山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

カラフル

2015年12月29日 | 日記
いよいよ今年も残り少なくなってきました。
今日から仕事はお休みになった方も多いかもしれませんね。

寒くなってくると・・・こんな鍋が良いですね

スマホに残っていた画像です。
今年初めに1人で米沢に行った時、ホテルの人にお勧めされて行ったお店で食べた
「牛すき鍋」米沢牛です(#^.^#)
メニューにはステーキもありましたが、手が出ず・・・(;^ω^)
お財布の中身と相談して(汗)こちらにしました。


っと、まったく関係ない話を長々と・・・m(__)m
では、気を取り直して
先日、偶然テレビのチャンネルをEテレに合わせたところ
「カラフル」という番組をやっていました。

この子は障がい者だな、と一目でわかる女の子がすばらしく上手にトランペットを吹いていました。
私は、この子がこの番組で取り上げた子なのだろうな、と思いました。

でも、ちょっと違っていました。
その番組の主人公はその子の弟くんでまだ小学生の男の子でした。
彼は、キーボードがとっても上手で、
毎週のように障がいのあるお姉ちゃんとジャズバンドのユニットを組んで
路上ライブをやっているのでした。
養護学校に通っている障がいのあるお姉ちゃんはあくまでも脇役で、
私は、珍しい視点から番組を作ったのだな~と引き込まれて見てしまいました。

彼は言っていました。
『ある日、女の人から「坊や子どもなのに上手ね」と言われてイライラした』
『琴ちゃん(お姉ちゃん)が障がい者なのに音楽をやっているから偉いというのでもない』
『子どもとか障がい者とか関係なく、純粋に音楽を楽しんでほしいだけなんだ!』
とっても潔くて、カッコいい言葉です。
そしてそういえるだけ、彼らは一生懸命に練習もしていました。

今年の夏、東日本大震災の被災地にも演奏活動で出かけました。
何か所かで演奏をやったのですが、そのなかの1つ、「大槌町」の
仮設住宅の駐車場で演奏をした時のこと、
彼らの演奏にぽつぽつと人が出てきて聴いてくれました。
演奏が終わった時、1人のおじいちゃんが寄ってきて
「二人でジュースでも飲んで。お金がないから少ないんだけど」
といって500円を彼に渡してくれました。

彼は「ありがとうございます」とお礼をいって、
一緒に行っていたお母さんに「ジュース飲んでだって、飲もう」と屈託なくいったのですが、
その様子をみていたお母さんはハンカチで顔を覆って泣いていました。
そして、彼に言いました。
「ここはね、津波でみんな何もかも無くしてしまったところなんだよ、
お金がないって、本当に無いんだよ、それなのに・・・
お母さんが毎日あなたたちにあげる500円とは意味が全然違うんだよ」
※言葉は違っていると思いますがこのような意味のことを言ってました。

私も思わずウルウルしてしまいました。

なんか何が言いたいのかまとめられなくなってしまいましたが、
世の中には本当に様々な立場(カラフル)の人がいるけれども、
その人たちが普通にいることがまさに普通の社会なのだということなのでしょう。
偶然見た番組でしたが、とても心に残りました。

夏休みが終わり彼らもまた様々なことを経験し、人間的にも成長しながら
毎週末の路上ライブを繰り広げていくのだと思います。

ご訪問ありがとうございます(F)


ちょっと遅れてきたサンタさん?

2015年12月27日 | 日記
ようやく、というか、とうとう、というか雪が降ってきました。



まだ積もってはいないのですが、天気予報では山沿いは大雪の恐れもあるとか(+_+)
今日一日は完璧な冬型の気圧配置になっているそうなので、
道路状況も昨日までとは違うでしょうし、気を付けて運転しないといけませんね。


さて、ようやく雪が降ったから・・・
というわけではないのですが、今年もお菓子入り段ボールをいただきました(*^^)v

ジャ~ン!!!\(^o^)/

先日までハワイに行っていたサンタさん・・・ではないのですが
主催者さんからいただいたのかもしれませんが、自分だけでは食べきれないからと、
いただいお菓子を姪っ子がウチにもおすそ分けしてくれました。
でっかい段ボールに入っていたので、おすそ分けというような量でもないのですが( *´艸`)
大変ありがたくいただくことにしました!

長男にLINEで教えたら、「まじか!プリーズプリーズ!」という
ハイテンションの返事がきました(;´Д`)
次男に見せようものなら、無くなるまで一気に食べつくそうとすることは簡単に想像できるので、
見えないところに隠して小出しにしていこうと思います!
これでしばらくお菓子は買わなくても済みそうです\(^o^)/

クリスマスは過ぎましたが、ちょっと遅れたサンタさんからのプレゼントみたいです


ご訪問ありがとうございます(F)


パブリックコメント送りました!

