
というような経済的虐待にあたるかどうかの話などもありましたよ
(あくまでも笑い話ですので、誤解のないように

あとは、世のお父さん方、ご注意あれ
旦那元気で留守が良いってホントだよね
という話題に、多数の方々が納得
みなさんが話してくれる各家庭の一コマ、一コマに
腹筋運動の必要がないくらいに笑い転げてしまいました。
お父さん方、いない時に何言われているかわかりませんよ

その後、宮城県を震源とする地震が起きてしまいましたので
茶話会はお開きとなりました。

天童市は震度3、でも、結構揺れましたし長かったです。
その地震で、他に集まりがあった団体の方も会合を終了し
ぞろぞろと福祉センターを後にしてきました。

来月の茶話会は15日(水)です。また楽しくお喋りしましょう(F)

発達障がいのある人の困難を改善・克服するための配慮

2013年04月18日 | 特別支援教育
 インクルーシブ教育システム(包容する教育制度)構築にかかる報告書「概要」の紹介に引き続いて「別表」を取り上げている。

 障がいの特性に応じてどのような配慮を必要とするか。
 
 今までの紹介から通算すると第23回目となる。

 発達障がい等にかかる「学習上又は生活上の困難を改善・克服するための配慮」は次のとおり。

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【引用始め】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm

共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための
特別支援教育の推進(報告)別表

○1-1-1 学習上又は生活上の困難を改善・克服するための配慮

 障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するため、
 また、個性や障害の特性に応じて、
 その持てる力を高めるため、
 必要な知識、技能、態度、習慣を身に付けられるよう支援する。

言語障害
話すことに自信をもち積極的に学習等に取り組むことができるようにするための発音の指導を行う。(一斉指導における個別的な発音の指導、個別指導による音読、九九の発音等の指導)

自閉症・情緒障害
自閉症の特性である「適切な対人関係形成の困難さ」「言語発達の遅れや異なった意味理解」「手順や方法に独特のこだわり」等により、学習内容の習得の困難さを補完する指導を行う。(動作等を利用して意味を理解する、繰り返し練習をして道具の使い方を正確に覚える 等)

学習障害
読み書きや計算等に関して苦手なことをできるようにする、別の方法で代替する、他の能力で補完するなどに関する指導を行う。(文字の形を見分けることをできるようにする、パソコン、デジカメ等の使用、口頭試問による評価 等)

注意欠陥多動性障害
行動を最後までやり遂げることが困難な場合には、途中で忘れないように工夫したり、別の方法で補ったりするための指導を行う。(自分を客観視する、物品の管理方法の工夫、メモの使用 等)

【引用終わり】

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 障がいの特性によって、苦手な部分を補う。
 そうした手立ての工夫が重要である。
 そうすることで、今まであきらめていたことも、やりとげることができる。
 それが自信となって、積極的な活動につながっていく。
 自立を促す手立てを障がい者とともに工夫し、それを他の障がい者にも拡げてゆく。
 そうすることによって、障がい者にとっても学習や生活の困難さを乗りこえる姿勢ができてくる。
 (ケー)