山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

”きょうだい”と障害について話したことはありますか?

2015年04月30日 | 就労
昨年、手をつなぐ育成会地域活性化事業の研修会のひとつに
「障がいのない”きょうだい”からのメッセージ」というものがありました。




ご自身が障がいのある妹さんがいる”きょうだい”である有馬先生においでいただき
小さいころから感じてきたことや、他の事例なども組み入れながら話していただきました。

そして私たち親は、障がいのある子の方にだけ手をかけていて、
”きょうだい”とはあまり話してこなかった事に気が付いたり
まあまあうまくコミュニケーションが取れているけれど、
障がいについてはあまり話してこなかった。という事に気が付きました。
そして”きょうだい”と、もっとちゃんと話さなければいけない!
と思ったけれど、なかなか言い出すことができずにいたり、
どんなタイミングで、どんなキッカケで話せばいいのかが分からない。
というような声が聞こえてきておりました。

そして、有馬先生の方も、山形県以外での講演会でも
「きょうだいと話さなくちゃ!でもどうやったら話すキッカケをつかめるのかな?」
というようなことをおっしゃっている親御さんをみてこられたようです。
という事で、今回はそのような親御さんたち向けに学習会と相談会を開くことにしました。

【キッカケ】といっても、その家庭環境、きょうだいの年齢や性別などによっても
違ってくると思いますので、皆さんに「こうすればいいですよ!」と同じやり方を示しても
上手くいかないのではないかと思います。

そんなことから、今回はまずコミュニケーションの重要性の学習会をしてから
有馬先生や参加した方々といろいろおしゃべりをしながら知恵を出し合って
自分にあった方法を見つけてみたらどうだろう!という事になり、
学習会のあとはおしゃべり相談会、ということで計画をしてみました。

障がいのある子の事で”きょうだい”には負担や迷惑をかけなくない!
と思っている親御さんはとても多いと思います。
そして、実際に”きょうだい”に対して
「絶対にあなたに迷惑はかけないから大丈夫」と言ったりしています。

では、その【大丈夫】の根拠は何ですか?
そして、その根拠をちゃんと”きょうだい”に話していますか?


”きょうだい”は、親から障がいのある自分の兄弟姉妹の将来についてや
親が亡くなってからはどうすればいいのかを何も聞かされないことに対して
とても不安をもっているそうです。

どうして自分は”きょうだい”に何も話すことをしてこなかったのだろう、
どんな切り口で”きょうだい”に話せばいいんだろう、
という事をみんなで気軽におしゃべりしながら考えてみませんか?

6月11日 木曜日 午前10時~午前12時まで
場所:山形市社会福祉センター 3F
講師:有馬 桃子氏 臨床発達心理士

まだ正式な案内は出来ておりませんが、できましたら発送いたします。



ご訪問ありがとうございます(F)

ゴールデンウィーク初日です!

2015年04月29日 | 日記
4月29日(水)昭和の日でお休みです。
ゴールデンウィークの初日という事になりますね。

事務局はカレンダー通りにお休みですので
今日は事務局は閉局しています。



西村山郡のある田舎道 その1



のどかな風景ですね~ 道路わきに咲いている菜の花が綺麗です



遠くに月山も見えます

この後、西川町に行ってきたのですが、
月山に近づくにつれて、いつもの見慣れたなだらかな月山ではなくなります。

さて、連休はどうしましょうか・・・・・・・・
なんにも計画していないのですが、
どこに行っても混み合うのでしょうね(@_@;)

でも、その前に地域活性化事業の調整をしないといけません!
連休前に終わるだろうか(ーー;)


ご訪問ありがとうございます(F)

手をつなぐ育成会地域活性化事業3年目

2015年04月28日 | 研修会
赤い羽根共同募金会さんから配分金をいただいて
開催している研修会が今年3年目を迎えます。

20150428123417_00001.jpg  ← 1年目のチラシ(クリックすると拡大します)


20150428123437_00001.jpg ←2年目(昨年)のチラシ(クリックすると拡大します)

