山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

ぷれジョブって知っていますか?

2016年06月06日 | 地域福祉
先日、6月2日(木)にビッグウイングを会場に行われた「県民大会」
その大会に参加して下さった会員さんからの情報をご紹介します。

みなさんは「ぷれジョブ」ってしっていますか?
このパンフレットは、鶴岡手をつなぐ親の会の会員さんで、
この事業の代表をしていらっしゃる方からいただきました。




ページを追って順にご紹介します。









この事業は、支援を必要としている子どもたちの就労体験の活動となっていますが、
同時に、地域の方々へ知的障がい者の理解啓発活動にもなっている素晴らしい事業です。

まだ、内陸の方ではこのような取り組みをやっているという情報は入ってきておりません。
このような体験をさせてみたい、同じような事業に興味がある、という方は
「ぷれジョブつるおか」代表の長谷川薫さんからお話を聴けるようにお手配をさせていただきますので
どうぞご連絡をおねがいします。
パンフレットにも連絡先は書いてあるようですので興味のある方は連絡してみてはいかがでしょうか。

ご訪問ありがとうございます。事務局(F)


一緒にすけだちいたそう。

2016年03月07日 | 地域福祉


トートバッグに書かれている言葉です。


先週の2日水曜日~3日木曜日まで、東京の品川で
全国手をつなぐ育成会連合会のフォーラムや会長・事務局長会議・行政説明会が行われました。
山形県からは事務局長が参加させていただきました。

事務局長は本日の午前中は別の会合がありまして、まだ私も詳しい説明は聞いておりませんが、
今朝事務局に来ましたら、私の机の上にドドーン!と資料などが置かれてありました(汗)
その中にあったものをご紹介します。


これは、時々Facebookでも見かけておりましたヘルプマークの実物のようです。

こちらが、実際に助けが必要な人が持つカードと、タグです。



そして、啓発用のトートバッグ、そしてウエットティッシュ、スケール(定規)も入っていました。


【説明書きにはこう書いてあります】
ヘルプマークをしっていますか?
援助が必要な方のためのマークです。
外見からは分からなくても援助が必要な方がいます。
このマークを見つけたら、電車内で席をゆずる、
困っているようであれば、声をかける等、
思いやりのある行動をおねがいします。


義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、
または、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが
外見からは分からない方がいます。
そうした方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、
援助が得やすくなるよう「ヘルプマーク」を作成し、普及に取り組んでいます。

これは、東京都で配布されている物ですが、
今後は全国に広げていく必要があるものだと思います。

一緒にすけだちいたしましょう!



ご訪問ありがとうございます(F)


どこにいても親の気持ちは同じです

2016年01月20日 | 地域福祉
2日続いていた雪で、雪かきも大変でしたが、
ようやく今は青空が見えはじめてきました。
ただ、冬の空は変わりやすい・・・(@_@;)

お隣の研修センターの前の木々には雪の花が咲いています。

今日の通勤時の道路は圧雪・凍結でした。
朝はまだ寒いので良いのですが、これから気温が上がって
凍結した道路の氷が解け始めるとスリップしやすくなりますし、
また、車の往来で凸凹ができてしまうかもしれませんね。

P1202127.jpg  P1202132.jpg


さて、昨日のうちにFacebookページのほうではシェアさせていただきましたが、
ブログでの掲載もご了承いただきましたので、栃木県手をつなぐ育成会の会長さんの
記事をご紹介させていただきます。

ここから引用

「ないない尽くしからの脱出」

、、、、、、、、、

会員さんから良く聞く話です
「自分が病気したら子どもの暮らす場所が心配」
「自分の死んだあとの子どもが心配」

入所施設はいっぱいだし
栃木県では重度の人のグループホーム受け入れがまだまだ少ないです

短期入所は、どうでしょう?
緊急時、受け入れしてもらえなかったという話を聞きます

行動援護など居宅事業所も不足してます

「ないない尽くしからどうやったら脱出出来るのでしょう?」

もちろん、会長の私も
県の自立支援協議会や
県社協がとりまとめている県への要望書などを通して
私たちの子どもを取り巻く厳しい現状を訴えてはいます

でもそれだけでは
間に合いません

市町の会長さん中心に
自分たちの地域で困っていることはないか?足りないサービスは、ないか?
をまとめて自立支援協議会でお話してもらえませんか?
それが地域生活支援拠点を考える大元になります

