山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

#地震発生から143日目「震度5強の余震」

2011年07月31日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から143日目(7月31日、日曜日)。
 また、大震災発生から143日目の新しい朝を迎えた。

 早朝、地震があった。床の中で大きな揺れを感じた。障子やふすまがかたかた音をたてたのを聞いていると不気味だった。また、余震か。「大きい」とつぶやいている。

 NHK NEWS WEBでは次のように報道している。

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【引用始め】http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110731/t10014583361000.html

 福島県で震度5強

 7月31日 4時45分
 
 31日午前4時前、福島県沖で地震があり、福島県楢葉町と川内村で震度5強の揺れを観測しました。この地震による津波はありませんでした。

 31日午前3時53分ごろ、福島県沖で地震があり、福島県楢葉町と川内村で震度5強の揺れを観測したほか、福島県郡山市やいわき市、茨城県日立市、それに栃木県大田原市などで震度5弱の揺れを観測しました。また、盛岡市や仙台市宮城野区、福島市、それに宇都宮市など東北と関東の各地で震度4の揺れを観測し、北海道から近畿にかけての広い範囲で震度3から1の揺れを観測しました。気象庁は、地震の観測データを分析した結果、震源の深さを40キロから57キロに、地震の規模を示すマグニチュードを6.4から6.5にそれぞれ修正しました。今回の地震について気象庁は、ことし3月に起きた巨大地震の余震と見ています。福島県内で震度5強以上の揺れを観測したのは、4月12日に福島県中通りで起きたマグニチュード6.4の地震でいわき市で震度6弱を観測して以来です。気象庁は揺れが強かった地域では土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。
     
【引用終わり】

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 結構、大きな余震がまだまだ続く。避難所生活を余儀なくされている人たちもまたかの思いだろう。
 いつ止むともしれないこの地震。またまたビックリさせられる。

 今回の余震は、まだ夜明けないうちの地震だったが、それでも夜は明けた。特別、大きな被害はなかったのかなあ。いずれにしても、今回も「明けない夜はない」となった。
(ケー)

#地震発生から142日目「子ども用消防士型ヘルメットがほしい」

2011年07月30日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から142日目(7月30日、土曜日)。
 また、大震災発生から142日目の新しい朝を迎えた。

 新潟・福島では記録的豪雨となっている。そして、新潟県では、40万人に避難指示・勧告が出ている。
 山形市内も、断続的な大雨が続いている。一昨日は、山形新幹線が運休した。こうした雨による被害は、日本全国で毎年のように起こっている。日本は災害大国である。その備えを行政に任せるだけでなく、地域・家族・個人単位でしっかり準備することが求めらている。

 ところで、国崎家では、次のように地震の際、頭を守る防災ヘルメットをすすめている。

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【引用始め】

「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用

 防災ずきんかヘルメットか(p.50~p.51)

 新潟中越地震の負傷者の約4割が、家具の転倒や落下物によってケガをしている。

 子どもが小学校に入学すると、全員が必ず用意する「防災ずきん」。大地震が起きたとき、果たしてこれで本当に子どもを守れるのでしょうか......。

 災害が起きたら、ガラスやタイル、看板などが落ちてきて、子どもの頭を直撃するのは確実。布製では、落下物の衝撃から頭を守ることもできません。
 防災ずきんは、逃げるときに視界をさえぎってしまう上に、耳をすっかり覆ってしまうので、音も聞こえにくい。

 防災ずきんにかわるものとして、子ども用ヘルメットも数多く見かけるようになりました。ヘルメットを買うときは、SG(Safety Goods)マークのついたものを選びましょう。

 ただ、防災ずきんにはヘルメットにない長所もあります。それは首を保護してくれること。いっそのことヘルメットと燃えないフードを合体させて、消防士さんみたいな子ども用ヘルメットがあるといいのに・・・・・・きっと男の子は「カッコいい!」って大喜びするはず。防災用品の開発は、機能もデザインも男性主導で進んでいて、女性や子どもの意見が、ほとんど反映されていないのが実情です。

