2016年09月28日20時29分
http://parstoday.com/ja/news/world-i1747 より転載
テロ組織・ヌスラ戦線の幹部が、アメリカから支援を受けていることを明らかにしました。
ロシアトゥデイによりますと、ヌスラ戦線の幹部の一人は、ドイツ語の雑誌のインタビューで、「我々はアメリカに支援されている」と語りました。
また、現在、ファトフシャーム戦線に名を変えたこの組織は、サウジアラビア、カタール、クウェートの資金援助を受けており、必要な軍備や戦車をトルコ経由でリビアから手に入れているとしました。
さらに、アメリカによる対戦車ミサイルの移送に感謝を述べ、「このミサイルは直接、ファトフシャーム戦線に供与された。これらのミサイルは特定のグループに引き渡された」と述べました。
アメリカ国務省のトナー報道官は、この主張を否定しながらも、中東におけるアメリカの同盟国がテログループに武器を供与している可能性を認めました。
シリアの国会議長は、26日月曜、テヘランで、「アメリカ政府は、シリアで活動するISISなどのテログループを支援している」と語りました。