山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆手をつなぐ11「地域でつくろうオリジナルの支援」

2011年10月31日 | 日記
全日本育成会の機関紙「手をつなぐ」11月号が届きました。

今月の特集は「地域でつくろうオリジナルの支援」です。

先週ブログでもご紹介し、支部育成会事務局へも発送済みですが、全日本育成会で発行している冊子「地域らしさを咲かせよう」と同じく地域が取り上げられています。


これまでは「国」が全て決めていたサービスを、これからは「地域」で決めるようになる。ということです。

「手をつなぐ」11月号は、準備が整いましたら発送いたしますので、しばらくお待ちください。

南陽市育成会、松坂会長からの報告です。
地域らしさを咲かせようの冊子は、これからの育成会活動にとても重要なことが書いてあるということで、全日本育成会から10冊ほど購入し、会員のかたに実費でお分けするようにした。ということです。サスガです

#地震発生から235日目「アウトドアでサバイバル教育」

2011年10月31日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から235日目(10月31日、月曜日)。
 また、大震災発生から235日目の新しい朝を迎えた。

 最近、早朝寝床から出るのがおっくうなくらい寒くなった。山の紅葉も盛りが過ぎた。山形でいえば、川原で煮炊きして食う芋煮会シーズンも最後になった。秋晴れ、馬見ヶ崎河原で月山の山容を眺めながら芋煮を食べるのは最高である。
  
 さて、国崎氏は、防災時に役立つ用品がアウトドアグッズとしても役立つと、次のように指摘する。
  
************************************************

【引用始め】

「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用

 アウトドアグッズが防災グッズに早がわり(p.134)

 野外生活は、防災教育の絶好のチャンス。防災とアウトドア、共通項は意外と多いのです。

 長い間、防災にハマッていた私は、あるとき「いい加減にしろ!」と夫に叱られたことがあります。
 たしかに、いざという時の備えも大事だけど、ふだんの生活も大切。いつ使うかわからない、防災用品や非常食にお金をかけすぎるのは考えものです。でも、防災にしか使えないものを買うのではなく、いざというときに、防災グッズとして機能するものを買えばよいのです。
 そう考えてみると、キャンプやレジャー用品が立派な防災グッズになります。テント、シュラフ、ラジオ、ランタン、カセットコンロ、携帯用トイレ・・・・・・災害時に役立つものは意外に多いのです。
  
【引用終わり】

************************************************

 防災グッズもアウトドアグッズも共通項がある。キャンプでアウトドアグッズの使い方に慣れておくと、災害などのいざという時に使いこなすことができる。
 ふだんからアウトドアといったレジャーを楽しんで、いざという時の備えをしておくことは一石二鳥になる。
 大災害がもしあっても、「明けない夜はない」と自信をもって対策が立てられる。
 (ケー)

#地震発生から234日目「あなたの家は活断層の上にありませんか」

2011年10月30日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から234日目(10月30日、日曜日)。
 また、大震災発生から234日目の新しい朝を迎えた。
  
 さて、国崎氏は、自分の家が活断層の上にないかどうか調べておくことの必要性を、次のように指摘する。
  
************************************************

【引用始め】

「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用

 あなたの家の下に活断層はないか(p.128)

 活断層については、阪神・淡路大震災以後注目を浴びています。日本には確認されているだけでも数百本、未確認のものを含めれば、2,000本もの活断層があるといわれています。
 自分が住んでいる地域に活断層があるかどうか調べてみるといいでしょう。活断層については、地震調査推進本部のウェブサイトで詳しく調べられます。ただ、活断層が真下や間近にあったら、可能なら離れるのが無難ですが、そうもいかない場合は、せめて断層線を避けるように建物の配置を変更する、補強するなどを検討してみてはいかがでしょうか。

