山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

心のバリアフリー推進員養成研修会のご案内

2016年05月16日 | 就労
山形県より、障がいを理由とする差別を解消し、
誰もが共に生きる社会を目指しましょう!
というスローガンのもとに
「心のバリアフリー推進員養成研修会」
を開くようです。






参加資格などについては何も書かれておりませんので、
興味のある方は「山形県障がい福祉課」までお問い合わせください。

お問合せ先
山形県障がい福祉課
担当:大江・杉山
TEL:023-630-2679 FAX:023-630-2111

ご訪問ありがとうございます。事務局(F)

事業所協議会ニュース

2015年11月16日 | 就労
全国手をつなぐ育成会連合会より事業所協議会ニュースが届きました。

手をつなぐ育成会の事業所協議会の会員事業所には
すでに郵送されていますのでご覧ください。

中をめくってみましたら、とても興味深いことが書かれてありました。
「相談支援は障害者の権利である」という見出しの記事です。

***引用させていただきます***
社会福祉基礎構造改革は、自己選択・自己決定という利用契約制度を導入するとともに
福祉事業への参入要件を大幅に緩和しました。
障害者福祉の世界でも同様で、特に就労継続支援A型事業には、
営利企業が多く参入してきました。
障害者の雇用が広がる一方で、給付費や助成金の不正受給、
労働の支援や福祉的な支援は全く行わないネグレクト等、
制度を悪用した貧困ビジネス化と言える事業所の問題も社会問題化しています。
(中略)
サービス事業者と無防備な障がい者では対等な関係の契約は困難であり、
利用契約制度を成立させるのは、個々の障がい者に本人の意思を尊重し、
適切なサービスや援助を組み立て、本人の権利を擁護する支援が前提です。
これがケアマネジメントであり、障害福祉の分野では相談支援専門員による
サービス等利用計画作成の支援がこれにあたります。
利用のための計画作成ではなく、適正にサービスが提供されているか、
本人が不利益を受けていないかを継続的なモニタリングすることも重要な業務です。

***ここまで引用***

読んでいてもっともな事だ、と思いました。
特に知的障がい者は、自分自身を守れるすべを持っておりません。
虐待や権利侵害を受けやすいということは誰でもわかると思いますし、
親としてもとても心配なことであると思います。
相談支援専門員の存在やその質によって本人の権利が左右されるという事になります。
そして、最後にはこう書かれておりました。
「利用契約制度の土台ともいえる相談支援体制が十分構築されたとは言えません。
相談支援の態勢を強力にすすめ、地域格差を是正する施策が求められています」

山形県内でも相談支援事業所がどんどん出来ていますが、
やはり地域によってその数も質も格差があるようですし、
手薄な質の低い地域に暮らしている本人たちにとっては重要な問題です。
どこに住んでいても平等で手厚い支援を受けられるようになってほしいものです。


ご訪問ありがとうございます(F)

障がい者差別の研修会を開催します(鶴岡市)

2015年10月15日 | 就労
後半の最初の研修会が来週の22日(木)に迫ってきました。



会場は鶴岡市の「にこ♡ふる」です。
来年度から施行される「障がい者差別解消法」という法律、
施行される前に、私たちはどんな事を差別だと感じてきたのか、
実際にどんなことが差別にあたるのか、そして合理的配慮とはどんなことか。
というようなことを学べる研修会になると思います。

育成会(親の会)の会員さん以外の方の参加ももちろん大歓迎です!
興味のある方はどうぞお申込みになってください。
資料の準備もありますので、参加ご希望の方はご連絡をお願いいたします。

※鶴岡市以外で開催される研修会の申し込みも受け付けております!



ご訪問ありがとうございます(F)

吉川かおり氏のエッセイ開始!