各市町で元気に明るく育成会活動をしていく
それがないない尽くしからの脱出の一番の近道です

こんなことを会報に書いてます

引用ここまで

ぜひ、この山形県でも市町村支部の会長さんたちにお願いしたいことでもあると思いました。


ご訪問ありがとうございます(F)


ひろげよう 心のバリアフリー

2015年12月02日 | 地域福祉
昔と違って、知的な障がいがあっても、教育は受けられるようになりました。
サービスもどんどん増えてきました。
それもこれも、育成会の先輩会員さんたちがこれまで頑張って活動してきたおかげです。

では、もう育成会の役割はないのか!という話も聞こえてきたりします。
自分たちだけで楽しむレクリエーション活動や研修をやっているだけでは、
育成会の必要性はなっていく、ということは間違いないと私も思っていました。


先日、栃木県にいって参加してきた「権利擁護セミナー」
その中のシンポジウムでお話をしてくれた大田区知的障害者育成会からいただいたパンフレットです。


知的障がい者を理解してもらうための啓発活動に利用しているパンフレットです。



登場しているのは「アンちゃん」と「シンくん」の二人です。
はい(^_-)-☆ここで気が付いた人は頭が柔軟に動いています。
そうです!二人あわせると「アンシン (安心)」になるのです。
小学生などは、すぐに気が付くらしいですよ(^O^)/




このパンフレットをもって、あちらの学校、こちらの集会の場 などに出向いて
「知的障がいのある人」への誤解や偏見を取り払ってもらうための活動をしています。

今回の権利擁護セミナーに参加したことで、ひとつ分かりました。
これからは障がいがある人もない人も、同じ地域で普通に生活するという
共生社会をめざして世の中は動いています。

そうしたら、育成会の役割は・・・
地域の方々に知的障がいのある人への偏見を持たないでもらえるような活動を
積極的にやっていく必要があるのではないかと感じました。

育成会に入ると何をやってくれるの?という個人的なメリットではなく、
私たちの大事な子どもたちが地域の人たちから差別されることをなくす、
そんな活動を力を合わせてやっていく、そうして地域の人たちが知的障がいのある人を
特別な目で見ることがなくなってくれば、自分の子どもへの偏見などがなくなり、
結局はそれが個人的なメリットにもなっていくのではないのかな、と思いました。

そういう活動を兵庫県のぴーす&ピース・千葉県市川市の育成会・東京都大田区育成会
滋賀県育成会は率先してやっているのだという事がわかりました。

そして、会場に参加者として来ていた広島県の育成会の方も、
市川や大田区でキャラバン隊を作って啓発活動をしているのを知って
自分たちも(内容はだいぶパクっていると言っていました)行動を起こしているようでした。

そういう活動を行っている育成会の会員さんたちは、
とてもイキイキとしているように感じましたし、
やりがいをもってこの育成会活動を行っているのだろうと思いました。

若い会員さんがなかなか増えないのは全国どこの育成会も同じのようですが、
このような活発な育成会の活動を見た若い親御さんは、
自分の子も偏見を持たれないようにするための活動なら少しは興味をもってくれるのではないのでしょうか。

だって、将来、自分の子が地域の人たちから差別や偏見の目で見られながら生活するよりも
同じ地域の、いち住民として普通に接してもらいながら生活できる方が
ずっと良いことだと思えるのです。


山形県は共働きの数が全国でもトップクラスですので、
会社を休んでまでそんな活動はできないわ!という人もいるとは思います。
その考えはもちろん理解できます。
でも、会社の有給休暇が何日あるかわかりませんが、
この活動に必要性を感じてくれる会員さんがた~くさんいたとして、その活動に出るために
順番に1年に、1回や2回の有給休暇を自分の子どもの将来のために使っても
罰はあたらないのではないのかな~(^_^;)なんて思ってしまいますが、ダメですかね?