そして今年、ジャーン!とチラシを載せられればいいのですが、
残念ながらまだできておりません。
というか、現在研修会の内容を調整中です。
出来上がり次第ブログにUPしますのでお待ちください。

今年開催しようとしている研修会ですが、
毎年好評の「障害基礎年金」の研修会は今年、東根市を会場に開きます。

その他、鶴岡市・南陽市では「障がい者差別」の研修会を企画しています。

そして、昨年目新しくも好評だった「障がいのない”きょうだい”からのメッセージ」ですが、
研修会のあと、”きょうだい”と障がいのある子の将来について話さなくちゃ!
とか、小さかったころどんな気持ちを持っていたのか聞いてみたい!
とコミュニケーションの必要性(重要性)を感じたけれども、
どんなきっかけで”きょうだい”と話せばいいのかわからない。
という声をいただいておりました。

ということで今年は第2弾として、昨年と同じく、ご自身が”きょうだい”である
有馬桃子先生に来ていただいて、きょうだいとのコミュニケーション学習会と
おしゃべりサロンを開くことにしました。
この研修会は、6月11日(木)午前10:00~12:00
山形市福祉センター(城西町)3階 で行います。



その他は、子ども期の支援の重要性についての研修会を開きたいと考えています。
詳細が決まり次第、チラシの作成をしまして、各市町村支部育成会はもちろん、
県内の特別支援学校(おもに知的)あてにご案内をさせていただきます。

育成会(親の会)だからこそ!という研修会にしたいと考えておりますので
みなさまのご参加をお待ちしております。

ご訪問ありがとうございます(F)

利用者からの苦情にきちんと対応していますか?

2015年04月27日 | 権利擁護
貴事業所や法人において、
利用者からの苦情や要望が出された時、
キチンと対応をし、
解決への取り組みを進めていらっしゃいますか?


運適縮小版
山形県福祉サービス運営適正化委員会からパンフレットをいただきました。
今回は、利用者向けではなくて福祉サービスを提供している事業所さん向けのようです。

【社会福祉の経営者は、常にその提供する福祉サービスについて、
利用者等からの苦情の適切な解決に努めなければならない】
           (社福法第82条)



パンフレットをめくってみると、ほほぅなるほど!と思えることが書いてありました。
要約して書いてみたいと思います。

苦情という言葉は、事業者に対する不平・不満、
トラブルの問題と考えられがちで、マイナスイメージがありますが、
福祉サービスとは、利用者の暮らしの様々な困難(福祉ニーズ)を
解決していく営みです。
そのため、苦情を表面的に不平・不満と捉えるのではなく
「利用者の福祉に対する意思表示、福祉ニーズの表現」
としてとらえることが大切です。

ということだそうです。
私たちの子どもが利用者ということになりますが、
私たちの子どもたちは、自分で事業者に不平・不満を直接訴えることが
難しい人が多いので、代わりに親が代弁する必要があったりします。

そうなると、苦情を言いだしにくかったりする場合も多いことと思います。
ですが、一番困っているのは大事な子どもたちなのだという事を
もう一度考えて、子どもが今後とも暮らしやすい環境を整えてあげる手立てとして
事業者の方へ意思表示をすることも必要なのだと思います。

今回のパンフレットは、「山形県手をつなぐ育成会事業所協議会」の
会員になっていただいている事業所へお送りさせていただきます。


ご訪問ありがとうございます(F)

訪問美容

2015年04月26日 | 日記
きらり作品 (1)


以前、このブログにもかきましたが
私を担当してくれている美容師さんは訪問美容もやっています。

先日、その美容師さんからハガキが届いていました。
読んでみると、今後は訪問美容に専念するのでお店にはでなくなります。
今度担当する人にはちゃんと引継ぎしますのでよろしくおねがいします。
という内容でした。

個人的には、≪あら、私の好みの髪型にしてくれるお気に入りの方だったのに残念!≫
という思いは正直あります。でも、反対に訪問美容をキチンと自分の進む道
として決めた潔さに、応援したいという気持ちも湧いてきました。