2015年10月05日 | 就労
いつも送っていただいている冊子「働く広場」


障害がある人を雇用する立場の企業の話や
実際に企業で働いている障がいのある本人の話などを
とても興味深くよませていただいているのですが、
今月号をめくっていたら、全国手をつなぐ育成会連合会の理事で
山形にも何度もおいでいただいている明星大学教授の吉川かおり先生の
エッセイが書かれておりました。

≪障害のある人と家族、そして「働く」ということ≫
家族支援プロジェクトや知る見るプログラムの開発をされているので
本人への支援の質・量に比べて、家族全体への支援の質・量は
不十分すぎると指摘されています。
さすが!判っていらっしゃる!!(T_T)

その結果、家族が多くの事を背負いこなしていかざるを得なくなり、
その歪みは障がい児の親の”うつ”の発症率の高さや、
ヤングケアラー(子どもなのに家族をケアする役割を担う人)の発生となって現れています。
と、書かれています。
おそらく、このヤングケアラーは障がいのない健常な”きょうだい”に発生していると思います。

吉川かおり先生は、ご自身に障がいのあるお兄さんがいらっしゃいますので、
障害のある人が家族にいると、どんな問題が起こりうるのかということを
身をもって経験されていらっしゃいます。

これから吉川先生のエッセイは連載されていくようですので、
もし、この冊子を読める環境にあるかたはぜひ、読んでみてください。


ご訪問ありがとうございます(F)

(仮称)山形県家族と支援者が共に学ぶセミナー 実行委員会

2015年09月25日 | 就労
知的障害者福祉協会、手をつなぐ育成会、
どちらの団体も知的な障害を持つ本人を支えるための組織です。

片方は施設を経営する支援者の団体で、
片方は当事者家族の団体です。

どちらも、知的しょうがいのある本人を支えるために活動していますので、
協力体制はそこそこありますが、双方とも方向性が微妙に違っていたりしますので
親たちと支援者とが一緒になって同じ研修を受けるということはありませんでした。



最近東北の数県で、福祉協会と育成会との合同研修会を開いている
という話が伝わってきておりました。
ある県の合同研修会に出席してきた福祉協会の井上会長は、
その必要性を実感したそうです。
そこで我々育成会に「是非一緒に合同研修会をやりましょう」
とお声をかけてくださいました。

そしてその実行委員会が昨日開かれました。
山形県では、福祉協会と育成会だけではなく
重度心身障害児者を守る会や、県福祉事業団、
事業団の保護者会連合会などにも声をかけ、
「山形県家族と支援者が共に学ぶセミナー(仮称)」を
開くことにしました。

せっかくのセミナーですので、たくさんの方に参加していただきたいですし
1日をかけたセミナーにする予定です。
まだ、本決まりではありませんので、
今は詳しくお伝えすることはできませんが、
午前中は講演会、午後からはさまざまな分科会を開くことになりそうです。

昨日の実行委員会でも、いろいろな案が出てきましたので
これまでにはないような充実したセミナーになるような気がします。

今後何回か実行委員会を開いて色々決定していくと思いますので、
決まりましたらまたこちらでも告知させていただきます。

それまでお楽しみにお待ちください(^^♪


ご訪問ありがとうございます(F)

いよいよ今週末に迫ってきました!

2015年08月24日 | 就労


秋っぽい空になってきましたね~ ”どこでわかる??”
という、のりつっこみは気にしないでください!



さて、いよいよ今週末に迫ってきました
山形県知的しょうがい者福祉大会ですが、
今日は表彰状の準備などをやっております。



それでは、また仕事に戻りま~~~~す!

          


ご訪問ありがとうございます(F)

茶話会がありました!

2015年08月21日 | 就労
先日、天童市てをつなぐ育成会の茶話会がありました。
今回は初めて茶話会に参加の方もいて、
ちょっとだけフレッシュな風が入ってきた感じがしました。

その方のお子さんは、小学校も中学校も普通学校の普通クラスに
在籍していて、特別支援教育に触れたのは高等部からだったので、
福祉サービスのことなどはまったく知らずにいたこと。
もちろん学校の先生方や保護者仲間からなどは福祉の話など出ることもなかったので
疑問も何も持たずにいた、ということなどを話してくれました。

そして高等部から特別支援教育に触れ、
保護者仲間の話を聞いて、自分が何も知らずに来てしまったこと、
そして、子どもに対しても、もっと早くから特別支援教育を受けさせていれば
もっといろんなことを体験させることができて
発達を促すことができたのではないのかと悔んだりもしたそうです。

だから特別支援学校にいれるべきだとは一概には言えませんし、
それぞれの考え方もあります。
でも、学校選びの時には色々な選択肢があることを提示して
一緒に考えてくれるようなシステムがあってもいいのかもしれませんねぇ。

そして、育成会に入れば何か情報が得られるだろうと入会しれくれました。
仕事もしているので、なかなか集まりに参加するのも難しかったりしますが、
今回参加しれくれて、私もとても嬉しいです。

また、時間がとれるようなら参加してくださいね!


