アイリス あいりす 

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高校の模擬投票にも教育委員会が目を光らせる<2079>

2015-07-09 13:27:05 | 社会問題 日々雑感

http://mainichi.jp/select/news/20150709k0000m040106000c.html より転載しました。

安保関連法案:立命館宇治高 生徒ら討論と是非の模擬投票

毎日新聞 2015年07月08日 22時07分(最終更新 07月09日 06時50分)

 来夏の参院選から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下がる中、京都府宇治市の私立立命館宇治高校で8日、安全保障法制の是非を問う模擬投票があった。この日、自民党文部科学部会が、教員が政治活動の制限に反した場合は罰則を科す提言を安倍晋三首相にした。教育現場での政治的中立について議論がある中、識者は「高校生であっても自由な議論の場は必要」と同校の取り組みを評価している。

 政治・経済を担当する同校の杉浦真理教諭(51)の授業で、2年生たちは6月中旬からテレビの討論番組を見たり安保法制について議論したりしてきた。安保法制に賛成、反対の立場から学生団体が開いた公開討論会も聞くなどした。

 投票は任意で「有権者」は2年生約290人。宇治市選挙管理委員会から借りた投票箱などを使い、昼休みと放課後に投票した。インターネット投票も6〜8日に受け付けた。

 2年の宮本萌さん(17)は「安保法制によって軍事的抑止力が高まるから良いとの意見もあるが、戦争が起きる可能性がなくなるわけではない」として反対票を入れた。「有権者」ではないが特別参加した1年の花田雷覇さん(16)は、「自分の国は自分で守らなければならない」と賛成票を入れ、「模擬投票は政治について考えるいい機会」と話した。

 投票結果は10日に発表されるが、ネット投票の参加率が比較的高いという。選管役をした2年の小池菜夏さん(17)は「安保法制を十分に理解していない人や、投票が面倒だと感じている人もいる」と、関心を集める難しさを語った。杉浦教諭は「賛成、反対双方の情報を等しく提供し、中立性に配慮した。生徒には物事を調査研究し、より良い考えを社会に提供する力を身につけてほしい」と話している。

 岩井奉信・日本大教授(政治学)は「僕らが高校生の時はちょうど日米安保の是非が問われた頃で、授業がそのまま討論会になっていた」といい、「投票権の有無に関わらず、時代の大きな問題を考えることは常に必要。教員の押しつけはだめだが、自由闊達(かったつ)な議論の場を提供することに何ら問題はない」としている。【川瀬慎一朗】

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◆ かつて私の通っていた高校で、生徒によるボイコットがありました。国体の為に来る日も来る日、も授業を削られて、3年生はカンカンになってしまったのです。全国の高校生が受験の為に勉強をしているのに、なぜ授業を削ってまでこのようなことをするのか。というのが理由でした。練習日にボイコットが行われて、目につく場所が空白となっていたそうです。

その後学校には、警察も報道関係も押し寄せて、校長はじめ教員は大変なことになったそうです。私の通っていた高校は当時でも、自由な雰囲気のある県立高校でしたので、問題が大きく新聞にもとりあげられました。

その時の校長といい、社会科の先生がたの素晴らしい対処については、後から聞かされたものでした。子供たちを守る。その一つで教育者魂のこもった対応でした。

その後社会では痛いしっぺ返しとも取れるようなことにも、会った人もいたそうですが、同窓会では、概ねあの時のことは、良かったと、高評価でした。

高校生の自分たちで考えること、他人の意見を聞く姿勢、または説得をする知恵など、この年齢には、大きな収穫となると思います。

文部省からの通達もあり、私立であることから、やりやすかったのかもしれませんね。公立では、即辞めさせるはずではないでしょうか?日本は腐っています。あれから、40年以上も経つのに、あの時の方が、ましな状況です。日本のゾンビ自民党を、壊すしか道はないと思います。石はの「自民党感じ悪いねと思われる」なら、改革すべきです。時すでに遅しですが。

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