本当に偶然なのですが、2、3週間前になると思いますが
テレビでも訪問美容師にスポットを当てた番組をやっていました。
シッカリ見ていたわけではなかったのですが、
スタイリスト仲間からは、訪問美容を選ぶということは、
一流の美を目指すスタイリストを諦めたのだ、と思われてしまうのだけれど、
そうではないのだ!訪問美容の素晴らしさに魅せられたからなのだ!
と、高い志しを持って訪問美容師の道を選んだようでした。
きっと、私の担当をしてくれていた彼女もそうなのだと思います。

美容室になかなか行くことができない高齢者の方はもちろんですが
精神的に人がたくさんいる場所に出かける事が難しいような人や
障がいがあって出かける事が難しい人などにとっては
無くてはならない職業ですものね。

人をきれいにする仕事の中に福祉的要素が入ってくる大変な職業を
歩き出そうとしている彼女を応援したくなりました。
頑張れ~~~~~~ヽ(^o^)丿

ご訪問ありがとうございます(F)

手出しは無用ケガするぜ!

2015年04月25日 | 権利擁護
少しばかりの敬意と尊厳が欲しい!
少しばかりの敬意と平等が欲しい!


権力者はみんなペテン師だ
俺たちを閉じ込める!



フィンランド発のドキュメンタリー映画
「パンクシンドローム」観てきました!
公開最終日にようやく見に行くことができました。
知的障害者4人のパンクロックバンドの日常を追った映画です。
最初に書いた言葉は、彼らのバンドの歌詞です。
まさに魂の叫びだと思いました。

フィンランドと言えば、福祉が手厚い国というイメージがありますが、
そこに住んでいる障がい者たちでさえ
こんな風に差別を感じているという事だと思います。

実は私、個人的にはパンクロックは好きではありません。
だからなのか、映画の終盤には少々頭も痛くなりかけてしまいましたが、
それでも、この映画は観て良かったと思いました。

障がい者もの特有の陰気くささは全くと言っていいほどなかった事も
良かったのだと思います。

とはいっても、洋服の縫い目が気になってしょうがないこだわりや、
母親が亡くなったことを自分には知らせてもらえず、
葬式さえも自分抜きで済まされていた事を知って落胆したり・・・
ちょっと笑えたり、身につまされたりする場面もあり、
考えさせられる部分もありました。

それにしても、グループホームの居室がとっても素敵でした。
女の子はとっても女の子らしい色と家具でしたし、
男性の部屋(こちらは1人暮らしかもしれません)は
白が基調のスッキリしたオシャレな家具や照明で
とても素敵でした。
たとえるなら、家具店にディスプレイされているようにオシャレな部屋に
障がい者が住んでいるという感じです。
私が知っているグループホームとはちがっていましたので少々驚きました。
このあたりが福祉先進国なのでしょうか。

映画は先週の土曜日から昨日の金曜日までの
1週間しか公開日がありませんでしたが、
本当はもっとたくさんの人に観て欲しいと思える映画でした。

キットかれらは今日も社会に怒り、日常に怒り
パンクしているんでしょう、でも、お前らサイコーだぜ!!!

ご訪問ありがとうございます(F)

さくらの次は芝桜です(*^_^*)

2015年04月23日 | 日記
新庄・最上地区や置賜地区は、今桜が見ごろを迎えているようですが
山形市の桜は散ってしまい葉っぱが出てきてしまいました。

でも、桜の木の下には新たに見ごろを迎えた花が咲いていました。

芝さくらです。集まって咲いていて綺麗です(*^_^*)