ご訪問ありがとうございます(F)

ふくし祭(天童まいづる会)

2015年09月28日 | 地域福祉
天童市手をつなぐ育成会の事務局をやっていただいている
天童まいづる会が運営している事業所から「ふくし祭」の案内が届きました。




平成27年10月3日(土) 10時より
会場:のぞみ学園・ひかりルーム 天童ひまわり園 きらり


利用者の作品展はもちろんですが、
ステージ発表や模擬店など、毎年大好評の催しがたくさんあります。

毎年、養護学校時代にお世話になった先生方の顔もチラチラ見えますので
あちこちで「あら~、お久しぶりですぅ~」なんて声が聞こえてきますよ。

お時間の合う方はどうぞ足をお運びくださいませ!


ご訪問ありがとうございます(F)

学生さんとの面談

2015年08月22日 | 地域福祉
先日、天童市に新しく開設された事業所「天花」さんの2階会議室で
東北福祉大学の学生さんたちと面談をしてきました。



東北福祉大学の都築教授が愛泉会の理事になっているということもあり、
学生の教育の一環として、天童市内で生活する障害者の地域生活課題について
調査を行いたいということで、愛泉会を通して協力依頼がありました。

もちろん、愛泉会のサービスを利用している天童市の方には
協力の依頼がありましたが、私のほうには、そのほかに協力してくれる人を
何人か紹介してほしいとのことでした。
で、何人かに声をかけさせていただきご協力いただけることになりました。

調査に協力いただくのは、保護者だけではなく、民生児童委員の方や
天童市社会福祉協議会などにも協力いただいたようです。




調査日は19日~21日までの3日間。
この2階の会議室で、学生さんと1対1、または2対1で行いました。

質問はおそらく全員に同じ質問だったのだと思いますが、
自分以外の方がどのような事を伝えたのかは解りません。

学生さんの説明によると、私たちから聞き取りしたことは
天童市役所と愛泉会へも提出するとのお話しでしたが、
この調査に協力した方々にも、教えていただけるとありがたいです。

障がいのある人が安心してこの天童市で生活していくために必要なことはなんですか?

これは障がいのある本人の年齢や程度によって、
さまざまな回答があったのではないかと思われますが、
サービスの種類やハード面の他に
人々の意識も重要なポイントになるような気がします。
まぁ、私がそう思っている、ということですけれどもね!


今回の協力依頼に私が声をかけさせていただいた方は
みなさん快く引き受けてくださいました。
本当にありがとうございました。


ご訪問ありがとうございます(F)


◆キッズサポートことばのつばさ(開所)新庄市

2013年11月07日 | 地域福祉
昨日、新庄市若葉町に知的や発達などの障害がある子どもを支援する
通所施設「キッズサポートことばのつばさ」が開所式を行いました。

今朝の山形新聞にも掲載されておりましたが、NPO法人ウイングが運営します。
理事長は岸 正悟氏、管理者は岸 総一郎氏です。

理事長の岸 正悟氏が福島県で言語聴覚士として活動をしていたのですが
古里の新庄市で障害のある子どもたちの支援をしたいとの思いで
準備を進めてきたのだそうです。

スタッフは、言語聴覚士のほか、保育士、児童支援員などで構成され、
未就学児から高校生までを対象に、一人一人の子どもに合わせた
プログラムを組んで支援にあたってくれるようです。

新庄市には児童の通所施設が1ヶ所しかなかったので、
これからは、自分のお子さんに合った施設を選んで利用することができるようになり、
保護者の方々も大変喜んでいるのではないかと思います。

明日、新庄市で研修会があるので見学に行ってみたいな~(F)

◆新庄市に一体型共同生活援助・共同生活介護の施設ができました

2013年10月10日 | 地域福祉
(株)フクシア さんから、新庄市に新しい福祉施設ができた
というご案内をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