ところで、デジカメを新しくしました。
もちろん個人的に!です。
仕事でもガンガン使います。

まだ使い方はなれないのですが、早速撮影してみました。











うん!前のデジカメよりマクロ撮影が綺麗かも!

どれ、これを持って福祉大会やレクリエーション大会も撮らせていただこうかな!


ご訪問ありがとうございます(F)


とっても嬉しいことがありました(#^.^#)

2015年07月10日 | 就労
最近毎日のように来週の16日(木)に東根市さくらんぼタントクルセンターで開く
地域活性化事業「障害基礎年金」の研修会のことに触れています。

活性化H27


それはどーしてかというと、ぶっちゃけ、参加申し込みの動きがいまひとつなのです。

それでも、会場が東根市なのですが、申し込んでくださった方の中には
なんと、鶴岡養護学校の保護者さんもいらっしゃいましたので、
その重要性や必要性を感じておられるかたは、遠くても申し込んでいただけるのだと
大変驚きもありました。

そしてこの保護者さんは今回の東根市の研修会、地元鶴岡で行う研修会の他、
山形市で開催予定の研修会にまで参加申し込みをしてくださっています。

もっと近くでも同じ研修会を行いますので、
もしかしたら場所を間違って申し込んでしまったのかも!
と思い、確認の電話をさせていただいたのですが、
仕事をしているので、お休みをもらうのに間隔があかないと休みにくい、
という理由で、わざわざ遠い会場のほうへ申し込んでくださったようでした。
仕事を休んでまで研修会に参加してくださるというのは本当にありがたいことです。
休みをとっても参加して良かったと思っていただけるような研修会に
したいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします。




そして、もうひとつ嬉しいことがありました。
昨年、年金の研修会以外ににメールで参加申し込みをくださった方に
今回の研修会のご案内をさせていただいたのですが、
その中のおひとりが、とても嬉しいお返事を下さいました。
メールの掲載をお願いしたら快く了承していただきましたのでご紹介します!

         

お世話になっております。
お忙しい中、研修会の案内ありがとうございます。

年金の研修会も一昨年参加させていただきました。
講師が二関さんでした。
(ちょうど相談支援事業所の登録先を検討している時期でしたので、
即ゆあーずに決めました(笑))
当時、息子は高等部2年でして、「年金」といっても・・・???
正直、知人となんとなく申し込んでみた研修会だったのですが、
参加して本当に良かったと思いました!

来週、息子は18歳になります。
区分判定のため初めて精神科を予約・受診しましたが、
今後の年金手続きを見据えて、医師にもそのお願いをしてきたところです。
年金の研修会に参加させていただいたお蔭で、完璧でないかもしれませんが
自分なりに見通しを持って準備を始められていることに感謝です。

今後も様々な場面できっとお世話になるかと思いますので・・・またよろしくお願いします。

ブログもちょくちょく拝見させていただいております。
共感したり、勉強させていただいたり・・・。
楽しみにしていますのでこれからも宜しくお願いします。

(突然メールしてしまいました。すみません!)


という内容でした!突然のメール、まったく問題ありません!
しかもこのような嬉しい内容のメール、大歓迎ですよ!!!

この後、私が育成会への入会をお勧めした事はいうまでもありません( *´艸`)
どうぞ前向きに育成会の入会考えてくださいね(*´▽`*)

これからもどうぞ宜しくお願いします。


ご訪問ありがとうございます(F)

ボリュームたっぷり!そして午後の部・・・

2015年07月04日 | 就労
障がいのことは全く関係ない話題ですが(*´з`)・・・・

事業所見学の後に新庄養護学校の保護者さんたちとお昼を食べたのですが、
いや~そこの食堂のボリュームがハンパなかったっす!

私は「本日のランチ」唐揚げ4個セット、というものを注文しました。



ボリュームたっぷりです。
ちなみに、ライスの量は大盛り、普通盛り、ミニ盛りとありますが、
私はミニを頼みました。この写真のライスの量で、なんと、ミニなんです!
写真では特に大きく見える感じですが、普通盛りの量で男性用のお茶碗だとの説明だったので・・・
ミニで十分な量ですよね(´・ω・`)
お店の名前に確かに「大盛り」という言葉が入っていたもんなぁ~(;^ω^)

そして、これで唐揚げは4個のハズ!



