ツイッターより転載しました。
もし今夏中にTPP交渉が妥結できず、2年間空白の事態になれば、間違いなくその間にRCEPが纏まる。米国抜きの、ASEAN+日中韓+印豪NZの貿易ルールが合意になる。Blogの記事に書いたとおり、ASEANの経済統合がRCEPの軌道で進められる。米国のアジア戦略は破綻だ。
経済産業省より転載しました。 http://www.meti.go.jp/policy/trade_policy/east_asia/activity/rcep.html
1、概要
RCEP(Regional Comprehensive Economic Partnershipの略、アールセップ)は、日中韓印豪NZの6カ国がASEANと持つ5つのFTAを束ねる広域的な包括的経済連携構想であり、2011年11月にASEANが提唱しました。その後、16カ国による議論を経て、2012年11月のASEAN関連首脳会合において正式に交渉が立上げられました。
RCEPが実現すれば、人口約34億人(世界の約半分)、GDP約20兆ドル(世界全体の約3割)、貿易総額10兆ドル(世界全体の約3割)を占める広域経済圏が出現します。
2、会合の結果
2012年8月、RCEPについて議論するために、ASEAN+FTAパートナーズ経済大臣会合が初めて開催されました。それまでは、東アジア地域における経済連携については、東アジア(ASEAN+6)経済大臣会合及びASEAN+3経済大臣会合において議論されてきましたが、RCEPの議論が本格化したことを受けて、RCEPについては新たにASEAN+FTAパートナーズ経済大臣会合を立ち上げて、議論することになりました。参加国は、ASEAN10カ国に加えて、ASEANとFTAを締結している日中韓印豪NZの6カ国のあわせて16カ国です。ASEAN+FTAパートナーズ経済大臣会合では、物品貿易、サービス貿易、投資の自由化に関する検討の進捗を確認するとともに、RCEPの交渉の目的や原則を示した「RCEP交渉の基本指針及び目的」がとりまとめられました。
2012年11月にはASEAN関連首脳会合において、RCEP交渉開始式典が開催され、16カ国の首脳が「RCEP交渉の基本指針及び目的」を承認し、RCEP交渉立上げを宣言しました。
これを受けて2013年5月、ブルネイでRCEP交渉の第1回会合が開催されました。
■RCEP交渉第1回会合(2013年5月9日-13日、ブルネイ・バンダルスリブガワン)
第1回会合では、高級実務者レベルの貿易交渉委員会(Trade Negotiating Committee)に加え、物品貿易、サービス貿易及び投資に関する各作業部会(WG)が開催され、交渉の進め方や、交渉分野等について議論されました。
- 共同記者声明(英語[Web・PDF]
- 報道発表(経済産業省)
(参考)
■ASEAN関連首脳会合(2012年11月20日、カンボジア・プノンペン)
過去のASEAN+FTAパートナーズ経済大臣会合、ASEAN+6/ASEAN+3の共同声明はこちら
3、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)
1.RCEPの概要
・RCEP(Regional Comprehensive Economic Partnershipの略、アールセップ)は、日中韓印豪NZの6カ国がASEANと持つ5つのFTAを束ねる広域的な包括的経済連携構想であり、2011年11月にASEANが提唱したものです。
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◆ このような構想があったこと、知りませんでした。なおさら、福島の汚染問題をきちんとしてほしいですね。汚染については、今だに政府はいい加減です。さらに、福島の原発事故以来の危険が今再来して、地下でメルトダウン寸前だということですが、これについてもまったく公にされていません。真実を探すでは福一カメラが真っ白になっているということです。誰かがカメラをふさいでしまったのでしょうか?