「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
本日、平成24年(2012年)12月31日(月)もその続き。
その第24回目となる。
バリアフリー化・ユニバーサルデザインの促進に取り組むために関係閣僚会議が設置された。その経緯が以下に述べられている。
****************************************************
【引用始め】
http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html
平成23年度を中心とした障害者施策の取組
第1章 「施策の総合的取組と障害者の状況」
【1】障害者制度改革の動向
5 障害者に係る施策の経緯
(6)生活環境の分野
平成12年3月、
ハード面、
ソフト面を含めた社会全体のバリアフリー化を効果的かつ総合的に推進するため、
閣議口頭了解により、「バリアフリー化に関する関係閣僚会議」が設置され、
16年6月、同会議は、
政府が一体となってハード・ソフト両面にわたる社会のバリアフリー化に取り組むための指針として
「バリアフリー化推進要綱」を決定した。
また、18年6月「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」
(バリアフリー法)が成立し、
同年12月から施行された。
これにより、当事者の参画による基本構想の策定や、
公共交通機関、道路、建築物のみならず、都市公園、路外駐車場を含め、
障害のある人等が日常生活等において利用する施設や経路を一体的にとらえた
総合的なバリアフリー化の推進等が図られることとなった。
20年3月には、
施設や製品等について新しいバリアが生じないよう
誰にとっても利用しやすいデザインにするという考え方である
ユニバーサルデザインの浸透を踏まえ
「バリアフリーに関する関係閣僚会議」において、
「バリアフリー化推進要綱」を改定し、
バリアフリーとともにユニバーサルデザインを併せて推進することを明確化した
「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進要綱」を決定した。
また、同様の趣旨から、同じく3月、閣議口頭了解の一部改正によって
「バリアフリーに関する関係閣僚会議」を改組し、
「バリアフリー・ユニバーサルデザインに関する関係閣僚会議」を設置した。
【引用終わり】
*****************************************************
以上、バリアフリー化及びユニバーサルデザインの推進に向けて、どのような経緯だったかまとめる。
平成12月3月 「バリアフリー化に関する関係閣僚会議」を設置
16年6月 「バリアフリー化推進要綱」を決定
18年6月 「バリアフリー法」が成立
18年12月「バリアフリー法」の施行
20年3月 「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進要綱」を決定
同 「バリアフリー・ユニバーサルデザインに関する関係閣僚会議」設置
平成12年以来、障がい者にとって生活環境が徐々に整備されてきている。
今後も一層の推進を期待したい。
特に、合理的配慮、意思決定支援と言われる具体的な対策である。
ところで、本日は大晦日。
来年もよい年でありますように。
平成も25年を数える。四半世紀となる。
西暦だと2013年。21世紀も13年が過ぎた。21世紀に誕生した子も中学生だ。
今後も福祉向上実現に向けた育成会運動を継続していく必要がある。
(ケー)
本日、平成24年(2012年)12月31日(月)もその続き。
その第24回目となる。
バリアフリー化・ユニバーサルデザインの促進に取り組むために関係閣僚会議が設置された。その経緯が以下に述べられている。
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【引用始め】
http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html
平成23年度を中心とした障害者施策の取組
第1章 「施策の総合的取組と障害者の状況」
【1】障害者制度改革の動向
5 障害者に係る施策の経緯
(6)生活環境の分野
平成12年3月、
ハード面、
ソフト面を含めた社会全体のバリアフリー化を効果的かつ総合的に推進するため、
閣議口頭了解により、「バリアフリー化に関する関係閣僚会議」が設置され、
16年6月、同会議は、
政府が一体となってハード・ソフト両面にわたる社会のバリアフリー化に取り組むための指針として
「バリアフリー化推進要綱」を決定した。
また、18年6月「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」
(バリアフリー法)が成立し、
同年12月から施行された。
これにより、当事者の参画による基本構想の策定や、
公共交通機関、道路、建築物のみならず、都市公園、路外駐車場を含め、
障害のある人等が日常生活等において利用する施設や経路を一体的にとらえた
総合的なバリアフリー化の推進等が図られることとなった。
20年3月には、
施設や製品等について新しいバリアが生じないよう
誰にとっても利用しやすいデザインにするという考え方である
ユニバーサルデザインの浸透を踏まえ
「バリアフリーに関する関係閣僚会議」において、
「バリアフリー化推進要綱」を改定し、
バリアフリーとともにユニバーサルデザインを併せて推進することを明確化した
「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進要綱」を決定した。
また、同様の趣旨から、同じく3月、閣議口頭了解の一部改正によって
「バリアフリーに関する関係閣僚会議」を改組し、
「バリアフリー・ユニバーサルデザインに関する関係閣僚会議」を設置した。
【引用終わり】
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以上、バリアフリー化及びユニバーサルデザインの推進に向けて、どのような経緯だったかまとめる。
平成12月3月 「バリアフリー化に関する関係閣僚会議」を設置
16年6月 「バリアフリー化推進要綱」を決定
18年6月 「バリアフリー法」が成立
18年12月「バリアフリー法」の施行
20年3月 「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進要綱」を決定
同 「バリアフリー・ユニバーサルデザインに関する関係閣僚会議」設置
平成12年以来、障がい者にとって生活環境が徐々に整備されてきている。
今後も一層の推進を期待したい。
特に、合理的配慮、意思決定支援と言われる具体的な対策である。
ところで、本日は大晦日。
来年もよい年でありますように。
平成も25年を数える。四半世紀となる。
西暦だと2013年。21世紀も13年が過ぎた。21世紀に誕生した子も中学生だ。
今後も福祉向上実現に向けた育成会運動を継続していく必要がある。
(ケー)