山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆パソコンボランティア養成講座(身障協)

2013年04月10日 | 研修会
山形県身体障害者福祉協会さんより
平成25年度山形県パソコンボランティア養成講座開催の
ご案内と受講生募集のお願いがきました。



今回は開催場所が庄内地区産業振興センターです。

内容は、障がいへの理解について、
キーボードによるパソコン操作の基礎、使いやすい設定
音声ブラウザによる文書作成と読み取りの実技指導法
web閲覧と電子メールの実技習得及び指導法
実際の指導体験 など

定員は10名 参加料は無料です。



申込は平成25年6月10日(月)迄

お問合せ・連絡先
社会福祉法人山形県身体障害者福祉協会
山形市大字大森385番地
TEL:023-686-3690 FAX:023-686-3723
メール:y-sinsyokyo@orange.plala.or.jp
   (担当:國井)


チラシが数枚届いておりますので
興味のある方は、県育成会事務局までご連絡ください(F)

多様な学びの場の整備

2013年04月10日 | 特別支援教育
 インクルーシブ教育システム(包容する教育制度)構築にかかる報告書が、
 文部科学省「初等中等教育分科会」より平成24年7月23日付けで発表された。
 その報告概要を項目ごと続けて紹介している。

 その第15回目。
 特別支援教育では多様な子どものニーズに応える必要がある。
 そのためには、教員だけでなく、様々な専門家と連携を図ることである。
 以下にその説明がある。  

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【引用始め】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm

共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための
特別支援教育の推進(報告) 概要

4.多様な学びの場の整備と学校間連携等の推進

(1)多様な学びの場の整備と教職員の確保

•多様な学びの場として、
 通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校
 それぞれの環境整備の充実を図っていくことが必要である。

•通常の学級においては、
 少人数学級の実現に向けた取組や複数教員による指導など
 指導方法の工夫改善を進めるべきである。

•特別支援教育により多様な子どものニーズに的確に応えていくためには、
 教員だけの対応では限界がある。
 校長のリーダーシップの下、校内支援体制を確立し、
 学校全体で対応する必要があることは言うまでもないが、
 その上で、例えば、公立義務教育諸学校の学級編制
 及び教職員定数の標準に関する法律に定める教職員に加えて、
 特別支援教育支援員の充実、
 さらには、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、
 ST(言語聴覚士)、OT(作業療法士)、PT(理学療法士)等の
 専門家の活用を図ることにより、
 障害のある子どもへの支援を充実させることが必要である。

•医療的ケアの観点からの看護師等の専門家についても、
 必要に応じ確保していく必要がある。

•通級による指導を行うための教職員体制の充実が必要である。

•幼稚園、高等学校における環境整備の充実のため、
 特別支援学校のセンター的機能の活用等により教員の研修を行うなど、
 各都道府県教育委員会が環境を整えていくことが重要である。

【引用終わり】

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 以上、障がいのある子どもの特別支援教育は、多様な学びの場がある。
 通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校、さらには、幼稚園、高等学校において、多様なニーズに的確に応えることができるシステムが必要だ。
 それぞれの場において、「合理的配慮」「基礎的環境整備」を行うことが求められている。
 (ケー)