ハフィントンポストより転載しました。http://www.huffingtonpost.jp/2015/11/01/google-search-result-to-delete-tokyo_n_8447356.html?utm_hp_ref=japan
歯科医の逮捕歴、Googleに検索結果の削除命じる 東京地裁が仮処分
グーグルに検索結果削除命じる仮処分 職業絡みの逮捕歴
グーグルの検索により、不正な診療行為での逮捕歴がわかるとして、現役歯科医が検索結果の削除を求めた仮処分申請に対し、東京地裁が表示を消すようグーグルに命じる仮処分決定を出していたことがわかった。「歯科診療での不正」という社会の関心が高い情報であっても、一定期間が過ぎれば検索結果から消すべきだとの判断を示した。
歯科医の診療上の犯罪は、診療を受けようとする人にとって関心事のひとつだ。こうした「職業にかかわる犯罪歴」の表示を消すよう命じた司法判断が明らかになるのは初めて。
関係者によると、歯科医は5年以上前、資格のない者に一部の診療行為をさせた疑いで逮捕され、罰金を命じられた。その後、グーグルで名前などを打ち込むと、逮捕を報じるニュース記事を転載したサイトが検索結果に表れた。逮捕歴の表示は更生を妨げ、人格権を侵害すると訴えている。
(朝日新聞デジタル 2015/11/02 05:02)
優先すべきは知る権利か、人格権か 検索結果削除めぐり
検索結果を消すべきかどうかの判断は、検索サービスを使う人たちの「知る権利」と、法を犯した人の更生のどちらが優先されるかで変わってくる。
これまでの多くの司法判断では、問題のある情報を消すべきなのはブログや掲示板など元々の情報発信者だとされてきた。検索サービスは、ネット上の情報を機械的に仕分け、各サイトに行き着くのを手伝うだけだ、との考え方があった。
例えば、盗撮で逮捕された男性が検索結果を消すようヤフーに求めた訴訟で、京都地裁は昨年8月、ヤフーが自ら逮捕事実を表示させたわけではないとして削除を認めなかった。
しかし、検索結果でも消すべき場合があることを認める仮処分決定がこのところ、相次いでいる。
東京地裁は昨年10月、過去に反社会的集団に所属していた事実を消すよう命じる決定を出した。検索結果の表示も「人格権を侵害する」との判断を示した。
犯罪歴を消すよう命じる仮処分決定も出ている。さいたま地裁は、女子高生にわいせつな行為をして逮捕された過去を表示する検索結果が、その男性の立ち直りを妨げると判断。「逮捕歴を公表されないことが、社会の一員として復帰して平穏な生活を送り続けるために重要だ」と指摘した。
(朝日新聞デジタル 2015/11/02 05:04)
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♫ 犯罪を犯しても、その職業が続けられるのですが、問題なのは、それを患者が知りたいかどうかです。
近所の噂では、当然広まっていますが。その枠にいない人には、解らないからです。
過去に犯した、罪について内容が問題です。わいせつな行為をした医師に、見てもらいたい女性はいませんから。病院へ通いだしてから、このような噂を耳にするのも、嫌なものです。
これは女性は知りたいですね。近所の医者を調べるのは、早いほうがいいのかもしれません。
別の意味で、下着ドロボーをしていたという、議員とは、握手もしたくないですよね。