2015年12月26日 | 日記
昨日のブログで「山形県障がいのある人もない人も共に生きる社会づくり条例(仮称)」
についてのパブリックコメントのお願いをしました。

お願いをするだけで自分がしないのではお話しになりませんので
私も昨日、パブリックコメントを県にメールでおくりました。


これは山形県で作った「障害者差別解消法の啓発パンフレット」です


パブリックコメントをするにあたり、決まりがあります。
実名、住所、連絡先などは明記しなければなりません。
匿名ではない、ということです。

県として、冷やかしではない、ちゃんとした意見を求めているということです。
しかし、個人が特定されるようにして公表されることはありません。
また、個人に対してなんらかの回答が直接くることもありません。
どうぞご自身が感じた率直なご意見を県に対して発言をお願いします。

私も、昨日メールで意見を送らせていただきました。
条例に対してどんな意見を送ったのかをここに載せることはしません。

ただ1つだけお願いしたいことがありました。
漢字にルビを振ってあり、知的障害者も読めるようにしてあるタイプのものもありました。
せっかくルビを振っていただいているのですが、あの文章をそのまま読めるだけでは
知的障がいのある人たちは、条例の内容を理解することは難しいと思います。

先日開きました「家族と支援者が共に学ぶセミナー」で、
私が担当させていただいた分科会でやったワークでその難しさがわかっていますが、
知的障がい者の人たちも当事者として「条例の内容を知っておく必要がある」と思います。

ですので、障がい当事者である知的障がいのある人たちが読んで理解できるような
「条例・わかりやすい版」を作っていただきたいということをお願いしました。

身体障害や精神障害の人たちと比べると、本人たちが声をあげて意見をいうことが
難しいのが知的障害、私たちの子どもたちです。
障がいがあってもなくても普通に生活できる社会の実現のために、どうぞご意見をお願いします。


ご訪問ありがとうございます(F)


県条例策定パブリックコメントのお願い

2015年12月25日 | 業務
メリークリスマス

というわりに、クリスマスとは全く関係のない話題です。

来年度から「障害者差別解消法」が施行されることになっております。
それにともない、山形県でも県独自の条例を作ることにしております。


以前に県内各支部育成会の会員のみなさまから、差別と思われる事例と
良い配慮だと思われる事例のアンケートにお答えいただき、その集計を
県の方に報告させていただきました。
アンケートに寄せられたものを活性化事業「障がい者差別の研修会」の
資料としても利用させていただきました。

さて、ここに来まして県の方では条例案が作られたようで、
現在、広く県民の皆さまからパブリックコメントを募集しているようです。

県内各支部育成会と団体会員の方には、メールでお送りさせていただいておりますが、
私たちの子どもたちが障がいのない人と同じように生活しやすい社会を目指すために作られた条例です。

山形県 意見募集のページ


県内支部育成会事務局あてにPDF資料を添付してメール送信しております。
また、パソコンから意見を送ることも可能です。

ぜひ、条例案を読んでいただき、ご意見を県の方にお寄せいただきたいと思います。

PC051997.jpg
では、よいクリスマスを!


ご訪問ありがとうございます(F)


家族と支援者のセミナー アンケート報告

2015年12月24日 | 研修会
今月7日(月曜日)に行われた「家族と支援者が共に学ぶセミナー」の話題を
何回かUPしておりますが、今日はセミナー後に参加者さんからいただいた
アンケートの集計ができましたので抜き出して掲載させていただこうと思います。


※書いてある数字は参加人数ではなく、アンケートに答えてくださった人数です。

1.基調講演
 とても良かった26  良かった19  普通5  参考にならなかった0
・人の人生(障害者にかかわらずみんな同じ)を考えさせられました。ありがとうございました。
・西原先生のお話、なるほどと思うことが沢山ありました。
 いつか子どもよりも長生きしなくては、という気持ちを持たなくていいようになれば、と思いました。
・支援員になり、まだ日も浅く手探りな日々の中、障害者の歴史やこれからの支援のありかたを考える
 いい講演でした。

2.分科会 第1分科会10 第2分科会8 第3分科会11 第4分科会4
 とても良かった14  良かった17  普通8  参考にならなかった0
(ランダムに掲載します)
・高齢化の今日をみました。家族も高齢化、みんなが希望するようになれたら、
 そんな山形県、家族、本人になれたらいいですね。
・専門知識が不足しているように思う、という話があったため学びを続ける。
・問題等もお話ただいて、良かったと思います。今後も知る場があればと思います。
・すごく分かりやすいワークショップで他の方たちとの関わりや、普段思っているけれど
 言われない事を口に出して言ってみたりして楽しかったです。
・私は先輩方が努力して頂いて下さった、そのレールの上に置いていただいている思いを持っております。
 ご苦労されたお話もうかがえ、また、現在の活動要望も多面から知ることができました。
 これからも福祉のレールをしっかりと敷いて行かねばとおもいました。