●地震調査推進本部ウェブサイト http://www.jishin.go.jp/main/index.html
 
【引用終わり】

************************************************

 自分の家が活断層上にあったらどうしよう。補強すればなんとかなるのだろうか。
 昔、沼地だったりしたところが埋め立てによって、住宅地になっているところもある。
 土盛りしてかさ上げしたところに家を建てたりしている。
 そうしたところは、大震災により液状化現象を起こす可能性がある場所だ。
 活断層に備えたり、液状化に備えたりして、住宅の損傷ができるだけ少なくする備えが必要だ。
 まだ、東日本大震災の記憶が鮮明なうちに住宅の地震対策をやっておくことである。
 そうなれば、「明けない夜はない」と楽観的な姿勢でいることができる。
 (ケー)

#地震発生から233日目「世界の地震の10%は日本で発生」

2011年10月29日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から233日目(10月29日、土曜日)。
 また、大震災発生から233日目の新しい朝を迎えた。
  
 さて、国崎氏は、日本列島が地震の多発地帯に位置していると、次のように指摘する。
  
************************************************

【引用始め】

「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用

 世界で一番地震が多い国(p.126)

 地震は、地表を覆う暑さ10~200㎞の「プレート」と呼ばれる板状の岩の塊が動いて、隣のプレートの下に潜りこんだり、押しあうときに発生します。日本で起こる地震は、主に2種類あります。
 日本の国土はユーラシア、北米、太平洋、フィリピン海と、4つのプレートの境界線の上にあって、プレート同士の衝突がたえまなく起こり、地震が多発します。これを「プレート間地震」(海溝型ともいわれます)といいます。
 さらに「プレート内地震」(活断層による内陸型地震がこのタイプ)があります。世界の地震の10%が日本で起きているといわれており、私たちは世界でもっとも地震の多い国に住んでいます。つまり、日本で地震が多いのは、いわば必然的なことなのです。

【引用終わり】

************************************************

 日本に住んでいる限り地震に見舞われることは必然である。そのことを常に認識している必要がある。
 山形はこのたびの東日本大震災でも大きな被害がなかった。台風、大雨などの風水害も少ない。ただ、ときたま冬場、大雪で困ることはある。
 山形の人びとの多くは、そうしたことでなんか災害が少ないので安心だとする雰囲気がある。ひょっとすると蔵王山が噴火するかもしれないなんて戯れ言を言うぐらいである。
 でも、忘れた頃にやってくるのが天災だ。それを称して想定外とごまかしている。いつか、いずれは、災害が自分たちの身に起こることだと、備えておくべきである。
 自分の身に最悪の出来事が起こったとしても、それなりに備えておくことで「明けない夜はない」と即座に対応できるようにしておくことだ。
 (ケー)

#地震発生から232日目「日本はいつ、どこで大地震が起きてもおかしくない」

2011年10月28日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から232日目(10月28日、金曜日)。
 また、大震災発生から232日目の新しい朝を迎えた。
  
 さて、国崎氏は、日本に住んでいる限り必ず地震等の災害に襲われると考えている。だから、「災害対策と防災教育にムダと終わりはない」と、次のように指摘する。
  
************************************************

【引用始め】

「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用

 災害対策と防災教育に「ムダ」と「終わり」はない(p.126)

 長い間、地震対策を続けていると、「もし地震がこなかったら、どうするの?」といわれることもあります。もちろん地震はこないに越したことないのですが、日本はいつ、どこで大地震が起きてもおかしくないのです。仮に私たちが生きている間にこなくても、子どもや、孫たちの時代にはやってくるはず。災害対策と防災教育に「ムダ」と「終わり」はないのです。