たんぽぽ (1)
近くには”たんぽぽ”も咲いていました。
落ちてきた桜の花びらもみえますね。


春は次々と花が咲いていくので、なんだか気持ちも明るくなります。
ん?私だけでしょうか・・・

事務局が入っている県総合社会福祉センターには
いろいろな障がい者施設の利用者さんたちが、
自分の施設で作った品物を販売にきます。

今日は、「のぞみの家」さんが来ました。
P4231658.jpg
今日はコーヒーパンとクッキーを買いました。

「いつもどーもありがとうございます」
「来週もどーぞよろしくおねがいします」
なんて言われてしまうと、毎週買っちゃうんですよね。

さて、4月も後半に入ってきました。
各市町村支部育成会の事務局から、
今年度の行事予定の問い合わせが毎日のように入るようになっておりますので、
総会の準備をしているのではないかと思います。
この事務局も来週月曜日には会計監査がありまして、
それが終わると総会の準備に本格的に入っていくようになると思います。

総会が終わると、今年度の行事も本格的に始まりますので
みなさまどうぞご協力をお願いいたします。


ご訪問ありがとうございます(F)

障がい者の就労 ベーカリーカフェ「アンスリール」(米沢市)

2015年04月22日 | 就労
先週撮った写真をUPする前に、山形市の桜は花吹雪になってしまいました。
P4151652.jpg
これは先週の事務局前の公園の桜です。
今は落ちた花びらで道路が桜色に染まっています。


昨日と今日の山形新聞に「知的障がい者の働く場」が新しくできたという記事を見つけました。

昨日の記事は、山形県米沢市にある「NPO法人赤とんぼ」さんが作った
カフェ「アンスリール」の記事
1新聞

2新聞 ← クリックすると拡大します
記事によると、調理とパンの製造は職員さんがやるようですね。
そして、接客やパンの包装を6人の障がいのある人たちが行うようです。

昔は、障がい者の作業というと、木工製品や縫製製品などのイメージが強かったですが
だんだん美味しければリピーターが増える食べ物に変わっていき、
そして、作って販売するだけではなく、おしゃれなカフェやレストランまで
経営する事業所が増えてきています。

これは、支援者の方たちが「障がいの有る人たちができること」だけを見るのではなく
「障がいのある人たちがやりたいこと」に目を向けてくれるようになり、
それを実現させるにはどうすればいいのだろう?
という風に意識が変化していったからかもしれませんね。

そして、今日の山形新聞で見つけました。
P4221653.jpg
こちらは北海道でオープンした「バリアフリーホテルあすなろ」
従業員の半数以上が知的障がい者や発達障害者なのだそうで、
全29室がバリアフリーになっていて、ベッドも電動リクライニング式だそうです。
そして、大浴場は専用の車いすのままお風呂に入れるものだそうですし、
介護リフト付きの家族風呂もあり、事前予約をすれば介助も受けられるそうです。
身体障害者向けのホテルのように感じてしまいますが、
もちろん健常者の利用もできるそうです。

でっかい北海道は、やることもでっかいですね~
確か以前に紹介したことがある和歌山県の南紀白浜のホテル
「ホテルフリーゲート白浜」
紹介したばかりの時は、おかみさんと料理長以外の従業員はすべて
障がい者だったのですが、どうも今のホームページを見るとそうではなくなっている感じもします。
ただ、採用条件には「障がいのある方優先」と書かれているようですので、
障がいの有る人たちもまだたくさん働いているのかもしれませんね。

こんな風に社会の中に普通に障がいの有る人たちが溶け込んで生活していけることが
本来のインクルージョンなのでしょうね。

ご訪問ありがとうございます(F)


障がい者に「殺すぞ」発言は虐待ですよね(-_-)

2015年04月21日 | 就労
現在、障がい者に対する差別の事例を集めているのですが、
いろいろな事例が報告されてきています。

このブログでも、本人さんがいろいろ理不尽な思いをした実例を
以前から時々掲載させていただいてます(もちろん許可をもらって)
今回は一般企業に就労した知的障がい者に対するパワーハラスメントの話です。
実は、この話は事例を募集する前にパワハラの相談はどこにすればいいの?
と、その地区の育成会の会員さんから相談を受けていたものでした。