3.シンポジウム 
 とても良かった13  良かった3  普通1  参考にならなかった0
・ご家族の二方のお話がとても良かったです。飾らない率直なお気持ちが聞けました。
・それぞれの立場の生の声が聞けたのがよかったです。
 「どこまでいってもゴールはない」印象に残りました。
・それぞれの立場の方々の話が聞けた。とくに保護者の話は考えさせられることが多かった。

4.セミナー全体を通しての感想
・もっと多くの人に参加してほしい。
・ご家族の思いを聴けることができて良かったと思います。
・支援者として参加しましたが、シンポジウムでは家族の声を聴けて良かったです。
 事業所内では聞けない意見や考え、思いを聞き、利用者さんはもちろんの事、
 家族の方たちもサポート出来ればなあと改めて感じました。
・とても良いセミナーでした、これからも続けていただきたいです。ありがとうございました。


本当はもっともっとたくさんの感想を寄せていただいたのですが、
スペースを取りすぎてしまうこともあり抜き出して掲載させていただきました。
皆さま本当にありがとうございました。

さて、今年も残すところ1週間余りとなってしまいました。
事務局は年末は28日まで開局しております。
お休みは29日(火)~来年1月3日(日)
仕事始めは4日(月)からになりますのでどうぞよろしくお願いいたします。


毎朝冷え込んでおりますが、体調に気を付けて
年末年始を楽しく過ごせるようにしましょうね☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

ご訪問ありがとうございます(F)

レクリエーション教室(北村山地区育成会)

2015年12月23日 | 日記
今日、雪は降っていませんでしたが、とても寒く、霜がおりていました。


新庄最上地区育成会・庄内地区育成会・置賜地区育成会と
レクリエーション教室の開催が終わり、最後に北村山地区育成会が
レクリエーション教室をひらきました。

東根市育成会の事務局をしてくれている東根市社会福祉協議会の担当者さんが
毎年段取りをしてくれて開催できています。

東根市育成会では特別支援学校や特別支援教室にお子さんが在籍している
保護者さん向けにサロン(茶話会)を定期的にひらいておりますので、
今回のレクリエーション教室にも参加を促したところ、
思いの他多くの申し込みをいただいたようで、嬉しい誤算もあったようです。

最後の記念撮影です。
なんか、とても大きなメダルを首から掛けていますね\(^o^)/

写真をいただいたのでご紹介します。

まず準備体操
北村山レク1

フライングディスクでのゲームその1
北村山レク2

フライングディスクゲームその2
北村山レク3


フライングディスクゲームその3・・・か?(#^.^#)
あれっ?2番めに並んでいるのは、木村S美さんでは・・・?


そのあと昼食を取りながらの交流があったり、
カラオケをやったりして北村山地区の会員さん同士、
また、会員、非会員の枠を超えた交流があったようです。

参加者が多かったこともあり、ゲームの待ち時間が長かったりしたそうですが
待っている間も参加者同士の交流の時間にもなりますので、
良いのではないのでしょうか( *´艸`)
事務局のKさん、いろいろとお疲れ様でした。またよろしくお願いします。

ご訪問ありがとうございます(F)


子どもの存在を全否定された気持ちになるんです(@_@。

2015年12月22日 | 日記
昨日の午後は7日(月曜日)に行われた「家族と支援者が共に学ぶセミナー」の実行委員会がありました。
参加した方からのアンケートを見ますと、とても良かったから継続してセミナーをやって欲しい、
親御さんの思いを聴くことができて良かった、というように大変好評のようで、
実行委員たち(私も含め)はたいへん喜んでおりました。

(当日のシンポジウムのようす)

さて、それは良かったのですが、今回のセミナーの事ではない話になったときに
(@_@。あ~親の気持ちを無視した上に逆なでしてくれたのね・・・
と思えるような話が出されました。

ある放課後デイを利用しているお子さんがいました。
奇声をあげるのか、多動なのかは分かりませんがにぎやかなお子さんだそうです。
その子が利用している事業所から、施設長名で
お子さんに精神科の薬を服薬させてもうすこしおとなしくさせて欲しい、
という旨の内容が書かれた用紙が入った封筒を渡されたそうです。

事業所側からしてみたら、支援のしにくい手のかかる子どもなので
もう少しおとなしくなってくれると支援がしやすくなるのでお願いしたい。
という簡単な気持ちでの事だったのかもしれません。

しかし、それを受け取った親御さんは、大変なショックを受け、
泣きながら先輩お母さんにその事実を話したようです。
私は親なので、このお母さんの気持ちはと~ってもよく分かりますし、
その話を出してくれた方も、とても憤慨しておられました。

まず、親ですから自分の子が手のかかる子どもだ、ということは充分に理解しているはずです。
でも、その手のかかる部分もすべてひっくるめて自分の子どもの存在なのです。

その子どもに対し薬を飲ませておとなしくさせろ、などと親のメンタルをも揺るがす重要なことを
簡単に紙切れに書いて渡すなどという行為は、障がいのある本人と親の気持ちを
まったく無視した方法であると思います。