 【引用終わり】

************************************************

 東日本大震災は千年に一度の周期で起きるプレート型地震だった。地震とともに、大津波に襲われ、さらに文明の発達がもたらした福島第一原子力発電所が事故を起こしてしまった。原発を廃炉するのに30年以上かかるのである。
 千年に一度の昔のことを十分解明するまではいたっていなかった。そんなに大きな大地震が発生するなど、多くの人は考えもしなかった。
 今はマグニチュード9に備えた地震対策が必要だと言われている。
 本当に急いで地震への備えをしておかないと、いつまた大震災に見舞われるかわからない。いつくるかわからないことが、やっかいである。それが備えを甘くしてしまう。
 でも、明日、一年後、百年後、千年後かわからないが必ず起きる。地震はそうした周期でおきていることがわかっているのだ。
 つい最近もトルコ東部でマグニチュード7の地震があったばかりだ。
 地震に対する備えにムダはない。そして終わりはない。
 いざという時どんなことが起きても「明けない夜はない」と前向きな取り組みがすぐできるように、地震対策は自らしておくべきである。
 (ケー)

◆山形市手をつなぐ育成会研修会のご案内

2011年10月27日 | 成年後見制度
山形市手をつなぐ育成会研修会のご案内です。

成年後見制度そして選挙権剥奪問題

今年度の研修会は「成年後見制度」についての学習会です。
支援費制度、自立支援法以来、成年後見制度について、目や耳にふれてはいるものの、よく理解できていない方が大方だと思われます。
新しい福祉法に移行しても、知らないでは済まされません。この機会にぜひ学習しましょう。

日時:平成23年11月2日(水)PM1:30~3:30
場所:山形市総合福祉センター 3F第1研修会議室
講師:弁護士 関哉 直人先生(全日本育成会権利擁護推進センター委員)
現在、成年後見制度利用による被後見人の選挙権剥奪問題
***もう一度選挙に行きたい!100万人の署名運動***展開中


参加の申込みは、ワークランドべにばな(TEL023-644-1132)又は事務局:内和(TEL023-641-8370)までご連絡ください。

             

先月の南陽市手をつなぐ育成会の研修会につづき、山形市手をつなぐ育成会でも「成年後見制度」の研修会が開かれます。

権利擁護については知っておくべき事だと思われますので、少しでも興味のある方はご参加ください。

◆わお!今日は楽しい一日になりそうだ展

2011年10月27日 | 日記
わお!今日は楽しい一日になりそうだ展


わくわくするような楽しい絵
びっくりするような強烈な絵
なんだかわからないけどすごいもの


絶対的な自分だけのきまり
行為の繰り返し
秘密のストーリー


今もどこかで生まれている
それらがここに集う


この魅力の正体はなんだろう
たくさんの人を巻き込んで
秘密を少しずつしりたい


期間:2011.11.02~11.11
開催時間:9:00~17:00(最終日は14:00まで)
会場:悠創館(月曜日休館)


11月2日10:30~
オープニングセレモニー
(どなたでもお気軽にご参加ください)
11月3日13:00~14:00
作品解説ツアー
(わお学生による作品解説を行います)
11月5日14:00~15:30
ワークショップ
「自分のかたちをつくる」講師:ほんだあい氏


主催:わお!YAMAGATA ART PROJECT
共催:NPOゆにぷろ・NPO障害者の地域生活を支援する会・地域生活支援ネットワークやまがたWeネット


素敵な作品がたくさんありますよ。
みなさま是非足を運んでみてはいかがでしょうか(F)

#地震発生から231日目「消防士の苦労」

2011年10月27日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から231日目(10月27日、木曜日)。
 また、大震災発生から231日目の新しい朝を迎えた。
  
 さて、国崎氏によれば、大震災発災後、救助する側も言うに言われない相当の労苦があるのだと次のように指摘する。
  
************************************************

【引用始め】

「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用

 救助する側のつらさもわかって!(p.124)

