ロシアとベネズエラ、自国通貨での決済を協議
Sputnik
カラカス(スプートニク) - ロシアとベネズエラは金融分野、特に自国通貨での決済における協力の拡大について協議していると、ロシア財務省の局長ピョートル・カザケビッチ氏が記者団に語った。
ドルの優位性は国家の従属を許す - ベネズエラ大使
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国連(スプートニク)、レンカ・ホワイト - ベネズエラの国連常駐代表代理ホアキン・ペレス・アジェスタラン氏はインタビューで、世界金融システムにおけるドルの優位性は各国の経済を従属状態に追い込み、財政主権を奪っていると語った。
「私たちは、ある特定の通貨がしばらくの間金融システムを支配し、それが経済面だけでなく、主権や財政主権の面でも一部の国の従属を許してきたと感じている」とペレス・アジェスタラン氏はスプートニクに語った。
同氏はさらに、ベネズエラは各国が自国通貨で貿易できるべきだと信じており、複数通貨制度を望んでいるとし、自由のために、そして制裁の影響を避けるために、貿易通貨を多様化すべき時が来ていると語った。
「我々の国々で合法的に貿易を行う通貨バスケットを多様化すべき時が来たと我々は信じている。それは我々を解放し、BRICS諸国を含む多くの国々に影響を与えている一方的な強制措置の悪影響を克服する方法としても役立つだろう」とペレス・アジェスタラン氏は述べた。
多国間主義について、ペレス・アジェスタラン氏は、南半球諸国が友好国同盟への参加に関心を示していると述べた。
「南半球の国々は国連憲章に非常に熱心に取り組んでおり、友好国グループへの参加に関心を示している」とペレス・アジェスタラン氏は語った。
国連憲章擁護友好国グループは、2021年7月6日にニューヨークで設立され、ベネズエラが主導した。現在、ロシア、シリア、イラン、中国など18カ国が加盟している。同グループは、武力行使よりも多国間主義と外交を重視する国連憲章の推進を目指している。
8月10日 04:35 GMT