しかも精神科の薬です。
自分の子どもの存在をを全否定されたと同じ気持ちに親はなってしまいます。
自分の子どもを否定されたということは、
その子を産んだ自分をも否定されているような気持ちにもなってしまいます。

子どもに薬を飲ませている親もたくさんいます。
でも、服薬を決めるまでには親も様々な葛藤を経て決めたはずです。
他人から簡単に勧められて、「はい、わかりました」などとすぐに応える親はいないと思います。

もっと親の気持ちに寄り添った支援をして欲しいと思いますし、
利用者に薬を勧める前に、自分たちの支援の仕方の見直しをして欲しいです。

親からしてみれば、適切な支援をしてくれていればもっと安定しているのではないの?
という気持ちが絶対にあるはずです。
でも、お世話になっているのだからそれは言いにくい・・・
という事で、何にも言えずにいる親もまだまだたくさんいます。

この親御さんはすぐにその事業所との契約を解除し、
他の事業所に移ったそうです。当然だとおもいますし、
もしかしたらこの事業所は母親たちの口コミで窮地に追い込まれるかもしれません。
そりゃあ、簡単に精神科の薬を勧めるような事業所は
いろいろな虐待がおこなわれる可能性だってありますからねぇ。

最近は、福祉を専門にしている「社会福祉法人」だけではなく、
NPO法人や、営利を目的としている株式会社なども、この障がい者福祉の
分野に入ってきています。
いろいろな事業所が選べるようになっていくことは良いことなのですが、
本当に営利だけを追求しているような事業所もでてきて問題になっていることも事実です。

私たち親は、事業所の表面だけをみて判断しがちですが、
内容をよく吟味して子どもたちが充実した活動ができる事業所を
選べるような目を養っていく必要もでてきたということなのでしょう。

ご訪問ありがとうございます(F)

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本日午後は留守になります

2015年12月21日 | 業務
本日12月21日(月)午後1時30分より
先日7日に開かれました「家族と支援者が共に学ぶセミナー」の
最終実行委員会(反省会)が山形市総合福祉センターで行われますので
事務局が留守になります。

今回のセミナーの反省はもちろんですが、これからのセミナーをどうするのか、
というような話もでるのかもしれません。

ご迷惑をおかけしますがどうぞご了承くださいm(__)m


もう一つご連絡です。
先日、このブログでもご紹介をさせていただきましたが、
「アメニティーフォーラム20」
パンフレットが30部ほど届きましたので、興味のある方、参加を検討していらっしゃる方に
お渡しすることができます。
必要な方は山形県手をつなぐ育成会までご連絡をお願いします。



内容は書ききれませんので写真だけ数枚載せさせていただきます。
3日間、みっちりとセミナーが組まれています。












全国手をつなぐ育成会連合会の田中正博統括が
アメニティーフォーラム20の実行委員の代表になっておりますので、
事業所の支援者さんたちだけではなく、
親として参加してもよい内容が盛り込まれているようです。


アメニティーフォーラム1

※「家族と支援者が共に学ぶセミナー」の実行委員の方には
  本日の反省会のときにお渡しさせていただきます。

ご訪問ありがとうございます(F)

手をつなぐ12月号 意思決定支援に想う

2015年12月18日 | 日記
全国手をつなぐ育成会連合会の情報・交流誌
手をつなぐ 12月号が届きました。



今月号の特集は

全国大会 名古屋大会報告

2日間、育成会大会の5つの分科会(コース)、
本人大会の5つの分科会、それぞれが大盛況だったようです。

そして、【今月の問題】
「地域で安心して暮らすために」
地域移行支援、地域定着支援を知っていますか?(前編)

さらに興味深い記事としては、毎日新聞論説委員の野澤和弘さんが書いた
イギリスの意思決定支援「重度の知的障害者を甘く見るな」です。
一文だけ抜き出します。
重度の知的障害者を甘く見てはいけない。
彼らなりに必死になって生きることの楽しみを求めており、
言葉でのやりとりにコミュニケーションにどっぷりつかってしまっている
私たちの常識など簡単には通用しない。


野澤さん自身が、言葉のない重度の自閉症のお子さんがいらっしゃるからこそ
実感していることだとおもいますし、私自身も次男と向き合うことで
痛切に感じていることでもあります。

さらに続きます。
複雑で抽象的なことがらに対する意思決定をしなければいけないことが人生にはたくさんある。
「どんな重度の障害者にも意思決定はできる」などという
理想論や建前を無邪気に言われると、やはり失望を感じてしまうのである。


私自身、その言葉を聞くたびに胸の中に暗い気持ちが湧き上がってしまいます。
なにせ、こちらは障がいのある子を産んでからずっとその子と向き合って生きているんですもの!