 私の夫は消防士です。地震発生後、家族の安否確認ができると「後を頼む」という一言を残して救助現場に赴きました。余震が続く中、子ども2人を抱えて1人残された私は、「こんなときに、どうしていっしょにいてくれないの」と主人を恨みました。1週間後、ようやく現場から戻ってきた主人は、疲れきって、まるで別人のよう。「だいじょうぶ?」と声をかけたら、私の手を握り、声を殺して泣きだしました。そしてその後、まる1日ぐっすりと眠りつづけました。ふだんは決して見ることのない主人の様子に、精神的に相当つらい思いをしたのだと察しました。ろくに食事もとらず、不眠不休で体力の限界まで闘ったのだろうと、涙が出ました。助けて当たり前で、できなければ何をやっているんだ!となじられる。被害を受けてパニックになっている状態で、気持ちに余裕のない人びとから、心ない言葉を受け、それでも必死になって救助にはげむ姿を見たら、いたたまれなくなりました。震災後、警察官や消防署員に文句をいっている人をたくさん見ました。災害時は不都合も多く、いつもとは違う状況に苛立つのはわかります。ただ、救助にあたる人はみな、「助けたいのに助けられない」という残酷な現実を前に、「体を休めたら申しわけない」という気持ちで、限界まで救助に挑んでいるのです。救助する側の苦労やつらさを、もっと理解してほしいと思います。(阪神・淡路大震災)

【引用終わり】

************************************************

 警察官、消防士、自衛官、海上保安官といった人たちは、東日本大震災において、任務を遂行するために多大な苦労をはらってもらった。さらに、東京電力福島第一原子力発電所事故の終息に立ちむかっている作業員たちも、今も毎日一千人以上いる。
 こうした人たちの命がけの働きに心からの感謝を申し上げたい。
 また、多数のボランティアが無償の働きをしてくれた。
 こうしたポジティブな動きのおかげで、被災地も「明けない夜はない」と前向きな取り組みができるようになっている。
 (ケー)

◆ワークランドべにばな祭(山形市)

2011年10月26日 | 日記
山形市手をつなぐ育成会の事務局にもなっております、山形市城西町にある
ワークランドべにばなさんで
第4回 ワークランドべにばな祭が行われます


10月29日(土)10:00~14:00
午後1時より、ご来場の方に”ずんだ団子”を進呈します
(なくなり次第終了となります)

特別出演:山形センター合唱団のみなさん、小さな空き箱を使ったエコシアター

他施設製品販売(予定)
ひなぎくアルファー・あおぞら・こまくさの里・山形県コロニー協会

模擬店:べにいろ亭の焼き餃子・玉こんにゃく、焼そば、ジュース・
新鮮野菜、炊き込みご飯、豚汁

抹茶コーナーや体験コーナー(紙人形作り)ゲームコーナーもあります

他に、日用品や古着の販売など、楽しい企画もりだくさんです


お問合せ:社会福祉法人手をつなぐ会
ワークランドべにばな
山形市城西町4丁目2番38号
 023-644-1132 FAX 023-644-1135


みなさんお誘い合わせておこしください

◆ワハハ本舗の佐藤さんからハガキが来ました

2011年10月26日 | 第51回東北ブロック大会
先日行われました「手をつなぐ育成会東北ブロック大会」で記念講演をしていただきましたワハハ本舗の佐藤正宏さんからおハガキが届きました


当日の講演に向けて、手をつなぐ育成会とはどんな団体なのか、どんな活動をしているのか、当日はどんな方々が参加するのか・・・など、佐藤さんご本人から問合せの電話を事前に事務局へ頂いておりました。

私たちが持っているワハハ本舗のイメージとは違う、とっても真面目な方でした。
おかげさまで、笑いについての知識も得られたうえに、とても楽しい講演になり、みなさまからも大好評でした。
本当にありがとうございました。





#地震発生から230日目「長い被災生活あせり禁物」

2011年10月26日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から230日目(10月26日、水曜日)。
 また、大震災発生から230日目の新しい朝を迎えた。
  
 さて、国崎氏によれば、被災生活が長引くと親も子も先行きに不安を感じて、さまざま不適応症状があらわれると次のように指摘する。
  
************************************************

【引用始め】

「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用

 地震の瞬間がフラッシュバック(p.123)