 「学校には安全基準のしっかりした災害用ヘルメットを」「できればミニ消防士タイプで」、そんな声を、形にしていけたらいいなと思います。
    
【引用終わり】

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 以上のような話を受ければ、障がい者本人たちのニーズに即した防災グッズも形にして、試す必要もある。
 防災ヘルメットが障がい者用にできたとしても、時々かぶったりしてないと、いざという時、かぶることを拒絶してしまう障がい者がいることを念頭に置いておかないと。
 まず、慣れておくことが大切である。
 「明けない夜はない」と前向きな活動ができるように、日常できる備えを少しずつしておく。
 (ケー)

◆被災地訪問(本人たちの防災会議)

2011年07月29日 | 本人活動
28日(木)に山形市手をつなぐ育成会が主体となって行っている「本人たちによる防災会議」の第2回目として、実際に被災した土地に行って、被災した施設の方から話を聞いてみよう。
という事で、本人さんと支援者総勢25名で、宮城県の『まどか荒浜』さんを訪問してきました。

現在、まどか荒浜さんは「仙台ワークキャンパス」の建物の一部をお借りして活動を続けていらっしゃいます。
施設長の中村正利さんがお話をしてくださいましたが、当日の緊迫した話の内容に、みなさん真剣な面持ちで聞いていました。





そのあとは、名取のイオンモールでそれぞれに食事をとり、午後からは実際に被災した施設も見学させていただきました。
バスの中から見える景色が、どんどん変わっていき、とんでもないところに船があったり、電車の車体が転がっていたり・・・
「うわ~ひどい」という声があがっていました。



施設はめちゃくちゃで、本当に津波の威力のすさまじさを感じました。
参加者の本人さんの中には、無残な状態の建物を目の当たりにして、涙をながしていた方もいらっしゃいました。

施設の周りも、まだまだ先は長いな・・・と感じずにはいられない状況でした。


この体験をしたみなさんで、今後も防災会議は続けられていきます。(F)

#地震発生から141日目「大雨」

2011年07月29日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から141日目(7月29日、金曜日)。
 また、大震災発生から141日目の新しい朝を迎えた。

 山形市内は、一昨日からずっと雨降り。かなりの雨量である。
 どしゃ降りが長く続く。
 自宅近くの須川の水量も相当なものになった。

 韓国ソウルでは洪水で40人以上の死者が出たという報道がある。
 息子が韓国から帰国したばかりだが、7月25日(月)インチョン空港は一寸先も見えない霧に包まれて、飛行機は飛ぶのだろうかすごく心配だったという。

 やまがたニュースオンライン/山形新聞
 http://yamagata-np.jp/news/201107/28/kj_2011072802135.php
の報道によると、山形県内でもこの大雨で、次のように相当の影響が出ている。

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 【引用始め】

大雨、鉄道ダイヤ乱れる 山形新幹線と奥羽本線が運転見合わせ
 2011年07月28日 14:04 
  
 県内の鉄道は28日午前、前日夜からの大雨のためダイヤが大幅に乱れた。JR山形新幹線と奥羽本線は始発からほとんどの区間で運転を見合わせ、陸羽西線や米坂線は一部区間で速度規制した。道路関係では米沢市の国道121号のアンダーパスが冠水、乗用車が一時立ち往生した。

 【引用終わり】

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 県内では土砂災害の危険性がある地域には、注意を呼びかけている。
 さまざまな災害があらゆる場所、あらゆる時期に遭遇する可能性がある。
 その備えを怠ってならない。平穏な生活を望むためにも。
 なにかあったら、「明けない夜はない」と前向きに取り組めるようにするためにも。
 (ケー)

#地震発生から140日目「廃業」

2011年07月28日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から140日目(7月28日、木曜日)。
 また、大震災発生から140日目の新しい朝を迎えた。