またこの写真使っちゃいました(*^^)v


この件も親御さんから許可をいただいて掲載させていただきます。

本人は高等養護学校を卒業、一般企業で午前中の4時間の勤務です。
出勤時に店長に挨拶しても「うるさい」と言われる。
無視されるときもあるので聞こえていないのかと思い何度も挨拶すると、
イラつきながら「しつこい」 「殺すぞ」と言われた。
※聞こえてないと思って何度も挨拶しちゃうってのは・・・分かりますね。
 これまでは挨拶したら、みんな挨拶を返してくれる生活してますから。
 これやっちゃう人は結構いますよね絶対!
 でも、店長から「殺すぞ」なんて言われたら怖いですよね。

そして、以前は優しく対応してくれていたチーフや、一緒に働いている年配の従業員からも
嫌がらせを受けているのだそうです。
トイレに行って帰ってくるのが遅いと、さぼっているといわれるそうで、
お母さんは仕事中はなるべくトイレに行かないようにと教えているのだそうです。
※でも、トイレは生理現象なんですよねぇ・・・

挨拶に関しても、「しつこい」と言われるけれど、しないとまた「挨拶もしない」と
言われるから、一度でいいから挨拶はするように、と教えているそうです。
お母さんも、せっかく一般企業に就職できたのだからと、
ちゃんと仕事ができるようにと、いつも厳しくきついことも言って育ててきたのだそうです。
※わかります!少しでも怒られないように、それって親ごころですよね。

「殺すぞ」と言われてショックを受け、とっても怖かったそうなのですが、
次の日もちゃんと出勤したのだそうです。
それはなぜか・・・
シフト表があって、出勤日になっているから仕事は休めません。
ということで、とても怖くてビクビクしながらも出勤しているそうです。
※間違いなく障がい特性ですね。

事務局にパワハラの相談はどこにすればいいのかと連絡をもらったので、
法務局の人権相談とか障がい者就労支援センターなどに相談したらどうかと
お答えをしたのですが、本人もお母さんも、相談したことが企業にバレると
職を失ってしまうのではないかと、なかなか一歩を踏み出せなくているようです。

やはり、せっかく一般企業に就労できたからなんとかそこで長く勤めさせたい
という気持ちがあるのでしょうね。
私も気持ちはよく解ります。一般就労って難しいですから。
でも・・・そのままでいいのでしょうか。

どうしてもその会社じゃないとダメなのかな。
子どもがパワハラを受けてとても辛い思いをしている事よりも
一般企業に勤めているという肩書きが大事なのかな。
他の企業を探すという選択肢はないのかな。

私の子はとても一般就労ができる子ではないから簡単に言えるのかもしれないけれど
そんな障がい者差別が蔓延している会社は辞めて、
もっと障害者を理解してくれる会社を探しちゃうかもしれないなぁ。
それがもし、一般企業じゃなくて福祉的就労事業所だとしても
子どもが穏やかに毎日を過ごせて、笑顔がたくさんある方が良いなぁ~

そして、パワハラ会社にはその考えを改めていただくよう
公的機関から指導をして欲しいと思ってしまいます。
そして、障がい者理解をちゃんとしていただいてから
改めて障がいのある人を雇用する会社になって欲しいと思いますが・・・
やっぱり職を失うことの方が怖いですかね・・・・

ご訪問ありがとうございます(F)

大丈夫、必ず笑って話せる日がくるから!

2015年04月20日 | 日記
事業所協議会 (1)
出勤時、文翔館前の信号で止まっている時に撮影しましたが・・・
街灯の柱が邪魔ですし、焦点が何なのか定まってないですねぇ(-_-)/~~