 被災して1週間くらいは、自分でも不思議なくらいテンションが上がり、せわしなく動きまわりました。まともな睡眠はほとんどとれていなかったにもかかわらず、元気ではあったのです。
 ただ、その後避難生活が長引くにつれ、気持ちが沈み、「これからどうなるの?」という不安が重くのしかかってきました。眠ろうとすると、地震が起きた瞬間がフラッシュバックしてきて、すぐに目を開けてしまう。こんな状態が続いたら、おかしくなってしまうと思いました。
 子どもにも影響が出ました。下の子は些細なことで怒ったり、叫んだり、小さな余震にパニックを起こし、泣きさけぶ。上の子は表情がなくなって、ずっと顔がこわばったまま。親以上に不安を感じているようでした。
 子どもを頭ごなしに怒らず、怯えているときや、甘えてきたときは、しっかりと抱きしめてあげるようにしました。
 とにかく時間をかけて、ゆっくり回復していくのが近道。長い被災生活を通して、あせってもいいことはないと学びました。(阪神・淡路大震災)
   
【引用終わり】

************************************************

 被災生活は過緊張を強いられる。こうした生活がいつまで続くのか。また、大きな余震がきたらどうしよう。親も子も余裕がない。いっぱいいっぱいの生活がずっと続く。
 でも、時間の経過とともにその生活に少しずつ慣れてくる。かすかながら「明けない夜はない」と思えるようになる。ゆっくりでいい。あせらなくていい。かすかな夜明けに希望のかけらがかくれている。
 (ケー)

◆地域づくり委員会より(全日本育成会)

2011年10月25日 | 日記
全日本手をつなぐ育成会「地域づくり委員会」
委員長:久保厚子(全日本育成会副理事長)


地域らしさを咲かせようー色とりどりの地域づくり

冊子が届いておりますのでご紹介します。


この冊子は地域のさまざまな分野の人たちとつながりを持ちながら、「地域づくり」の担い手として育成会(親の会)が活躍するためのノウハウをはじめ、従来の親の会活動の枠に捉われないさまざまな地域づくり活動の事例が紹介されています。
どうか、各地の育成会活動の次なる一歩を踏み出すためにお役立て下さい。

また、冊子の内容や「地域づくり」全般に関するご質問・ご意見をお待ちしておりますので、ご興味のある方は、全日本手をつなぐ育成会・事務局までお問合せください。
全日本手をつなぐ育成会
地域づくり委員会
TEL03-3431-0668 FAX03-3578-6935

              

県内各支部育成会事務局には発送いたしましたので、まもなくお手元に届くと思います。

もくじをご紹介します。

1章 地域づくりは花づくり
これからの「地域づくり」を考えるための基礎レクチャー編
その1「うちの地域じゃとても無理・むり」
その2「私たちって理解してもらえない」
その3「親の会をどうやって存続させよう」


2章 いろいろな地域の花づくり
地域づくりのポイントを理解するための事例分析編
要素1「種」
要素2「芽を出す」
要素3「芽を育て、つぼみをつける」
要素4「太陽1」
要素5「太陽2」
要素6「花」


3章 あなたも一緒に花づくり
地域らしさをみつけ、第一歩を踏み出そう!
ここからが、みなさんの地域づくり
初めてやってみるときの準備ページ
地域の現状把握
地域の総合診断
できそうな第一歩探し


以上のようになっています。
なかなか興味深い項目がならんでいます。

各支部育成会の役員会や茶話会などで是非ご利用してみてはいかがでしょう(F)


#地震発生から229日目「避難所体験=狭いスペースで過ごす」

2011年10月25日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から229日目(10月25日、火曜日)。
 また、大震災発生から229日目の新しい朝を迎えた。
  