 山形市内では東日本大震災で大きな被害を受けたという話は聞いていなかった。
 でも、地震で建物が壊れて、営業ができず廃業せざるを得なくなったとの話をつい最近聞いた。
 蔵王温泉の老舗旅館二軒が廃業に追い込まれている。
 3月11日の本震によって、ひびとかズレが建物にできてたいへんだったことは確かであった。でも、それより4月7日の大きな余震によって、建物そのものが7センチ動いてしまい、そのままの状況では危険ということで、取り壊さざるを得なかった。
 新たに建てるとなると、1億以上の費用がかかる。
 主人としては70歳超えていて、それだけの借金をかかえて再建するのはちょっと無理ということで、廃業の決断をした。
 今までのなじみのファンもいて、再建に力を貸すからと言われているが、なかなか適わぬ話のようだ。
 隣にあった旅館も同様な状況で廃業となった。
 地震特約の保険がおりたが、取り壊すだけの費用で終わった。
 そもそも、建物が源泉の上にあって、揺れやすい地盤であった。昔の人もそのことはわかっていて、土台を細分化して強化していたのだが、この1000年に1度の大震災には耐えきれなかった。
 大震災の発災以後、蔵王温泉の温度が前に比べて4度も上がっている。54度になっているという。
 蔵王温泉の場所を考えると、宮城県蔵王町から直線で10キロしかない。蔵王町は震度6弱だったので、蔵王温泉だって、相当の震度であったことは間違いなかった。

 昨年は、蔵王温泉開湯1900年ということで、大きく盛り上がったのだが、この震災で客足も減っている。土日を除くと、平日は寂しい限りだ。

 こんな話をしてくれた老舗旅館のご主人は、意外とさばさば。「明けない夜はない」と新しい仕事を見つけて前向きに取り組んでいる感じだった。
 (ケー)
 

残り80日第51回東北大会まで「電話対応に追われる」

2011年07月27日 | 第51回東北ブロック大会
 第51回手をつなぐ育成会東北ブロック大会・(併催)第23回山形県知的しょうがい者福祉大会(10月15日/土曜日~10月16日/日曜日)を一般社団法人山形県手をつなぐ育成会が主管する。
 会場は、山形国際ホテル(山形市香澄町3-4-5、電話023-633-1313)。
 東北ブロック大会まで、本日の、7月27日(水)から数えるとあと80日となった。

 本日は、朝から立て続けの電話だった。助成金支援団体からの指摘、知的リクレーション大会の問い合わせ、東北ブロック大会の問い合わせ、会員数申告の訂正、月刊「手をつなぐ」の注文の仕方についての問い合わせ(それも自ら知的しょうがい者本人ですと名乗った)等々。
 また、こちらからも各方面に電話したり、メールしたり、郵送したりだった。
 明日(7月28日)の仙台方面被災地訪問に関するお願い、助成金申請の差し替え、理事長への連絡事項、知的リクレーション大会協力員のお願い等であった。
 まとまった仕事を続けることがなかなか難しい。
 それでも、知的しょうがい者本人たちによる防災会議事業の助成金に関する概算払い申請書をなんとか作成して、届けることができた。
 さらに明日の仙台方面被災地訪問準備資料を作成した。
 明日、天気に恵まれるといい。知的しょうがいのある人たちと、25人のりマイクロバスで仙台の被災地の状況をみてくる。被害にあった施設の施設長より話をうかがうことになっている。
 本人たちが被災地の様子をみて、どんな感じ方をするだろうか。
 「本人たちによる防災会議」事業の一環である。

◆映画のご紹介

2011年07月27日 | 日記
スペシャルオリンピックスさんより、映画のご案内が来ました。

「幸せの太鼓を響かせて」~インクルージョン~


職業を持ちたい。
家族を持ちたい。
普通のことなのに、遠い夢だった。
知的障がいがありながら全国2位に輝いたプロの和太鼓集団の感動の記録。

すべての音色が調和するとき、世界はきっと今より美しい

このドキュメンタリー映画が、山形市嶋地区のムービーオンやまがたにて上映されることになったそうです。

上映期間:2011年8月20日(土)~9月2日(金)
上映場所:MOVIE ONやまがた(山形市嶋北1-2-2)
上映時間はまだ決まっておりません。ホームページや劇場にお問合わせください。

8月21日(日)には制作総指揮の細川佳代子さんの舞台挨拶があります。

この映画の配給収入の一部は、東日本大震災で被災された知的障がいのある方々のために使わせて頂きます。

みなさまお誘いあわせの上ご覧になってはいかがでしょうか。

◆地区レクリエーション教室の開催(新庄・最上地区)