いま、どんな気持ちなのだろう。
何がイヤでこんな風になっているのだろう。
楽しそうな顔をしているけど、何が楽しいのだろう。
今、何をもとめているのだろう。

親なのに我が子の考えていることを解ってあげららないもどかしさに
憤りを感じてしまったことも数限りなくあります。
そんな難しい本人たちの意思を探ろうということは簡単ではありません。

ただ、だから親も含め「他者」が本人の意思をないがしろにして
重要なことを決定して良いとも思いません。
とてつもなく難しいことだとは思いますが、試行錯誤をくりかえしながらも
本人の意思を理解しようとする取り組みを進めていってほしいと思います。

「手をつなぐ」は昨日発送しましたので、本日中にはお手元に届くと思います。

ご訪問ありがとうございます(F)

アメニティーフォーラム20 のご案内

2015年12月17日 | 研修会
NPO法人全国地域生活支援ネットワークが主催している
「アメニティーフォーラム」の第20回記念大会の案内が届きました。

毎年このフォーラムは滋賀県大津プリンスホテルを会場に開催されていますが
今回は20回目の記念大会としての開催のようです。




決して安くはない参加費(20,000円 さらに宿泊費用、懇親会費がかかります)なのですが、
これだけ続いているという事は、素晴らしい内容がギッシリつまっていて
毎年のように参加する方がいらっしゃるからだと思います。



ここに紹介しきれないほどの研修やゼミ、並行しての映画祭、
そしてアール・ブリュット展、フォーラムなど、盛りだくさんの内容です。
研修終了が23:30までというのに、24:30までのナイトセッションもあります。

そして、2日目は朝の8:30からすぐに講演会が始まります!(;゜0゜)
たくさんの事を吸収したいかたは体が二つあればいいと思えるくらいの濃い内容の研修が
並行して行われています。

内容について詳しくお知りになりたい方は下記ブログからお入り下さるか
お電話・FAXをご利用ください。

NPO法人全国地域生活支援ネットワーク ← クリックをどうぞ

内容・参加申込みに関するお問い合わせ先
アメニティーフォーラム実行委員会
TEL:0748-75-8210 FAX:0748-75-8270



このフォーラムは全国手をつなぐ育成会連合会も後援をしております。
育成会の久保厚子会長はもちろん、田中正博統括や、毎日新聞論説員の野澤和弘さん、
又村あおいさんなど、おなじみのメンバーも各研修で登壇しますよ!

さらに、こちらはフォーラムとは別開催になりますが、
強度行動障害支援者養成研修(指導者研修)も開かれます。




こちらも親としては、是非支援者さんに受講していただきたい研修です。
ただ、やはり結構な参加費(30,000円)がかかります。

こちらの研修のお問合せは、
全国ネット郷土行動障害支援者養成研修 (担当:福島)
TEL:0952-37-7078 e-mail:fukushima-haru@mopera.net


ご訪問ありがとうございます(F)


事業所協議会ニュースと研修大会のご案

2015年12月16日 | 研修会
全国手をつなぐ育成会連合会事業所協議会より
事業所協議会ニュースと研修大会の案内が届きました。

協議会ニュースをめくってみました。
(文字が小さくてこれでは読めないと思いますが)

いつもよりも大きな文字書かれている見開きの記事を読んでいましたら
なんだか心がザワッとする文章を見つけました。
私自身がまだ切羽詰った年齢になっていないこともあり、
分かっていたようで実際は分かっていなかった問題が書かれていました。

【ここから引用します】
人は一人ひとり個別の人生を生きています。
サービス等利用計画や個別支援計画により本人や家族のニーズに寄り添う
支援計画の作成が福祉サービスの基本といわれます。

しかし、本人や保護者のニーズに寄り添うという事を実生活で実現していく大切さを
私たち支援者と呼ばれる立場の人がどれだけ理解し、
思いをめぐらせていることができるでしょうか。
(中略)
親御さん自身が介護支援を受ける中、
市役所への各種申請書の提出、手帳の書き換えなど、
今の世の中で生きていく為に最低限必要な暮らしの支援を
家族から求められる時もあります。

制度が整っていくのは良いことなのですが、
制度を利用する為の申請は当事者の責任とされています。

年金の現況届の提出忘れ、受給者証や療育手帳の再判定など
本人の基本的な権利を保障するための手続きなど、
本人プラス家庭の支援を必要とする親子の高齢化時代を痛感します。

利用者本人、保護者のニーズに寄り添い、
本人尊重、権利擁護に基づく支援を実際の場面で
具体的に行っていく為には、今のくらしに至るまでの
利用者や家族のこれまでの暮らし方、生活観などの理解、
そして信頼関係が改めて大切であると思う日々です。

