山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆知る見るプログラム・ファシリテーター用冊子が届きました!

2013年04月01日 | 本人活動
全日本手をつなぐ育成会の本人向けワークショップ
みんなで知る見るプログラム開発委員会から
2月に仙台市で行われた「ファシリテーター養成講座」に
参加した人へ、ファシリテーター用の冊子が届きました。



山形県から参加してくれた本人さん3名にもモチロン、
支援者として参加した3名にも届きましたよ


詳しい内容は出せませんが
本人さんが読んでも解りやすいですし
慣れていないファシリテーターさんのために
読むことで進行できるように工夫されています。
とっても楽しく学べるようなワークが
たくさん入っています。


最後の方には実際にワークショップに参加した人の
写真と感想が紹介されています。
これは、仙台市で行われた時の様子でした。




山形から参加した方々も写っていましたよ


一番後ろには、ワークショップをやるために必要な
資料が収録されているCDが付いています。


今後、本人活動が重要視されていきますので
福祉協会さんや、サポート協会さんとの連携をとり
このワークショップを広めていきたいと思います(F)

早期から成人に至るまでの一貫した支援の仕組み

2013年04月01日 | 特別支援教育
 平成25年4月1日、本日より平成25年度のスタート。
 特に、役所や学校等の公的な機関では人事異動による新しい体制が始まる。
 組織が大幅に変わるところもあって、慌ただしさも格別である。
 新体制による人事異動によって辞令交付が行われる。
 関係部署へ挨拶回りにとびまわって、名刺交換も忙しいだろう。
 山形県手をつなぐ育成会の事務局スタッフは3人体制で、人員も同じに引き続く。

 ということで、今年度もよろしくご協力をお願いします。

 平成25年度も、本育成会の事業をいかに活性化し、若い会員を増やすか大きな課題を抱えての新年度となる。
 市町村支部活動の支えがあっての県育成会である。
 支部活動がいかになされているか、県事務局にも報告してもらいたい。

 さて、インクルーシブ教育システム(包容する教育制度)構築にかかる報告書が、
 文部科学省「初等中等教育分科会」より平成24年7月23日付けで発表された。
 その報告概要を項目ごと続けて紹介している。

 その第6回目。
 早期から成人に至るまでの子どもに関する情報について、各関係機関が共有できるような仕組みの必要性を、以下で指摘している。

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【引用始め】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm

共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための
特別支援教育の推進(報告) 概要

2.就学相談・就学先決定の在り方について

(3)一貫した支援の仕組み

•可能な限り早期から成人に至るまでの一貫した指導・支援ができるように、
 子どもの成長記録や指導内容等に関する情報を、
 その扱いに留意しつつ、必要に応じて関係機関が共有し活用することが必要である。

【引用終わり】

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 関係機関同士が障がいのある子どもの情報を共有し活用することがどのようになされているだろうか。
 どうも心許ない。
 各機関同士で情報交換なんかできない。個人情報保護法が隠れ蓑になっている。
 必要な情報まで隠したがる。ある種のサボタージュと思ってしまうことさえある。
 保護者の「生活支援ノート」がその場合威力を発揮することになる。
 医療、保健、教育、福祉、労働機関等において、相談・支援に際して、同様のことを何度も聞かれる。
 記憶があいまいでその場その場で異なることをしゃべったりすることもある。
 子どもの成長に関する備忘録としての「生活支援ノート」に記録し、そのデータに基づいて通り一遍のことは正確に答えることができる。
 大事な子どもの成長記録は、「生活支援ノート」に書き記すことが重要だ。
 (ケー)