2011年07月27日 | 行事
新庄・最上地区手をつなぐ育成会での、地区レクリエーション教室の開催の案内が届きました。

今年は真室川町を会場に行われるようです。

日時:平成23年8月7日(日)午前10時~午後1時
場所:真室川温泉 森林の森広場(真室川町平岡894-2)
   (雨天の場合:真室川中央公民館・公民館脇武道館)
内容:輪投げ・ガラッキー・スカットボール・ストラックアウト・トロッコ列車
参加費:1人 150円(当日支部ごとにお支払いお願いします)

申込み:新庄・最上地区手をつなぐ育成会事務局(友愛園)
    TEL:0233-23-4516 FAX:0233-23-7322

山形県障がい者スポーツ大会の助成事業となっている、山形県知的障がい者レクリエーション大会の中の1つの事業ですので、事務局から黒木事務局長が、当日会場へいかせて頂きます。
よろしくお願いいたします。

#地震発生から139日目「山形市への避難者増大」

2011年07月27日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から139日目(7月27日、水曜日)。
 また、大震災発生から139日目の新しい朝を迎えた。

 山形市では、7月12日、1852人の震災避難者を受け入れている。
 7月25日には、2898人になった。
 さらに、夏休み明けまでの予約者も入れると、3652人になるという。
 小中学生は、現在121人、夏休み後転校予定者を含めると、小中学生は242人になるとのこと。
 福島県からの避難である。
 こうなると、原発事故の迅速な終息がない限り、避難する人たちは増えていくに違いない。

 そうすると、原発事故の終息がない限り、「明けない夜はない」なんて気楽なことは言えない。
 (ケー)

◆支部育成会よりごあんない(天童市)

2011年07月26日 | 行事
天童市手をつなぐ育成会より行事の案内が届きました。

夕涼みの集いのごあんない

日時:8月12日(金)午後7時~
(6:50頃まで集合してください)
場所:天童市総合福祉センター
内容:交流会 7時~8時
花火大会 8時~9時
参加費:1人 700円(弁当あり)
きょうだい等会費1人 400(弁当なし)
(当日受付にていただきます)

お問合わせ・お申込み
≪事務局≫
天童ひまわり園(東海林と/東海林む)
023-654-6560 FAX:023-654-6631

           

学校も夏休みに入り、お盆も近づいてきました。
施設へ入所している方々も家族のもとへ帰ってくることと思います。
毎年恒例の夕涼みの集いを開催しますので、みなさまお誘いあわせの上、ぜひご参加ください。

残り81日第51回東北大会まで「大会開催案内修整」

2011年07月26日 | 第51回東北ブロック大会
 第51回手をつなぐ育成会東北ブロック大会・(併催)第23回山形県知的しょうがい者福祉大会(10月15日/土曜日~10月16日/日曜日)を一般社団法人山形県手をつなぐ育成会が主管する。
 会場は、山形国際ホテル(山形市香澄町3-4-5、電話023-633-1313)。
 東北ブロック大会まで、本日の、7月26日(月)から数えるとあと81日となった。

 大会開催案内を各関係機関、各方面に送付する段になって、トラブル発生。
 配布必要数を把握して印刷したつもりだったが、事前の会議等で配布した分などもあって、関係先に配布するには数量が足りないことがわかった。急きょ増刷を印刷所に依頼した。
 そこまではなんとか解決。
 ところが、本事業を助成する団体から、主催団体はあくまでも一つだけにしないと助成対象にならないと指摘された。そのままだと、内定した助成金は支払われないとの電話連絡が入った。
 多額の助成をふいにしてしまったらたいへんということで、理事長はじめ関係者に相談。主催団体はあくまでも「一般社団法人山形県手をつなぐ育成会」一本として記すことにして、あとは協力団体として印刷し直すことにした。
 これで、なんとか一段落。
 増刷する分は、印刷所で手直して仕上がってくるのだが、印刷済みの大会開催案内はシールで修整作業が必要である。
 予定外の仕事を増やした。
 こんなふうに試行錯誤が続くのだろうなあ。
 (ケー)