先日の天童市育成会の茶話会でのこぼれ話です。
スイカ割りの時に目隠しを何度も外してしまう、あるお子さんを見て、
ん?!ひょっとして障害ある?と疑問をもった、というような話題のとき。
「確かに目隠しって苦手な子が多いよね、何も見えなって不安なんだろうね。
でも、ウチの子なんか目隠しなんかはもちろんできないけど、
目隠ししなくてもまともにスイカ割れないかもよ!」
アハハハ(^◇^)
なんて言いながらもう1人の同じような障がいを持つ子のお母さんと笑っていたら、
ちょっとだけ後輩のママさんから
「そうやってすべてを受け入れて笑えるようになるまでには色々あったんだろうね」
なんて感慨深げに言われました。

そのママさんが育成会に入ったばかりの頃は子育てに悩んでいる真っ最中だったのでしょう。
あるとき、私なんかよりももっとベテラン会員の先輩ママさんから
「大丈夫だ、絶対に笑いながら話せるようになる日がくるから」と励まされたのだそうです。

そしていま、私のようなちょびっと先輩ママたちが笑いながら自分の子どもの事を話すのを聞いて、
「やっぱり笑いながら話せるようになっていくんだね」と感慨深げでした。

彼女はまだ、私のように笑い話にはしてしまえない位置にいるのでしょうね。
でも、私も過去を振り返ってみると、やはり最初から笑いながら子どもの事を
話すことになれるとはとても思えない時期がありました。

奇声を発し、突然どこかに走って行く息子を追いかけながら
「どうもすみません」とまわりの人の顔も見る余裕もなく
謝ってばかりの毎日を過ごしていた時期がありました。
こんな生活がいつまで続くのかと考える余裕もなかったように思います。
とにかく目の前のことしか見えてないような時期がありました。

そしてそんな時に育成会に入会し、初めて子どもと一緒に福祉大会に参加した時のことです。
施設の直売店が並んでいる場所、買い物をしている人がたくさんいる中を
相変わらず奇声を発して走り出した息子を追いかけながら、ぶつかりそうになったご年配の女性に
いつものように「どうもすみません」と顔も見ずに謝った時のこと、
その女性から「大丈夫だよお母さん、ここでは誰も気にしないよ、みんな同じ!」
と声を掛けられたのでした。
その時、肩にパンパンに入っていた力がスッと抜けた気がしたことを今でも覚えています。

その方がどなただったのかは今もって分かりませんが、
福祉大会に参加するために来ていたどこかの支部の会員さんだった事は間違いありません。

育成会の会員は子どもの障がいの程度こそさまざまですが
障害のある子を持つ親という同じ立場の仲間です。
同じ立場だからこそ分かり合えることがたくさんあります。
仲間がいると心強いものです。

これからも手をつなぐ育成会は仲間のために何ができるのかを考えていく団体で
ありつづけなければならないと思います。


ご訪問ありがとうございます(F)

茶話会が始まりました(天童市手をつなぐ育成会)

2015年04月17日 | 日記
新年度に入り、天童市手をつなぐ育成会の茶話会が始まりました。
県育成会のブログに使われている桜の写真の撮り方が上手い!
と褒めていただきました。ヽ(^。^)ノ
どーもありがとうございます!!
でも、褒められなれていない私はなんだか背中がこそばゆかったデス!


ピンク花2   ピンク花

昨夜は、いま県育成会で集めている障害者差別の事例を聴いたり、
今年度新しく愛泉会さんが天童市に開設する生活介護事業所の事などが話題になりました。

差別について、私からちょっとした事例をあげさせていただいたところ、
ああ、そうか、差別なんてあまり受けた記憶がないと思っていたけれど
こちらが勝手に、障がいがあるからそれは出来ないとか
参加できないとおもっていることも、配慮がないからだと考えたら差別なのか!
とおっしゃっていた方がいらっしゃいました。
結構、私たち親の方が最初から出来ないはず、できなくてもしょうがない、と
諦めている事って多いのかもしれませんよね。

あと、市立中学校の特別支援学級に在籍している子が
部活動に入部を希望したところ、支援学級の子は入部はできないと
先生に断られたという事もあったそうです。
選手として試合に出してほしいと思っている訳ではなく、
健康(肥満防止)のために、みんなの後ろをランニングさせてもらうだけでいい
と、お願いしたそうですが、全く聞き入れてもらえなかったそうです。
これは間違いなく差別ですよねぇ・・・
山形市の学校では支援学級でも部活をしている子はいるそうですもの!