(株)フクシアさんとは、「本人のための本人による防災ポスター」がご縁で
県育成会事務局の八鍬とつながりを持つことができました。


この度、新庄駅近くに全個室で広々マンションタイプの施設
「あじさい館・新庄」が平成25年10月10日(木)本日オープンです。



障がい者総合支援法による一体型共同生活援助・共同生活介護
定員20名、夜勤者も24時間常駐する安心の施設です。

利用基準
障がい者福祉サービス受給者証を取得されている方、
または取得される方となります。

居室タイプ:1K・1R・2DK(計20室)
家賃月額:25,000円~35,000円
全室TV・エアコン・ベッド・洗面台を完備
   バス・トイレ別です。

要援助者・要介護者用浴室を
  1階共有部分に別途3室、共有洗濯機3台完備

施設より
地域との交流を大切にボランティア活動等に
積極的に参加させていただきます。
また利用者の皆さまへ日々季節の新鮮な食材を利用し
手作りでの食事の提供をいたします。


            


ということで、先日5日と6日は内覧会があったようです。

詳しくお知りになりたい方は下記へご連絡をお願いします。

あじさい館・新庄
〒996-0026 新庄市大町2-59
電話:0233-32-1371 FAX:0233-32-1372

株式会社 フクシア
担当:榎本 久栄(えのもと ひさえ)



◆第11回ふくし祭のご案内(天童市)

2013年10月01日 | 地域福祉
天童市の障がい者施設が合同で行う「第11回ふくし祭」のご案内です
第39回のぞみ学園・のぞみ光の家祭
第31回天童ひまわり園祭
第 2回きらり 祭


この3施設の合同のふくし祭が第11回目ということです。



地域・施設そして共生

10月 5日(土) 10時より
会場:のぞみ学園・のぞみ光の家 天童ひまわり園 きらり

利用者創作展 絵画、はり絵、手作り小物など
ステージ発表 利用者のみなさんによる明翔太鼓、合唱、コーラスなど
模擬店  焼きそば、手打ちそば など
フリーマーケット
各施設の製品販売 木工品、縫製品、牛乳パックいす、手芸品、花苗、野菜 など


問い合わせ先
「き ら り」 天童市矢野目2215 TEL:023-674-6881


ご案内 
お互いの交流を深め、地域に根ざした施設を目指すため、
ふくし祭を行います。
皆さまのおこしをお待ちしております。


今年も、天童市にある障がい者福祉施設の合同のふくし祭が行われます。
毎年、好評の手打ちそばや、行列ができるほど並んで購入しなければならない
ライオンズクラブさんの焼きそばetc・・・
あっつい、食べ物の紹介だけしてしまう・・・
就学前の可愛らしい子どもさんから、力強く太鼓の演奏をしてくれる
皆さん、それに地域の皆さんの出し物まで、素晴らしいステージ発表や
いろいろな模擬店もありますよ。

お近くの方は是非、足を運んでみてくださいね。
今年も「きらり」のクレープあるのかなぁ~?(F)



ノーマライゼーションに関する論文

2013年09月28日 | 地域福祉
 厚労省による相談支援事業にかかる調査は、昨日(平成25年(2013年)9月27日(金))で最終とする。
 内容が専門的になりすぎるので、ブロガーとしてもいまいち乗りが良くなかったのが本音。
 本日(平成25年9月28日(土))から、学生の卒業論文を引用していく。
 以下の論文である。

http://www2.aasa.ac.jp/faculty/tagen/thesis/2007/pdf/04058BMU.pdf

2007 年度卒業論文
知的障害者と地域社会のノーマライゼーションの一考察
—— スウェーデンと日本の先進的事例を通して ——
愛知淑徳大学
文化創造学部文化創造学科多元文化専攻
04058BMU 高 橋 佳 津