1個がデカい!!
でも、美味しかったです。

今度ここに来ることがあったら何をたべようかな~
メニューがたくさんあるので悩みそうです!


え~(*^。^*)っと!
話はいきなり変わりますが、
新庄養護学校の保護者さんたちは、せっかく来たのだから
生活介護事業所も見てみたい、とのことでしたので
天童まいづる会のきらりを見学させていただきました。

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きらりは、木曜日の午後は外出の活動になっているそうで
利用者さんたちはいなかったのですが、天童ひまわり園の
利用者さんたちが、きらりの清掃などに来ていました。
自己紹介をしてくれた人もいましたよ!
「T○○です!Tクリーニングの看板娘です!」
シッカリと家の職業の宣伝もしていました( *´艸`)サスガです。

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いろいろ説明してもらったり、見学をさせてもらったりしていたら
山辺町のラベンダー園にドライブに行っていた利用者さんたちが返ってきました。
天童ひまわり園もきらりも、新庄養護学校の卒業生がたくさんいるので
「あ、ひさしぶり~」 「なんか大人になったや~」という声が聞こえていましたよ。

さてさて、再来週の16日には東根市のタントクルセンターで、
「障害基礎年金の研修会」が行われます。
我が子が生きていくためには絶対に必要なものです。
まだまだ早い、なんて思っているとその時期になって大変な思いをすることもあります。
是非、学齢期のお子さんをお持ちの親御さんはお知り合いをお誘いの上
お申し込みをお願いします。


ご訪問ありがとうございます(F)

お土産もらっちゃいました!(事業所見学)

2015年07月02日 | 就労
まずは、就労継続支援A型事業所「マルシェ」さん。
マルシェという名前は、よく使われている”市場”という意味ではなく、
≪丸くなってみんなで支援する≫という意味を込めて「マルシェ」としたそうです。
う~ん、なるほどなぁ~~~( ..)φメモメモ

では、写真を撮らせていただきましたのでご覧ください!

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パワポでこのようなものまで作っていただいて・・・恐縮です!!


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サービス管理責任者の武田さんが説明してくださいました。


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武田さんの説明では、A型事業所といっても、さまざまな考えの事業所があり、
マルシェさんのようにこの事業所を踏み台として一般就労を目指す、という事業所もあれば、
雇用契約を結んでいるのだから、と、しっかり8時間働いて一般就労とほぼ変わりないという
事業所もあるということでした。

そして、先日お伺いした時におっしゃってましたが、
卒業間近になってから焦って事業所探しをするよりも
まだ中学部、小学部の時から卒業後の進路について考えておいたほうがよい、
早すぎるということはない、とのことです。
今日の参加者さんは中学部、高等部はもちろんいましたが、小学部の親御さんも
いらしたようですので、良い経験をなさったのではないでしょうか。

さて、マルシェさんの厨房では調理訓練として、
皆さんの昼食を作っておりました。
特別支援学校の生徒さんが、おひとり、現場実習として来ていましたよ。

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本日の昼食です。盛り付けて見せてくださいました。
とっても美味しそうです!
ここで一から作ったものを食べることができるのですから美味しいですよねぇ~(*´▽`*)

それから、写真は撮ってこなかったのですが食品加工や、倉庫の管理などもやっていて
スタッフ(ここでは利用者をスタッフと呼んでいます)さんたちはきびきびと作業をしていました。

そして、マルシェさんでは余暇活動にも力をいれているそうです。
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今年のお正月に書いた書初めだそうです。

そしてこちらの壁には、スタッフ、支援者みんなの今月の目標が掲げてありました。
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マルシェさんでは、知的障がい者、精神障がい者、身体(聾唖)障がい者の方がいますので、
出勤表や掃除当番表など、それぞれの困り感を軽減させることができるように
いろいろな工夫がされおり、素晴らしいな~と感心しながら見せていただきました。

そしてなんと!見学者全員にお土産まで準備してくださっておられました。
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温かいご飯にのせて食べると最高!だそうですよ。

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本当にありがとうございました。
寒河江のチェリーランドで購入できるようですので、みなさまどうぞお試しくださいませ!