そして、来月の茶話会ですが、以前から愛泉会の職員さんが
いろいろな話を聞きたいので、茶話会に参加したいと言ってくださっているとのことでしたので
とりあえず、来月の茶話会に来ていただけるのか、お聞きしてみることにしました。
そして後日、学齢期の親御さんあたりに声をかけて人を集めて、
生活介護事業の事や、児童のショートステイの事などのお話を
していただく段取りをしていこうかとの事になりました。


さて、新年度に入り、各市町村支部育成会も新会員の獲得が一番の課題になるとおもいますが
魅力的な行事を考えて人を集めることがその第一歩なのかもしれませんよね。


ご訪問ありがとうございます(F)

とんでもない情報がはいりました<(`^´)>

2015年04月15日 | 日記

山形市の桜も咲きはじめました。
霞城公園の桜や、馬見ヶ崎の桜もライトアップが始まったようです。


ところで、現在会員のみなさんに障がい者差別について
実際にあった事例を教えて欲しいとお願いしている最中ですが、
差別を通り越して”虐待”の情報が飛び込んできました。
しかも、特別支援学校の先生による生徒に対する虐待です。
どのような虐待だったのか細かい内容は把握しておりませんが、
2人のとんでもない先生が5人の生徒を虐待していたそうで、
その事実を認めた学校長が保護者会にて謝罪をしたそうです。
とんでもない話です<(`^´)>

現在施行されている「障害者虐待防止法」では、学校と病院は対象外になっています。
育成会では、学校も病院も対象にして欲しいと訴えています。
なぜなら、このとおり実際に学校でも虐待がおきているからです。

この教諭なのか講師なのか分からない先生方ですが、
”指導”するということを”管理”と履き違えていたのだと思います。
子どもたちに対し適切な指導をしなければならないのにもかかわらず
自分の思った通りに動くよう管理しようとしたのだと思います。
そして、思いどおりにいう事を聞いてくれない子どもたち、
この先生方は自分の力量のなさを棚に上げ
(おそらく)暴力で子どもたちを抑えつけようとしたのだと思います。

暴力をおそれた子どもたちは、委縮し不安定になり
ますますいう事を聞いてくれなくなったり暴力的になったりもします。
そうしたら誰が困るのでしょう。
一番困っているのは子どもたちですが、
その子どもたちを指導する立場にある先生もではないでしょうか。
だって、もともとちゃんと指導できないためににやった行為です。
こうなると、まさに負のスパイラルに陥ってしまいます。
暴力では何も解決しないことを先生たちも学習しましょうよ。
そして、一番声を大にして言いたいことは、
「私たちの子どもたちをストレス発散の道具にするな!!

久々に怒りと脱力感でなんともいえない気持ちになっています。

ご訪問ありがとうございます(F)

「親亡き後」は「親あるうちに」

2015年04月14日 | 日記
全国手をつなぐ育成会連合会事業所協議会発行
「事業所協議会ニュース」が届きました。

事業所協議会縮小版

今回の会報の内容は、事業所経営側としては
とても重要になる「報酬改定について」 「政策提言概要」
権利擁護ということで「相談するとは、<人生とはいいものだ>と思えるように」
その他として「A型事業~エピソード」
札幌市手をつなぐ育成会を母体としてできた「社会福祉法人朔風(さくふう)」が
念願としていた重度・高齢に特化したグループホーム「そら」を開設したこと
などが書かれています。

事業所協議会 (2)   事業所協議会 (3)

事業所協議会 (4)   事業所協議会 (5)

どの記事も、障がいの有る人の思いに寄り添って支援していきたい、という
熱いおもいが伝わってきそうなものでしたが、やはり親として一番気になるところは
重度・高齢化グループホーム「そら」でしょうか。

事業所協議会 (6)


