洋裁をするときに、全身の写る鏡はあった方がいいでしょう。
そして鏡を置く位置ですが、3メートル離れて立って見る事が出来る位置に置くといいですよ。
全身が写っても、鏡のすぐ前でチェックすることは、顔写りの時です。全身のシルエットをみるのには、3メートル離れて、自分の顔は見えなくてもいいぐらいがちょうどいいです。
仮縫いをするときには、こうして全身のシルエットをチェックします。型紙は、あくまでも標準の体形ですので、自分の身体がよりキレイなシルエットとなるように、裾幅やカーブなど、全体を見て行きます。
待ち針が気になる方は、小さな安全ピンを使うといいですよ。針の細いもので。
そうして、仮縫いが終わって、もう一度私は補正後仮縫いをして、全身を見ます。一人で仮縫いをするのですから、漏れていることのないようにします。
そして、全身をまた見て、ニンマリ出来たら、本縫いに入ります。
1センチの裾あげ、袖のカーブなど、自分の理想のシルエットになるように、鏡はとても有難いものです。
パターンを使って作りあげても、自分の思ったようにできていないと、思うのでしたら、このように自分中心で考えた方がいいと思います。