#地震発生から138日目「災害時の妊婦の心構え」

2011年07月26日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から138日目(7月26日、火曜日)。
 また、大震災発生から138日目の新しい朝を迎えた。

 ところで、国崎家では、災害時における妊婦にとっての備え、アトピーの子どもに対する備えといったことも、次のように対応している。

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【引用始め】

「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用

 お産に必要なものはまとめて枕元に(p.49)

 震災のショックで不意に破水したり、出血などの異常をきたすこともあるかもしれません。必要なものをひとまとめにして、いつでもとり出せるところに置いておくとよいと思います。
 生理用品も多少用意しておくと、不意の出血などの際に役立ちます。
 兵庫県立大学大学院看護学科研究科のウェブサイトでは、災害時の妊婦の心構えや注意点などが、詳しく紹介されているので、妊婦さんは一度読んでおくとよいでしょう。

 アトピーや病気の子には専用の非常食を

 アトピー性皮膚炎などの持病を持つ子どもたちのケアも、心配ですね。避難所で配給される食事が食べられない状況も考えられます。
 最近は、低アレルゲン米の非常食ピュアマンケアライスなども販売されています。子どもの体質や病状に適した非常食を確保するのは、お母さんの役目。また、火や水がなくても食べられるものを持ち出し袋に入れておきましょう。

●兵庫県立大学大学院看護学科研究科
 災害看護学の研究に力を入れている大学のウェブサイト。
 http://www.coe-cnas.jp

●ピュアマンケアライス
 アレルギーのもととなりやすい物質を酵素分解で除去した、レトルトタイプの低アレルゲン米。
 ホリカフーズ(株)
 電話025-794-5536
 http://www.foricafoods.co.jp/
   
【引用終わり】

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 妊婦が災害に遭遇したとき、アトピーの子どもが避難所で配給食しかなかったら、困難な生活を送ることになる。東日本大震災でも、こうした事例は多くあった。そのために、日常できることを準備することのススメである。
 大災害に遭遇しても、「明けない夜はない」と前向きな活動に向かうことができるように。
 (ケー)

残り82日第51回東北大会まで「今週も始まる」

2011年07月25日 | 第51回東北ブロック大会
 第51回手をつなぐ育成会東北ブロック大会・(併催)第23回山形県知的しょうがい者福祉大会(10月15日/土曜日~10月16日/日曜日)を一般社団法人山形県手をつなぐ育成会が主管する。
 会場は、山形国際ホテル(山形市香澄町3-4-5、電話023-633-1313)。
 東北ブロック大会まで、本日の、7月25日(月)から数えるとあと82日となった。

 今週も始まる。今週初めには、大会案内を関係者に送らなければならない。
 また、知的しょうがい者本人たちのための防災会議の2回目(7月28日・木曜日)を実施する。バスで仙台市の被災地に出かける。参加者が20人を超えた。大震災で被災地がどんな様子かを実際訪問して、自らその場に立ってみる。テレビで見るのとは異なる状況を体験できるのでないか。
 そのことで、東北ブロック大会の本人大会では、話し合いの幅がひろがるのでないかと期待している。
 (ケー)

#地震発生から137日目「赤ちゃんをかかえて」

2011年07月25日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から137日目(7月25日、月曜日)。
 また、大震災発生から137日目の新しい朝を迎えた。

 明け方早く、大きな揺れがあった。眠りを覚ました。また、余震かと思った。
 次のような報道が出ていた。
 NHKNEWS WEBに掲載されたものである。

 [25日午前3時51分ごろ、宮城県と福島県で震度5弱の揺れを観測する地震がありました。この地震による津波はありませんでした。
 震源地は福島県沖で震源の深さは40キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.2と推定されています。気象庁によりますと、今回の地震はことし3月の巨大地震の余震とみられるということです。宮城県で震度5弱を観測したのはことし4月11日以来、およそ3か月ぶりで、気象庁は、「被災地では今後も強い揺れを伴う余震に注意してほしい」と話しています。]

 ところで、国崎家では、赤ちゃんがいたので、災害時に備えて、それなりの準備をしている。そのやり方は半端でない。次のようなことは、実際多くの人にとって、簡単なことではないけれど完璧な備えである。