【引用ここまで】

親が当然のように行っている行政への申請、
親自身の高齢により、申請業務ができなくなった時の問題が
私の頭の中から抜けていました。

先日7日に行われた「家族と支援者が共に学ぶセミナー」でも
一番参加者が多かったのが第1分科会の「高齢化問題」でした。

さて、これを踏まえて全国手をつなぐ育成会事業所協議会でも
来年の2月20日(土)~21日(日)の2日間、
「全国事業所研修大会・千葉県大会」が開催されます。


  ↓   ↓ 下記をクリックするとpdfの開催要項に入れます
平成27年度 全国事業所研修大会・千葉県大会 開催要項

【第1日目】
第1分科会 障害者福祉の動向
第2分科会 高齢化問題
第3分科会 意思決定支援の実践
第4分科会 行動障害へのアプローチ
第5分科会 地域で暮らすを支援する

ナイトセッション ゆるりと熱く、次代の障害者を支えるアイデアを語り合おう

【第2日目】
大会式典  主催者挨拶 来賓挨拶

全体会  基調講演  作家 東田直樹氏  東田美紀氏
               「僕がとびはねる理由」

参加費:4,500円 

などなど・・・・
育成会の事業所協議会の会員さんにはすでに案内が届いていると思いますが、
会員になっていなくても参加は可能となっておりますので、ご案内をいたします。

ご訪問ありがとうございます(F)

日々の事( ^^) _旦~~

2015年12月15日 | 日記
私が所属している天童市手をつなぐ育成会のクリスマス会は終わってしまいましたが、
本当のクリスマスはこれからなので、まだまだ街中はクリスマスの飾りつけが輝いています。



今朝、用事があって出勤前にお邪魔した事業所さんでも
クリスマスのモニュメントがありましたよ(*^_^*)



松ぽっくりを積み重ねて作った素敵なクリスマスツリーです。
松かさのところに丁寧に付けた金ラメと白いビーズがいい味だしていますね。

よく見ると、下の台には雪の結晶もありました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

銀行さんに出かけたら、ここでも・・・・

こんな可愛い(美味しそうな)クリスマスプレゼントをいただきました。
銀行さんもこんな事をするんですねぇ+.(*'v`*)+



さて、先日7日(月曜日)に行われた「家族と支援者が共に学ぶセミナー」の
アンケートの集計が終わり、福祉協会さんからメールでいただきました。

内容を詳しく乗せることはできませんが、全体的におおよそ好評のようで
今回だけで終わらせないで、今後も続けて欲しいという意見が多かったようです。

このブログでも、セミナー当日の様子をUPさせていただきましたが、
私がパクらせていただいた「知的障害者疑似体験」を元々やっておられます
兵庫県たつの市のぴーす&ピースの「うささん」からも、疑似体験はウケましたか?
と、気にかけていただいたコメントをいただき、大変ありがたいことだと思っています。

来週には開催後、最終の実行委員会が開かれますので、
反省や今後のセミナーについてなどの話もでてくるのかと思います。
今回、第1回となっておりましたので、来年からも続ける方向でいくのでしょうね。


ご訪問ありがとうございます(F)


クリスマス会(天童市手をつなぐ育成会)

2015年12月13日 | 行事


いよいよクリスマスパーティーやクリスマス家族会などというイベントが
開催される時期になってきましたね!

天童市手をつなぐ育成会でも、毎年恒例の「クリスマス会」が開かれました。
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来賓でおいでいただいた山本市長の代理
社会福祉課の赤塚課長


天童市社会福祉協議会の高橋事務局長
イベント用のネクタイとジャケットを着て参加してくださいました。
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天童市育成会の清野会長の挨拶、
あ~向こうむいちゃった
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赤塚サンタさんと高橋サンタさんが来てくれました。
雪がなかったので、特別仕様のソリで来てくれたようです

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ゲームにもちゃんと参加して、会員さんや本人さんたちと楽しんでいってくださいました。
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サンタチームと、ツリーチームに分かれて対戦!
ボール送り(頭上版)
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ボール送り(股下版) ほら、ホラ
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新しいゲームの説明です(*´▽`*)
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ここでも積極的に・・・(やらされてる?)両来賓者さん
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逃げ回る箱をめがけて、新聞紙を丸めたボールを入れていきます!
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1回目は、なんと両チームとも同じ数!
もう一回やろう!となりました。
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さておなじみフルーツバスケットですが、
ゲームを知らない人のために、練習もやりましたよ
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あれ(汗)? ひとつ場所が残っているけど・・・・
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さてさて、ゲームの後はカップ寿司作り!
自分で具材をトッピングします
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「なんかちらし寿司っぽいね」の声も聞こえてきました。
でも、お腹に入ればみな一緒!
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いただきま~す!
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恒例のビンゴゲーム
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親用には洗剤や使い捨てカイロ、インスタントみそ汁 など
実用的なありがたい賞品がならび、本人たちには、お菓子やお餅など
嬉しい賞品が準備されていました。



これは、サンタさんからもらったプレゼントです。

参加者はプレゼント交換ように品物を準備していって
受付の時に提出、そのあとサンタさんからランダムにプレゼントをもらうことになります。

ウチが準備していったのは、スマホの操作もできる手袋です。
誰のところに行ったのかな~(*´▽`*)

いつもはみんなほぼ一緒のプレゼントをもらってくるのですが、
今回は、本当にどんなプレゼントがもらえるのかがわからないので、
プレゼントの包みを開けるときのドキドキ感を味わえて、
それもまた楽しい思い出になりました!