 さて、国崎氏によれば、大震災発災後の避難所生活では、スペース、毛布、食料等の確保が子ども連れとなると苦労すると、次のように指摘する。
  
************************************************

【引用始め】

「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用

 人の嫌な面がのぞいてしまう場所(p.122)

 地震発生後、子どもたちとしばらく自宅にいたため、避難所に向かうのが遅れ、ようやく避難所の体育館に着いた頃には、すでに人でいっぱい。とてもじゃないけど、スペースを確保できる状態ではなく、毛布の配布も終了していました。その後、なんとか狭いスペースをあけてもらい、そこで2日間過ごすことに。子どもがいたので、食料の配布のときもすぐには行けず、いいものはすぐに持っていかれてしまう。われ先にと列に並ぶ人を見て、状況は同じとわかっているけれど、やはり嫌な気持ちになりました。
 そうかと思えば、見知らぬ人が「お子さんがいて大変ね」と、並んで私たちの分まで、とん汁をとってきてくれたりして、優しさに疲れが和らぎました。
 避難所にペットを連れてきている人もたくさんいて、基本的に土足なので、空気がホコリっぽく、病気が蔓延しても当たり前という環境。マスクがほしかったけど、そういうものは救援物資の中にはありませんでした。(新潟県中越地震)
   
【引用終わり】

************************************************

 避難所では互いが遠慮し合い、協力し合う関係をつくりあげる必要がある。
 配布するものだって最初は十分行き渡らない。互いに譲り合うしかない。
 いずれ援助の手が届く。「明けない夜はない」のだから、それを信じて避難所の秩序を保つ。
 東日本大震災被災地の多くも似たような避難所の状況だったのだろう。
 (ケー)

◆ダスキン障害者リーダー育成海外研修(募集)

2011年10月24日 | 日記
今年度も、ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業として
第32期「海外研修派遣生募集」のご案内が来ております。

知的障害のある方対象のグループ研修について

対象:応募は2通りあります。
18歳以上35歳程度の方を実行委員会でグループ化。
18歳以上の本人活動などをしているグループ。

行き先:実行委員会が計画します。
実行委員会が同行します。

期間:1週間程度

募集人数:5名程度(1グループのみ)

選考方法:書類選考、グループ面接審査、健康診断など

一定額を財団が負担します


詳しくはホームページをご覧ください→あいのわDUSKIN
ホームページからお問合せができますので、興味のある方は是非お問合せをしてみてください。

#地震発生から228日目「家庭の復興状況が子どもに反映」

2011年10月24日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から228日目(10月24日、月曜日)。
 また、大震災発生から228日目の新しい朝を迎えた。
  
 さて、国崎氏によれば、大震災によってもたらされる家庭の変化が、子どもに大きな影響を及ぼすと、次のように指摘する。
  
************************************************

【引用始め】

「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用

 子どもたちの心の二次災害(p.119)

 家庭の復興状況が、子どもたちの「心の二次災害」を引きおこすこともあります。
 生活の再建がうまく進まなかったり、経済的苦境に立たされたり、仮設暮らしに起因する大人のストレスや、震災後の両親の離婚「震災離婚」や、家庭不和などで、親の精神状態や生活状況が変化すると、それは、そのまま子どもたちに反映してしまいます。親の悲しみが長引くと、子どもたちの心にも大きな影響を与えてしまうことがあるのです。
  
【引用終わり】

************************************************

 家庭の生活再建は困難を極める。こうしたことを見ている子どもたちにとってもつらい。親の苦境は子どもの苦境でもある。家庭内がそのため平安でなくなることで、子どもの精神状況は不安定になる。
 親がずっと悲しみを引きずっていても何も変わらない。少しずつ家庭の苦境を変える動きを示すことで、子どもも少しずつ安心感を得られるようになる。 
 大変な状況が簡単に良くなるわけでない。でも、少しでも光明を見つけ、「明けない夜はない」という親の前向きな行動が、子どもに伝わり家庭が安定してくる。
 (ケー)