まず、本日は目次のみ。 
  
************************************************

【引用始め】


目次
1. はじめに …………………………………………………… 1
1.1. なぜこのテーマを選択したか ………………………. 1
1.2. なぜ知的障害者なのか ………………………………. 4
2. 日本社会における障害者福祉の現状 ……………………. 6
2.1. 知的障害者の現状 ……………………………………. 6
2.2. 知的障害者支援の現状と課題 ………………………. 11
2.2-1. 在宅支援 ………………………………………… 11
2.2-2. 施設支援 ………………………………………… 12
2.3. 近年の福祉の動向 ……………………………………. 16
3. 知的障害者と障害者自立支援法 …………………………. 18
3.1. 日本の知的障害者施策の変遷 ……………………… 18
3.2. 障害者自立支援法の概要 …………………………… 19
3.3. 障害者自立支援法の課題と展望 …………………… 23
4. スウェーデンにおける施設解体 ………………………… 28
4.1. スウェーデンの社会福祉政策 ……………………… 28
4.2. 脱施設化の意義 ……………………………………… 30
4.3. 施設解体から地域生活移行へのプロセス ………… 33
4.4. 施設解体の結果と課題 ………………… 35
4.4-1. 結果 ………………………………………………. 35
4.4-2. 課題 ………………………………………………. 37
4.5. スウェーデン型福祉モデルの日本への適応性 ……. 38
5. 地域生活のための基盤作り ……………………………... 40
5.1. 事例研究にあたっての条件設定 …………………. 40
5.2. 必要とされる社会資源と支援のあり方 …………. 40
5.2-1. コーディネーター ………………………….…. 40
5.2-2. グループホーム ……………………………….. 41
5.2-3. レスパイトサービス ………………………….. 43
5.2-4. 就労支援 …………………………………….…. 44
5.2-5. 地域生活移行支援 …………………………….. 53
6. 地域におけるノーマライゼーションの実現にむけて … 61
参考文献 …………………………………………………………. 62
謝辞 ………………………………………………………………. 64

【引用終わり】

*************************************************

 内容的には充実したものである。
 例によって、少しずつ引用していく。
 ご期待(そうでもないか)あれ。
 そんなのまどろっこしいという人は、掲載ページのアドレスにまっすぐアクセス。
 (ケー)

◆福祉サービスの苦情を受け付けています!

2013年07月09日 | 地域福祉
現在利用している福祉サービスについての苦情があるのだが
事業所へは言いだしにくい・・・
申し出したが適切な対応をしてもらえなかった

というようなことで悩んでいませんか?
そんな時には、「山形福祉サービス運営適正化委員会」へご相談ください。
相談はすべて無料ですし、秘密は守ります。

クリックすると拡大します


苦情相談できる「福祉サービス」
児童、障がい、高齢者 などに対して、
在宅や福祉施設で提供される福祉サービスです。

TEL:023-626-1755
FAX:023-626-1770
e-mail:unteki@ymgt-shakyo.or.jp


クリックすると拡大します

苦情解決制度とは

・職員の対応が悪い
・職員に嫌なことを言われた
・詳しく説明してくれない
・苦情を申し出たが改善されない
・施設利用中にケガをしたが誠意ある対応がなかった
・思っていたサービスと違う

現在、ほとんどの福祉サービスの利用・提供については、
利用者と事業者(サービス提供者)が対等の立場に立った「契約」に基づいてなされています。
この福祉サービスの利用に関し、当事者間で上記のような問題が生じたとき
それらを解決する方法の一つとして、苦情解決制度が社会福祉法に規定されています。


福祉サービスに関する苦情や解決は
苦情受付担当者、苦情解決責任者、苦情解決第三者委員などが
設置されていますので、利用者と事業者が自主的に解決できるのが一番です

ですが、申し出たが解決できなかった。
または、利用者が事業者に直接申し出ることが言いだしにくい
などという場合がありますので、
その場合にこの「運営適正化委員会」に申し出ることができます。


クリックすると拡大します

クリックすると拡大します


山形県福祉サービス運営適正化委員会(運適)
住所:山形市小白川町2丁目3-31
   山形県総合社会福祉センター内
TEL:023-626-1755 FAX:023-626-1770