ほぼ1人で準備をしてくれたMちゃんママ、
ほんと~~~~にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました   

 
ご訪問ありがとうございます(F)




週末イベントのお知らせ(支部育成会)

2015年12月09日 | 行事

特別支援学校の作品展より


まずは北村山地区手をつなぐ育成会で毎年恒例の
知的障がい者レクリエーション教室(レクリエーション交流会)が行われます。

日時:平成27年12月12日(土) 午前9時30分~午後2時00分
場所:山形県身体障がい者保養所「東紅苑」
内容: 1.レクリエーション交流「フライングディスクと軽スポーツで遊ぼう!」
     2.昼食交流会  3.カラオケ交流
参加費:1人 500円(当日受付で集めます)
      お風呂に入るには別に料金がかかります。(入浴料 150円・タオルも必要です)

参加対象:北村山地区手をつなぐ育成会会員親子・施設・作業所に通所している方
       楯岡特別支援学校及び各市町小中学校特別支援学級児童生徒親子・福祉関係者


サンタ


さて次は天童市手をつなぐ育成会です。
こちらも毎年恒例になっている「クリスマス会」が行われます。

日時:平成27年12月12日(土) 午前9:30より受付 10:00~13:30
場所:天童市総合福祉センター 体育館・和室
内容: 歌・プレゼント交換・ゲーム(体育館)
     カップ寿司作り (和室)
     カップ寿司を食べながら、自己紹介やビンゴゲーム(もちろん景品あります)
参加費: 1人 500円
持ち物:プレゼント交換用のプレゼント 
     300円くらいのもので、男女兼用できるもの(小物や食べ物)
     ラッピングして持ってきてください。

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いよいよクリスマス会の時期になってきましたね
風邪などに注意して楽しいイベントに参加しましょう!!

ご訪問ありがとうございます(F)

家族と支援者が共に学ぶセミナーを開催しました!

2015年12月08日 | 研修会
昨日、山形市の総合福祉センターをほぼ全館貸切で
「第1回 家族と支援者が共に学ぶセミナー」が開かれました。

心配されていたお天気も晴天に恵まれ、
道路状況の心配なくセミナーにおいでいただいたのではないでしょうか。
朝の8時30分の開館をまって、大急ぎで会場準備に入りました。

テーブルや椅子の配置などの力仕事は、福祉協会さんを通してお手伝いしてくださることになった
若いスタッフさんたちがテキパキと働いてくださるのでとても助かります。
このあたりが高齢者が多くなってきている育成会と違うところですよねぇ(-_-;)

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山形市手をつなぐ育成会の会員さんたちが主に受付を担当してくださいました。
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会場となった交流ホールは、参加者さんでギッシリでした。



午前中は、ルーテル学院大学 社会福祉学科教授の西原雄次郎先生の講演です
演題:「家族と共に学ぶ」
~本人の意志を大切にする支援とは。児童期から高齢期まで~
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西原先生です。
ご自身も身体の障がい者で、大学での専門は知的障がい、
そして、事業所も経営なさっている方です。
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え~っと、ここで最初にお断りしておきますが、
わたくし(F)は実行委員として、午後からの分科会開催の部屋の準備などで
バタバタしておりまして、残念ながら西原先生の講演は全く聴いておりません(-_-;)
ちゃんと聴かれたからかたから折を見て聞いてみたいと思います。

それにしても今回、はぁ・・・(ため息)ガッカリするような一人の参加者に遭遇しました。
午前中の部、交流ホールはほぼ満席状態で、時間ぎりぎりで会場に入ってきた人が
席をさがすのに苦労するほどでした。
あと、〇人の席数が必要、との受付からの話でしたので、
3人掛けの席に2人、真ん中の席を空けて座っている方々に
詰めて座っていただけないかをお願いしていました。
たいていの方は、スンナリ詰めて座っていただけたのですが、
ある男性から「俺はこの席が良いからここに座ったんだ!」と強い口調で
言い返されました。
私は、偏屈オヤジの言葉が終わる前に「わかりました!」と、
怒りが燃えている腹の中とはうらはらに、顔はにこやかに
口調も穏やかに言ったのですが、その席の反対側に座っていた男性がすぐに
「私、移動します」と言ってくださいましたので、
さらに口調を明るく大きな声で「ありがとうございます!助かります!」と
偏屈オヤジの頭の上からお礼を言ってやりました(^_^)v

しっかし、この思いやりのカケラも無い偏屈オヤジ、この場所に来ているという事は
障がいのある人の保護者か事業所関係の人ということになります。

もし親なら、障がいのある自分の子の事は、本人の意志を無視して
親の思い通りにしようとしているのだろうと子どもが可愛そうになりましたし、
また、いまどきこんな思いやりのなり支援者はいないと思いますが、
こんな支援者には自分の子を担当して欲しくない!!!と思ってしまいました。

               



そして午後からは分科会です。
第1分科会 高齢化「知的障がいのある高齢者への支援とは」

第2分科会 地域で支える「在宅で生活する、障がいの重い方を支えるために」

第3分科会 本人の可能性を見よう!~親も支援者も心に栄養を~

第4分科会 国や県、市町村に対して、こんな要望をしています!