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【引用始め】

「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用

 母乳でも寝る前に粉ミルクとお湯を用意(p.48)

 災害時には、流産や合併症の危険は平時より大きく上昇する。

 災害は、ある日突然やってきて、赤ちゃんや妊婦さんにも、容赦なく襲いかかります。妊婦さんや赤ちゃんのいる家庭では、日頃のケアはもちろんですが、通常の非常持ち出し品以外にも、必要なものを追加しておきましょう。

 私は息子に母乳を与えていたのですが、強い精神的ショックで母乳が出なくなることがあると聞いて以来、出ないことを想定して、粉ミルクや洗う必要のない使い捨てタイプの哺乳ビンを用意するようになりました。
 震災の時は「お湯や粉ミルクの配給がなくてすごく困った」という話もよく聞きました。そこで私は、毎晩、夜寝る前に2リットルのステンレスの水筒に熱湯を入れ、非常持ち出し袋の横に置いていました。
 オムツや着がえはもちろんですが、どんな状況にも対応できるよう、赤ちゃん用のイオン飲料や離乳食などは、粉末やフリーズドライ、ビン詰めのものなど、いろいろ用意しておくと安心です。
  
【引用終わり】

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 東日本大震災でも、赤ちゃん用のミルクが足りなかったり、水の手配が難しかったり、お湯の準備ができなかったりと、たいへんな苦労があっただろう。
 赤ちゃんを抱えた家庭では、普通の家庭にはないたいへんさを味わっているはず。
 障がい者にとっても、赤ちゃんとは異なるかもしれないが、人しれない困難があったときく。
 日常では何気ないことが、災害時ではできなくなる。そうは思いながら、日常生活の心地よさに埋没してしまう。災害時のことなど考えることも少なくなってしまう。
 災害時対策というのは、ある種、保険と同じ理屈である。
 なんにもなければいいが、なにかあった場合の保障である。それも何もないときから準備しておく。その構えをつくっておく。いつ起きるともわからないが、いつかは起きる。一生のうち何回かは起きることに備える。今回のように1,000年に1度の大震災に遭うことだってある。
 どんなことに遭遇しようとも、「明けない夜はない」と立ち上がることができるようにするために。
 (ケー)

◆茶話会に参加してきました(天童市)

2011年07月24日 | 日記
21日(木)天童市総合福祉センターで、天童市手をつなぐ育成会の茶話会がひらかれ、私も参加してきました。

茶話会ですので、みなさん好き勝手な事を話題にしていたのですが、やはり興味があるのは、学校のこと、卒業後の進路先のようでした。

地元の天童市の企業に就労したいが、現場実習は受け入れてくれても、実際の就労というと話は別で、なかなか雇ってはくれない。
という声もありました。
私は、自分の経験や、先月県育成会で開いた「知的障がい者相談員研修」で講師としておいでいただいた相談支援事業所ゆあーずの二関所長の話などから、学校だけに頼ったり、保護者だけで頑張るのではなく、上手に相談支援事業所を利用してみるのも良いのでは?と話してみました。

私も、実際に子どもの事で「ゆあーず」の二関所長に相談をしたのですが、担当してくださった職員のかたは、本当に親身になってさまざまな動きを敏速にしてくださり、施設見学にも一緒に行ってくださったり、話し合いにも参加してくださったり、最終的な施設との契約手続きにまで立ち会っていただきました。
親だけでやらなくてはならないと思うと大変心細いのですが、一緒に行っていただけると、とても心強かったですよ。
本当にありがたかったです。

育成会の保護者でNPO法人を立ち上げるための勉強会をしたいという、前向きな話もでました。
これについては、日程や講師を誰にするかなど、前準備もありますし、今すぐという訳にはいきませんが、天童市長さんとの懇談会前には開いて、ある程度の知識を得ておく必要があるという認識でした。

茶話会の予定時間は午後7時~9時までの予定でしたが、やはり話が盛り上がり9時30分の閉館ギリギリまで話し込んでしまいました。

次回は8月25日(木)午後7時~となっております。
育成会の会員以外の方も参加は可能ですので、是非参加してみてはいかがでしょう(F)