医療機関との連携による医療的ケア、車いすや介護にも対応した設備
24時間支援対応の職員配置、看護師、栄養士による健康・栄養管理
制度に無くても必要な支援を行う。


現在の利用者さんのほとんどの方には基礎疾患があるそうで、
グループホームの隣りには内科、透析科のクリニックがあり、
車で10分のところには総合病院、そこの医師、看護師、ケースワーカーが
重いかたの医療ケアプランをたて、訪問診療、訪問看護、
容体変化の場合の緊急受け入れを行っているそうです。
本当にここまでやってくださると親は安心できるのかもしれません。

しかし、24時間365日の職員配置が必要となる重度・高齢のグループホームは
現行制度では大変運営が厳しい状況
なのです。

でも、なぜそこまでしてグループホームを開設したのか、
その理由も書いてありました。

「親亡き後」は「親あるうちに」
以前、利用者の方が病気で亡くなったとき、その親御さんが
「親より先に逝って孝行な子です」とおっしゃったそうです。
この切なく悲しい言葉を二度と親御さんに言わせたくない、
その想いで「そら」をつくりました。


重度・高齢「親亡き後」の安心をつくるにはまだまだ国の制度が
追い付いていないのです。
歳をとってもグループホームで安心して暮らしていける制度が
早く整ってくれることを願います。

※「事業所協議会ニュース」の内容をご覧になりたい方は
山形県手をつなぐ育成会のHPより見ることができます。
どうぞご覧ください。


ご訪問ありがとうございます(F)

障がい者差別の事例を募集しています

2015年04月12日 | 障害者施策


先日もブログでお知らせしておりますが、
山形県では、障がいを理由とする差別の解消に関する条例の
制定について検討を進めております。

ということで現在、これは障がい者差別ではないだろうか?
というような事例と、障がい者に対する良い配慮についての事例の
収集を行っています。

これは差別でしょ!
という明らかな差別の経験がない方もたくさんいると思いますが、
われわれ親もいろいろな場面で、それはしょうがないかな・・・
なんて思って諦めていることなどはないでしょうか。
それが差別にあたるのかどうか、もう一度見直してみませんか?

あと、これが一番気になる!
という人が多いような気がしますが・・・・
人の視線 
買い物などに連れて行くとジロジロみられる。
けげんそうな目つきで見られる。
見ちゃいけないものを見ちゃった!的な反応で顔をそむけられる。

私は積極的に知らんぷりをされる方がありがたいかなぁ、と思っています。

私が前に先輩お母さんに聞いた話ですが、
ダウン症の娘さんが学校に登校する時間になると
近所のお年寄りが家から出てきて、興味深そうに毎日ジロジロみられたそうです。
ダウン症の娘さんはどう思っていたのかは分かりませんが、
お母さんは、毎朝毎朝いたたまれない気持ちになりながら
娘さんを送り出していたそうです。
ひとごとながら頭にくる話です。

あとは、頑張って子どもを守らなくては!と、母親がやることは
ジロジロみている人を、逆に相手が目をそらすまで見つめ続けること。
でも、これはかなりの勇気と開き直りが必要ですけどね。
ちなみに、私はこれをやる勇気は今までなかったです、はい・・・(・_・;)

と、まあ私のことはどうでも良いですが、
なにか、思い当たることがあった方はどうぞ県育成会までお知らせください。

ピンク花


ご訪問ありがとうございます(F)

楢下宿 こんにゃく番所 何年ぶり?十数年かも・・・

2015年04月08日 | 日記


事務局前の公演




ピンクの花が綺麗です!


















透けて見える桜の花が綺麗です。


先日、久々に行ってみました。

前に行ったときはまだ子供が小さかったので

十数年・・・二十年近く前のことになるかもしれません(^^ゞ



お隣に座ったご家族は庄内弁でした( ^^) _旦~~

やっぱり有名ですからわざわざ来ますよね。

美味!

あ~おなかいっぱいになりました!!


訪問ありがとうございます(F)