山形県手をつなぐ育成会が入居している建物と同じです。


福祉サービスを利用していて、これはちょっと・・・というようなことがあった場合
特に、私たちの子供のような知的障がいがある利用者だったりすると、
本人はなかなか実情を訴えることが難しいとおもいます。
代わりに親が苦情を・・・と思っても、
「こんな大変な子をみてもらっているのだから、苦情なんて言えない」と
何もいえない親御さんがたくさんいます。
なかには、子供のためだから私は言う!という親御さんもいらっしゃいますが
苦情を言った途端、職員さんたちの態度があからさまに以前とは変わった。
という経験を持つ親御さんもいらっしゃいます。
ですが、苦情は言えない・・・と我慢している親御さんの方が
はるかに多いことは間違いありません。
そのような時には、この制度を利用してはいかがでしょうか。

とはいっても、そこまで話を大きくしたくない、今利用している事業所から
見放されたら、ほかに利用できる事業所が近くに無いんだもの・・・
という声も聞こえてきそうではありますが・・・
でも、今の現状で一番我慢しているのは誰なのか、一番苦しんでいるのは
誰なのかということをよく考えてみる必要があるということだと思います。
我慢して一番つらい思いをしているのは、大事な子供です。
勇気をもって相談してみてください(F)



◆厚生労働大臣より感謝状(宮城県育成会)

2013年05月06日 | 地域福祉
いつもお世話になっている宮城県手をつなぐ育成会が
厚生労働大臣より感謝状をいただきました。



宮城県知的障害者福祉協会と宮城県手をつなぐ育成会と一緒に立ち上げた
「障害児・知的障害者関係団体 災害対策連絡協議会 宮城対策本部」
の活動が認められての事のようです。

震災後の安否確認からはじまり、どんな支援が必要か丁寧に
聞き取りを行っていかれたようです。

先が見えないうちから、とにかく知的障がいのある人や家族のために
一歩ずつ前に進もうと努力した方々の活動に対するものだと思います。

おめでとうございました。
そしてこれからもよろしくお願い致します(F)

◆「わっしょい!」開所(村山市)

2013年04月04日 | 地域福祉
村山市に多機能型事業所「わっしょい!」と
放課後などのデイサービス機能を備えた
「総合福祉支援センター」が4月2日火曜日に
村山市の旧村山保健所にオープンしました。

村山市社会福祉協議会が設置、運営をします。


昨日の山形新聞にも掲載されていました


初年度は30人を受け入れ、2015年度には
定員を50人に拡大するとのことです。

この施設は、村山市社会福祉協議会が県から無償で借り受け
延べ床面積1303平方メートル。
訓練・作業室、生活介護室、多目的室、相談室など
11部屋があるということです。

村山市には、学校を卒業してから受け入れてくれる事業所が
なかったので、ほとんどの方は市外の事業所に通っていました。
ほんとうに良かったですよね。  

村山市手をつなぐ育成会の事務局は社会福祉協議会さんが
やってくださっておりますので、先月(3月14日)開催した
支部会長と事務担当者合同研修会の時に参加してくれた担当者の方に
「4月から開所ですね。すごいですね~頑張りましたよね~
と声をかけたのですが
「ありがとうございます。でも、元々は
  育成会の会員さんが声をあげたから動いたんですよ」
とおっしゃっていました。

最近の育成会は動きが停滞しているようなイメージがありますが
なかには、地域の育成会が発信したことで、こんなに素晴らしい
成果が出ている所もあるじゃないですか

ずっと昔に聴いた講演会で、講師の先生が
「ひとりだけの要望はわがままだと言われるが
それがたくさん集まればニーズになる」
とおっしゃっていました。
やっぱり、集団・人数の力は大きいものだということでしょうね(F)


◆介護タクシー

2013年01月23日 | 地域福祉
1月23日(水)
今朝は濃い霧が発生して視界が良くないうえに
道路は濡れているのか凍結しているのか
判りにくい状態でした。

今朝は通勤途中、3台の車の玉突き事故
路肩の雪に突っ込んでしまった車がありました。

注意して運転しなくちゃと思っていたのですが
私の車の後ろを走っている車が車間距離をとっていない
「おいおい私が急ブレーキを踏んだらどーするのよ
と心のなかでぼやきながらなんとか無事に事務局へ着きました。