さて、次は就労継続支援B型事業所 寒河江共労育成園です。
こちらは老舗の事業所さんで、上山市にあります「山形育成園」
「ひかり学園」さんと同じ牧人会という社会福祉法人で運営をしています。

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これは何かというと、発達検査の用具を作っています。
この用具で検査した人もいたりしませんか?

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左側がコースターや鏡の図案で、右側が製品です。
日本地図のジグソーパズルも見えますね。

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すごい速さで切り抜いていました。
私だったら・・・できません( *´艸`)

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写真を撮っているときはまったく気が付きませんでしたが、
後ろにある色紙は、マラソンの増田明美さんのサインでは???
いろんな方が訪問しているのですねぇ。


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こちらは草履を作っているようでした。

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袋に入っていて見えにくいですが、
こちらは、天童イオンから委託されている仕事で、
ボールプールのボールを洗ったものだそうです。
一か月に一度ボールを洗っているそうです。

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そして、買ってきました!
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フクロウのキーホルダーですが、材質の違う木材を組み合わせて作る
寄木細工なんですよ。とてもステキです!

寒河江共労育成園さんでは木工製品が有名なのは知っておりましたが、
本当に素晴らしい製品ばかりでした。
利用者さんたちは黙々と働いている方や、
見学している私たちに気さくに話しかけてくる人など、
いろんなタイプの人がいらっしゃるようでしたが
本当に皆さん集中して作業を行っていたことが印象的でした。


A型事業所、B型事業所と見学させていただきましたが
自分の子にはどんな働き方があうのだろう?と考えることができる
良いきっかけができたのではないでしょうか。

マルシェさん、寒河江共労育成園さんどうもありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


ご訪問ありがとうございます(F)

就労セミナーのご案内

2015年07月01日 | 就労
山形県発達障がい者支援センター(県総合療育訓練センター内)より
発達障がい者就労支援セミナーのご案内をいただきましたのでご紹介します。



日時:平成27年8月31日(月)
    14:00~16:45 (受付 13:30~)
場所:山形県村山総合支庁 2F 講堂 (山形市鉄砲町2丁目19-68)

講師:「大人のADHDについて」 
    山形大学医学部附属病院 助教 精神科医師 石井 玄樹 氏

    「ADHDのある方の就労支援」
    山形障害者職業センター障害者職業カウンセラー 小泉 友香 氏

    「障害者雇用の推進について」
    山形労働局 地方障害者雇用担当官 石垣博之 氏

参加費:無料   定員:100名



お申込みや詳しくお知りになりたい方は
山形県立総合療育訓練センター内 
山形県発達障がい者支援センター (担当:藤田・小林)
TEL:023-673-3314  FAX:023-673-3360









※明日、県手をつなぐ育成会地域活性化事業の事業所見学会にご参加くださる方には
   この案内資料もお渡しする予定です。



ご訪問ありがとうございます(F)

紫陽花

2015年06月30日 | 就労
事務局前の公園に咲いていました。



色とりどりの紫陽花です。

紫陽花をみると、やっぱり梅雨なのだなぁ~と思いますね。

さて、いよいよ明後日は、地域活性化事業のひとつになっていますが、
寒河江市の中央工業団地にあるA型事業所「マルシェ」さんと
同じく寒河江市平野にあるB型事業所「寒河江共労育成園」さんの
見学会になります。
働き方の違いや、就労先を決めるときのポイントなどを
勉強できるのではないかと思います。

ご参加のみなさまお気をつけておいでください。


ご訪問ありがとうございます(F)


”きょうだい”と障害について話したことはありますか?

2015年04月30日 | 就労
昨年、手をつなぐ育成会地域活性化事業の研修会のひとつに
「障がいのない”きょうだい”からのメッセージ」というものがありました。




ご自身が障がいのある妹さんがいる”きょうだい”である有馬先生においでいただき
小さいころから感じてきたことや、他の事例なども組み入れながら話していただきました。

そして私たち親は、障がいのある子の方にだけ手をかけていて、
”きょうだい”とはあまり話してこなかった事に気が付いたり
まあまあうまくコミュニケーションが取れているけれど、
障がいについてはあまり話してこなかった。という事に気が付きました。
そして”きょうだい”と、もっとちゃんと話さなければいけない!
と思ったけれど、なかなか言い出すことができずにいたり、
どんなタイミングで、どんなキッカケで話せばいいのかが分からない。
というような声が聞こえてきておりました。

