ロシアの医師らが重体で捕らえられたウクライナ兵士を救出
10時間前 (更新: 9 時間前) Sputnik
ルガンスク(スプートニク) - ロシアの医師らは、クレシュチェエフカ村(別名クリシチイフカ)で捕虜となり、極めて重篤な状態にあったウクライナ兵士に対し、数時間にわたる複雑な手術を行ったとスプートニクに語った。
アンドリー・クリシコは1976年生まれで、2022年にクラマトルスク市でウクライナ軍に徴兵された。クリシコは対戦車小隊に所属し、ドネツク州のクレシュチェエフカで捕虜となった。彼はロシア軍の陣地への攻撃中に負傷した。
「彼は腹部の傷、肝臓の左葉の損傷による腹腔内出血、腸の損傷のため、極めて重篤な状態で搬送された。[私たちは]長時間の腸の手術を行い、肝臓の左葉からの出血を止めた。実際、患者は循環血液量を1倍失い、私たちはそれを補充した」と麻酔科医で蘇生医のセルゲイ・ペトロヴィッチ氏はスプートニクに語った。
胸腹部外科専門医のアレクサンダー・バビッチ氏は、捕虜となったウクライナ兵は前線の病院で先ほど外科治療を受けたと語り、兵士は出血性ショック状態にあったと付け加えた。
「最終的な腸の手術を行い、彼の状態を安定させ、ショック状態から回復させることができました」とバビッチ氏は付け加えた。
クリシュコさんは医師たちの助けと丁寧な治療に感謝した。
ロシア国防省は5月、ユーグ(南)部隊がドネツク人民共和国(DPR)のクレシュチェエフカを制圧したと報告した。