途中、メディアセンターの所の交差点で信号待ちをしていたら
前に止まっていた車に目がとまりました。


介護タクシーです


山形市にはあるんだな~天童市ではあまり聞いた事がないな・・・
と思い調べてみました。

介護タクシー めだかHPへリンクします

介護タクシー 走蔵 HPへリンクします

どちらも山形市で営業をしているようですが、走蔵さんでは
天童市のタクシー券も使えるようです
ブログに書いてあるのをみつけました。

ブログ記事投稿記事にリンクします。

しかも、コメントを寄せているのは、ひょっとして
私も良く知っている人ではないか?
いや、名前からして間違いないし、内容も的を得てます
相変わらず、勉強熱心でいろんなところへアンテナを張ってます
さすがですね~
実際に利用してみたのでしょうかね~

デマンド型タクシーは安価ですし、それで大丈夫な人は
良いのですが、乗合型では利用が難しい人にとっては、
この介護タクシーは大変ありがたいものだと思います。

私も勉強不足で、県内にどれくらい介護タクシーがあるのかは
判りませんが、まずは市町村を越えてタクシー券が
利用できるようになってくれると助かりますよね。

市町村役場では、認可したことを地元の相談支援事業所へ
情報を入れてもらえると、利用側としても相談支援事業所としても
ありがたい話なのですが・・・
どうでしょうかねぇお願いします(F)


◆山形県・山形新聞社・山新親交会の協定締結

2013年01月16日 | 地域福祉
山形県健康福祉部障がい福祉課から事務連絡が入りました。
すでに、県内支部育成会事務局にはメールにて連絡済みです。

高齢者や障がい者などの要援護者等の
地域における見守り活動を支援するため、
昨年末、12月27日付けで、山形県と
山形新聞親交会、株式会社山形新聞社との
見守り協定が締結されました。

  地域の見守り活動に関する協定書(抜粋して掲載します) 

目的
この協定は、山形新聞親交会、(株)山形新聞社、山形県が連携し
高齢者や障がい者などの要援護者や子どもの安全を見守り
適切な支援につなげることにより、誰もが住みなれた地域で
安心して暮らせる地域社会を構築し、もって地域福祉の
向上を図ることを目的とする。

山形新聞親交会の協力内容
日常業務の範囲内において、玄関や郵便受けに新聞や
郵便物が溜っている、洗濯物が取り込まれていないなど
住民の日常生活に異変を感じた場合は、速やかに
市町村に連絡するものとする。
ただし、緊急の対応を要する場合は、警察等へ通報するものとし、
あわせてその状況を市町村に連絡するものとする。

(株)山形新聞社の協力内容
山形新聞親交会の見守り活動が円滑に実施できるよう
支援するものとする。

山形県の協力内容
山形新聞親交会に対して、地域の見守り活動に必要な
情報の提供に努めるものとする。
県は、市町村に対して、協定の趣旨を周知し、
協力を求め、山形新聞親交会の見守り活動が
円滑に実施できるよう支援するものとする。



一部ですが、重要と思われる部分を抜粋して書き出しました。
有効期間は、平成26年の3月31日までとなっておりますが
三者のいずれからも文書による終了の意思表示がない場合は
1年間、期間が延長され、以後もまた同様となるようです。

昨年、全国各地で起こった孤立死や孤独死などのニュースを見ると、
新聞配達員の方が異変に気がついたというような
事も報道されておりましたので、この取組みは大変有意義な
ものなのではないかと思います。

山形県健康福祉部長名で、県内市町村長宛にも
同じ文書がすでに送られているようです。

各市町村からは必要に応じて、民生委員・児童委員、福祉協力員
身体・知的障害者相談員、社会福祉協議会などへ見回りを
依頼することもあろうかと思います。

見守りは新聞配達員の方がやってくれるのだから大丈夫と
安心するのではなく、私たちもご近所に高齢者の方だけの世帯とか
障がい者がいるような世帯には、普段からちょっとだけ気にかけて
おくような気持ちをもっていれば、悲惨な事態は防げるのだと思います。
私たちも協力できるものは協力していきましょう(F)