そして、有馬先生の方も、山形県以外での講演会でも
「きょうだいと話さなくちゃ!でもどうやったら話すキッカケをつかめるのかな?」
というようなことをおっしゃっている親御さんをみてこられたようです。
という事で、今回はそのような親御さんたち向けに学習会と相談会を開くことにしました。

【キッカケ】といっても、その家庭環境、きょうだいの年齢や性別などによっても
違ってくると思いますので、皆さんに「こうすればいいですよ!」と同じやり方を示しても
上手くいかないのではないかと思います。

そんなことから、今回はまずコミュニケーションの重要性の学習会をしてから
有馬先生や参加した方々といろいろおしゃべりをしながら知恵を出し合って
自分にあった方法を見つけてみたらどうだろう!という事になり、
学習会のあとはおしゃべり相談会、ということで計画をしてみました。

障がいのある子の事で”きょうだい”には負担や迷惑をかけなくない!
と思っている親御さんはとても多いと思います。
そして、実際に”きょうだい”に対して
「絶対にあなたに迷惑はかけないから大丈夫」と言ったりしています。

では、その【大丈夫】の根拠は何ですか?
そして、その根拠をちゃんと”きょうだい”に話していますか?


”きょうだい”は、親から障がいのある自分の兄弟姉妹の将来についてや
親が亡くなってからはどうすればいいのかを何も聞かされないことに対して
とても不安をもっているそうです。

どうして自分は”きょうだい”に何も話すことをしてこなかったのだろう、
どんな切り口で”きょうだい”に話せばいいんだろう、
という事をみんなで気軽におしゃべりしながら考えてみませんか?

6月11日 木曜日 午前10時~午前12時まで
場所:山形市社会福祉センター 3F
講師:有馬 桃子氏 臨床発達心理士

まだ正式な案内は出来ておりませんが、できましたら発送いたします。



ご訪問ありがとうございます(F)

障がい者の就労 ベーカリーカフェ「アンスリール」(米沢市)

2015年04月22日 | 就労
先週撮った写真をUPする前に、山形市の桜は花吹雪になってしまいました。
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これは先週の事務局前の公園の桜です。
今は落ちた花びらで道路が桜色に染まっています。


昨日と今日の山形新聞に「知的障がい者の働く場」が新しくできたという記事を見つけました。

昨日の記事は、山形県米沢市にある「NPO法人赤とんぼ」さんが作った
カフェ「アンスリール」の記事
1新聞

2新聞 ← クリックすると拡大します
記事によると、調理とパンの製造は職員さんがやるようですね。
そして、接客やパンの包装を6人の障がいのある人たちが行うようです。

昔は、障がい者の作業というと、木工製品や縫製製品などのイメージが強かったですが
だんだん美味しければリピーターが増える食べ物に変わっていき、
そして、作って販売するだけではなく、おしゃれなカフェやレストランまで
経営する事業所が増えてきています。

これは、支援者の方たちが「障がいの有る人たちができること」だけを見るのではなく
「障がいのある人たちがやりたいこと」に目を向けてくれるようになり、
それを実現させるにはどうすればいいのだろう?
という風に意識が変化していったからかもしれませんね。

そして、今日の山形新聞で見つけました。
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こちらは北海道でオープンした「バリアフリーホテルあすなろ」
従業員の半数以上が知的障がい者や発達障害者なのだそうで、
全29室がバリアフリーになっていて、ベッドも電動リクライニング式だそうです。
そして、大浴場は専用の車いすのままお風呂に入れるものだそうですし、
介護リフト付きの家族風呂もあり、事前予約をすれば介助も受けられるそうです。
身体障害者向けのホテルのように感じてしまいますが、
もちろん健常者の利用もできるそうです。

でっかい北海道は、やることもでっかいですね~
確か以前に紹介したことがある和歌山県の南紀白浜のホテル
「ホテルフリーゲート白浜」
紹介したばかりの時は、おかみさんと料理長以外の従業員はすべて
障がい者だったのですが、どうも今のホームページを見るとそうではなくなっている感じもします。
ただ、採用条件には「障がいのある方優先」と書かれているようですので、
障がいの有る人たちもまだたくさん働いているのかもしれませんね。

こんな風に社会の中に普通に障がいの有る人たちが溶け込んで生活していけることが
本来のインクルージョンなのでしょうね。

ご訪問ありがとうございます(F)