という事で行われたのですが、私も第3分科会を担当しておりましたので
自分の事で精いっぱい(@_@;)
写真も何もありません。ご了承ねがいます。

朝の準備の段階で貼っていただいたタイトルも、私の焦りが表れているようで、
途中で文字が写りきらず切れています(^^ゞ
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私自身も、親向けのワークショップは何回か経験はありますが、
支援者さんも入ってやったことはなかったのでちょいと(だいぶ)気にしていました。

最初のパワーポイントでの説明の時は、なんか変な汗がだくだく出ていました。
緊張からなのか、更年期障害のホットフラッシュなのか・・・(#^.^#)後者でしょうかね。

パワポの後にやった「知的障がい疑似体験」も、「点検ワーク」も「自己肯定感を高めるワーク」も
今回、私も初めてやってみたワークでしたので、どうなることかと思っていましたが、
記録を担当して下さった福祉協会のスタッフ部会の方が、
「わかりやすくて良かったですよ。ワークはやってみると難しかったけど
実際に今まで障がいのある人たちに、分かりにくい表現をしていたことに気づけました。
そして、最後に盛り上がって終われるのって良いですね」
と言ってくださったので、私もようやく安心できました。

最後は「自己肯定感を高めるワーク」では、褒め言葉リストを作ろう!
というものをやったのですが、それは「自分や人を褒めるときに使う言葉」を
付箋1枚に一つ書いて、どんどん机の上にはっていき、
その中から自分が言って欲しい褒め言葉を選んで、最後にグループのみんなから
その言葉を実際に言ってもらう、というワークです。

「ステキ!」 「かわいい」 「さすがだずねぇ」 「イケメン」とかいろいろな言葉を書いて
机の上に貼り付けていました。
そして1人ひとり一枚を選んだのを確認してから、
「それじゃあ、ひとりずつ順番にみんなで褒めてあげましょう!」と言って
お1人見本になってもらってやってみました。

みなさんそんな展開になるとは思ってもいなかったようでしたが
「○○さん、かわいい~!」とかグループの全員から大きな声で言ってもらって
テレながらも、みなさん良い笑顔になっておられました。

これは「旦那に言ってもらう!」と褒め言葉を書いた付箋を持ち帰った
方も何人かいらしたそうで、私としては嬉しい限りです。\(^o^)/

親も支援者も、自分の心に余裕があっていい笑顔をしているときは
障がいのある本人が、少々困ったことをしても冷静に声掛けをしたり、
適切な処理ができるものですが、自分自身の心に余裕がないと
おなじ行為を本人がやったときは、思わずキレそうになったり
とってもキツイ口調で本人に接したりするように思います。
心に栄養、必要ですよね~

(^^ゞ自分のところだけ長くなりました。

さてさて、次はシンポジウムです。
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シンポジスト
特別支援学校に通う親の立場から    山口由美子さん (天童市手をつなぐ育成会)

特別支援学校の立場から        石塚 信雄さん (県立楯岡特別支援学校校長)

事業所に通うご家族の立場から      伊藤 洋子さん (山形市手をつなぐ育成会)

事業所の立場から           二関 郁子さん (サポートセンターゆあーず所長)

助言者                西原雄次郎さん (ルーテル学院大学教授)

コーディネーター           井上  博さん (山形県知的障害者福祉協会会長)       


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それぞれの立場から、いま思っている事を率直にお話してくださいました。
お互いの発言を聴いて、シンポジストの方々もしきりにメモをとっていましたので
違う立場の人の話から、いつもは気が付かないことなどを気づけたのかもしれませんね。

私の知り合いは、1日がかりで最初は長いかと思っていたけれど、
あっという間に感じましたね。という事を言っておりました。

この方は、もちろん育成会の会員さんで、
親の立場として私の担当した第3分科会に参加をしてくれたのですが、
同じグループになった事業所のスタッフさんの事も
「(知的障がいのある人が分かりやすいように)一生懸命に考えてくれて良い人だな、と思った」
とも言っていました。

親と支援者が知的障がいのある人について、一緒に考える場を持つということは
これまではほとんどなかったけれど、これからは必要なのかもしれませんね。

ご訪問ありがとうございます(F)