アイリス あいりす 

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【5次】エゴはペインボディとひとつになりたがる エックハルト・トール著 The power of now より

2019-12-24 13:55:41 | 5次元への道

♬ この本の日本でのタイトルは、「さとりをひらくと、人生はシンプルで楽になる」です。

エックハルト・トール「さとりをひらくと、人生はシンプルで

楽になる」より

 

 

第3節 エゴは「ペインボディ」とひとつになりたがる・・・・・・・p62

 私がここで説明した、「いまに在る方法」は極めてパワフルであると同時に、とても簡単に実行できます。子供にさえ教えることが可能です。そう遠くない将来に、子供達が学校でならうことの一つになれば、と願っています。

 ただし、ペインボディが消えて行く時に、拒絶反応が起こる可能性もあります。人生の大半をペインボディとひとつになって過ごしてきた人や、ペインボディをアイデンティティの拠り所にしてきた人の場合は、特にそれが言えます。つまり、ペインボディに基づいて、「不幸な自分」というイメージを作り上げ、このでっちあげの自分を「ほんとうの自分」だと信じ込んでしまっている場合です。

 こういったケースでは、「自分自身を失ってしまうのではないか」という恐怖心が、拒絶反応を引き起こしてしまうのです。言い換えるなら、未知なる世界に足を踏み入れ、居心地のよい「不幸な自分」を失うリスクを背負うよりも、いっそのこと痛みに浸りきって、「痛みそのもの」でいることを望んでしまうのです。

 このケースにあてはまると思う人は、自分の拒絶反応のようすを観察してみてください。過去の痛みに愛着心がありませんか? 感覚を、よーく研ぎ澄ませましょう。「不幸な自分」というイメージを抱くことで得られる、独特の満足感に注意するのです。「不幸な自分」について話さずにはいられない。考えずにはいられない、という強迫的な傾向はないでしょうか?

 あなたがしっかりと意識すれば、その傾向は消えていきます。このようにして「いまに在る」とペインボディは溶けてしまいます。

 ペインボディに変化を起こさせるのは、自分だけです。誰かがあなたのペインボディを溶かしてあげることは、できません。

 しかし、幸運にも身近にしっかりと「いまに在る」人を見つけられたら、その人物と一緒に過ごす事をお勧めします。「いまに在る」人のそばにいると、自分も比較的簡単に「いまに在る」ことができるからです。その人といる事が、自分自身の「意識の光」を強くするのです。発火したばかりの薪も、燃え盛る薪のそばにしばらくおかれると、勢いよく燃え始めるのと同じ原理です。つまるところ、炎は炎に変わりありません。・・・・・・・p63

 

(♬次回は、恐れの正体とは、です)


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